『鉄鬼が哭く夜』


メインログ | 雑談

キャラクターシート

PC1:紀ノ川兵衛キャラシート
PC2:阿久津数馬キャラシート
PC3:代永瑠璃子キャラシート
PC4:ミチカキャラシート

PC紹介

GM:というわけでコマも揃ったようですね
GM:いくぞてめぇら~~~~~!!!
GM:ジャパラーンジャパッパゲッダーン
紀ノ川兵衛:うぃ~~~~~
阿久津数馬:うおーーー
ミチカ:ふぉっふぉ
代永瑠璃子:イエ~~~~~!
GM:あ、かわいい!
代永瑠璃子:えへえへ
GM:それでは野郎ども
GM:まずは自己紹介からはじめてもらおうかねぇ~~~!!
GM:PC1!
GM:南の国からの刺客パート2!紀ノ川くんから!
GM:どうぞ!
紀ノ川兵衛:ハイサイ!
紀ノ川兵衛:紀ノ川兵衛です。
紀ノ川兵衛:これは「わたしは人の話を聞きません」というイラスト
紀ノ川兵衛:たいへんありがたいイラストを作らせていただきました。
紀ノ川兵衛:旧日本軍の残党で、太平洋戦争のころからバトルオーヴァード兵士として酷使されていました。
紀ノ川兵衛:冷凍睡眠されながら使われていたので、メンタルもボディもだいたい二十代未満(推定)
GM:熱情…貨物列車…13…
紀ノ川兵衛:や、やめて!!! 最近UGNによって解放されました。
紀ノ川兵衛:エグザイル/ブラックドッグらしく左腕が義腕で、メカ腕で人を殴ったりします。
紀ノ川兵衛:南の島での冒険を経て、剣宮さんという雇い主と仲良くなり…そのあとの行方は謎でしたが…
紀ノ川兵衛:このように130点のキャラとして戻ってきました。130点なのでいろいろなジャイアントグロウスなどをあきらめ、
紀ノ川兵衛:異世界の因子を取得しています。汎用性!いぇー!実用性度外視!
GM:コピー能力…!
GM:星のカービィと一緒だ
紀ノ川兵衛:以上です!世界平和のためにUGNのみなさんとがんばります!宜しくお願いします!
GM:ラブ&ピース!
GM:ではハンドアウトを公開しましょう
紀ノ川兵衛:はっハンドアウト!
GM:テキストがないので私の脳内から公開します
GM:自己紹介中にプランニングせよ!
GM:ハンドアウト:紀ノ川兵衛
GM:きみは現在UGN九州S支部に所属、活動するオーヴァードだ。
GM:そしてきみは、夜な夜なフラッシュバックする悪夢に悩まされている。
GM:それはどうやら、大戦時代に抜け落ちた君の記憶の一部が
GM:関わっているようだ。
GM:悪夢に魘されるきみを見かねた雇用主・エージェントの剣宮詩御に連れられ
GM:きみがかつてUGNによって回収されたという場所……
GM:国内有数のオーヴァード激戦地区・N市へと舞い戻るのだった。
GM:以上だ!
紀ノ川兵衛:ファクトリー……!
紀ノ川兵衛:記憶の欠落とフラッシュバック…ポンコツ兵士の本領発揮ッスね!
紀ノ川兵衛:万事承知!
GM:では次!
GM:PC2は我らが支部長!
GM:阿久津くんの出番!
阿久津数馬:うおー
阿久津数馬:阿久津数馬(あくつ・かずま)。13歳にしてN市第十支部の支部長をしています。えらいんだぞ。
阿久津数馬:バックには親の経営している企業グループがあったりしており、いつも大変えらぶっています。
阿久津数馬:支部長としてはまだ経験が浅く頼りないところもありますが、周りに支えられ、いろいろと学んでいく構えで日々頑張っているところ。
阿久津数馬:ツンツンしたり子供したりしながら仲良くしていきたい!
GM:御曹司と支部長…二足のわらじ!
阿久津数馬:ピュアノイマンで戦闘ヘリを所持しており、乗る!飛ぶ!撃つ!というシンプルな構成です。
阿久津数馬:行動値が5になる代わりに、装甲が18もらえるので欲しい人は同乗もできるよ!
阿久津数馬:何人乗れるかはGM次第らしいけど!
阿久津数馬:あ、あと代永さんとはPC同士では会ったことがないのですが、
阿久津数馬:PL同士でご一緒した『常磐呪、サラガドゥラ』ではうちのグループに潜り込んでいたFHの人がご迷惑をおかけしました。
GM:ダブルクロス…!
阿久津数馬:そうなのだ……。
阿久津数馬:何かと裏切り者が入り込んでいる阿久津グループと、市街がぶっ壊されがちな第十地区をよろしくお願いします。
阿久津数馬:以上!
GM:オッケー!
GM:では阿久津くんのハンドアウトも公開!
GM:ハンドアウト:阿久津数馬
GM:君は大都市N市の一部を管轄するエリート支部長だ。
GM:ある日、九州S支部から伝令が入り
GM:旧日本軍の技術と関わるオーヴァード、紀ノ川兵衛の受け入れ先として
GM:第十支部に白羽の矢が立った。
GM:彼を出迎えるべく君は護衛とともに空港へと向かうが、
GM:待機中、護衛たちが1人ずつ謎の失踪を遂げていく。
GM:重要人物の回収か、部下の安否の確認か。
GM:君は選択を迫られる事になる。
GM:以上!
阿久津数馬:こわーー
阿久津数馬:がんばります……!
GM:オーライ!では続いて…
GM:PC3の代永さん!はりきってどうぞ!
代永瑠璃子:へい!代永瑠璃子(よながるりこ)です!
代永瑠璃子:24歳、女!UGNイリーガル!
代永瑠璃子:普段はアルバイトしながら各地をうろうろしている、バックパッカー気取りな感じです。
代永瑠璃子:コミュ力が長所!
GM:もう既に立ち絵のいい女さがすごい
GM:まぶしい
代永瑠璃子:オーヴァードとして覚醒したのは大人になってからなのですが、
代永瑠璃子:本人いわく「小さい頃は魔法使いとして活躍していた」「世界を救って力の大半を失った」とのこと。
代永瑠璃子:その真相はDロイスで獲得している「生きる伝説」から察していただきたいのですが…
代永瑠璃子:本当かもしれないし、嘘かもしれない!みたいなバランスでやっていく所存です。
GM:元魔法少女…!
GM:すこしふしぎなお姉さんだ
代永瑠璃子:嘘言ってんなよテメ~みたいな扱いしてくれよな!
代永瑠璃子:能力はブラックドッグ/モルフェウスで、白兵型。クリスタルシールドを変形させて戦います。
GM:シールドバッシュ型!
GM:面白いなあ
代永瑠璃子:生きる伝説で火力代わりの武器買ってポルターガイストするまで攻撃力皆無という…超ロマン構成です!
代永瑠璃子:ダイスがふるえばちょっとは貢献できると思うので、がんばってほしいな!ダイス!
代永瑠璃子:そんな感じです!以上!
GM:がんばれがんばれダイス!お前は長男だ!
GM:ではそのままPC4のミチカさんに参りましょう
GM:ハンドアウトは後でまとめて出るぞ!
GM:自己紹介どぞっ
ミチカ:あいさー
ミチカ:《昏い島》のミチカ!自称老後の19歳、傭兵!
GM:縦セタおねえさんだ…
GM:いい…
ミチカ:刹那的・享楽的・厭世的の三拍子そろった、ゆるくら傭兵おねえさんです。
ミチカ:かつてとある災害に巻き込まれて行方不明になり、一年後にまた現れたのですが、
ミチカ:本人いわく『数十年、異空間で怪物と戦っていた』とのことであり、それ以来、今の性格です。
ミチカ:精神性というか魂の寿命はすっかりすり減っており、身体は若くても心持はおばあちゃん。
GM:SCP報告書みたいな経歴してやがる
ミチカ:そして能力は、ダブルクロス界最強のアイテムの一つ、高速振動ブレード使いであり、
ミチカ:高速振動ブレードをぐっと展開するだけで、自分と周りとすごく強化して殴りかかる、
ミチカ:支援・高速範囲白兵です。
GM:ついに完成したか
GM:真・高速振動…!
GM:世界よ震え上がれ
ミチカ:ケッハハハア~~~ッ!これはあのDT局長が使ってたっていう兵器を俺が拾ったモンだ!
ミチカ:これで勝てない相手なんていねえ~~!
ミチカ:というわけで頑張ります。バ
GM:ばっ
GM:オーライ!ではハンドアウト公開!
GM:ハンドアウト:代永瑠璃子&ミチカ
GM:君たちはN市で生計を立てるフリーランスのオーヴァードだ。
GM:いつものようにワケアリ者の集まるパブで情報交換をしていたところ
GM:君たちは耳慣れない不穏な噂を聞きつける。
GM:話によれば、『傭兵狩り』と呼ばれる通り魔が
GM:フリーランスのオーヴァードを狙う事件が多発しているらしい。
GM:パブからの帰り道、果たして君たちは
GM:不可解な追跡者に出くわすのだった。
GM:以上!
ミチカ:追跡者だ~~~?
ミチカ:まさか、この高速振動ブレードを狙って…・
GM:ソレハドーデショウ
GM:では早速全員の自己紹介も済んだとこで
GM:はじめていくぞっ!
代永瑠璃子:オーイェー!

OP:紀ノ川兵衛

GM:紀ノ川くんのOPだ!
GM:侵蝕どうぞ!
紀ノ川兵衛:おす!
紀ノ川兵衛:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 10[10]+36 → 46

紀ノ川兵衛:power
GM:パワ。
GM:---
GM:???
GM:---
GM:君は暗い闇の中を漂う。
GM:上下左右の無い浮遊感。
GM:壁もなく、床もない暗闇。
GM:――君は、それが夢である事を自覚している。
紀ノ川兵衛:(……!)
GM:やがて暗闇は白み
GM:断片的な記憶がフラッシュバックしていく。
GM:KABOOOOOOM!!
GM:炸裂音、地鳴り。吹きすさぶ土煙と熱風。
GM:戦場の光景を、君は見る。
紀ノ川兵衛:(どこだ!?)
紀ノ川兵衛:(……海? ソロモン沖……、いや違う……)
GM:次に君が感じるのは
GM:冷たい金属のベッドに寝かされる感覚。
GM:白い灯りが、君の瞼に差し込んでくる。
GM:……いつもこの夢で、記憶は逆順に流れる。
GM:ベッドを取り巻く白衣の男たちが、君に電流を流し、機械を埋め込んでいく。
GM:――そして。いつも最後に残るのは
GM:同じ背格好の白衣の男。
紀ノ川兵衛:(過去の記憶だ。このとき俺は何をした?)
紀ノ川兵衛:(叫んだか? 泣いたか? あるいは――)
???:「荒神郭」
???:「再び始まろうとしている」
???:「お前が止めるのだ」
???:男の顔は、影になって見えないが
???:君へと静かに語りかけている。
紀ノ川兵衛:(誰だ……)
???:「止めろ……」
???:「お前が止めるのだ……」
???:「……兵衛……」
紀ノ川兵衛:(俺を知っている)
紀ノ川兵衛:(俺も……知っているはずだ……そうでなければおかしい)
紀ノ川兵衛:(……なぜ覚えていない……?)
GM:……夢はいつも、そこで途切れる。
GM:そして見慣れた天井へと、君の視界は戻ってくる。
GM:---
GM:UGN・九州S支部
GM:仮眠室
GM:---
GM:君の所属する、支部の仮眠室だ。
紀ノ川兵衛:「……なぜだ?」 呟いて体を起こしていく。どこか機械的な動き。
剣宮詩御:がっちゃん がっちゃん がっちゃん
剣宮詩御:起き上がった君に
剣宮詩御:全身甲冑の怪人物が近づいてくる。
剣宮詩御:君の上司であり、エージェントの剣宮詩御だ。
紀ノ川兵衛:「剣宮氏」 敬礼する。 
紀ノ川兵衛:「失礼した。起床時間だったか」
剣宮詩御:『紀ノ川くん、魘されていたぞ』
剣宮詩御:『……また、例の夢なのか?』
剣宮詩御:兜の奥から、不安げな声が響く。
紀ノ川兵衛:「問題ない。このところ、少し増えただけだ。季節的な問題だと推測する」
剣宮詩御:『そうか、い、いや』
剣宮詩御:『その推測ではダメだぞ紀ノ川くん!』
紀ノ川兵衛:「だ、ダメか……!?」
剣宮詩御:『うむ……何故ならば』
剣宮詩御:『その説明だけでは納得しかねるくらいに』
剣宮詩御:『私は心配になっているからだ!!』
紀ノ川兵衛:「ううむ……! 一理ある。貴君に心配をかけたくはない……!」
剣宮詩御:『分かってくれてとても嬉しい』
剣宮詩御:『さすがは紀ノ川くんだ』
紀ノ川兵衛:「……賛辞、ありがたく。では、やはり……!」
剣宮詩御:『うむ……なので、つまり』
剣宮詩御:『何か対策を講じるべきだと考えている』
紀ノ川兵衛:「原因の究明、および撤去……! 英断だな。賛成する」
剣宮詩御:『迅速な判断!いいぞ紀ノ川くん!』
紀ノ川兵衛:「貴君の安らかな宸襟を乱すこと、忍びない。任務に差支えが出る」
剣宮詩御:『私は紀ノ川くんさえ元気でいてくれればいつでも安らかだぞ紀ノ川くん!!』
紀ノ川兵衛:「剣宮氏……!」
剣宮詩御:『こほん、それはそれとして』
紀ノ川兵衛:「う、うむ。それはそれだ」
剣宮詩御:『その夢が紀ノ川くんの記憶に関わることなら』
剣宮詩御:『私の思い当たる原因究明の手段は、ひとつしかない』
剣宮詩御:『……N市に向かうことだ』
紀ノ川兵衛:「……その名前」
紀ノ川兵衛:「……俺を貴君らが見出した場所か。あまり……記憶にある場所ではないのだが……」
剣宮詩御:『うむ』
剣宮詩御:『紀ノ川くんがUGNによって回収されたと記録されている場所だ』
紀ノ川兵衛:「……」
紀ノ川兵衛:「確かに。俺の夢に出てくる場所も、そこかもしれない」
剣宮詩御:『これは、話しておくべきか私も迷ったのだが』
剣宮詩御:『現在、N市では旧軍の施設がUGNによって発見され』
剣宮詩御:『そこで活動していた残党たちが、今も尚市内で何らかの計画を企てているという』
剣宮詩御:『……紀ノ川くんの夢と無関係とは思えないのだ』
紀ノ川兵衛:「その推論にもうなずける部分がある。何より……」
紀ノ川兵衛:「残党どもの跳梁跋扈、見過ごせんと思う俺がいる」
剣宮詩御:がしゃり、と頷く
剣宮詩御:『それでこそ紀ノ川くんだ!もちろん私も付いている』
剣宮詩御:『蘇った悪漢たちを成敗し、紀ノ川くんの記憶を取り戻す!それが今の私達のやるべきことだ!』
紀ノ川兵衛:「剣宮氏! これはまっとうな任務ではないかもしれない」
紀ノ川兵衛:「それでも、俺に助力してくれるというのか……!」
剣宮詩御:『無論だぞ紀ノ川くん!!』
紀ノ川兵衛:「……俺は幸運に恵まれている。幸い、N市にはツテもある」
剣宮詩御:『私には、上官として、君という部下を支える義務がある!』
剣宮詩御:『そして君の傍に在るのが私、剣宮詩御の幸せなのだ!』
剣宮詩御:がしゃーん!
剣宮詩御:クレイモアを掲げる
紀ノ川兵衛:「剣宮氏……!」
剣宮詩御:『す、少し恥ずかしいことも言ってしまったが』
剣宮詩御:『とにかく、そういうことだ……うん』
紀ノ川兵衛:「……うおおおッ」 左腕で自分の膝を殴りつける。
剣宮詩御:『きっ、紀ノ川くん!どうした!』
剣宮詩御:『脚気診断か!?』
紀ノ川兵衛:「少し違う! 決意表明だ! ”荒神郭”、紀ノ川兵衛!」
紀ノ川兵衛:「恩義に報い、忠誠を尽くし、己が想いを示さんがため!」
紀ノ川兵衛:「全力を尽くしてこの戦いに臨むと宣言する!!!」
剣宮詩御:『そうだーっ!いいぞ紀ノ川くん!!』
剣宮詩御:『かっこいいーーー』
紀ノ川兵衛:その手には一枚の地図。コーポ「なみかぜ」の地図。
紀ノ川兵衛:面白ェ道、面白ェ店
紀ノ川兵衛:面白ェ肉屋
紀ノ川兵衛:などのランドマークが並んでいるのだった……これでは迷子必至であろう……
GM:そうして君たちは
GM:空路によって激戦の地、N市へと向かう!
GM:---
GM:シーン終了!ロイスのみ可能です!
紀ノ川兵衛:いまのところは保留にします!
紀ノ川兵衛:剣宮さん、固定ロイスですしね!
GM:オーケー!
GM:では次!

OP:阿久津数馬

GM:PC2の阿久津くん参りましょう
GM:侵蝕どうぞ!
阿久津数馬:すいませんまちがい
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+1(1d10->1)した(浸食:34->35)
阿久津数馬:ちまっ
GM:うす!
GM:---
GM:第十地区・N空港
GM:---
GM:深夜の空港。昼の間は人ごみでごった返すロビーには
GM:君たちの他に人はいない。
GM:UGNによって人払いが為され、現在この空港は
GM:九州S支部からやってくる、ある重要な人物を受け入れるべく
GM:厳重な警戒態勢にある。
護衛1:「しっかしぼっちゃん」
護衛1:「いくらなんでも小隊編成なんて、大袈裟すぎやしませんか」
護衛1:武装した護衛の1人が、君に話しかける。
阿久津数馬:かつん、と足音を響かせ、場違いな様子のスーツ姿の少年がそこにいる。
阿久津数馬:「それだけの重要事ということだ。警戒に越したことはない」
護衛2:「お前……それが支部長への口の聞き方か」
護衛2:「なっとらんぞ!バカ!」
護衛2:厳しい顔の護衛が、若い護衛を睨む。
阿久津数馬:「あ、そうだ。そうだぞ! ……いや、今は不問にしてやるが。僕は寛大だ」
護衛1:「ひー!こわ!いいんですよ!俺と支部長は仲良しなんですから!」
護衛1:「ね!こないだだってモンハン一緒にやったし!」
阿久津数馬:「仲良しだからじゃない! 寛大だからだ!」モンハンはやった。
護衛2:「支部長。もっときつく言ってくれませんと」
護衛2:「こいつときたらいちいち緊張感がなくて……」
護衛1:「ムードメーカーって言ってくださいよぉ!」
阿久津数馬:「じゃあ言うが……お前ら、まずは任務に集中しろよ」
護衛2:「は、はっ!失礼致しました!」
護衛1:「逆に怒られてやんの。ぷぷ~」
護衛2:「貴様~~ッ。後で覚えていろよ!」
GM:時刻は0時をまわりつつある。
GM:指定の便の到着までもうすぐだ。
護衛2:「そろそろ我々も移動しましょう」
阿久津数馬:「そうだな」ちらりと腕時計を見、頷く。
護衛1:「あ、いや、待ってくださいよ」
護衛1:「志田のやつ、まだ戻ってきてないっすよ」
GM:……周辺警戒に当たっていた護衛の1人が
GM:戻ってきていない。
阿久津数馬:「何?」
阿久津数馬:「しょうがないやつだな。減俸するぞ減俸」腰に手を当てる。
護衛1:「あーあ、カワイソ。何やってんだか」
護衛2:「……通信も切っているな」
阿久津数馬:「……もし、何もなければ、だが」付け加える。少しだけ不安になった。
護衛1:「俺、探してきます?」
護衛1:「ひとブロック先なんだから、さっと行って戻ってきますよ」
阿久津数馬:「ふむ……」静まり返った空港内を見。「頼む」
護衛1:「うす!了解!」
護衛1:「志田の給料減らした分、俺に付けといてくださいよ!」
阿久津数馬:「お前よくそんな虫の良いこと言えるな!?」
護衛1:「冗談っすよぉ~てへ!」
護衛1:ヘラヘラと笑いながら、君たちから離れる。
阿久津数馬:(……そう。きっと、何かに気を取られてでもいるだけだろう……きっと)
GM:……数分後。
GM:連れ戻しにいった護衛も
GM:巡回に出た護衛も、戻っては来ていない。
GM:指定便の到着は、間もなくだ。
阿久津数馬:(おかしいぞ)組んだ腕の上で、指をとん、とん、と叩く。
護衛2:「……支部長」
護衛2:「何か、妙な……」
阿久津数馬:「わかっている」むすっとした顔で答え。
GM: ガ コン !!
GM:大きな落下音とともに
GM:一斉に建物内の灯りが消える!
阿久津数馬:「!」音と暗闇に驚き、周囲を見渡す。
護衛2:「っ!」
護衛2:ジャキッ!
護衛2:ライフルを構え、阿久津くんを守る位置に。
GM:暗闇の中
GM:君は気付く。
GM:この状況、明らかに偶然ではない。
GM:何者かが、空港に降り立つ者
GM:紀ノ川兵衛を狙って、仕掛けてきている……!
護衛2:「支部長!指示をください!」
阿久津数馬:(重要人物、とは聞いていた……相応しい態勢は整えた。だが、これほどまでにか!)
阿久津数馬:「僕を守れ。だが……優先は紀ノ川兵衛だ」
阿久津数馬:「恐らく、狙いは彼だ」小さく恐怖を覚えながらも、指示を飛ばす。
護衛2:「了解!!」
GM:君たちは闇の中走り出す。
GM:しかし……。
GM:先行するはずの護衛が、付いてこない。
阿久津数馬:「……?」異常に気づく。
GM:振り返った君の目に飛び込んできたのは
阿久津数馬:「……おい、お前……」暗闇に向け、声を掛け……。
護衛2:「かっ……こっ」
護衛2:ぴき ぴし ぱき
護衛2:恐怖に目を見開いたまま
護衛2:足元から灰色に変色していく。
護衛2:色だけではなく、その質感も
護衛2:石へと、変わっていく。
護衛2:――そして。
???:たっ
???:その頭の上に、しゃがみこんでいる者がいる。
???:「……賢明な判断だ」
???:「阿久津数馬、第十支部長」
阿久津数馬:「……何者だ」
阿久津数馬:湧き上がる感情をどうにか押し殺して、低く尋ねる。
???:長く微かに湿った黒髪の、昏い雰囲気の男。
???:髪の間から覗く目だけが、ギラギラと輝いている。
阿久津数馬:「何者だ。僕の部下をどうしてくれた」ほんの少し、怒りが漏れた。
???:「俺は”アヌプ”」
”アヌプ”:「この場所にやってくるものに、用がある」
”アヌプ”:「アンタにじゃあない」
阿久津数馬:「僕も用がある。貴様より先にだ」
”アヌプ”:「諦めろ」
”アヌプ”:「受け渡しは『失敗』だ。アンタの戦力は既に瓦解している」
阿久津数馬:「……っ」石と化した護衛を見、首を振る。
”アヌプ”:「余計な手間はかけたくない」
”アヌプ”:「暗闇で縮み上がっていれば、見逃してやる」
阿久津数馬:「瓦解だと? ふざけるなよ、”アヌプ”とかいう奴」
阿久津数馬:「まだ僕がいるぞ!」
”アヌプ”:「……は」
”アヌプ”:「はーっはははははは!!」
”アヌプ”:「阿久津数馬ァ」
”アヌプ”:とっ、と
”アヌプ”:床に降りる
阿久津数馬:ぎらりと相手を睨みつける。
”アヌプ”:「お前の事は知っている。阿久津慎吾の息子」
”アヌプ”:「血筋で立場を与えられただけの、張り子の王様だ」
”アヌプ”:「お前1人に、何が出来るというんだ?」
”アヌプ”:手をかざす。
”アヌプ”:きゅいいいいん
”アヌプ”:その腕は義手だ。掌に奇怪な光が収束していく。
”アヌプ”:「答えがないのなら、お前も石だ」
阿久津数馬:「なんとでも言えよ」小さく片手を動かす。隠し持ったそれは――。
阿久津数馬:瞬間。空港の窓の外に影が落ちる。ローター音が鳴り響く。
”アヌプ”:「……!」
”アヌプ”:窓の外を見上げる。目で追う。
阿久津数馬:自動操縦で機銃を構えた戦闘ヘリが、銃口を向けている!
阿久津数馬:「その阿久津慎吾の遺産がこいつだ。不埒者」
”アヌプ”:「ッ!」
阿久津数馬:「僕は1人では」手を差し上げる。
阿久津数馬:「ない!」激しい銃撃音!
”アヌプ”:咄嗟に身を守ろうとするが……
”アヌプ”:「ぐっ!ああああっ!!」
阿久津数馬:自動操縦では、搭乗時よりは精度も落ちる……だが。
阿久津数馬:……”アヌプ”は護衛にも気を向けていた。当てることは可能だ。
”アヌプ”:どががががががっ!!
”アヌプ”:掃射を食らい、吹き飛ばされる!
”アヌプ”:が、しかし、すぐさま受け身を取り
”アヌプ”:君を追ってくる!
GM:そして君はただ1人
GM:ヘリの発着場へと向かう。
阿久津数馬:(……本当に、僕は1人ではなかったな)石化した護衛を思い、走り出す。
阿久津数馬:(くそっ、誰の許可もなく勝手に……勝手に……!)駆け出しながら思う。
阿久津数馬:(減俸だ、減俸だぞ、お前ら……!)一人、任務を遂行するために。
GM:---
GM:シーン終了、ロイス取得可能です。
阿久津数馬:”アヌプ”に執着/○憤懣で取得します。
GM:OK!

OP:代永瑠璃子&ミチカ

GM:2人のOP!代永さんミチカさん侵蝕ご―!
ミチカ:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 7[7]+35 → 42

代永瑠璃子:1d10+36 イエス!
DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38

GM:---
GM:第十地区・パブ『バーズ・オブ・プレイ』
GM:---
GM:時刻は深夜。ここはオーヴァード裏稼業の者たちが集まる第十地区の飲み屋だ。
GM:フリーランスの君たちにとっては、お互いの生存確認の情報交換のための貴重な場でもある。
GM:ゲームテーブルには、四人の女がついている。
吉沢龍剣:「――それで結局、格闘大会ってのはご破産ってわけよ」
吉沢龍剣:「アタシの優勝計画も綺麗さっぱりパァ」
吉沢龍剣:「んなことだったら、浜辺で美少年ひっかけてシケこんどきゃァよかったぜ」
吉沢龍剣:獰猛な大型猫科動物のような雰囲気の大女。
吉沢龍剣:市内で活動する賞金稼ぎの1人、吉沢という。
吉沢龍剣:「チェンジな」
吉沢龍剣:2枚カードを切って、戻す。遊んでいるのはポーカーだ。
吉沢龍剣:「んで」
吉沢龍剣:「そっちは?目新しいことでもあったか?」
吉沢龍剣:テーブルを囲む残り3人に。
ミチカ:「…………」半ば閉じるように細めていた目を、片方開ける。興味無さげな様子。
ミチカ:「……変わり映えは、ないよ。殺したり、奪ったり、守ったり」
ミチカ:「ああ。第九支部の食堂の、天丼が美味しかったな」
ミチカ:影のような、茫洋とした雰囲気。外見だけなら、まだ少女にも見えるだろう。
吉沢龍剣:「UGN支部ねえ、第九ってことは」
吉沢龍剣:「例のガキが支部長やってるとこか。いや、副支部長だっけ?」
ミチカ:「小さな子は、いたよ。どっちだったかな……」
ミチカ:そう目線を上げながら、片手間に、
ミチカ:四枚、手札を変える
吉沢龍剣:「あァん?何だよ結構大胆なことしてくんなァ」
ミチカ:「まあね。ところでこれは、イカサマはありなのかな?」 
ミチカ:ふっ、と微かに、かつどこか挑戦的に笑って見せる
吉沢龍剣:「おォ、いいぜ。やってみろやってみろ」
吉沢龍剣:「てゆうかアタシも、もうやってるかも?」
吉沢龍剣:ニヤニヤ笑い返す
ミチカ:笑みのまま、開いた左手で、傍らのクラッカーをつまむ。
吉沢龍剣:「オラ、そっちの手番だぞ瑠璃子」
吉沢龍剣:「ぼさっとしてっとアタシかこの女に積み込まれちまうぞ。おらおら」
代永瑠璃子:「雑に扱うなよなー!」唇を尖らせ、手札とにらめっこしている。ジーンズのラフな格好。
吉沢龍剣:「そっちゃァ世間話のひとつでもねーの?」
吉沢龍剣:「最近忙しそうな癖によォ」
代永瑠璃子:「へへー、最近事件で助けた子がいてさあ。知り合いのお店でバイトしてんだけど。かわいいの」
吉沢龍剣:「まじかよ!」
代永瑠璃子:「もー会うたびに頭撫でちゃう」
吉沢龍剣:「写真とかねェの?見せてみろって!」
ミチカ:「吉沢には、見せない方がいいんじゃないか」
ミチカ:「食われかねない」
吉沢龍剣:「オイ偏見だろォが。アタシの採点は厳しいぜ?」
吉沢龍剣:「御眼鏡に敵った相手は逃がさねえって、だ・け。ぎゃははっ」
代永瑠璃子:「こいつ性別関係ない系だっけ?」
吉沢龍剣:「え、何だよ」
吉沢龍剣:「女?もしかして」
代永瑠璃子:「うわあからさまにガッカリしたな」
吉沢龍剣:「……」
吉沢龍剣:すっと真顔になり
吉沢龍剣:「瑠璃子ちゃん、カードを切りな」
吉沢龍剣:グビグビジョッキでウォッカを飲んでいる。
代永瑠璃子:「何だよ!聞けよ!あたしとあの子の微笑ましい日常をだな!」
吉沢龍剣:「興味がね~~わ!」
吉沢龍剣:「何が悲しくて女と女が乳繰り合ってる様を聞きゃァいいんだよ~~」
代永瑠璃子:「店員さーん、お酒くださーい」言いながらカードを切る。
吉沢龍剣:「ああ、でもアイツは喜ぶかも」
代永瑠璃子:「アイツ?」2枚、カードを戻す。
吉沢龍剣:「アタシの古い連れでさ、今はUGNで支部長やってんだけどさ」
吉沢龍剣:「そいつがもー、バリバリのそっち系なわけよ」
吉沢龍剣:「お前らも仕事引き受けた時は気ィつけとけよ?第八地区のハナシな」
吉沢龍剣:「あいつはアタシと違って、顔さえよけりゃァ手あたり次第だぜ?」
代永瑠璃子:「あはは!目覚めちゃったらどーしよー」ケラケラ笑う。
吉沢龍剣:「笑い事じゃね―って!マジマジ!つーかおめー酔ってんな?」
ミチカ:「一夜限りってならともかく」
ミチカ:「支部長は嫌だな。どこで任務を受けるか分からない」
吉沢龍剣:「任務の事より、ひっきりなしで体が持たねェの心配しとくべき。そういうヤツなの」
吉沢龍剣:「おーい!こっちももー一杯な!」
代永瑠璃子:「え、なに、ミチカちゃんてば。彼氏ほしいの?」目を輝かせる。
代永瑠璃子:頬は赤い。片手にはウイスキーのグラス。
ミチカ:「これ。チーズとトマトの」
ミチカ:店員さんにつまみを注文しながら。「嫌だよ。面倒だな」
吉沢龍剣:「お」
吉沢龍剣:「今ちょっとムッとしてねェ?」
吉沢龍剣:「ホントは興味あったりすんじゃねェの?ミチカちゃーんよォ~~」
吉沢龍剣:横からミチカさんのほっぺをツンツンしてくる。
ミチカ:「アルコール、回ってるね。吉沢」
吉沢龍剣:「アタシはシラフだってェの!ぎゃはは!」
吉沢龍剣:空になったジョッキで傍らの小テーブルが埋め尽くされている。
吉沢龍剣:それでようやく顔がほんのり赤らむ程度だ。
ミチカ:「人間関係は、一瞬のものが一番さ」
ミチカ:「代永だって、そうじゃないか」
代永瑠璃子:「んん?どゆこと?」瞬き。
ミチカ:「魔法使いの仲間を探す旅には行かないのか、って話さ」
ミチカ:グラスワインをぐい、と流しこむ。
ミチカ:「追加。そっちの白」 
ミチカ:顔色は変わらないが、耳がやや赤くなっている。
代永瑠璃子:「あー、そうねー」へらへら笑う。「もう、あたしは魔法をほとんど使えないからなー」
代永瑠璃子:「いまさら仲間を見つけても恥ずかしいっつーか…、そういうのはあるね」
代永瑠璃子:「…っていうか」パッと輝く。
代永瑠璃子:「信じた?ようやくあたしの話信じた?」
代永瑠璃子:「聞く?武勇伝聞いちゃう?」
ミチカ:「あーあー。吉沢が聞きたいってさ」
吉沢龍剣:「はいはい例の話な」
吉沢龍剣:「そっちは聞き飽きたってェの」
二鳥富士見:「はいよ、追加ね」
二鳥富士見:眼鏡をかけた、黒髪の女が
二鳥富士見:テーブルの傍までやってくる。
二鳥富士見:この店を切り盛りする女店主、富士見だ。
二鳥富士見:「ミチカが白で、龍剣が……」
吉沢龍剣:「一番強いやつ」
二鳥富士見:「だよね。瑠璃ちゃんは?」
代永瑠璃子:「えーと」酔っている。「魔法使いにピッタリなやつ!」
二鳥富士見:「オッケー、見繕ったげる」
代永瑠璃子:「やったー、話がわかる」
二鳥富士見:「んで……そっちのは」
二鳥富士見:テーブルのもう一方に目を向ける
羊木桃花:「んごー……」
羊木桃花:「ぐがーー……」
羊木桃花:メキシカンなポンチョを着込んだ女の子?だ。
羊木桃花:ハロウィンで仮装した小学生にしか見えない
羊木桃花:「……はっ!?」
羊木桃花:「何?なになになに?」
羊木桃花:よだれを拭いつつ顔を上げる。
羊木桃花:賞金稼ぎの羊木という女だ。年はこれで28。
二鳥富士見:「注文」
羊木桃花:「んい……?およ……」
羊木桃花:空になった手元のジョッキを見て
羊木桃花:「ジンジャーエール!!」
羊木桃花:※お酒が飲めない
二鳥富士見:「……よね」
代永瑠璃子:「おはよー桃花ちゃん」
羊木桃花:「うっす!おはよーるりこ!」
羊木桃花:「あれ?何故るりこがここにいる…?」
羊木桃花:「もしや!われわれの極秘会議をとうちょうしにきたのだなーっ!」
羊木桃花:顔は真っ赤。
代永瑠璃子:「最初からいたっつーの」
羊木桃花:「うそ!?マジで!?」
羊木桃花:「じゃあいいよ!極秘会議への参加をゆるす!うひゃひゃひゃひゃ!」
吉沢龍剣:「こいつが一番酔ってんな……」
吉沢龍剣:「ソフトドリンクしか飲んでね―だろお前」
代永瑠璃子:桃花ちゃんとハイタッチをしている。
羊木桃花:「いえーい!アミーゴ!」
羊木桃花:(場酔い)
吉沢龍剣:「つーかお前の番だコラ、さっさとしろって」
羊木桃花:「あ、何?ポーカー?いいよ!桃花おねーさんちょー強いから!」
羊木桃花:「全部!全部ね!」
羊木桃花:カードも見ずに全とっかえ。
GM:ということで
GM:カードは出揃った!
GM:2d10どうぞ
代永瑠璃子:2d10 ほい!
DoubleCross : (2D10) → 14[9,5] → 14

GM:一番高いものが勝者です。
ミチカ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[7,1] → 8

ミチカ:だめ!
吉沢龍剣:2d10
DoubleCross : (2D10) → 14[5,9] → 14

羊木桃花:2d10-5
DoubleCross : (2D10-5) → 14[8,6]-5 → 9

GM:ということで
GM:同値はPC優先!代永さんの勝利だ!
代永瑠璃子:えっいいんすか!やったー!
GM:ミチカさんの財産点が1低下
GM:代永さんの財産点が3上昇します
代永瑠璃子:やったー!財産点が6から9になりました
ミチカ:私は財産点マイナス1?
GM:ああっ
GM:この傭兵、金がない…!
ミチカ:こいつは高速振動ブレードを買って金がない
GM:データ上特に意味は無いですが
GM:代永さんへのツケになります
GM:色々されてしまうかもしれない!!
ミチカ:グワーッ!
代永瑠璃子:わっはっは!
代永瑠璃子:わっはっはっは!
吉沢龍剣:「マジかよ!この手札ならいけっと思ったんだけどなァ」
吉沢龍剣:「てめー魔法使いだのなんだのお花畑なこと言ってるくせにちゃっかり勝ってんじゃねェ~!」
代永瑠璃子:「あはっは、やっぱ妖精のご加護があるのよ~、あたしには!」
GM:チップは代永さんの総取りだ!
GM:お見事!
ミチカ:「……」ぱらぱらと落とす。ジョーカーとスペードの3。あとはゴミ札。
ミチカ:「大貧民なら勝ってた」
代永瑠璃子:「いかさましてなくて可愛いぞ~」
羊木桃花:「ね、ね、アタシの強い?強い?」
羊木桃花:「ロイヤルストレートふらーーーしゅ!!」
吉沢龍剣:「ブタだっつーのそりゃ」
GM:と、ワイワイやりつつも
GM:時刻はすっかり夜更け。
GM:そろそろ宴もたけなわとなって、君たちは席を立つ
吉沢龍剣:「ああ、そだそだ」
吉沢龍剣:「忘れてたわ、こいつだけは言っとかねェと」
吉沢龍剣:珍しく真面目な顔で
吉沢龍剣:「……傭兵狩りに気をつけろよ」
代永瑠璃子:「傭兵狩り?」キョトンと首をかしげる。
二鳥富士見:「例の、通り魔のことでしょ」
二鳥富士見:「フリーランスが狙われてるっていうヤツ」
二鳥富士見:グラスを拭きつつ。
ミチカ:「ああ、聞いたな。物好きもいるものだなと思っていたけど」
ミチカ:「なんだ、本当の話なのかい」
吉沢龍剣:「らしいぜ?どォやらな」
吉沢龍剣:「後ろ盾の無いオーヴァードをわざわざ狙う理由としちゃ」
吉沢龍剣:「まァ、十中八九カラダだわな」
吉沢龍剣:「切ったり裂いたりくっつけたり埋め込んだりだの」
吉沢龍剣:「この街じゃ、どこの連中もお好きでいらっしゃるもんなァ」
ミチカ:「無差別復讐とか、実験兵器の試し切りとか、そういう可能性もあるけど」
代永瑠璃子:「なにそれ、酔いが覚める話だな」顔をしかめる。
吉沢龍剣:「覚ましてやってんだよ」
吉沢龍剣:「気ィ張っとけよ。博打にもメンツが揃わねえんじゃ」
吉沢龍剣:「つまんねェから。いいな?」
ミチカ:「努力はするけどね」
代永瑠璃子:「…良いやつだなー、龍剣」
吉沢龍剣:「だったら金返せこの野郎~~」
吉沢龍剣:ぎゅむぎゅむ代永さんとじゃれあってから
吉沢龍剣:豪放に笑って去っていく。
代永瑠璃子:「悔しかったら今度は勝ってみろよなー」手を降りつつ。
羊木桃花:「すやー……すぴー……」
羊木桃花:ソファで熟睡。
ミチカ:「ああ、代永。賭けの払いだけど」
ミチカ:「ないから。ツケで」
ミチカ:「次会う頃には忘れて貰っていても一向に構わないよ」
代永瑠璃子:「めっちゃ面白いなミチカちゃん。忘れるか!バカ!」
ミチカ:「残念。金欠なんだ」肩を竦める
代永瑠璃子:「ふーん…。そしたら、あたしに付き合ってよ」
ミチカ:「うん?」
代永瑠璃子:「一人で帰るのサミシーしさ~!一緒に帰ろ!」
ミチカ:「ふぅん。まあ、あたしも宿は決めてないし……それでいいの?」
代永瑠璃子:「いいよー、ミチカちゃんとは一回ゆっくり話してみたかったんだよね」
代永瑠璃子:「…ていうか、宿ないの?あたしの部屋来る?」
代永瑠璃子:などと言いながら、夜道を歩き出しましょうか。
ミチカ:「いつもないわけじゃないよ。使ってたセーフハウスが使えなくなってな」
ミチカ:「でも、別に、N市ならできたばかりの空き家なんていくらでもあるからな……」
ミチカ:ちょっと危険発言をしながら隣に並ぶ。
GM:オッケぃ!
GM:---
GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
ミチカ:代永さんに!
代永瑠璃子:へい!ミチカちゃんに!
ミチカ:フリーランス仲間/興味:○/隔意/ロイス
代永瑠璃子:友達/好奇心:○/不安/ロイスで取得します。

合流:1

GM:オーライ!
GM:では次のシーンへ!阿久津くん&紀ノ川さん!
GM:合流その1!
GM:登場どうぞ!
紀ノ川兵衛:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 2[2]+46 → 48

阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+3(1d10->3)した(浸食:35->38)
GM:---
GM:第十地区・N空港
GM:---
GM:君は飛行機の中から、降り立つ地上の滑走路を見下ろす。
GM:着陸し、機内から出ようとするが……。
GM:案内を頼むはずのこの地区のエージェントたちもいなければ
GM:外の空港内には、灯りひとつついていない。
剣宮詩御:『何か……紀ノ川くん』
剣宮詩御:『妙な雰囲気だ』
紀ノ川兵衛:「……ああ」
紀ノ川兵衛:「間違いなく、何かが起きている」
剣宮詩御:がしゃと頷き
剣宮詩御:『第一級警戒態勢で進もう』
紀ノ川兵衛:「剣宮氏、警戒を推奨する。俺が先に出る」
紀ノ川兵衛:左腕をぎりぎりと開閉。気圧差影響なし。歩き出す。
GM:そして空港に降り立つ。
GM:歩き出した、その瞬間。
GM:建物方向の闇の中から、1人の少年が滑走路に駆け込んでくる!
GM:第十地区の支部長。阿久津数馬だ。
GM:そして相対するのは、学生服の少年と、甲冑姿のエージェント。
GM:阿久津支部長にとっては、事前の説明にあった通りの二人組だ。
阿久津数馬:落ち着こうとしているが、まだどこか顔色が悪い。暗闇のせいだけではなく。
阿久津数馬:はあ、と息を切らして立ち止まる。
剣宮詩御:『!』
紀ノ川兵衛:「……貴君」 左腕を前に出して構える。
剣宮詩御:『阿久津支部長どの……でしょうか』
阿久津数馬:「ああ。N市第十支部長、阿久津数馬、だ」
阿久津数馬:「剣宮詩御、そして紀ノ川兵衛、だな」
剣宮詩御:『!はッ!UGN九州S支部所属、剣宮詩御です!』
紀ノ川兵衛:「こちらは紀ノ川兵衛。所属は上に同じ」
剣宮詩御:『支部長殿、一体何が……!?何故お一人で』
阿久津数馬:「非常事態だ。貴様らも異変に気づいたと思うが」後ろを振り返る。
紀ノ川兵衛:「……然り」
紀ノ川兵衛:「つまり、敵がいるな」
GM:と、君が言うや否や
GM:ガガガガガガガガッ!!
GM:武装ヘリが、阿久津支部長の背後の地上へ向けて機銃を掃射しつつ飛び出してくる!
GM:火線の先には……。
阿久津数馬:「!」
”アヌプ”:じゃき んっ
”アヌプ”:走りながらも、既に義手砲塔の照準を合わせている。
”アヌプ”:「見つ……けたぁ!!」
阿久津数馬:「気を付けろ、紀ノ川。奴の能力は石化だ!」叫ぶ!
GM:その言葉が
GM:届く間もなく。
”アヌプ”:ぎゅおん!!
”アヌプ”:青白い光が放たれ……紀ノ川くんへ向かう!
紀ノ川兵衛:阿久津くんに対して、警戒は解いていなかった。それが十分の一秒ほどの遅れとなったかもしれない。
紀ノ川兵衛:「な」 回避ではなく防御を選択せざるをえなかった。
GM:バチィイイッ!!
GM:光は着弾し、四方八方に飛び散る!
GM:受けたのは……
剣宮詩御:『……ッ!』
剣宮詩御:紀ノ川くんの前に立ち塞がった、剣宮だ。
紀ノ川兵衛:「……さ」
紀ノ川兵衛:「下がれっ、剣宮氏!」 一泊遅れてその体を右腕で掴む。抱きかかえて支える。
剣宮詩御:『うう……う』
剣宮詩御:抱きかかえられつつ、鎧の端が石化しつつある。
紀ノ川兵衛:「馬鹿な」
紀ノ川兵衛:「なんだ? これは……こんな能力……!」
剣宮詩御:『だ、大丈夫だ……紀ノ川くん』
剣宮詩御:『この銀嶺装甲と……紀ノ川くんがいてくれれば』
剣宮詩御:『な、何のことあらん』
”アヌプ”:「逃がすわけがないだろう…!」
”アヌプ”:ガガガがガッ!
”アヌプ”:ヘリが更に高度を下げ、攻撃を強める。
”アヌプ”:「チィッ!」
GM:君たちの目の前へと
GM:”アヌプ”への攻撃を続けつつ、ヘリが降りてくる。
阿久津数馬:汗ばむ手でリモコンを握りながら、ヘリに駆け寄る。
阿久津数馬:「ひとまず撤収だ!乗れ!」
紀ノ川兵衛:「……おのれ」
紀ノ川兵衛:「阿久津君! きみを」
紀ノ川兵衛:「きみを心から信じる。頼む!」 一瞬敬礼して、阿久津くんの方へ走る。
阿久津数馬:「信じてもらわないと困る! 僕は……」部下をあれだけ失ってお前を迎えに来たんだぞ、と言いかけ、止める。
GM:そして君たち3人は
GM:装甲ヘリへと飛び乗り、浮上する。
”アヌプ”:ぢゅおん!ぢゅおん!!
”アヌプ”:青白い光がヘリの尾翼を掠めるが……
GM:滑走路と空港の建物は遠ざかっていく。
GM:しかし……。
剣宮詩御:ぴきっ ぱき
剣宮詩御:石化現象は止まる気配がない。
阿久津数馬:「……くそっ」ヘリを操縦しながら、奥歯を噛み締める。
紀ノ川兵衛:「剣宮氏……!」
紀ノ川兵衛:「浸食されている。呪術兵装か。生命体基礎の変質……」
剣宮詩御:『……紀ノ……川くん……』
剣宮詩御:『兜を……外してくれ』
剣宮詩御:『頼む……』
紀ノ川兵衛:「それは……。……いや。承知した」
紀ノ川兵衛:右腕で兜の留め具を外す。
剣宮詩御:ばさ、と黒く長い髪が垂れて
剣宮詩御:凛とした顔つきの少女が姿を現す。
剣宮詩御:『これは……戦術的判断だ』
紀ノ川兵衛:「何が戦術的判断なものか」
紀ノ川兵衛:「貴君は……判断を誤った。二度目だ。一人で戦おうとしたときもそうだった」
剣宮詩御:「……大丈夫だ」
剣宮詩御:「今度は1人ではないこと……分かっている……」
剣宮詩御:「心配はない……少なくとも……私にとっては」
剣宮詩御:「何故……ならば」
剣宮詩御:「まだ君がいる……!紀ノ川くん……!」
紀ノ川兵衛:「……俺が」
剣宮詩御:「君を残した……」
剣宮詩御:強気な表情で、微笑んで見せる
剣宮詩御:「私の……」
剣宮詩御:「秘密……兵……器……」
剣宮詩御: ぱ きん
剣宮詩御:完全に灰色の石へと変わる。
紀ノ川兵衛:「俺は……」
紀ノ川兵衛:「秘密兵器だ」
紀ノ川兵衛:剣宮さんの顔を指で辿り、うなずく。
紀ノ川兵衛:「……阿久津君」
阿久津数馬:「……なんだ」背中でそのやり取りを聞いていた。
紀ノ川兵衛:「無様なところを見せた。彼女が、というより俺が。見ての通り、俺の上官は戦闘不能だ」
紀ノ川兵衛:「彼女を退避させ、貴君の指揮下で作戦の継続を希望する」
阿久津数馬:「……僕の部下もあいつにやられた」
阿久津数馬:「つまり、上司のいない部下と、部下のいない支部長が揃ってることになるよな」
阿久津数馬:「希望を受けるぞ。僕の指揮下に入れ、紀ノ川」
紀ノ川兵衛:「了解」 束の間、敬礼
GM:---
GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
阿久津数馬:紀ノ川くんに○連帯感/不安でロイス取得します。
紀ノ川兵衛:ロイスとります!!!!
紀ノ川兵衛:”アヌプ”/執着/敵愾心○
紀ノ川兵衛:それに
紀ノ川兵衛:阿久津数馬/敬意○/不安
紀ノ川兵衛:で取りました!
紀ノ川兵衛:以上!

合流:2

GM:では続いてミチカさんと代永さんのOP続き!
GM:お二人は侵蝕どうぞ!
代永瑠璃子:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 2[2]+38 → 40

代永瑠璃子:低いペース
ミチカ:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 5[5]+42 → 47

GM:---
GM:第十地区・住宅街
GM:---
GM:君たちは商店街近くのパブを離れて
GM:閑静な住宅街を抜けようとしている。
GM:風はやや肌寒く、星が高い。
ミチカ:「このあたりが、代永の家?」
代永瑠璃子:「うん。フツーのアパート」
ミチカ:「魔法使いなのに、質素な訳だ」
ミチカ:「ああ、元魔法使いか」
代永瑠璃子:「…ミチカちゃんて」隣の女子を見る。「それ、マジで言ってくれてんの?」
ミチカ:「んー……?」
ミチカ:「なんだ。冗談なの?」
代永瑠璃子:「ほんと!」
代永瑠璃子:「マジのマジ!」
ミチカ:「まあ、そういうことも、あるだろうとは思っているよ」
ミチカ:くあ、と小さな欠伸を一つ。
代永瑠璃子:「証明できないけど、まちがいなく体験したんだから。ほんとのことだって…言うしかないよね」
代永瑠璃子:その様子をほほえましく見る。「分かるっしょ?異世界帰りさん」
ミチカ:「代永はそこがすごいよな」
代永瑠璃子:「んん?」
ミチカ:「自分が見た、夢だって、思わないわけだ」
代永瑠璃子:「夢みたいだった?」
ミチカ:「いいや。現実だったよ」
ミチカ:「あの場所に飛ばされた日のことも、襲ってきた化け物も、オーヴァードに覚醒したことも」
ミチカ:「こいつを拾った日もね」 と、腰から下げる布袋を揺らす。
代永瑠璃子:「……」
代永瑠璃子:「ミチカちゃんが言うなら、現実。だとあたしも信じちゃう」
代永瑠璃子:「信じちゃうけど。あたしは。なんか、その言い方だと」
代永瑠璃子:「それだと、ミチカちゃんが今も夢を見てるみたいな…そんな風に思ってるように聞こえるな」
ミチカ:「……そうかもね」
ミチカ:「ふっと目が覚めたら、またあっちに戻ってるかも」
ミチカ:「そう思う時は、なくもない」
ミチカ:自嘲するような表情で、少しだけ俯く。
代永瑠璃子:「なんで帰ってこれたか、覚えてないの?」
ミチカ:「あっちで死んだんだよ」
代永瑠璃子:「え」
ミチカ:「なんで死んだか、聞きたい?」
代永瑠璃子:「……」「言って」
ミチカ:「寿命」
代永瑠璃子:「え」パチパチと瞬き。
ミチカ:「……なんてね」
ミチカ:肩を竦める。「話し半分に受け取っとくれよ、お嬢ちゃん」
代永瑠璃子:「ミチカちゃん」呼び方があっているのか、分からなくて、少しためらう。
ミチカ:「といっても、物証(こいつ)がある分、代永が言ってるだけの代永の話より、信用はあるかな?」
代永瑠璃子:「……そだね!」笑い返す。「いいもーん、どうせ酔っ払いが好き勝手言ってるだけですよー!」
GM:夜道を2人の影が並ぶ。
GM:しかし……。
GM:知覚判定、難易度6です。
ミチカ:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 4[4]+1 → 5

ミチカ:しっぱい!
代永瑠璃子:3dx+1>=6
DoubleCross : (3R10+1[10]>=6) → 5[1,2,5]+1 → 6 → 成功

代永瑠璃子:せいこう!
GM:代永さんがギリギリ成功!
GM:あることに気が付きます。
GM:足音がひとつ、増えている。
GM:君たちの後方、息を殺しつつ
GM:誰かが、後をつけている。
GM:逃げ出すか、あるいはその正体を見定めるか
GM:判断は君たち次第だ。
代永瑠璃子:「酔っ払いだからー」気付く。ミチカちゃんの手をひく。「三次会にも付き合ってもらーう」
代永瑠璃子:大股で歩き出す。
ミチカ:「おっと」少しだけふらついて、「なんだ、どうした。あたしにもう金はな――」違和感に気付く。
代永瑠璃子:「後ろ。一人かな」小声。
ミチカ:「なんだ、女二人のデートを邪魔するとは、とんでもないやつだ」
ミチカ:軽口を叩く。が、自分に気取らせない気配の隠し方に、やや警戒を強める。
ミチカ:(面倒事はごめんだな。上手く撒いて……)
GM:君たちが足早に角を曲がった時。
GM:街灯の下に立っている、小さな影に出くわす。
GM:――回り込まれた。
???:「……」
???:サイズの合わないよれたパーカーを着込んだ
???:縮れた真っ白の髪の人影。
???:遠巻きには老人のように見えるが
???:「……ひひ」
???:その顔つきは若い。若いというより、子供だ。
ミチカ:代永の手を引いて、足を止める。
ミチカ:「三次会、参加希望者だと思う?」
代永瑠璃子:「いやー、男子禁制。こっちからお断り」
代永瑠璃子:「あたし、フツーに逃げたいんだけど」
ミチカ:「そうだね。逃げようか。金にもならない面倒は御免」
代永瑠璃子:「いや、も、ほんとだよ!こいつが龍剣の言ってた通り魔っつーんなら」
代永瑠璃子:「運が悪すぎる!」
ミチカ:話しながら、腰の細長い袋をほどく。
ミチカ:幾何学的な色彩を湛えた、闇に溶け込むような混色の鞘が姿を現す。
???:「あんたたち」
???:「なんで逃げるんだ?」
???:「大人なのに、おれが、こわいのか?」
???:「ビビってるのか……ひひひ」
ミチカ:「口裂け女の親類かな」
???:「クチサケオンナって、わかんねえ」
???:「俺はオニだよ」
???:「……あんたらを」
???:「食べる」
???:びしっ!!
???:ばきばきばきばきばきっ!!
GM:コンクリートの地面に、少年の足元から亀裂が入り
GM:異形の鉄塊が姿を現す。
GM:両腕が肥大化した、二足歩行の鉄巨人。
GM:その胴部に、少年の姿が消える。
ミチカ:「代永、縮地(テレポート)とか出来ない?」
鉄の怪物:「ギアアアアアアアアア!!」
鉄の怪物:相談を交わす間もなく
鉄の怪物:どっがぁ!!
代永瑠璃子:「冗談ばっか言ってる場合か――」「うっわ!」
鉄の怪物:君たちの居た場所を、鉄の巨腕が抉り飛ばす!
鉄の怪物:「うううる……うううる……」
鉄の怪物:頭部に入ったスリットから、赤い光が君たちを睥睨している。
ミチカ:「っと」  鉄塊と爆ぜたコンクリートに呑まれ、 「――やれやれ。没交渉か」
ミチカ:少し離れた路地の端に、飛び退いている。
鉄の怪物:「がぁあああっ!」
鉄の怪物:どがあっ!どがぁっ!
鉄の怪物:コンクリート塀や、路地を
鉄の怪物:君たちを追うように破壊するが……。
GM:動きは大振りで、緩慢だ。
GM:逃げ出す事も出来るだろうし、
GM:これから更についてこられるリスクを踏まえて
GM:二人がかりなら、倒すことも出来るだろう。
GM:演出戦闘でやっつけられます。
ミチカ:「ああ。面倒な」  刀を抜いて、おもむろに虚空を斬り、……再び鞘に仕舞う。
ミチカ:――周囲すべての電柱、電灯、電線、石塀に、別々の切れ込みが入る。
鉄の怪物:「!?」
ミチカ:「クヴァル、ネーロイ、ハルダンゲル」
ミチカ:「漁れ、ソグネ」 次々と、鉄の怪物めがけて倒れ込む。
???:『ああっ!?ぐっ!?』
???:がん!!がぎんがぎんがぎん!!
???:『なんだぁ!お前ぇ!!』
???:瓦礫によって鉄巨人の動きが封じられ
???:内部から叫び声が響く。
代永瑠璃子:「うっは!派手!」
ミチカ:「なんだ。思ったより脆いな」
ミチカ:「そんなノリで通り魔とは命知らずな」
代永瑠璃子:走り出す。手首につけた銀色のアクセサリーが、時計の意匠が施された篭手へと変化。
代永瑠璃子:「そーだ、せっかくいい雰囲気だったっつーのに」崩れた石塀から飛び上がる。右腕を振りかざす。
???:『っ!?』
鉄の怪物:ぎぎ、と
鉄の怪物:頭部だけがそれを見上げるように軋む。
代永瑠璃子:「――ッラァ!」ド単純に!脳天からブン殴る!
鉄の怪物:ガインッ!!
鉄の怪物:装甲板が抉られ、内部機構がむき出しになる。
???:「てぇ……めぇええ!」
???:「やめろぁあああああああ!!」
鉄の怪物:遮二無二腕を振り回し
鉄の怪物:瓦礫と代永さんを振るい飛ばす。
代永瑠璃子:「!」受身をとって着地。
鉄の怪物:が、抉られた内部機構はバチバチと火花を立て
鉄の怪物:更に動きは鈍っている。
ミチカ:「待ちなさい。うん、このままじゃお互い無事じゃすまない」
ミチカ:おもむろに、両手を挙げて、近づいていく。
???:「……くそっ……くそが!ああ!?」
ミチカ:「誰だか知らないが、話しあおう」
???:「話だぁ……ふざけ、ふざけやがって」
???:「お前ら俺に大人しく食われりゃいいんだ!!」
ミチカ:「そうか。――否定(ディファ)」  その姿が消え、
ミチカ:「じゃあ、この話は〝しなかった〟ことにしよう」
ミチカ:既に、胴体に取りついて、中心部に向けて刀を深々と突き刺している。
???:「がっ!ぐあ……」
???:内部の操縦手が肩を貫かれ、鉄の巨体は揺らめく。
ミチカ:「ん……」思ったより装甲が厚い。
???:「ちくしょう……くそ……」
???:「やっぱりダメだ」
???:「石に……」
???:「石にしてやらねえと……!」
代永瑠璃子:「石?何の話?」
???:破れたコックピットの隙間から
???:血走った少年の目が、取り付いたミチカを睨む
???:「てめえらは!石にしてやるんだからな!」
???:「それから食ってやる!石にしてもらって!!」
ミチカ:「捨て台詞?」
ミチカ:条理の外より来たる無数の斬線を刻もうとする。
???:「黙れぇ!バカがぁ!!」
鉄の怪物:バシュウウウウウウウッ!!
鉄の怪物:各部から、超高熱の蒸気が吹き出し
鉄の怪物:取り付いたミチカを振り払って、そのまま煙幕となる
ミチカ:「チッ」 広がる蒸気に、熱され飛ばされる。
代永瑠璃子:「…キミ、名前はなんつーの?」
???:「俺は……俺は”ヴァタ”」
???:蒸気の向こうから、声が返ってくる
”ヴァタ”:「お、お前らは…逃さねえ……」
GM:やがて巨大な影は
GM:蒸気の影にかすみ、君たちの前から消える。
ミチカ:「……はあ」
ミチカ:「なんだったんだ」
ミチカ:「よく、あんなのに名前なんか聞くな」
代永瑠璃子:「…噂の傭兵狩り、ではなさそうだね」
GM:そう、君たちは違和感を覚える
GM:これが第十地区の通り魔、『傭兵狩り』ならば
GM:あまりにも、弱すぎる。
GM:既に誰かに返り討ちにされていてもおかしくない手並みだ。
ミチカ:「傭兵狩りじゃないだろ。あんな馬鹿丸出しの襲撃、あと2、3回続けば」
ミチカ:「この街の、山ほどいる規格外の野良に出くわしてジエンドだ」
代永瑠璃子:「じゃ、新キャラってことじゃん?」
代永瑠璃子:「ヴァタだって。名前教えてくれるとは思わなかったけど」
代永瑠璃子:「UGNに聞いたら何か分かるかなって思って」
ミチカ:「……聞きに行くの? お節介だろ」
代永瑠璃子:「何言ってんの!戦闘能力ないオーヴァードが襲われる可能性だってあるし」
代永瑠璃子:「やるべきこと…いやな顔しない!」
ミチカ:「いやな顔する」 いやな顔をしている。
代永瑠璃子:「ツケ払いするって言ったのはミチカちゃんでしょー!ほらほら、さっそく行動!」
代永瑠璃子:その背中をぐいぐい押して行こう。
ミチカ:「正義の味方じゃないんだからさー」 ぐいぐい押されていきます。
GM:---
GM:シーン終了。引き続きロイスのみ可能です
ミチカ:購入が…
ミチカ:ミチカはロイス保留で!
ミチカ:通り魔? いや、撃退したし…
代永瑠璃子:わーどうしようかな
代永瑠璃子:ヴァタに取得! 庇護/脅威:○/ロイス で!
ミチカ:庇護、えらい……
代永瑠璃子:子供っぽかったから…
GM:やさしみ…
GM:では次のシーン!いよいよ合流だ!

合流:3

GM:全員登場!
代永瑠璃子:1d10+40 ウェイ!
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+3(1d10->3)した(浸食:38->41)
阿久津数馬:ちまちま
ミチカ:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 8[8]+47 → 55

ミチカ:調子いいな
紀ノ川兵衛:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 7[7]+48 → 55

ミチカ:なかよし
紀ノ川兵衛:GOOD!
GM:---
GM:第十支部・研究室
GM:---
GM:空港の襲撃から数時間後
GM:支部へと帰還した君たち……紀ノ川兵衛と阿久津数馬は
GM:支部の研究室へとやってきていた。
GM:ガラスの中に並んでいるのは、その後現場に急行した増援によって回収された護衛の3人と
GM:君たちが連れ帰った、剣宮だ。
GM:皆それぞれ、表情もそのままに
GM:時間が止まったように、石となっている。
研究エージェント:「生体組織そのものが、石へと置換されているような状態です」
研究エージェント:「モルフェウス能力によるダメージ症状としては、国内にも凡例はありますが」
研究エージェント:「少なくともどのような能力プロセスで起きている現象かを解析しなければ」
研究エージェント:「つまり能力の本体を確保しなければ、回復を望むのは難しいかと……」
紀ノ川兵衛:「……」 睨むようにそれを見ながら、左の義腕にテーピングをしている。
阿久津数馬:「見込みは、ゼロではないんだな」押し殺したような声で。
研究エージェント:「はい。しかし」
研究エージェント:「未だ現場から逃亡した、呼称”アヌプ”の足取りは」
研究エージェント:「捜索チームでも掴めていない現状です」
紀ノ川兵衛:「だが、街から離れたわけではない」
紀ノ川兵衛:「”アヌプ”の狙いは明白だった」
阿久津数馬:「……その通りだ」少し驚いた顔で。
阿久津数馬:「紀ノ川、お前、襲撃の心当たりはあるのか?」
紀ノ川兵衛:「すまないが、回答できるのは半分だけだ。俺は”知らない”」
紀ノ川兵衛:「忘れているという意味だ。俺の記憶にはブラックボックスがある」
紀ノ川兵衛:「その部分に”心当たり”が存在していると推測している」
阿久津数馬:「……面倒だな」目をぱちぱちする。
紀ノ川兵衛:「……記憶メモリは最も破損が激しい部分なのだ」
紀ノ川兵衛:「俺が決して欠陥品というわけではないことに留意願おう!」
阿久津数馬:「今回の件を解決できれば、いくらでも留意してやる」
GM:と、その時
GM:廊下の方から声が聞こえる。
紀ノ川兵衛:「願ってもない。俺が欠陥品であれば、彼女の判断が――む」
GM:「あ!こら!君たちはこっちじゃ…まず向こうで話を」
GM:「待ちなさ……あ!」
阿久津数馬:「なんだ、うるさいぞ! こっちは作戦会議中だ!」廊下へ声を掛ける。
紀ノ川兵衛:「騒動か!」 テーピング(防水)したばかりの右腕を構え、阿久津くんの前に立つ。
GM:という感じで
GM:入室するのは代永さんミチカさん!
代永瑠璃子:「支部長!支部長ー!」ドタドタと足音。
阿久津数馬:「うわっ」
阿久津数馬:「紀ノ川、大丈夫だ。問題ない。悪意のある奴ではない……」腕を引く。
紀ノ川兵衛:「知己か?」
阿久津数馬:「まあな。ちょっと、登場が喧しいだけだ」
紀ノ川兵衛:「そうか。まさしく騒がしいようだな。俺もこの非常な短期間で把握できた」
代永瑠璃子:「ちょっと聞いてよ支部長、さっき変なやつに襲われてさあ」言いながら入ってくる。
ミチカ:「強引だな……代永、どこでもそんななのか」
ミチカ:やや遅れて顔を出す。追ってくるスタッフが転ばされる音が遠くから聞こえてきたり。
研究エージェント:「あなた達は……確かイリーガルの」
阿久津数馬:「案件を持ち込む時は、ちゃんと手順を踏めと言ったろう!研究室まで直接来る奴がいるか!」代永さんに。
代永瑠璃子:「いいじゃーん、緊急事態だと思ったんだからー」唇を尖らす。
阿久津数馬:「何かあったのは把握したが。こっちはこっちで緊急なんだぞ」腕を組み、ちらりと石になった者たちを見る。
紀ノ川兵衛:「指揮官の発言の通り、こちらは大変な緊急事態に見舞われている。できれば用件は手早く伺いたいのだが」
GM:君たち…代永とミチカの目に映るのは
GM:灰色の石となった四人の男女。
GM:支部に出入りする代永さんには
GM:その中に見知った顔もあるかもしれない。
代永瑠璃子:「志田くん」すごく小さな声で呟く。
ミチカ:「……」 石像群を見て、片眉を上げる。
ミチカ:壁に体重を預け、途中で調達したペットボトルのお茶を呑んでいる。
阿久津数馬:「……襲撃があった。現在捜査中だ」
代永瑠璃子:「石に、された?」
紀ノ川兵衛:「理解が早くて助かる」
阿久津数馬:「どうもそうらしい」口を曲げる。
紀ノ川兵衛:「なんらかの呪詛攻撃を受けたものと思われる。オーヴァードの通常の能力の範疇にない。俺たちは目下、その敵性存在を追跡中だ」
阿久津数馬:「お前たちの件も話は聞いておくが、僕直々の協力は期待するなよ。何せ……」
阿久津数馬:「何せ、僕は今、怒りを抑えるのに忙しい」
紀ノ川兵衛:「同じく、だ」
研究エージェント:「……お二人は、現場に居合わせたのです」
研究エージェント:「申し訳ありません。代永さんの案件についてはこちらで人員を手配させていただきます」
代永瑠璃子:「いや。その必要はないや。大丈夫。うん」エージェントの人を制す。
ミチカ:「その襲撃犯って」
ミチカ:「鉄の人型装甲を纏って、短絡につっかかってくる子供とかだったかしら」
研究エージェント:「?」
研究エージェント:「それは、一体……」
阿久津数馬:「いや、そんな奴ではなかったな。ある程度大人の男だ」
紀ノ川兵衛:「……ああ、違う。が、なぜだ?」
紀ノ川兵衛:「その発想に至った根拠は?」
代永瑠璃子:「あたし達、ついさっきその子に襲われて、逃げてきたんだけど」
代永瑠璃子:「そいつが言ってたの。『お前ら石にしてやる』って」
研究エージェント:「!」
阿久津数馬:ばっと石像を見、また代永さんを見る。
阿久津数馬:「……おい、そんな奴がこの付近にそう何人もいるものか?」エージェントに。
研究エージェント:「いえ、こちらの情報では……」
研究エージェント:首を振る。
ミチカ:「ああ、そうか。確か最後は、石に『してもらう』だったっけ」
紀ノ川兵衛:「通常、口をついて出てくる表現ではないな」
ミチカ:「ドンピシャ……というには遠そうだけど、二塁間くらいか」
ミチカ:「代永の運相当だな。強運か不運かはともかく」
代永瑠璃子:「あたしとミチカちゃん、その子供に狙われちゃってるからさ」
代永瑠璃子:「待ってるだけで来てくれるかもよ。その敵ってヤツ」強気に笑う。
紀ノ川兵衛:「……どうやら俺たちは彼女らの話を聞く必要がありそうだ」
紀ノ川兵衛:「阿久津くん。本件に関して、協働できる可能性を進言しよう」
阿久津数馬:「……支部を襲われては困る、が……聞かせろ、代永!」身を乗り出す。
阿久津数馬:「進言を採用する!」
ミチカ:「その前に。ここの支部長か、外注の権利者に連絡を取ってくれる」
ミチカ:「代永は首を突っ込む気のようだけど、あたしは仕事として受けたいから」
阿久津数馬:「あ?」じろりと見る。
研究エージェント:「それは、その」
研究エージェント:「こちらにいらっしゃるのが……」
研究エージェント:微妙に気まずそうに阿久津くんを指し示す
阿久津数馬:「連絡も何も僕が支部長だ」
阿久津数馬:小柄な身体を精一杯怒らせる。
ミチカ:「……あなたが? 第十支部の《マングスタ》?」
阿久津数馬:「なんで疑問形なんだよ」
紀ノ川兵衛:「戦地階級ではよくあることだ」
研究エージェント:「いえそれも語弊が……」
紀ノ川兵衛:「俺も眠りから目覚めるたびに階級が変わり、混乱した」
阿久津数馬:「複雑なんだな、お前も……」紀ノ川くんに。
紀ノ川兵衛:「現代を生きるきみほどではない。」
紀ノ川兵衛:「こちらも所属を名乗っておく」
紀ノ川兵衛:「紀ノ川兵衛。ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク所属。剣宮小隊付、歩兵兼要塞兼秘密兵器だ。」
紀ノ川兵衛:「現在は阿久津くんの指揮下にある。宜しくお願いする」 敬礼
代永瑠璃子:「紀ノ川くんね。あたしはイリーガルの代永瑠璃子!」
阿久津数馬:「歩兵兼要塞兼秘密兵器」少しだけぽかんとする。「お前なんかすごいな」
阿久津数馬:「改めて、N市第十支部長、阿久津数馬だ。貴様はなんなんだ、代永の連れ」
ミチカ:「《昏い島》のミチカ。オーヴァード傭兵。代永とは、フリーランス仲間」
ミチカ:「ああ、怒らせるつもりはなかったんだ」
ミチカ:「子供の支部長にばかり当たっているものだから。驚いただけ」
阿久津数馬:「実力に年齢は関係ないという証拠だろ」
ミチカ:「こちらも、適切な報酬と情報共有(ブリーフィング)があるなら、依頼人は問わないよ」
阿久津数馬:「ああ、信用できると判断したなら依頼の件は善処する」
ミチカ:「そうしてくれ。あたしもUGNとは良い関係を築いておきたいからね」
阿久津数馬:「適切な尊重をしてくれるならの話だ。支部長だぞ、僕は!」
ミチカ:「それなら、あたしも、おばあちゃんのように扱ってくれると嬉しい」
阿久津数馬:「おばあちゃん?……どういう意味だ、肩でも叩けばいいのか?」
ミチカ:「肩……ああ、それは良いね。事件が解決したら、追加報酬で頼もうか」
紀ノ川兵衛:「情報共有にせよ報酬内容の交渉にせよ、落ち着いた会談の場が必要だな」
代永瑠璃子:「じゃー、ちょっと場所移すか」
ミチカ:「座れる場所と、できればミネラルウォーターがほしいな。アルコールが抜けてなくてね」
阿久津数馬:「おばあちゃんって飲み過ぎるものか……? まあいいや。食堂にでも行くか」
紀ノ川兵衛:「炊事場はあるか? 何か用意しよう」
代永瑠璃子:「あは、三次会だ」
ミチカ:「しかし肩たたき……ね」
阿久津数馬:「あっ、実際にやると言ったわけじゃないぞ! たとえとかそういうやつだ!」
ミチカ:「たとえでそれが出てくるあたり。すごく人間ができているんだね」
阿久津数馬:「なっ、ばっ」
阿久津数馬:バカにするなよ、と小声で呟く。
ミチカ:「良好な依頼主であることが期待できるよ。阿久津支部長」
紀ノ川兵衛:「得難いことだな」 ほんのわずかに笑う。
紀ノ川兵衛:「人間をやめる者が多いこの界隈では、特に」
阿久津数馬:「うー……ぬぬぬぬ、まあいい。とにかく移動だ移動!」
代永瑠璃子:「照れてるう」
ミチカ:「照れてるのか」といいつつ、大人しくついていく。
阿久津数馬:「行くぞ! 緊急事態なんだからな!」
阿久津数馬:ちらりと振り返り、石像をもう一度だけ見、そして外へ出て行く。
GM:---
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
ミチカ:支部長に取ろう
ミチカ:依頼人(予定)/阿久津数馬/好感:○/隔意/ロイス
紀ノ川兵衛:ロイスはここでは保留!
代永瑠璃子:ロイスは保留します
代永瑠璃子:Dロイスの生きる伝説を使用し、ボルトアクションライフルを購入したいす!
GM:いきなり!?
GM:マジカルボルアクいいぜ!
阿久津数馬:代永さんに○誠意/困惑で取得します。
紀ノ川兵衛:例のボディアーマーを買いにいきます
ミチカ:じゃあ、私も例のボディアーマー
紀ノ川兵衛:1dx=>12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 4[4] → 4 → 失敗

代永瑠璃子:とりあえず火力を確保しないと落ち着かなくて
阿久津数馬:あっあと紀ノ川くんのロイスを○好奇心/不安に変更したい
ミチカ:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[2,4,5,10]+1[1]+3 → 14

紀ノ川兵衛:だめ~ 以上です
紀ノ川兵衛:好奇心とは嬉しいものだぜ
代永瑠璃子:自動成功!イエーイ!ボルトアクションライフル相当の魔法をゲットです。
ミチカ:例のボディアーマー!
阿久津数馬:例のボディアーマーいきます
阿久津数馬:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[5,8]+1 → 9 → 失敗

阿久津数馬:買えなくはないけど温存!
阿久津数馬:以上です。

ミドル:1

GM:というわけで情報収集開始のシーンだ!
GM:今回もプライズ制で参ります、データはこちら!
GM
技能:情報・UGN、裏社会
難易度:8
最高達成値:30
進行:0/9

ミチカ:裏社会あるのか 
GM:ということで、情報共有後のアレそれもあると思うので
GM:とりあえずここは全員集合!
ミチカ:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 4[4]+55 → 59

ミチカ:死んでしまう
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+8(1d10->8)した(浸食:41->49)
紀ノ川兵衛:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 2[2]+55 → 57

代永瑠璃子:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 4[4]+43 → 47

GM:---
GM:レッツトライせよ!
紀ノ川兵衛:旧日本軍の根性…
紀ノ川兵衛:気合の素振り!
紀ノ川兵衛:1dx=>8 ずありゃ!
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 4[4] → 4 → 失敗

紀ノ川兵衛:当然の結末
GM:紀ノ川くーーーんっ!!
紀ノ川兵衛:な~んにもわかんなかった
代永瑠璃子:〈情報:UGN〉でコネ使用します。
代永瑠璃子:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[5,9,10]+4[4] → 14 → 成功

代永瑠璃子:おー!
阿久津数馬:おお
阿久津数馬:〈情報:UGN〉で振ります。コネ使用。
阿久津数馬:4dx+3=>8
DoubleCross : (4R10+3[10]>=8) → 8[4,5,8,8]+3 → 11 → 成功

ミチカ:コネ:情報屋を使ってダイス+2!
ミチカ:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[5,7,8,8,9,9] → 9

ミチカ:まあこんなもんだ
GM:やりおる
GM:後乗せはよござんすか!
ミチカ:いいんじゃないかな
阿久津数馬:2は確保だぜ!
GM:よござんすね
GM:では情報開示!
GM:【石化した人々について】
GM:現在第4支部の人員とともに第10支部ラボにより解析中。
GM:被害者たちの生命活動はあるが、戻す手立ては見つかっていない。
GM:ダメージを与えた”アヌプ”を見つけ出し、能力を解析すれば
GM:助ける手掛かりも見つかるだろう。
GM:”アヌプ”とはエジプト神話の冥府の神、アヌビスの変名である。
GM:2.【『傭兵狩り』について】
GM:先月頃から、オーヴァードを含む十数名の傭兵などフリーランスの荒事師たちが姿を消している。
GM:組織に属さないが故に安否確認の難しい仕事柄と
GM:UGNへと情報を持ち込みにくい訳アリの人間も多いことから
GM:これまでに支部でも気付けていなかった案件のようだ。
GM:”ヴァタ”と名乗る少年が犯人だと思われるが、その武装の出処や実力の低さなど
GM:不明な点も多い。
GM:”ヴァタ”とはエジプト神話において、”アヌプ”の兄弟とされる地方神。
GM:以上の事がわかります。大体は現状の整理ですね。
GM:ということで会議パート!
GM:---
GM:第10支部・ブリーフィングルーム
GM:---
GM:君たちは清掃の行き届いた高級感ある会議室に場所を移し
GM:それぞれの情報を共有したのだった。
阿久津数馬:「……現状は把握できた」一番大きな椅子に埋もれるようにして座っている。
紀ノ川兵衛:「まったく把握できていない」
紀ノ川兵衛:「皆、顔が広いな……資料はこれか。ここから……読むのか……」
ミチカ:「…………」壁際に椅子に座って、刀を抱いて目を閉じている。
阿久津数馬:「いや、だって今話しただろ! とりあえず……とりあえずは!」
阿久津数馬:「なんか僕がわかってないのに重々しく言ってるみたいじゃないか!」
紀ノ川兵衛:「石化しても生命反応があるということは、理解できたが」 タブレット端末を眺めて、押したり裏返したりしている。
紀ノ川兵衛:「その先のエジプトの話がよくわかっていない。傭兵狩りと関係があるのか??」
阿久津数馬:「わかってるんじゃないか……。それは、画面を軽く触れば動く」紀ノ川くんに。
紀ノ川兵衛:「おお、そうか……感謝する、うん」 画面をつつく。
代永瑠璃子:「紀ノ川くんは石にされちゃった人たちのことが心配なんだねえ」
代永瑠璃子:「しかし”アヌプ”と”ヴァタ”って、兄弟の神様をわざわざ名乗ってるってことはコンビなのかな?」
ミチカ:「通り名は、験担ぎにしている者も多い」
代永瑠璃子:「お」ミチカちゃんを見る。
ミチカ:「……意味がないことも多いけど、とっかかりとして覚えておいてもいいかもね」
阿久津数馬:「ああ。手掛かりのひとつと念頭に入れておいた方がいい、と僕も思う」
紀ノ川兵衛:「験担ぎか。意識はしておこう」
ミチカ:「名前を知られただけで相手にヒントを与えるとか、あたしにしてみれば馬鹿じゃないのって思うけど」
阿久津数馬:「……名前が揃ってると、かっこいいからな……」
ミチカ:「確認するが、アヌプは、強かったか?」
GM:施設の電源制御を奪い、用意した護衛を3人個別に排除している。
GM:UGNの正規人員と同等……あるいはそれ以上の戦闘能力はあると考えていいだろう。
阿久津数馬:「当然だ。うちの人員だって無能ではない」
阿久津数馬:「おまけに、この僕の攻撃に耐え、撤退を選ばせたんだぞ」
紀ノ川兵衛:「同意する。能力を差し引いても、かなりの強敵と見ていい」
ミチカ:「……火力よりは、立ち回りタイプかな」 話を聞いて、口元に拳を置く。
ミチカ:「護衛を分断して確固撃破したり。一方で、戦闘ヘリ一機で状況を覆されてる」
阿久津数馬:「そうだな、場を制圧するような型のオーヴァードではなかった」
代永瑠璃子:「でも、ヴァタってやつは弱かったんだよねー」
ミチカ:「仮に、その二人が協力関係にあるなら」
ミチカ:「単純馬鹿の装甲火力型と、一撃必殺狙撃持ちの支援型」
ミチカ:「並んで戦う組み合わせとしては悪くない。傭兵狩りも可能だろうね」
紀ノ川兵衛:「手堅い編成だな」
紀ノ川兵衛:「とにかくその二人のどちらかを捕捉すれば」
紀ノ川兵衛:「事態は大幅に解決に向かうと考えていいのか」
阿久津数馬:「別個に行動しているうちに、弱い方をどうにかできれば楽なんだがな」
ミチカ:「そういえば、アヌプは、紀ノ川くんを狙っていたんだっけ?」
紀ノ川兵衛:「そのように推測する。やつには明白な作戦目的があった」
ミチカ:「なんで狙われてるのか、心当たりはないんだっけ」
紀ノ川兵衛:「そうだ。少なくとも、いまの俺の記憶にはない。失われている部分が大きく、それを判断できる状況にない」
ミチカ:「じゃあ、目的の逆算はだめか」
ミチカ:「居所の探索かな。支部長の言った通り、個別に討てた方がいい」
紀ノ川兵衛:「できれはヴァタの方を捕虜にしたいものだ」
阿久津数馬:「そこも含めて、さらに情報が必要だな」椅子ごとくるくる回っている。
紀ノ川兵衛:「情報の収集については、引き続き皆に期待する……」
紀ノ川兵衛:「俺はあまり外に出ない方がいいし、近所の店に行くだけでも迷う有様だ!ふがいない……!」
阿久津数馬:「ええ……コンパスとか搭載されてないのか……?」
紀ノ川兵衛:「いや、すまない。環太平洋呪術ネットワークによる疑似GPSはいま修理中だ」
紀ノ川兵衛:※ほとんどの機能が修理中ともいう
阿久津数馬:「じゅじゅちゅ、じゅず……なんか凄いんだな……」
ミチカ:「……普通のGPSいれたら?」
紀ノ川兵衛:「現代テックとは相性が悪いし、俺がまったく操作できる自信がない。」
紀ノ川兵衛:「よって、継続した情報収集を……皆、宜しく頼む!」
阿久津数馬:「お前もいざという時は役に立ってもらうからな、紀ノ川。秘密兵器なんだろ」
GM:---
GM:ロイスと購入が可能。
代永瑠璃子:ロイスは保留します!
代永瑠璃子:UGNボディーアーマー買おう
代永瑠璃子:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

代永瑠璃子:財産点を4点払って買っちゃいます!
阿久津数馬:おかねもちだ
代永瑠璃子:ムッハッハ
紀ノ川兵衛:ロイスは保留!
紀ノ川兵衛:UGNボディアーマー狙い!
紀ノ川兵衛:1dx=>12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 8[8] → 8 → 失敗

紀ノ川兵衛:無理なものは無理!以上!
阿久津数馬:ミチカさんに○有為/脅威で取得します。こいつやるな!と思った。
ミチカ:やるなと思われたぞー!
阿久津数馬:ボディアーマーいきます
阿久津数馬:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 4[3,4]+1 → 5 → 失敗

阿久津数馬:だめー
ミチカ:ロイス保留!購入はブルーゲイル!
ミチカ:あ、いや、ボディアーマーにしよう
ミチカ:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 9[7,8,9,9]+3 → 12

ミチカ:ジャスト!
ミチカ:ほしいひとにあげる
阿久津数馬:クレバーな判断
阿久津数馬:紀ノ川くんの方がいいかな
阿久津数馬:自分はヘリ分に足したいだけなので
紀ノ川兵衛:ほ、ほしいです!

ミドル:2

GM:次のシーンは引き続いて情報収集
GM:プライズは2/9まで進行してます。
GM:技能は変わらずUGNと裏社会。
GM:シーンプレイヤーは代永さんとなっています。他全員登場可能。
代永瑠璃子:はーい!
代永瑠璃子:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 8[8]+47 → 55

代永瑠璃子:ごろっとあがりました
GM:高まっとる
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+4(1d10->4)した(浸食:49->53)
阿久津数馬:ちまっちま
ミチカ:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 9[9]+59 → 68

ミチカ:しんでしまう
紀ノ川兵衛:ここは慎重に待機します
GM:途中で出ることも出来るからねぇ~~
GM:みっちゃーーん!!
GM:---
GM:トライせよ!UGNか裏社会!
代永瑠璃子:さきほどと同様にコネを使ってUGNで振りますね
代永瑠璃子:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 9[3,3,9] → 9 → 成功

ミチカ:阿久津支部長に『強化の雷光』をかけまーす
ミチカ:ダイス+4! 私の侵蝕+2
阿久津数馬:いただきます!
阿久津数馬:その状態で〈情報:UGN〉で振ります。コネ使用。
阿久津数馬:8dx+3=>8
DoubleCross : (8R10+3[10]>=8) → 10[1,2,2,2,6,7,10,10]+10[2,10]+7[7]+3 → 30 → 成功

阿久津数馬:うおっ
ミチカ:すごっ!
代永瑠璃子:おああ
代永瑠璃子:私など及ぶべくもない…支部長パワーだ
紀ノ川兵衛:す、すごいよお…
阿久津数馬:ミチカ様……
GM:ワッザ!?
GM:ではえーっと、一気にプライズ6まで!
GM:4でイベントスイッチが入るので
GM:まずはそこまでの情報を開示します
代永瑠璃子:おー
阿久津数馬:はーい
GM:【”ヴァタ”の人型兵器について】
GM:目撃情報などからの識別によって、旧日本軍によって生産された搭乗型兵装『鉄鬼兵』のひとつであることが明らかになった。
GM:オーヴァードを搭載することで出力を発揮する事が分かっているが、実例が少なく不明な部分も多い。
GM:第9支部にサンプルのひとつが保管されているようだ。紀ノ川くんなら何かがわかるかもしれない。
GM:以上です。
GM:---
GM:第十支部・解析室
GM:---
GM:市内監視カメラの映像から、君たちは”ヴァタ”の兵装の特徴を割り出し
GM:その正体を突き止めることに成功したのだった。
紀ノ川兵衛:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 2[2]+57 → 59

GM:映像が彩度を上げていくにつれ
GM:君……紀ノ川兵衛の背中には、何かざわめくものが感じられるかもしれない。
紀ノ川兵衛:「……この兵装」
研究エージェント:「鉄鬼兵、と呼称される兵器のようです」
研究エージェント:「情報が少なく、こちらとしては多くは分かっていない現状ですが……。」
阿久津数馬:「なんだ、知っているのか? 紀ノ川」
紀ノ川兵衛:「聞き覚えと見覚えがある。恐らく」
紀ノ川兵衛:「俺が稼働していた時期に生産されていた……はずだ」
研究エージェント:「と、いうと、やはり」
研究エージェント:「先の大戦時からの……」
紀ノ川兵衛:「旧日本軍の兵装だ。この手の計画は陸軍ではないだろうか。古い道具だ」
代永瑠璃子:「あのさ支部長。そろそろスルーできなくなってきたんだけど」瞬き。
阿久津数馬:「む、なんだ?」代永さんに。
代永瑠璃子:「さっきから。呪術ネットワークとか、旧日本軍とか。秘密兵器とか」
代永瑠璃子:「紀ノ川くんって、何者?」
紀ノ川兵衛:「……えっ」
紀ノ川兵衛:「そ、そうか……! ここのところすっかり意識が希薄だったな……!」
阿久津数馬:「それは僕に聞くより、本人が説明すべきなんじゃないのか」
阿久津数馬:「今はこちらの指揮下にあるとはいえ、個人情報だ」
紀ノ川兵衛:「かつて日本が太平洋戦争を行っていた頃の話になるが」
紀ノ川兵衛:「当時の陸軍がオーヴァード……というより超常特異体質の軍事転用を発想し、研究した結果、人体と機械の融合にたどり着いた」
紀ノ川兵衛:「その成果の一つが俺と、俺の左腕だ。それ以来、生体冷凍処置を受け、作戦の度に解凍されて使用された」
阿久津数馬:「ふっ……そういうことだ! すごいだろう!」なぜかえらそうに言う。
GM:代永さんとミチカさんは
GM:眉唾ものの都市伝説として聞いたこともあるかもしれません。
GM:この街にはかつて、旧軍の秘密研究基地が根ざしてオーヴァードについての非人道的な実験を行っており
GM:当時の残党たちとUGNは、現在でもどこかで争いを続けているという噂を。
紀ノ川兵衛:「よって、活動期間は短いが生存期間は長い。」
紀ノ川兵衛:「”肉体年齢”と”精神年齢”と”実年齢”がそれぞれ完全に分裂している状態で迷惑をかけるが、そういうことだ」
ミチカ:「……?」 阿久津くんを確認するように見て。
ミチカ:「それはまた。UGNはそんなのも抱えているの?」
紀ノ川兵衛:「俺よりよくわからん存在も多いと思うが」
紀ノ川兵衛:「いや本当に。多くないか?」
研究エージェント:「紀ノ川さんは、UGNに対し友好的な立場を示されており」
研究エージェント:「任務における実績もあります。先の任務では、同行のイリーガル、エージェントを保護するべくマスターエージェントさえ退けたとか」
研究エージェント:「UGNでは信用に足る協力者だと考えています」
ミチカ:「人格は保証されているということね。それならいいよ」
ミチカ:「そう考えると。この場には、普通の来歴の人間は支部長しかいないというわけだ」
阿久津数馬:「なっ」
阿久津数馬:「なんか僕が仲間はずれみたいだな……!」
阿久津数馬:「言っておくが僕は、代永の自己申告は信じてないからな!魔法だとかなんとか」
阿久津数馬:むすっとした顔をする。
紀ノ川兵衛:「魔法?とすると、貴君らも特異体質か何かか?」 ミチカさんと代永さんに聞いてみる。
代永瑠璃子:「あたし? 皆の話聞いてると、あたしなんか普通の人間だと思うけどなー」
代永瑠璃子:「ちょっと魔法使いだっただけ!昔の話ね!」
阿久津数馬:「それがうさんくさいと言ってるんだ」
紀ノ川兵衛:「魔法使いだったのか? これは珍しいぞ……! 生き残っている魔法使いは初めて見た」
紀ノ川兵衛:「あと正気を保っているように見える魔法使いも初めて見た」
代永瑠璃子:「そうかなあ。あたしの周り、優しくていい人ばっかりだったけど」頬をかく。
紀ノ川兵衛:「優しくていい人な魔法使いが長生きできるとは思っていなかった。いや、恐れ入った。凄まじいな」
阿久津数馬:「えっ、信じ、えっ」紀ノ川くんと代永さんを交互に見る。
阿久津数馬:「嘘だろ!?」
ミチカ:「それはおかしい、支部長」
ミチカ:「レネゲイドウイルスが発生したのは20年前」
ミチカ:「古代種でもなく、旧日本軍のオーヴァード兵士なんて、代永と大して変わらない与太話じゃないか?」
阿久津数馬:「データの問題だ。自己申告頼りでホイホイ信用できるか」
阿久津数馬:「実際に魔法とやらを見せてもらえれば、認めてやらんでもないけどな!」
代永瑠璃子:「まったく支部長、魔法は見せるためにあるもんじゃないんだから」
ミチカ:「紀ノ川くんは自己申告じゃないの」
ミチカ:「まさか、掘り出された?」
ミチカ:かるく地面を指差す。この街の無数の与太話は聞いている。
紀ノ川兵衛:「そこのところはよく覚えていないが、冷凍用のコンテナに収容されていたと推測される」
代永瑠璃子:「なんか、ヒドいね」顔をしかめる。「人扱いされてないじゃん……」
紀ノ川兵衛:「かもしれないな。戦時中は人の価値が暴落する状況でもある」
代永瑠璃子:「紀ノ川くんにそう、サラッと受け止めてるの見せられると。なんにも言えなくなっちゃうよー」
紀ノ川兵衛:「それで非戦闘員の命か何かを守れるのであれば、俺としては問題なかった。実際は違ったわけだが……」
紀ノ川兵衛:「きみはどうだ? 代永くん。魔法の代償を後悔しているか?」
代永瑠璃子:「う? ううん。あたしは魔法で世界を救って……一瞬だけ。本当にたいしたことじゃないけど」
代永瑠璃子:「一瞬のために、魔法使えなくなっちゃったけど、何にも後悔してないな」
代永瑠璃子:「こうして、サラッと答えられるくらいには」瞬き。
紀ノ川兵衛:「……そうか。どうやら貴君は信頼に値する人物のようだとわかった」
紀ノ川兵衛:「この状況において、貴重な収穫だ」
代永瑠璃子:「そっか。あたしも、紀ノ川くんと同じ考えでいられそうで嬉しいよ!」
GM:---
GM:シーン終了!ロイスと購入が可能です。
代永瑠璃子:紀ノ川くんにロイスとります!
代永瑠璃子:協力者/紀ノ川兵衛/尽力:○/不安/ロイス
紀ノ川兵衛:このシーンでは当然、代永瑠璃子さんに!
紀ノ川兵衛:代永瑠璃子/尊敬○/恐怖/ロイス
紀ノ川兵衛:グレネードランチャー買いにいきます
紀ノ川兵衛:1dx=>13
DoubleCross : (1R10[10]>=13) → 7[7] → 7 → 失敗

紀ノ川兵衛:だめ~
紀ノ川兵衛:以上!
ミチカ:ロイス保留
ミチカ:わたしはまだボディアーマーを狙うぜ
ミチカ:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 9[2,3,5,6,9]+3 → 12

ミチカ:買った!ボディアーマー職人みたいになってる
ミチカ:阿久津さんにあげる!
阿久津数馬:いただきますー!
阿久津数馬:装備! 以上!
ミチカ:これで皆ズッボディ友だね!
ミチカ:以上!
阿久津数馬:ロイスなし。せっかくなのでブルーゲイルを狙います。
阿久津数馬:6dx+1=>20 支援込み
DoubleCross : (6R10+1[10]>=20) → 10[2,2,6,7,9,10]+10[10]+6[6]+1 → 27 → 成功

阿久津数馬:うわっやった
ミチカ:支部長ー!
紀ノ川兵衛:こわっ!つよっ!
阿久津数馬:ミチカ様……
GM:流石支部長だぜ~~
代永瑠璃子:わあすごいZ!
代永瑠璃子:アニソンの人みたいなご入力を
代永瑠璃子:誤入力…を… こちら購入なしです!

ミドル:3

GM:では次のシーン、イベントと6の情報開示です。
GM:シーンプレイヤー紀ノ川くん!
GM:他全員登場可能
紀ノ川兵衛:モンガーッ
紀ノ川兵衛:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 9[9]+59 → 68

阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+1(1d10->1)した(浸食:53->54)
阿久津数馬:こいつ上がらねえな!
代永瑠璃子:でちゃおうかな
代永瑠璃子:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 3[3]+55 → 58

代永瑠璃子:うむうむ
ミチカ:たいき!
GM:---
GM:第9支部・地下格納施設
GM:---
GM:第10地区と隣接する、N市第9地区。
GM:それを統括するUGN第9支部の地下へと、君たちは降りていく。
GM:エレベーターはゆっくりと下りながら、静寂の時間が流れる。
GM:君たちが到着したのは、薄暗いハンガー。
GM:壁際に、赤錆の浮いた鉄で象られた三つ目の怪物が
GM:その巨体を屈めて、うずくまっている。
GM:この支部で保管、解析されている「鉄鬼兵」の実機、”牛頭馬頭鬼”だ。
紀ノ川兵衛:「これか。中々に威圧的だな」
代永瑠璃子:「大昔からこんなのがいたっていうの?」苦い顔。
阿久津数馬:「おお……」心なしか目を輝かせている。
代永瑠璃子:「楽しそうね?」支部長に。
阿久津数馬:「ん、いや、楽しくはない……ぞ」軽く咳払い。
陰山魂魄:「この外観を恐れないとは」
陰山魂魄:「中々に趣味がいいな」
陰山魂魄:とっ、と
陰山魂魄:怪物の肩から降りる。背の高い、硬質な雰囲気のコートの女だ。
陰山魂魄:目深に帽子を被っている。
紀ノ川兵衛:「すわ! 妖怪変化!?」 びっくりする。
陰山魂魄:「そう身構えないでほしい。私もこいつも、客人を取って食いはしない」
陰山魂魄:「操縦手です、陰山という」
陰山魂魄:帽子を取って、阿久津くんに一礼。
陰山魂魄:「阿久津支部長、お初御目にかかる」
阿久津数馬:「取って食われては困る。支部間で大問題になるぞ」
阿久津数馬:「第十支部長、阿久津数馬だ」応える。
紀ノ川兵衛:「そ、そうか……鉄鬼兵の騎手か。失礼した」
陰山魂魄:「彼が?」
陰山魂魄:紀ノ川くんの方を視線で追って。
阿久津数馬:「そうだ。こいつが紀ノ川兵衛だ。話は通してあると思うが」
陰山魂魄:「ええ。こちらで伺っています」
陰山魂魄:「貴方と同じ時代を過ごしたわけではないが」
陰山魂魄:「これが望ましい出会いであることを祈ろう。よろしく頼む、紀ノ川兵衛」
紀ノ川兵衛:「宜しく頼む。やはり、当時からの騎乗者ではないか……」
陰山魂魄:「ああ、私は引き継いでいるだけだ」
陰山魂魄:「貴方のように生き証人とは足り得ない」
紀ノ川兵衛:「……これが”ヴァタ”と同じものなら、何かやつの正体に繋がる手がかりが掴めればいいのだが」
陰山魂魄:「確かに、これには多くの残留電子記録が刻まれている」
陰山魂魄:コンコン、と装甲を叩いて
陰山魂魄:「が、その内容は私にとっても未解析の物が大半だ」
陰山魂魄:「同質のテクノロジーと一体化した貴方には、読み解くことも可能かもしれない」
陰山魂魄:「しかし、おいそれとやってみろとは言えないな」
紀ノ川兵衛:「……何故だ?」
陰山魂魄:「きみの精神にどのような影響を及ぼすのか、予測できない」
陰山魂魄:「それでも、やるのか?」
紀ノ川兵衛:「ああ。俺の精神だけの問題か」
紀ノ川兵衛:「ならば良い。やろう」
紀ノ川兵衛:「大爆発でもするのかと思った……」
陰山魂魄:「即決か」
代永瑠璃子:「支部長、これ、止めても無駄だよね」
阿久津数馬:「この様子じゃな……」
阿久津数馬:「紀ノ川」
紀ノ川兵衛:「何か作戦か?」
阿久津数馬:「いや。僕はお前に後で話がある」
阿久津数馬:「だから正気で成功しろ。これは命令だ」
阿久津数馬:「いいな」
紀ノ川兵衛:「了解した」 一瞬、敬礼する。
紀ノ川兵衛:「俺は難攻不落、無敵の”荒神郭”だからな。いつでもいい」
阿久津数馬:「よし、やれ。今がいざという時だ」
阿久津数馬:「任せた」
陰山魂魄:「……」
陰山魂魄:がしゅっ しゅるり
陰山魂魄:鉄鬼兵に手を触れると装甲の隙間から
陰山魂魄:一本のケーブルが伸びる。
陰山魂魄:「それを掴め。同期が始まるはずだ」
紀ノ川兵衛:「こういう仕組みだったのか……!」
紀ノ川兵衛:「では、失礼する」 左腕で掴む。接続端子がそこにあるはずだ。
GM:では
GM:君の脳に、鉄鬼兵が記録した様々なデータが
GM:直接、怒涛のようにインストールされる!
GM:バチバチバチバチッ!!
GM:火花はやがて収まり……
GM:紀ノ川くんの脳裏に浮かんだのは
GM:4.【分子配列変換光波収束投射機構について】
GM:”アヌプ”の右腕義手に搭載されていた兵装。旧日本軍によって開発された兵器のひとつ。
GM:エンジェルハイロウ/モルフェウスの能力者に適合し、その力を変質させ、出力を高める。
GM:使用者によって異なる波長を解析すれば、逆波長のビームをぶつけることで対象者を回復できる。
GM:解析には、紀ノ川兵衛の内部に組み込まれた解析機構が役にたつだろう。
GM:石化被害者の回復条件は、クライマックス戦闘において紀ノ川くんが”アヌプ”攻撃を受けることです。
GM:5.【”ヴァタ”の人型兵器について】
GM:やはり鉄鬼兵のひとつである。
GM:初期ナンバーのひとつであり、人間の生命エネルギーを外部から取り込むことで、搭乗者含め半永久的に活動が可能だという。
GM:識別機体名は『死神鬼』(ししんき)。
GM:以上!
GM:――紀ノ川兵衛は、旧日本軍の兵器について
GM:一部の記憶を取り戻しました。
紀ノ川兵衛:「――づっ!」 火花を散らしながら、半ば引きちぎるように左腕を離す。
阿久津数馬:「平気か、紀ノ川!」
紀ノ川兵衛:「成功……した。なかなか熱い」 肩の接合部から黒い煙が上がった。
紀ノ川兵衛:「だが、問題なしだ」
阿久津数馬:「……そうか」ほっとした顔をする。
紀ノ川兵衛:「記憶が部分的に復元できた。主に石化を解除する方法について……」 左手を開閉する。
阿久津数馬:「戻るのか!」
紀ノ川兵衛:「できるはずだ。解析に条件はあるが、満たすのは容易い」
阿久津数馬:「よか……よかった……」小さく呟く。
阿久津数馬:少しよろけて、代永さんにぶつかる。
代永瑠璃子:「おっと」ぽすんと両手で受け止める。
阿久津数馬:「うあ」
代永瑠璃子:「良かったよね。良かった」
阿久津数馬:「なんでもない、ちょっと足下がふらついただけだっ」慌てて離れる!
代永瑠璃子:「ふふ」微笑ましく笑う。
紀ノ川兵衛:「休息が必要かもしれないな」
阿久津数馬:「いいや。まだやれる。詳細を話せ、紀ノ川!」
紀ノ川兵衛:「……そうか。では、具体的な作戦だが」
紀ノ川兵衛:「”アヌプ”の攻撃を受ければ、俺がそれを解析できる。あれは分子配列変換光波収束投射機構」
阿久津数馬:「ぶんし……」
代永瑠璃子:「はいれつ……」瞬き。「すごい名前だ」
GM:戦闘中、完全に石化しきる前に解析を終えることが出来れば
GM:即座に、紀ノ川くんはそれを打ち消すフィールドを展開出来ます。
代永瑠璃子:解析には何ラウンドか要するのでしょうか?
GM:ゲーム的な処理としては…
GM:特に判定とかいらないです!
GM:紀ノ川くんは高性能!
阿久津数馬:おお
紀ノ川兵衛:やった!
GM:でもまあギリギリのとこを攻めることになるのは
GM:PCたちとしては緊張の元かもしれません。
GM:そんな感じ。
紀ノ川兵衛:「……長いので石化光線と呼ぼう。石化が完了する前に解析し、逆位相の波を発生させる」
紀ノ川兵衛:「これをもって石化は回復するだろう。だいたいの仕組みは俺の左腕が知っている」
阿久津数馬:「つまり、奴との交戦が必要ということか……」
代永瑠璃子:「紀ノ川くん頼りになっちゃうのが、なんとも申し訳ないとこだけどね」頬をかく。
阿久津数馬:「危険な作戦だが、お前以外に頼れる人材がいない」
阿久津数馬:まっすぐに紀ノ川くんを見て。
阿久津数馬:「遂行してくれ。これは……依頼だ」
紀ノ川兵衛:「依頼か」
阿久津数馬:「あいつらを石にさせたのは、僕に責任がある」護衛のことを思い出しながら。
阿久津数馬:「……お前の上官も、もしかしたら、そうだ」
紀ノ川兵衛:「俺は現代に蘇生して決めたことがある。もう組織の命令にのみ従うのは御免被るが、個人的な友人の頼みなら別だ」
阿久津数馬:「友人……」
紀ノ川兵衛:「剣宮氏を助けるのは俺の責務でもある」
紀ノ川兵衛:「協力を頼みたいのは俺の方だ」
阿久津数馬:「……紀ノ川」
阿久津数馬:「ひとつ、聞きたいことがある」少し弱い声で。
紀ノ川兵衛:「当方に答えられることならば」
阿久津数馬:「紀ノ川。僕はお前を、人扱いできていたか……?」
阿久津数馬:代永さんの方をちらりと見る。
阿久津数馬:「旧日本軍の人間兵器、と聞いて、僕はもしかしたらずっとお前を」
阿久津数馬:「あの巨人のように見て……勝手に、盛り上がっていた、のかもしれない」
阿久津数馬:「さっき気がついた。……僕は何も考えていなかったのかもしれないと、それで……」
阿久津数馬:「それでも友人でいいのか?」
紀ノ川兵衛:「阿久津くんは自罰的な傾向があるな。……俺はそうした感想を悪いことだとは思わない」
紀ノ川兵衛:「俺の左腕も俺の一部だし、俺は俺の左腕の一部でもある。どちらがどう、という話ではなく……そうだな……」
紀ノ川兵衛:「俺だって友人から頼られたいものだからな。戦友からはいつでも頼りがいのある秘密兵器、そびえる要塞だと思われていたい」
紀ノ川兵衛:「こと俺に関していえば、人間扱いがどうのなどという了見の固いことは言うまいよ、阿久津くん」
紀ノ川兵衛:「友人だ、気兼ねなく、馬鹿馬鹿しくいこう」
阿久津数馬:「……そうか」
阿久津数馬:「確かに……僕は自罰的かもしれないが、こうやってめそめそしている時間も嫌いなんだ」顔を上げる。
阿久津数馬:「吹き飛ばしてくれ、紀ノ川兵衛」
阿久津数馬:「これは依頼だ」
紀ノ川兵衛:「了解だ。俺の活躍で盛り上がってくれ」
GM:---
GM:シーン終了。ロイスと購入ができます!!
阿久津数馬:紀ノ川くんへのロイス感情を、○憧憬/不安に変更します。
阿久津数馬:じゃあグレネードランチャーチャレンジします
阿久津数馬:2dx+1=>13
DoubleCross : (2R10+1[10]>=13) → 10[3,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

阿久津数馬:うそお
代永瑠璃子:かっちょいーーー
阿久津数馬:あげる……こわ……
紀ノ川兵衛:す、すごい…
紀ノ川兵衛:何者なんだ……この購入力、まさか、生ける伝説…!?
紀ノ川兵衛:ありがたくランチャーいただきます!!!
GM:無敵支部長…
紀ノ川兵衛:阿久津くんへのロイスは、これはこのまま敬意でいきます。
紀ノ川兵衛:そして再びグレネードランチャー!
紀ノ川兵衛:2dx=>13
DoubleCross : (2R10[10]>=13) → 7[7,7] → 7 → 失敗

紀ノ川兵衛:無理以上!
代永瑠璃子:ロイスなし!
代永瑠璃子:誰かほしいものあります…?
紀ノ川兵衛:他にはなにも思いつきません!
阿久津数馬:照準器……?
代永瑠璃子:強化素材でもねらってみるか
代永瑠璃子:1dx+1>=15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

代永瑠璃子:はい!以上です。

ミドル:4

GM:では次のシーン!
GM:折返しを過ぎてそろそろゴール近い情報収集!
GM:プライズは6/9まで来てます。
GM:シーンプレイヤーは阿久津くん!他全員登場可能!
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+8(1d10->8)した(浸食:54->62)
阿久津数馬:いきなり
代永瑠璃子:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 4[4]+58 → 62

代永瑠璃子:同値!
ミチカ:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 4[4]+70 → 74

紀ノ川兵衛:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 9[9]+68 → 77

紀ノ川兵衛:ヒョエーッ
代永瑠璃子:紀ノ川くんが
阿久津数馬:わお
ミチカ:あっはっは
GM:---
GM:第10支部・ロビー
GM:---
GM:君たちは有力な手がかりを手に入れ、第9支部から帰還した。
GM:もうひとりの担当イリーガル・ミチカとも情報を共有しておくべきだろう。
研究エージェント:「お疲れさまです、支部長」
研究エージェント:「彼女は訓練室にいるはずです。実戦への感覚を整えるので、1人にして欲しいと。」
阿久津数馬:「ああ、わかった。いい材料は持って帰ったぞ」
阿久津数馬:心なしか足が軽くなっている。
代永瑠璃子:阿久津くんがエージェントと話しはじめたのを見て、紀ノ川くんに近づく。
代永瑠璃子:「ね。紀ノ川くんさ」
紀ノ川兵衛:「ああ」
代永瑠璃子:「言いたくなかったら、言わなくてもいいことなんだけど」
紀ノ川兵衛:「うむ?」
代永瑠璃子:「キミにとって、上官ってどういう人?」
紀ノ川兵衛:「そ、それは剣宮氏のことか?」
代永瑠璃子:「うん。あ、ホント!言いたくなかったら、いいよ! でもさ」
代永瑠璃子:「だって……。紀ノ川くんの態度。ただの上官に対するものじゃないのかなって。思っちゃって」
紀ノ川兵衛:「……剣宮氏は」
紀ノ川兵衛:「説明が難しいな。正確な説明は長大な文章になるが」
紀ノ川兵衛※南国無人島ログを参照
紀ノ川兵衛:「俺は彼女のことが好きだ。永く共にいたいと思っている」
代永瑠璃子:「わ」
紀ノ川兵衛:「現代の若者の言葉で何というべきかわからんが、回答になったか?」
代永瑠璃子:「うん。うん。すっごーーく、良い回答だった」
代永瑠璃子:「現代の言葉で伝える必要なんかないと思う。紀ノ川くんの言葉でいいんだよ」
紀ノ川兵衛:「ありがとう。……何か参考になる話か、これは?」
代永瑠璃子:「うん! あのね、あたし、魔法使いだから。お姫様を助ける王子様のこと、手助けするのが仕事なの」
代永瑠璃子:「だから、紀ノ川くんのこと、全力でサポートするから!」拳を握る。「…って、だけの話!」
紀ノ川兵衛:「古風だな。俺が知っている魔法使いは、たいてい筆舌に表せぬほど胡散臭くて……ああ、いや」
紀ノ川兵衛:「貴君は違うのだな。助かるよ」
代永瑠璃子:「現代の魔法使いは、悪役じゃやってらんないからね。ふふ」
代永瑠璃子:「さてさて」紀ノ川くんの肩をポンポン叩く。
代永瑠璃子:「紀ノ川くんだって疲れたっしょ。腹ごしらえも大切よ」
紀ノ川兵衛:「……ああ」 肩を回す。
紀ノ川兵衛:「ミチカ氏を呼んで来よう。最終段階に向けて備えが必要だ」
GM:---
GM:第10支部・訓練室
GM:---
GM:君が向かったのは、ビルの中の訓練室。
GM:ここも中々に豪勢な仕様で、最新の設備が揃っている。
ミチカ:キン  キィン  キン キキン
ミチカ:飛び回るターゲットドローンを、流れるように打ち落としている。
ミチカ:刀の峰で、ドローンの一つを打ち上げる。
ミチカ:打ち上げた破片が、次々と他のドローンに当たり、連鎖していく。
ミチカ:正規の剣技ではないが、異様なまでの技巧の冴え。最後に残った一つを、斬り落とす。
ミチカ:「…………ふう」 刀を降ろす。恭しく掲げるように、鞘に納める。
紀ノ川兵衛:「……邪魔をする」
メカワイバーン:「ギャウー……」
メカワイバーン:最初の方相手をしていたメカワイバーンくんは
メカワイバーン:既にヘトヘトになって部屋の隅に伏せている。
ミチカ:「……あら。軍曹どの」
紀ノ川兵衛:「最後の階級は少尉だった。軍曹では指令系統上、単独行動を扱いづらかったのかもしれない」
紀ノ川兵衛:「独特の技術だな。自己流なのか?」 ドローンの一つを拾い上げる。
ミチカ:「我流だよ。才能も、習う相手もいなかったからね」
紀ノ川兵衛:「意外だな」
紀ノ川兵衛:「ここまで異質な術は希少だ。師も才能もなしに、その若さでたどり着けるものか?」
ミチカ:「若さね」苦笑したかのように、目元を細める。「若くはないからね」
紀ノ川兵衛:「吸血鬼の近縁か?」
ミチカ:「肉体的には、ただの人間だよ。古代種の類でもない。……与太話で良いなら聞く?」
紀ノ川兵衛:「与太話には縁がある。参考までに拝聴したい」
ミチカ:「この街で起きた『崩落戦』のことは聞いてるかな」
紀ノ川兵衛:「大きな戦いがあったとは聞いている。ファルスハーツとの大規模交戦だな」
ミチカ:「あの日に起きた数多の破壊に巻き込まれて、私は奇妙な領域に呑みこまれてね」
ミチカ:「人を襲う、怪物だらけの異世界だった。そこであたしはオーヴァードに覚醒して、戦った」
ミチカ:「戦って、戦って、途中でこの剣を拾って、戦って、戦って。」
ミチカ:「こっちに戻ってきたのは、1年後だった」
紀ノ川兵衛:「……異界? 異界……、ただ一人で?」
ミチカ:「いいや。他にも、呑みこまれて生き延びた子は居たし、その世界自体にも、元からの人間の住人もいた」
ミチカ:「……と、思う。正直、戻って来てから、あの頃の記憶はどんどん曖昧になっててね」
紀ノ川兵衛:「では、どうやって戻ってくることができた?」
ミチカ:「死んだんだよ。そこでね。といっても、怪物に食われたわけじゃない」
ミチカ:壁に歩いていって、シミュレーターの電源を切る。ぱちり。
ミチカ:「寿命だ。……老衰だった」
紀ノ川兵衛:「それはずいぶんな長征だったな」
ミチカ:「そうだね」からからと笑う。渇いた笑い。
ミチカ:「現実か、夢か、それとも、こういう誰かが用意したシミュレーターにでも囚われてたのか」
ミチカ:「……少尉どのに聞きたいんだけれど」
ミチカ:「凍結保存されていたんでしょう。自分の同一性に、疑問を持ったりはしなかった?」
紀ノ川兵衛:「おそらく、性格の違いだな」
紀ノ川兵衛:「俺は自己同一性……アイデンティティというのか」
紀ノ川兵衛:「道具の一種として認識しているような気がする。腕と同じだ。目的のために使う道具」
ミチカ:「道具の……身体の機能が」
ミチカ:「自分が出来る事さえ変わらなければ、それは同じだってこと、かな」
紀ノ川兵衛:「そうだな。同一性が保証されないとしても、不便はない。いま、俺が意志する目的を果たせるならば。」
紀ノ川兵衛:「ああ、これは俺の性格というより、環境だな。」
紀ノ川兵衛:「長らく、切り取られた”いま”しか存在しなかったからだ」
紀ノ川兵衛:「長い経験を経たであろうきみの世界認識とは、そこが異なるのかもしれない」
ミチカ:「太平洋戦争の、兵士か……代永が苦い顔をしていたのも、代永ならそうだろうけど」
ミチカ:「格好良いね、そういう姿勢は」
紀ノ川兵衛:「単独で生き抜いたきみほどタフではない。」
紀ノ川兵衛:「……もしかするとこれは、きみに”長い認識”があることで、きみの体験を逆説的に証明する一部になるかもしれないな」
ミチカ:「だとすれば、……どうかなあ」
ミチカ:「具体的な記憶はないんだ。……忘れたことと、全力で生きていたことと」
ミチカ:「それだけがある。……ただ、そうだな。……出来ること、か」
ミチカ:刀の鍔を鳴らす。その周囲が、蜃気楼のように一瞬、揺らぐ。
ミチカ:「たぶんあたしは、信頼できる仲間と一緒に、人々を怪物から守っていたと思う」
紀ノ川兵衛:「それはまさしく英雄の行いに思えるな」
ミチカ:「いや。どうかな……仲間と一緒に戦っていたことは確かだろうけど」
ミチカ:「深く考えるのはやめておこう。……まだ、ね」
紀ノ川兵衛:「そうか? ならば、戻るか」
紀ノ川兵衛:「貴君の力が必要だ」
ミチカ:「率直だな、少尉殿は。……あなたは」
ミチカ:「今、UGNとして戦って、満足か?」
紀ノ川兵衛:「少なくとも、そうだな。UGNには大切な人がいる。悪党としか言いようのない相手との戦いがある」
紀ノ川兵衛:「そちらはどうなんだ?」
ミチカ:「あたし?……そうだな」
ミチカ:「悲しくて、空しくて、心にぽっかり穴が空いて、枯れてる」
ミチカ:「けど」
ミチカ:「傭兵仲間と飲むお酒は、美味しいからね」
ミチカ:「それだけで、戦う理由には十分だ」
GM:---
GM:ということで
GM:進行は6/9
GM:引き続き情報収集をどうぞ。情報はUGNと裏社会。
GM:---
GM:第十支部・食堂
GM:---
GM:君たち2人、代永瑠璃子と阿久津数馬は
GM:訓練室にミチカを迎えにいった紀ノ川を待ちながら
GM:食堂の席についている。
代永瑠璃子:「二人はまだ来てないみたいだねえ」キョロキョロと周囲を見回す。
阿久津数馬:「そうだな」軽く紅茶など飲んでいる。
阿久津数馬:「さっきは紀ノ川と何を話していたんだ?……別にどうでもいい話だが。」
代永瑠璃子:「んー…何のために戦ってるか、みたいな話?」
阿久津数馬:「意外と真面目な話してたんだな」
阿久津数馬:「それで、お前は?」
阿久津数馬:かちゃりとカップを下ろす。
代永瑠璃子:「あたし?」
阿久津数馬:「お前は何のために戦ってるとかあるのか」
代永瑠璃子:「あるよ。世界中を幸せにするために戦ってる」
阿久津数馬:「大きいなー。小学生かよ」
代永瑠璃子:「ばかみたいでしょ」クスクス笑う。「でも、一度だけできたんだよ。それが私の『世界を救った』こと」
阿久津数馬:「……それくらい大きい方が、勢いづいていいのかもしれないが」
阿久津数馬:「僕はそれは信じないって言っただろ。本当だったとしても昔のことだ」
阿久津数馬:「僕がお前の力を必要としてるのは、今だ」
阿久津数馬:「代永。僕は魔法使いとしてのお前は全然知らん。データにもない」
阿久津数馬:「でも、オーヴァードとしては理解してるつもりだ」
代永瑠璃子:「……」阿久津くんを見る。
阿久津数馬:「今回の要は紀ノ川だが、危険な作戦だ。お前とミチカの力も絶対に要る」
阿久津数馬:「今、力を預けてくれ。その後は世界でもなんでも構わないから」
代永瑠璃子:「ばかだな」
代永瑠璃子:「あたしにとっての世界は、もちろん、目の前にいるキミだってそうだよ」
代永瑠璃子:「キミがあたしを呼んでくれるのなら、いつだって手を貸すよ」
阿久津数馬:「ばかってお前……」
阿久津数馬:「……代永瑠璃子」ぷい、と顔を背ける。
代永瑠璃子:「はーい、支部長」
阿久津数馬:「……頼む」
代永瑠璃子:「うん。あたしのこと、何にも考えず信頼しちゃってよ」
阿久津数馬:「何にも考えずになんて済むか。支部長だぞ……!」
代永瑠璃子:「あたしは阿久津数馬くんに言ってるんだもーん」
阿久津数馬:「おっまえ、そういう……」呆れた顔をして。
阿久津数馬:「どっちだっていい。僕は全力で考えるし、全力で頼る時は頼る!」
阿久津数馬:「そう決めたんだ。お前にだってそうだ!」
阿久津数馬:「いいな!」ほんの少しだけ元気を取り戻した声で宣言する。
代永瑠璃子:「オッケー。無事に皆が元の生活に戻れるように、協力させていただきます」ふざけて敬礼をしながら、ニコニコ笑う。
GM:そうして話す2人の元に、足音が2つ、近づいていく。
GM:……。
GM:---
GM:では情報収集どうぞ!
GM:情報はUGNと裏社会
GM:プライズは現在6/9です
紀ノ川兵衛:何もないけどカラテで振ります
紀ノ川兵衛:2dx=>8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 1[1,1] → 1 → ファンブル

紀ノ川兵衛:ひどいw
代永瑠璃子:ファンブルw
紀ノ川兵衛:全然ダメでした~
代永瑠璃子:UGNで、コネ使って振ります!
代永瑠璃子:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 9[4,5,6,9] → 9 → 成功

ミチカ:阿久津くん、また頼んだ!
阿久津数馬:あいよー
ミチカ:強化の雷光! ダイス+4!
阿久津数馬:いただきます!
ミチカ:侵蝕74→76
阿久津数馬:〈情報:UGN〉で振ります。コネ使用支援乗せ。
阿久津数馬:9dx+3=>8
DoubleCross : (9R10+3[10]>=8) → 10[2,2,4,5,8,9,10,10,10]+7[6,6,7]+3 → 20 → 成功

阿久津数馬:うお
紀ノ川兵衛:ウオオオ
代永瑠璃子:すっごい
紀ノ川兵衛:圧倒的!
GM:マジかよ!
GM:ではごぼう抜きでプライズ満了!全ての真実が…明らかに!
GM:【”アヌプ”について】
GM:思わぬ方向から、アヌプと名乗るオーヴァードの身元が判明しました。
GM:第十支部が前体制になる以前の記録。
GM:ここ第十地区を拠点としていたFHセル”ローグ”の関係者リストです。
GM:名前は覧堂久(らんどう・ひさし)。ローグセル構成員、覧堂弘の息子であり
GM:記録では彼本人はオーヴァードではなく、ローグ壊滅後行方不明となっています。
GM:【ローグセルにおける旧軍兵装回収・起動計画について】
GM:ローグセルにおいては、戦後この街に保管された旧軍の兵装を強奪し
GM:それをコントロールする適合者を産み出し、実証実験から技術を転用する計画があったことが
GM:明らかになりました。
GM:覧堂久もまた、その被験者だった可能性があります。
GM:【覧堂久について】
GM:ローグセルの壊滅後、行方不明となっていた覧堂久の足取りが掴めました。
GM:覧堂は、『分子転換光波収束投射機構』の適合者として調整を受けており
GM:セルの壊滅に乗じて出奔。その際に『死神鬼』の生体ユニットとして産み出された合成人間を回収しているようです。
GM:彼はその生体ユニットを永久と名付け、機構を維持するために
GM:オーヴァードたちの血肉と、紀ノ川兵衛に秘められた旧軍由来のテクノロジーを求めていると予想できます。
GM:以上!
GM:食堂で話す内容でもないし
GM:場所を移しましょう。
GM:---
GM:第十地区・資料保管庫
GM:---
GM:ややかび臭い紙の匂いがする地下の一室。
GM:そこは、前体制の頃から第十地区内でのあらゆる資料がハードコピーで保管された
GM:この支部の情報の根を支える部分だ。
阿久津数馬:探し出してきた資料をどさどさと机の上に置く。
阿久津数馬:「ずいぶん遡ったから苦労したぞ」
紀ノ川兵衛:「多いな……」
代永瑠璃子:「へくし」埃にくしゃみ。「いやだなあこれ、全部読めっての?」
阿久津数馬:「ざっと言うと、アヌプの奴は昔この辺りにいたFHセルの関係者らしい」
阿久津数馬:「しつこい奴らなんだ。まだ残っていたとはな」
阿久津数馬:得た情報をざっくりと全員に共有!
紀ノ川兵衛:「……旧日本軍の特異兵装を復元しようとしたのか」
阿久津数馬:「そういうことらしい」
ミチカ:「読むだけで気分が悪くなるな」
紀ノ川兵衛:「この手の兵器は、劣勢に陥った軍がそれを逆転させようと狙ったものだ。つまり」
紀ノ川兵衛:「一つ残らずろくでもない」
阿久津数馬:「ろくでもある奴が傭兵狩りはしないよな……」
代永瑠璃子:「ヴァタって方は、アヌプに命じられてるだけってことか」
紀ノ川兵衛:「かもしれないが……どちらも止めるには、実力行使以外にないと思う」
ミチカ:「パイロット用の人造人間だろう」
ミチカ:「都合よく考えることはできないな」
ミチカ:「……紀ノ川くんを狙っている理由は、見当がついたね」
阿久津数馬:「紀ノ川のブラックボックスとやらか」
ミチカ:「それ。兵器自体の拡充か、あるいは制御方法とか、そういうのを持ってると思われたんだろう」
紀ノ川兵衛:「おびき出せるだろうか」
紀ノ川兵衛:「代永、ミチカの両名も相手に顔を覚えられたと聞いている」
ミチカ:「ローグだっけ。旧セルの情報は残っているんでしょ」
ミチカ:「追い詰めるなら隠れ家とか、アジトとか縄張りとか、そのあたりを漁れば良いと思うな」
阿久津数馬:「ああ。ここに揃えた」積まれた資料を示す。
紀ノ川兵衛:「敵は補給を断たれているのも同然だ。進退窮すれば自ずとこちらに攻め込んで来るだろう」
ミチカ:「どうだろう。敵戦力は二人だけとなると、万全に構えているこちらに来るものかな」
GM:現状から考えれば
GM:攻め込むよりも迎え撃つ算段を整えるほうが、有効に思えるでしょう。
GM:調査班による目撃情報も集まりつつあり
GM:追い詰められていることをあちらが感じているからです。
GM:攻めるか、迎え撃つか。
GM:どちらにせよ方針は2つにひとつです。
紀ノ川兵衛:「戦術方針の決定は任せた」
紀ノ川兵衛:「貴君らのやりやすい方で頼む」
代永瑠璃子:「あたしは支部長の命令に従うだけだからなー」
ミチカ:「同じく。外様なので」
阿久津数馬:「狙いが紀ノ川なのは明らかだ。奴らは追い詰められている」
阿久津数馬:「いずれはジリ貧になって姿を現すはずだ……なら」
阿久津数馬:「こちらは着実に迎撃をする方が有利と考える」
阿久津数馬:「と、僕の考えはこうだ」ぐるりと見回す。
紀ノ川兵衛:「了解した。異存はない、迎え撃とう」
ミチカ:「良いと思うよ。ただ、追い詰められた獣は怖いからね」
代永瑠璃子:「大丈夫、全力で頑張りますから」
阿久津数馬:「……もう油断はしない。必ず奴らを止めて、石化された奴らを治す!」
阿久津数馬:「第十支部を敵に回したら何が起こるか、見せてやるぞっ!」
ミチカ:(……)
ミチカ:(第十支部の本人員が支部長しかいない)
GM:---
GM:という感じで、シーンは終了!クライマックスに向かいます!
GM:最後の購入ロイスだ!侵蝕もどうぞ!
代永瑠璃子:阿久津くんにロイスとるぞー!
代永瑠璃子:リーダー/阿久津数馬/誠意:○/庇護/ロイス
代永瑠璃子:こうだな!
阿久津数馬:わーい!
代永瑠璃子:とりあえず強化素材調達に励んでみます
代永瑠璃子:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 6[1,6] → 6 → 失敗

代永瑠璃子:だめ
紀ノ川兵衛:ミチカさんに取らざるをN!
紀ノ川兵衛:ミチカ/連帯感○/隔意 不思議な連帯感を感じる…
紀ノ川兵衛:ほしいものはもうすべて持っている…
紀ノ川兵衛:強化素材を買ってみよう
紀ノ川兵衛:2dx=>15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 3[2,3] → 3 → 失敗

紀ノ川兵衛:このダイス…低すぎ…!
紀ノ川兵衛:ダメでした!以上~
代永瑠璃子:紀ノ川くんありがとう!
ミチカ:紀ノ川君にロイス内容変更
ミチカ:協力者/紀ノ川兵衛/羨望:○/隔意/ロイス
阿久津数馬:ロイスは埋まっている! 代永さんも引き続き○誠意が合ってるかな
阿久津数馬:購入は支援が乗っているので、何かほしいものがある人がいたら
ミチカ:ブルーゲイル欲しいです!
ミチカ:あ、先に自分でやってみよ
ミチカ:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 7[2,2,4,5,7]+3 → 10

ミチカ:だめ
阿久津数馬:オッケーブルーゲイル! 回るといいな……
阿久津数馬:7dx+1=>20
DoubleCross : (7R10+1[10]>=20) → 9[1,2,2,3,6,7,9]+1 → 10 → 失敗

阿久津数馬:あー、だめ
阿久津数馬:以上!
阿久津数馬:ブルーゲイル一個持ってますけど、ミチカさん使います?
阿久津数馬:こっちはどうしてもというものではないので……
ミチカ:阿久津くん使わなくて良い?
ミチカ:じゃあ欲しいかも
阿久津数馬:どっちかというと、2ラウンド目に行動値下がるのの補填くらいなので
阿久津数馬:あげる!
ミチカ:やったー!

マスターシーン

GM:---
GM:第十地区・某所
GM:---
GM:ここはかつて”ローグ”セルのアジトとして使われていた地下施設の跡地。
覧堂永久:「ああ…うっ……うう……!」
覧堂永久:代永瑠璃子とミチカを襲った白い髪の少年が
覧堂永久:痛みにうめき声をあげている。
覧堂永久:「いてえよ……いてえよぉ……」
覧堂永久:肩口には、刃で刺し貫かれた傷。
覧堂永久:血が滲んでいる。
覧堂永久:「にいちゃん……にいちゃあん……」
GM:その視線の先。
GM:黒い髪の青年。”アヌプ”と名乗った男が立っている。
覧堂久:「永久(とわ)……」
覧堂久:「今日は兄ちゃんやることがあるって言っただろう」
覧堂久:「なんで我慢できなかった」
覧堂久:屈んで、手当をしつつ永久と呼んだ少年を見る。
覧堂久:その眼差しは穏やかだ。
覧堂永久:「だって……だってえ……オレぇ」
覧堂永久:「腹が、減って……」
覧堂永久:その顔に、じわじわと老人のようなシワが広がっていく。
覧堂永久:髪の色艶がなくなり、表情から生気が失われていく。
覧堂久:「……」
覧堂久:「『非常食』だ。2つ、食っていいぞ」
覧堂永久:「!」
覧堂永久:「いやっ、ややややっ、やっ!たぁ!」
”死神鬼”:ぐおん ぎぎぎぎっ
”死神鬼”:少年の背後で巨大な鉄塊がうごめく。
GM:空間の壁沿いに並べられているのは
GM:恐怖の表情のままに石化した、男女たち。
”死神鬼”:それを巨大な腕が無造作に掴み上げ
”死神鬼”:ば ぎっ ごぎり ごぎごぎごぎ
”死神鬼”:嘴のような大顎で、噛み砕いていく。
覧堂永久:「ええ、へ」
覧堂永久:「ええへへへへへ」
覧堂永久:少年の容姿に、生気が戻っていく
覧堂永久:「にいちゃあん、オレ、げっ、元気になったぜえ!」
覧堂久:「……よかった」
覧堂久:その隣に腰掛ける
覧堂久:「永久……兄ちゃんがお前を守ってやるぞ」
覧堂久:「俺が大事に出来るのは……お前だけなんだ」
覧堂永久:「えへへへへへへ!」
覧堂永久:「にいちゃん!にいちゃあん!」
GM:石の砕ける音と、鉄の軋む音だけが
GM:2人のいる空間には、響いている。

クライマックス

GM:クライマックス、全員登場!
ミチカ:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 10[10]+76 → 86

ミチカ:やめてくれ
ミチカ:しんでしまう
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+10(1d10->10)した(浸食:62->72)
代永瑠璃子:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 1[1]+62 → 63

阿久津数馬:ここで
代永瑠璃子:ひくい
紀ノ川兵衛:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 9[9]+77 → 86

紀ノ川兵衛:ヒョウェ~ッ
代永瑠璃子:ワワワ
GM:---
GM:第十地区・国道沿い
GM:---
GM:支部にほど近い大通り。白昼だというのに車や人の行き来はない。
GM:様々な状況を加味し、捜索部隊が発見した覧堂久を
GM:君たちはこの場所へと追い込んだのだった。
覧堂久:「……あそこで一手、答えを待つべきじゃなかったな」
覧堂久:「阿久津数馬。中々やるやつだ」
GM:覧堂久は1人、君たちと対峙する。
紀ノ川兵衛:「称賛するとは余裕があるな」
覧堂久:「俺は敵を貶して胸がすくような三下とも違う」
覧堂久:「能力のある人間は素直に認めるさ」
阿久津数馬:「……認めてくれるのはいいが。ついでに止まるわけにはいかないのか?」
覧堂久:「は……」
覧堂久:「その台詞は、言うと思ったぞ」
覧堂久:「ぬくぬくと、人からモノを与えられて育ってきたやつの理屈だ」
覧堂久:「……調べは付いてるんだろう」
覧堂久:「俺の父親は、”ローグ”だ」
覧堂久:腕まくりして、微かに発光する白い義手を露わにする
覧堂久:「生身の腕を取り外され、こんなモノを取り付けられた」
覧堂久:「奴らの下らない野心のせいで、俺も、弟もこのザマだ!」
覧堂久:「だからこれは、俺達のすることは、正当な搾取だ」
覧堂久:「親も、正義の味方とやらも!世の中の連中は、俺たちに何も与えてくれはしなかった」
覧堂久:「それを取り戻しているだけだ……!」
覧堂久:その目には、憎悪の炎が燃えている。
阿久津数馬:「搾取に正当も何もあるかよ」きっと睨みつける。
覧堂久:「俺たちにはその資格がないとでも言いたいのか?」
覧堂久:「お前に何がわかる!」
覧堂久:睨み返す。
阿久津数馬:「わかるとかわからないとかじゃなくて。僕には僕の物がある」
阿久津数馬:「紀ノ川だってそうだ、今のこいつは僕の頼れる部下だ。渡さん」
阿久津数馬:「僕は多少生まれやら地位やら……人材やらに恵まれていたかもしれないが!」
阿久津数馬:「奪われたら腹が煮えくり返るのは貴様と同じなんだよ!」
阿久津数馬:「貴様が一番わかってるだろ、覧堂久!」どこからか、ヘリの飛来音が聞こえてくる。
覧堂久:「……それなりに吠えるじゃないか。阿久津数馬」
覧堂久:「ならどちらの怒りが強いか、比べあってみるか?」
覧堂久:ギシィッ!
覧堂久:構えた義手が軋みを上げる。
ミチカ:「あなた、一人?」
覧堂久:「いや」
覧堂久:「俺たちは、いつも一緒だ」
GM:ばきっ!
GM:ばぎばぎばぎばぎばぎ!
GM:コンクリートの地面がひび割れ、盛り上がり、鉄の巨体が姿を現す。
”死神鬼”:「ぎぃあああああああああああっ!!!」
”死神鬼”:「ううううるっ!!」
覧堂永久:『にっ、にっ』
覧堂永久:『にいちゃんは、やらせねえぇ』
覧堂永久:『お前ら、くってやるうううううう!!』
紀ノ川兵衛:「なるほど。初めて見たが、大物だな。おそらく通常の甲冑より一回り……重装甲か?」
覧堂久:「紀ノ川兵衛」
覧堂久:「お前を解析することで、死神鬼と永久の接続は安定する」
覧堂久:「必ず、するはずだ」
覧堂久:「俺の弟のために、犠牲になってもらう」
紀ノ川兵衛:「お前の、その腕……」
覧堂久:「ああ、そうだ。これもお前と同じらしいな」
覧堂久:「俺にとっては何の興味もない、忌々しいだけの代物だ」
覧堂久:かちゃかちゃと指が動く
紀ノ川兵衛:「その腕を誰かのために、何かを守るために使おうと考えなかったのか?」
覧堂久:「……ふ、ふふ」
覧堂久:「今そうしている」
覧堂久:死神鬼の足に手を付き
覧堂久:「俺が大切に出来るのは」
覧堂久:「同じ痛みと苦しみを与えられた、永久だけだ」
覧堂久:「こいつを守るためなら、なんだってする」
覧堂久:「何百人だろうと、鬼に食わせてやる」
ミチカ:「フリーランスの傭兵を狙ったのは?」
覧堂久:「後ろ盾のないオーヴァードであれば、なんでもよかったさ」
覧堂久:「繋がりのない連中、ごろつきを消してやることで」
覧堂久:「多かれ少なかれ、俺たちも社会の役に立っているんじゃないか?」
ミチカ:「そうか。……弟くん?」
覧堂永久:『てめえ…てめえ!』
覧堂永久:『そうだ!よくも刺してくれたなああああ!』
覧堂永久:『兄ちゃんによぉ!石にしてもらうんだからなあああ!!』
ミチカ:「覚えていてくれて嬉しいよ。――お兄さんのことは好き?」
覧堂永久:『オレの、オレのにいちゃんは』
覧堂永久:『世界一だあ!誰にも負けねええ!』
覧堂永久:『お前らだって、やっつける!!』
ミチカ:「そう」薄く笑う。「大好きなんだね。じゃあ」
ミチカ:「二人一緒に、終わらせなければね。……あてもなく生き延びるのは、辛いから」
ミチカ:リ  ン。
ミチカ:異様な音と共に、僅かにその輪郭がぶれた。
紀ノ川兵衛:「同感だな」
紀ノ川兵衛:「やつらの世界には、やつら二人しかいない。やつらもやつらの世界を守ろうとしているのだろうが」
紀ノ川兵衛:「俺はそれを破壊する。……剣宮氏を取り返さねばならん」
紀ノ川兵衛:「今日から貴君の世界最強は兄ではなくなる。悪いが、参るぞ」
ミチカ:「ええ。結局は純然たる生存競争だから。情けをかける必要はない」
阿久津数馬:「世界を守る奴なら、こっちにだっている」
阿久津数馬:「そうだろ? 代永」
代永瑠璃子:「あたしは皆に救われてほしいよ」苦い顔をする。
代永瑠璃子:「破壊しかできないってのは悲しいけど。でも、まあ、やれることをするよ」
ミチカ:「代永。」
代永瑠璃子:「うん?」
ミチカ:「……ううん。なんでもない」
代永瑠璃子:「何よ。大丈夫、今のあたしはオーヴァードだから
代永瑠璃子:「支部長の命令は絶対だ」
ミチカ:「オーヴァードである前に、代永瑠璃子でしょう」
代永瑠璃子:「……」瞬き。「うん。そうだ」
ミチカ:「らしくしなよ。私も手助けする。……そういえば、一緒に戦うのは初めてか」
ミチカ:刀を、恭しく掲げるように持つ。真っ当な剣士の、戦う構えではない。
代永瑠璃子:「そうだね。あたしは……あたしに、やれる事をするまで。誰に馬鹿にされても」
代永瑠璃子:「戦いじゃ……イカサマはできないもんね?」拳を掲げる。手首に下げた銀色のアクセサリーが光る。
”死神鬼”:「ぎぃいいいいあああああああああ!!」
”死神鬼”:鉄鬼が絶叫をあげる。
GM:その声は、君たちの奥底から
GM:レネゲイドの衝動を喚起する。
GM:衝動判定、難易度9!
ミチカ:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,4,8,8,9] → 9

ミチカ:成功!
ミチカ:86+2d10
DoubleCross : (86+2D10) → 86+12[7,5] → 98

ミチカ:死んでしまう
阿久津数馬:7dx+1=>9 思い出の一品使用
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[3,3,4,4,5,7,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

阿久津数馬:よし
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+11(2d10->6,5)した(浸食:72->83)
代永瑠璃子:1dx>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 7[7] → 7 → 失敗

代永瑠璃子:失敗!
代永瑠璃子:2d10+63
DoubleCross : (2D10+63) → 13[7,6]+63 → 76

紀ノ川兵衛:魚尾!勝負所!
紀ノ川兵衛:うおお
紀ノ川兵衛:3dx=>9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[3,4,10]+8[8] → 18 → 成功

紀ノ川兵衛:好!
紀ノ川兵衛:2d10+86
DoubleCross : (2D10+86) → 4[2,2]+86 → 90

紀ノ川兵衛:ここへきて好調の波!
ミチカ:いいなー
GM:ではクライマックスへ!
GM:マップは以下!
代永瑠璃子:ド低い
GM
”アヌプ”覧堂久、”ヴァタ”覧堂永久
10m
PC全員

GM:アヌプの行動値は14、ヴァタが4です。
GM:セットアップから!
紀ノ川兵衛:ナシ!
阿久津数馬:なし!
代永瑠璃子:ありません!
ミチカ:ブルーゲイル使用。侵蝕
ミチカ:侵蝕98→103、行動値10→15
ミチカ:死ぬっつってんだろ!
GM:エネミーはなし!
GM:では行動値が上昇し
GM:ミチカさんが最先手!
ミチカ:イニシアチブで『時間凍結』!
ミチカ:侵蝕108! 行動権を得る! 連続行動!
ミチカ:マイナーで高速振動ブレードを…………!
ミチカ:起動!
GM:ついに来た…!
ミチカ:メジャーで《ポイズンフォッグ》《強化の雷光》《熱狂》!
ミチカ:PC全員に、シーン間のダイス+5、戦闘移動+5m。さらに望むものは白兵攻撃力+12、暴走!
ミチカ:私はもちろん全部受けます
紀ノ川兵衛:ダイス+5と戦闘移動+5mだけ受けます!
阿久津数馬ダイスと移動だけいただきます
代永瑠璃子:全部受けます!どうせ暴走してるし!
ミチカ:「クヴァル、ネーロイ、ハルダンゲル。ガイランゲル、トロンハイム、ベスト、ミルフォード……」
ミチカ:刀を掲げて、祈るようなしぐさ。――周囲に、無数の雷光が走り、
ミチカ:代永さんたち、周りの全員に、奇妙な幻覚が見え始める。
ミチカ:それは、『これから自分が行う行動』だ。どう攻撃するか。移動するか。その際に反撃を受けるか。かわされるか。
ミチカ:無数の幻影が現れ、消え、現れる。
ミチカ:「――あたしのソグネは、周辺の因果律を振動させる」
ミチカ:「あなたたちが取りうる無数の行動分岐の中から、最も適切な行動を選びなさい」
ミチカ:「選べば、その『未来』が確定する。……入れ込み過ぎると、防御がおろそかになるから気をつけて」
阿久津数馬:中空を見上げる。これから彼の兵器が現れるはずの。
紀ノ川兵衛:「魔術でも呪術でもないな。だが」
紀ノ川兵衛:「助かるぞ。これから、いささか荒い技を撃つ」
ミチカ:侵蝕108→114。
ミチカ:そして自分の正規の行動!
GM:おっと!ミチカさん以下の行動値優先権は
GM:まだ処理されていない!
ミチカ:あ、そうか!
GM:ではその異様な光景の中
GM:再度イニシアチブ!
”ヴァタ”覧堂永久:《加速する刻》!
”ヴァタ”覧堂永久:即座にメジャーアクション!
ミチカ:きやがった!この野郎!
”ヴァタ”覧堂永久:マイナーで毒の刃、メジャーでコンセントレイト:ソラリス+アドレナリン+タブレット+ポイズンフォッグ
”ヴァタ”覧堂永久:視界範囲運転攻撃!
”ヴァタ”覧堂永久:12dx7+2
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[3,4,4,4,5,5,5,9,9,9,9,9]+10[2,7,7,7,9]+10[3,3,5,8]+10[9]+1[1]+2 → 43

”ヴァタ”覧堂永久:対象は全員だ!
代永瑠璃子:暴走につきドッジ不可!
紀ノ川兵衛:ガード!サイバーアームガード!
ミチカ:暴走しているためドッジ不可!ちなみにドッジしたとしてもダイス-3かかるぞ! 避ける気ゼロ!
阿久津数馬:ドッジします!
阿久津数馬:3dx+1=>43
DoubleCross : (3R10+1[10]>=43) → 6[2,5,6]+1 → 7 → 失敗

阿久津数馬:だめ
”ヴァタ”覧堂永久:5d10+25
DoubleCross : (5D10+25) → 19[1,8,1,2,7]+25 → 44

”ヴァタ”覧堂永久:諸々有効!
ミチカ:死ぬ!
ミチカ:ヴァタに 敵対者/共感:/敵意:で ロイスとって昇華!
ミチカ:敵意の方が○
紀ノ川兵衛:装甲とガードで19点減らす!結果、ダメージ25点!生存!
紀ノ川兵衛:HP31⇒6
代永瑠璃子:えっすごい紀ノ川くん
ミチカ:ガードすごいな!
GM:かった!
阿久津数馬:ヘリ乗ってたらなんとかなったのにーー 倒れます。リザレクト!
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+1(1d10->1)した(浸食:83->84)
阿久津数馬:ちっちゃ
阿久津数馬:HP1で復活します。
代永瑠璃子:死にます!リザレクトですやった(?)
代永瑠璃子:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 2[2]+76 → 78

代永瑠璃子:ちくしょう!
代永瑠璃子:HP2で復活です!
GM:上がらない…!
”ヴァタ”覧堂永久:『みょうな、ことは』
”ヴァタ”覧堂永久:『させねえ!!』
”死神鬼”:ガコン ガキン
”死神鬼”:そのかぎ爪のような両腕が肘から外れ
”死神鬼”:関節から上腕がケーブルに繋がれたまま、君たちを縦横無尽に薙ぎ払う!
”死神鬼”:「ぎぎぃいいいいいいいいっ!」
”死神鬼”:どがっ ぐしゃぁああっ!!
紀ノ川兵衛:「天目一神――」 左腕が火花を散らし、鉤爪による攻撃を片端から弾く。 「防禦旋界!」
阿久津数馬:避けようとするが、そのまま振り払われ、地面に叩きつけられる。
ミチカ:「――ッ!」避ける素振りもない。巨大な爪に身体を抉られて吹っ飛ばされる。
”ヴァタ”覧堂永久:『にいちゃんをやらせねえ…!にいちゃんをやらせねえ…!!』
”ヴァタ”覧堂永久:『ふぅ……ふぅるるる!!』
ミチカ:「――否定(ディファ)」  血と肉を落として吹き飛ぶ身体が、消失する。
ミチカ:爪の通り過ぎた後に、無傷のミチカが現出する。
”ヴァタ”覧堂永久:『ああっ!?』
”ヴァタ”覧堂永久:『お前……なんで……!』
ミチカ:「さあ。どうしてかな。大好きなお兄さんに、聞いてみたら?」
ミチカ:『攻撃を回避した』行動分岐を、選択し直した。ソグネの直の使い手であるミチカにのみ可能な芸当。
ミチカ:(――無制限でもないけど、ね)
GM:そしてそのままミチカさんの手番へ!
GM:どうぞ!
ミチカ:ではマイナーでボス二人のエンゲージに接近!
ミチカ:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》《ポイズンフォッグ》でエンゲージに範囲攻撃!
ミチカ:12dx7+3
DoubleCross : (12R10+3[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,7,7,7,9,9,10]+10[2,3,6,6,7,8]+6[4,6]+3 → 29

ミチカ:微妙~~~~~
”アヌプ”覧堂久:回避!
”アヌプ”覧堂久:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[2,4,5,8]+4 → 12

”ヴァタ”覧堂永久:アドレナリン回避!
”ヴァタ”覧堂永久:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,3,6,7,10]+3[3] → 13

”ヴァタ”覧堂永久:くっ
”ヴァタ”覧堂永久:マグネットフォースとスタンシールドでカバーリング!
”ヴァタ”覧堂永久:ダメージどうぞ!
ミチカ:ではダメージ! ダイスは破壊者で+1される!
ミチカ:12+12+4d10
DoubleCross : (12+12+4D10) → 12+12+16[2,1,7,6] → 40

ミチカ:ダイス目よくない
”ヴァタ”覧堂永久:結構効く~~~
GM:しかし残ります!
GM:演出どうぞ!
ミチカ:装甲値ありそうだしなあ
ミチカ:侵蝕114→121。
ミチカ:――魔剣ソグネ。因果律を振動させる刀。保有する能力は三つ
ミチカ:他人にも付与できる、「望む因果の選択」。限定的に使える「望まぬ因果の否定」。そして
ミチカ:刀を構え、走り込むミチカの、――その姿が、無数に分裂する。
ミチカ:『選択可能な、全ての因果の具現化』。
ミチカ:現時点でミチカが可能な限りの、無数の斬撃を、一息にヴァタとアヌプたちに浴びせ掛ける!
紀ノ川兵衛:「どうやって斬っているのかまるでわからん。あれは魔法か?」
代永瑠璃子:「魔法じゃない。…ただの、ミチカちゃんが勝ち取った力だよ。きっと」
”ヴァタ”覧堂永久:『ぐ……がああああああっ!!』
”ヴァタ”覧堂永久:鉄の巨体が盾となり、しかしその装甲が
”ヴァタ”覧堂永久:無数の斬撃で削れ、軋む。
ミチカ:「あなたたちも、あたしも、何も持ってないのはお互い様ね。」
ミチカ:「だけど」紀ノ川くんとの会話を思い出す。「――あたしにただ一つ、残ったこの『今』を破壊しようとするなら」
ミチカ:「あたしは、全力であなたたちを排除する」
”ヴァタ”覧堂永久:『だったら……潰しあいだなぁ!!』
”ヴァタ”覧堂永久:ガキン!
”死神鬼”:ジジジジジッ
”死神鬼”:バチィイイッ!!
”死神鬼”:装甲を伝い、全方位へと稲光が駆け巡る!
”死神鬼”:スタンシールドの反射ダメージ10と放心を返す!
ミチカ:ゲェーッ
ミチカ:ロイス復活してるから、HP11! 1残る! 放心はうける。
GM:ちぃーっ!
ミチカ:「――――ぐっ……!」  無数の分身が消え、最も傷が浅い一体が本体となって吹き飛ばされる。
ミチカ:「く、あ……っ流石は、旧日本軍の、非人道兵器……タチが悪」
ミチカ:「い」電撃でしびれる全身を起こして、距離を取る。
GM:では続いて行動値14、アヌプくんのターン!
GM:イニシアチブからメインプロセス!
”アヌプ”覧堂久:マイナーで光の衣
”アヌプ”覧堂久:メジャーでコンセントレイト:モルフェウス+砂の刃+光の手+光の弓+バランスブレイク+アースシェイカー
”アヌプ”覧堂久:対象は…
”アヌプ”覧堂久:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

”アヌプ”覧堂久:代永さん!
代永瑠璃子:ギャッ
”アヌプ”覧堂久:ダメージが入るとオート封じの重圧とシーン中ダイス-3をプレゼントだ!
代永瑠璃子:エーーッ!暴走してるのに!
”アヌプ”覧堂久:更にリアクションのC値は+1!
代永瑠璃子:エーーッ!
紀ノ川兵衛:これは確か紀ノ川が受けないと駄目な攻撃では?
GM:その通り
GM:受けると紀ノ川システムが発動し
GM:トゥルーEDへの条件が整う!
代永瑠璃子:そうだ!
”アヌプ”覧堂久:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,3,4,4,5,8,9,10,10]+10[3,4,9,9]+10[1,8]+10[10]+10[9]+1[1]+4 → 55

代永瑠璃子:暴走中につきリアクションできません
紀ノ川兵衛:カバリングしよう…
”アヌプ”覧堂久:なにィ~~ッ
紀ノ川兵衛:異世界の因子+マグネットフォースでカバーリングします
紀ノ川兵衛:浸蝕90→95→97
”アヌプ”覧堂久:そうくるかッ!
”アヌプ”覧堂久:ならば受けてみろ紀ノ川兵衛!!
”アヌプ”覧堂久:6d10+22
DoubleCross : (6D10+22) → 38[8,3,10,6,7,4]+22 → 60

GM:ではヴァタのカバーリングエフェクトをコピーしたことにより
GM:手番を控えつつ守りに成功しました
GM:しかしダメージは受けてもらう!
紀ノ川兵衛:では、耐えられないのでリザレクト!
紀ノ川兵衛:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 10[10]+97 → 107

紀ノ川兵衛:ど根性ーッ
代永瑠璃子:わわわ
”アヌプ”覧堂久:「弟を傷つけてくれた借りがあったな」
”アヌプ”覧堂久:ジジジジジッ
”アヌプ”覧堂久:「まずはお前から石だ」
”アヌプ”覧堂久:ヴァタとミチカの交錯の最中
”アヌプ”覧堂久:巨体の影から、投射装置が代永さんに照準を合わせる!
”アヌプ”覧堂久:ドシュッ!!
代永瑠璃子:ミチカちゃんの放った幻覚にとらわれ、反応が遅れる。間に合わない。
紀ノ川兵衛:「そういうわけには」 がしゃっ、と右腕が開く。盾上に変形。射線に割り込む。 「いかない、ぞっ!」
代永瑠璃子:「――あ」「紀ノ川くん!」
”アヌプ”覧堂久:「何ッ!……いや」
”アヌプ”覧堂久:「バカが!手間が省けたな!」
”アヌプ”覧堂久:ヂィイイイイイイッ!!
”アヌプ”覧堂久:光が照射されることで、君の手足は石と化していく。
紀ノ川兵衛:「む」 自分で驚く。 「これ、こうすると……変形するのか! うぉっ!?」
代永瑠璃子:「何驚いてんのさ!」
GM:しかし……同時に
GM:未知のデータ群が、右腕と接続された君の脳裏を駆け巡る!
GM:紀ノ川くんは石化解除フィールドを展開できます。
紀ノ川兵衛:「それはもちろん驚く。いま二段階の驚きだ。この石化光線だが……」
紀ノ川兵衛:「……知っている。逆回しだ。本来はおそらく無機物をオーヴァード化する研究の一環……つまり! 本当は、たぶん!」
紀ノ川兵衛:「……有機物に転換するために使う」 石化解除フィールドを投射する。 「モトが有機物なら、こう……」
紀ノ川兵衛:「一瞬だ」 石化した組織が、ばらばらと剥離する。
”アヌプ”覧堂久:「……ッ!?」
代永瑠璃子:「おお…!解析したんだね!」
紀ノ川兵衛:「ああ、だいたい理解した」
紀ノ川兵衛:「剣宮氏を返してもらう。……これで……本当に、よかった」
ミチカ:「わお。……本当に秘密兵器だったんだ」
ミチカ:ヴァタと切り結びながら、一瞬振り返る。
紀ノ川兵衛:「そういうことだ! 阿久津くん! もはや遠慮の必要はない!」
阿久津数馬:「よくやった、紀ノ川。お前は最高の歩兵兼要塞兼秘密兵器だ!」
”アヌプ”覧堂久:「お前……何をした!」
”アヌプ”覧堂久:「紀ノ川兵衛!」
代永瑠璃子:「何をしたって、そんなの、決まってるじゃん。ねえ」
代永瑠璃子:「王子様が、お姫様を助けにきたんでしょう!」
紀ノ川兵衛:「お、王子……ゴホンッ! 阿久津くん、速やかな鎮圧をおすすめする!」
GM:では続いて
GM:阿久津くんの手番へ!
阿久津数馬:はーい
阿久津数馬:まずマイナーで戦闘ヘリに搭乗します。飛行状態に。
阿久津数馬:ヴィークルは攻撃力5、行動値-3、装甲値18、全力移動200m。そしてチェーンガン自動装備。
阿久津数馬:行動値5まで下がりました。
阿久津数馬:メジャー、コンボ『プロポジション7』《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《アンプリフィケイション》。
阿久津数馬:侵蝕9上昇。 ヴァタにチェーン眼で射撃攻撃。《アンプリフィケイション》は残り2回。
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+9した(浸食:84->93)
阿久津数馬:判定! 支援込み!
阿久津数馬:13dx8+2
DoubleCross : (13R10+2[8]) → 10[1,1,1,3,4,5,6,6,6,7,8,8,9]+10[1,2,9]+3[3]+2 → 25

”ヴァタ”覧堂永久:アドレナリン回避!
”ヴァタ”覧堂永久:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,6,6,6,10]+10[10]+10[10]+3[3] → 33

”ヴァタ”覧堂永久:まじで…?
阿久津数馬:うっわ
紀ノ川兵衛:えっ
代永瑠璃子:ええ
紀ノ川兵衛:邪悪ソラリス~~~~!
阿久津数馬:おのれーー
GM:ど、どうします!
GM:後乗せ!ありますか!
紀ノ川兵衛:む、むりだ…
ミチカ:ロイスきってもなんとかなる差じゃない
阿久津数馬:こちらには手はないな……!
ミチカ:誰か! 勝利の女神をおもちのピュアノイマンは!
紀ノ川兵衛:何もない…
”ヴァタ”覧堂永久:では回避成功!
”ヴァタ”覧堂永久:大型ヘリからの火線が直撃するが……
”死神鬼”:「ぎああああああああああっ!!」
”死神鬼”:がぎぎぎぎぎん!!
”死神鬼”:死神鬼の分厚い装甲がそれを弾く!
”ヴァタ”覧堂永久:『きっ、効かねえ、効かねえええええええ!!』
阿久津数馬:飛来したヘリから射撃を行う……が、弾かれる。
阿久津数馬:「……いいんだ。これは小手調べってやつだ」操縦席に身体を放り込むように搭乗。
阿久津数馬:ここまでは、幻影の通りだ。
”ヴァタ”覧堂永久:『お前ら、許せねえ』
”ヴァタ”覧堂永久:『にいちゃんが言ってた……お前らのせいだって』
”ヴァタ”覧堂永久:『オレたちが静かに暮らせないのは、お前らのせいだあああああ!!』
”ヴァタ”覧堂永久:『殺して、くってやるうううう!!』
阿久津数馬:「バカだな……自分で考えないやつはバカだ。大バカだ!」
阿久津数馬:「代永っ!」通信越しに叫ぶ。
阿久津数馬:「阿久津数馬として言う。僕にお前を信じさせてみろ!」
阿久津数馬:「お前のやり方を見せろっ!」
GM:行動値5!代永さんor紀ノ川くんの手番!
GM:どうぞ!
紀ノ川兵衛:この流れならグレート代永パンチですね
紀ノ川兵衛:代永さんどうぞ!
代永瑠璃子:ありがとうございます!
代永瑠璃子:「そんなこと言われちゃ。あたし」ニヤッと笑う。「やりたいことやるしか――ないじゃん」
代永瑠璃子:ういす!では、マイナーアクション。敵二人とミチカちゃんのエンゲージに入ります。
代永瑠璃子:メジャーアクション!ヴァタに白兵攻撃します。
代永瑠璃子:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》。侵蝕率8上昇して86に。
代永瑠璃子:判定!
代永瑠璃子:13dx@7+2
DoubleCross : (13R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,2,2,6,7,7,9,9,9,10]+10[2,2,3,4,5,10]+10[8]+10[9]+6[6]+2 → 48

代永瑠璃子:おお!がんばった!
”ヴァタ”覧堂永久:アドレナ回避!
”ヴァタ”覧堂永久:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 9[1,1,2,4,5,7,7,7,8,8,8,9] → 9

”ヴァタ”覧堂永久:反動…!
”ヴァタ”覧堂永久:ダメージどうぞ!
代永瑠璃子:5d10+12+12 支援込みです!
DoubleCross : (5D10+12+12) → 23[7,6,1,8,1]+12+12 → 47

代永瑠璃子:1が2つも!バカ!装甲値有効です
”ヴァタ”覧堂永久:中々ぐらつく!
”ヴァタ”覧堂永久:しかしまだ踏ん張るぞ!
代永瑠璃子:あ、それで
代永瑠璃子:《ライトニングリング》使用しているので、HP5点を失います。
代永瑠璃子:現在HPが2なので、リザレクト。
代永瑠璃子:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 6[6]+86 → 92

代永瑠璃子:です!
GM:オーケー!
代永瑠璃子:阿久津くんの放った射撃に乗じて、隙をついて駆ける。銀色の篭手を纏う。
代永瑠璃子:「ヴァタ…って言ったでしょ。キミ。あたしは瑠璃子って言うの」
”ヴァタ”覧堂永久:『ふぅうう……あの時の……やつ……!』
”ヴァタ”覧堂永久:『こいつに、食われに、出てきたのかぁ!?』
”死神鬼”:ぎぃいいいっ
”死神鬼”:巨大な鉤爪が振りかざされる!
代永瑠璃子:「残念だけど、そうじゃない」飛ぶ。
代永瑠璃子:「キミは人間で、あたしも、人間で! あたし達はキミの食べ物じゃなくてっ」
代永瑠璃子:巨大な爪に着地。死神鬼の中にいるヴァタくんを見つめるようにして、にっこり笑う。
”ヴァタ”覧堂永久:「っ!」
”ヴァタ”覧堂永久:予想外の軌道と反応に、怯む!
代永瑠璃子:「少なくともあたしは――キミに、幸せになってほしいなって思ってる!」
代永瑠璃子:「もちろん、お兄ちゃんにもね!」拳を振りかざす!
代永瑠璃子:「だから、ちょっと落ち着いてよね――!」鉤爪を打ち壊さんと、一撃を放ちます!
”ヴァタ”覧堂永久:『……!』
”死神鬼”:ばっ きん !!
”死神鬼”:死神鬼の巨大な片腕が吹き飛ぶ!
”ヴァタ”覧堂永久:『ううううっ!ああっ!』
”ヴァタ”覧堂永久:巨体がバランスを崩し、よろめく。
”ヴァタ”覧堂永久:『ちくしょう……ちくしょう……』
”ヴァタ”覧堂永久:『……オレのぉ……オレのせいか……?』
”ヴァタ”覧堂永久:『オレがいなかったら、にいちゃんは……幸せになれるのか……な』
”ヴァタ”覧堂永久:微かに呟くような声が、鉄鬼の中で反響して聞こえる。
代永瑠璃子:「ばか。キミのお兄ちゃんがなんのために戦ってきたと思ってんだ」
”ヴァタ”覧堂永久:『じゃあどうしろってんだ!!』
”ヴァタ”覧堂永久:『オレだって死にたかねぇよ!にいちゃんと一緒にいてぇよぉ!』
”ヴァタ”覧堂永久:『でも……腹は減るんだ……』
”死神鬼”:ぎぃいと、巨体が動きを止め、俯く。
代永瑠璃子:「今は打つ手がないとしてもさ、未来には何が起こってるかわからないんだ」
代永瑠璃子:拳を再度握ろうとして、顔をしかめる。反動のダメージが続いている。
”ヴァタ”覧堂永久:『未……来……』
”アヌプ”覧堂久:「永久!!」
”アヌプ”覧堂久:「奴らの言葉に耳を貸すな!」
”アヌプ”覧堂久:「俺たちが今更……人並みに生きれるものか!!」
”ヴァタ”覧堂永久:「にい、ちゃん」
”ヴァタ”覧堂永久:『うう……あああああ!!』
”死神鬼”:ぎぃいいいっ
”死神鬼”:再び、鉄鬼が頭をあげる。
代永瑠璃子:「ヤッバ…!」
GM:次は紀ノ川くんの手番へ!
GM:メインプロセスどうぞ!
紀ノ川兵衛:うおー
紀ノ川兵衛:マイナーで戦闘移動!ヴァタ・アヌプ兄弟に接近します
紀ノ川兵衛:で、メジャーでコンセ+オールレンジ+死神の爪+バリアクラッカー! 全力でヴァタくんをパンチします。
紀ノ川兵衛:えーと、ダイスが3つ減ってて、でも支援で5個増えてるので、プラス2個!
GM:くっ
GM:カモン!
紀ノ川兵衛:紀ノ川のダイスは…多い!
紀ノ川兵衛:17dx7+1
DoubleCross : (17R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,3,3,4,4,5,5,6,8,9,9]+10[3,5,10]+1[1]+1 → 22

紀ノ川兵衛:多いのにこれか!
紀ノ川兵衛:5以下が10個くらい出て春
”ヴァタ”覧堂永久:うおおおお!最後のアドレナ回避!
”ヴァタ”覧堂永久:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[1,3,5,5,6,6,7,7,7,7,8,10]+8[8] → 18

”ヴァタ”覧堂永久:ぐああああああ
代永瑠璃子:わーーっ!よかった!
阿久津数馬:やったーー
紀ノ川兵衛:よ、よかった~~~~~
ミチカ:よかった~~~
GM:ダメージどうぞ!
紀ノ川兵衛:3d10+31 ガード装甲無視
DoubleCross : (3D10+31) → 18[8,4,6]+31 → 49

”ヴァタ”覧堂永久:くっそーー!
”ヴァタ”覧堂永久:装甲無視がデカい!戦闘不能です!
”ヴァタ”覧堂永久:復活もなし!
代永瑠璃子:おーー!つっよ!すごい!
阿久津数馬:やったぞー
ミチカ:バリクラだ!
紀ノ川兵衛:浸食率107→119
紀ノ川兵衛:「武力行使、参る。天目一神」 路面を砕く踏み込みと、左の義肢による正拳突き。
紀ノ川兵衛:「発」 装甲を砕きながら、正拳突きを突き込む。装甲の隙間から燐光が溢れる。
”死神鬼”:「ぎぃいいいいいいっ!?」
”死神鬼”:苦しむように、鉄の巨体がもがき軋む。
紀ノ川兵衛:「撃」 装甲を砕くと同時に、電磁リパルサーを噴出。装甲内部から吹き飛ばす。
紀ノ川兵衛:「ィィッ!」 水風船に大量の水を注ぎこんだ状態。
”死神鬼”: バ ァン !!
”死神鬼”:装甲を吹き飛ばされ、破裂するように内部から破壊される。
”ヴァタ”覧堂永久:『ううっ!?うあああああっ!?』
”ヴァタ”覧堂永久:『にい……ちゃん……』
”死神鬼”:ずずんっ
”死神鬼”:前のめりに倒れ込み、停止する。
代永瑠璃子:「おあ…」防御しかけたところで、敵が吹っ飛んでいった。瞬き。「すっごいな…秘密兵器」
”アヌプ”覧堂久:「紀ノ川……兵衛……!」
紀ノ川兵衛:「……思うに、貴君らと俺に大差はない」 死神鬼の残骸を踏み潰す。
紀ノ川兵衛:「会う人間に恵まれなかったな。そこのところは貴君らの不運だ」
紀ノ川兵衛:「清算して人並みを手にしたいというのなら、付き合おう。もっとも……」 ”アヌプ”を睨む。
紀ノ川兵衛:「俺に言われても、ただ腹が立つだけだろう。引き下がる気はあるまいな!」
”アヌプ”覧堂久:「はは、はははは」
”アヌプ”覧堂久:「当然だッ!」
”アヌプ”覧堂久:「何がやり直しだ!お前たちの言葉など、信用できるか!!」
”アヌプ”覧堂久:「俺にとってはっきりしているのは」
”アヌプ”覧堂久:「お前たちが、今また、俺の弟を……傷つけてくれたことだけだ!!」
”アヌプ”覧堂久:「――殺す!!」
紀ノ川兵衛:「さもありなん。俺は自分で言うのもなんだが、ツキに恵まれた男だからな。」
紀ノ川兵衛:「恐らく史上最幸運……宝くじを100回当ててもこうはなるまい」 迎え撃つ構え!
GM:全員手番終了のイニシアチブに
”アヌプ”覧堂久:加速する刻!
”アヌプ”覧堂久:上記コンボをもう一撃!
ミチカ:加速兄弟!
”アヌプ”覧堂久:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,1,4,4,4,5,8,8,10]+10[3,9,10]+1[1,1]+4 → 25

”アヌプ”覧堂久:対象は
”アヌプ”覧堂久:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

”アヌプ”覧堂久:ミチカさん!C+1で対応せよ!
ミチカ:ハッハッハ
ミチカ:暴走!
紀ノ川兵衛:さっき重圧食らったのでカバーリングできないで~す!
”アヌプ”覧堂久:ならば受けてもらう!
”アヌプ”覧堂久:3d10+22
DoubleCross : (3D10+22) → 15[7,3,5]+22 → 37

”アヌプ”覧堂久:期待値通り!
ミチカ:実HPの37倍のダメージを受けて吹き飛ぶ!
代永瑠璃子:かわいそう
ミチカ:あ、異界の怪物たちのロイス切って復活!
”アヌプ”覧堂久:「石にしてやっていたのは……加減を効かせてやっていたんだ」
”アヌプ”覧堂久:「だがお前たちなど、もう」
”アヌプ”覧堂久:「餌にするつもりもない……!」
”アヌプ”覧堂久:「『水になれ』!!」
”アヌプ”覧堂久:バシュッ!!
”アヌプ”覧堂久:至近距離からの光線を受けたミチカさんの肩と腕が
”アヌプ”覧堂久:一瞬で水の飛沫となって飛散する。
代永瑠璃子:「ミチカちゃん!」
紀ノ川兵衛:「なんと!? 分子転換の応用……!」
ミチカ:「――――あっ!」 血ですらない、透明な飛沫に飛散した腕を見つめる。
”アヌプ”覧堂久:一瞬の間を置いて、中和フィールドで元の形を取り戻すが……
”アヌプ”覧堂久:千切れ取れた事実までは、元には戻らない。
ミチカ:「――自棄で」そのまま、地面に倒れ伏す姿が、消える。
ミチカ:「できることなんて、限られてる……」
ミチカ:「否、(ディ)定(ファ)……!」 崩れた死神鬼に無事な片手をつくような格好で、再出現する。
”アヌプ”覧堂久:「ちぃ……!」
阿久津数馬:その姿に、操縦桿を握りながら、ほっと息を吐く。
ミチカ:吹き飛んだはずの肩も、腕も、元通り――のように見える。
ミチカ:だが、無事な腕が上がらない。その輪郭が、透けて、ブレて、点滅を繰り返している。
GM:では次!クリンナップから
GM:2R目セットアップ!
紀ノ川兵衛:なにもなし!
阿久津数馬:なし!
ミチカ:なし!
代永瑠璃子:なしっ
”アヌプ”覧堂久:なし!
”アヌプ”覧堂久:そして再度敵手番!
”アヌプ”覧堂久:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

”アヌプ”覧堂久:またミチカさん!!
”アヌプ”覧堂久:上記コンボで攻撃…!
ミチカ:死ぬわ!
”アヌプ”覧堂久:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[4,6,7,7,9,9,10,10,10]+10[4,5,5,6,9,10,10]+10[3,8,8]+6[1,6]+4 → 40

”アヌプ”覧堂久:しね~~~い!!
ミチカ:暴走!
ミチカ:リアクション不可。
”アヌプ”覧堂久:5d10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 39[8,8,10,10,3]+22 → 61

”アヌプ”覧堂久:装甲有効!
ミチカ:死ぬわ!
ミチカ:そのまま倒れます! 一人だけリソースがない!
”アヌプ”覧堂久:ドシュッ ドシュッ ドシュッ
”アヌプ”覧堂久:光に貫かれるたびに、液化と再生を繰り返し
”アヌプ”覧堂久:君の肉体はボロボロに千切れ飛んでいく。
ミチカ:「――――」 一切の回避を行わない。
ミチカ:幻覚を見過ぎれば防御がおろそかになる、と注意したが。
ミチカ:なんてことはない。ミチカは戦闘の時、そのリソースのほぼ全てを、因果の観測に費やしている。
ミチカ:出鱈目に放たれる光が、あるいは戦闘ヘリや他の仲間たちに当たらないように。
ミチカ:「――――」 バシュッ! 頭部が弾け飛び、
ミチカ:「あなたは、不運だった」
ミチカ:アヌプの背後に、再出現する。
”アヌプ”覧堂久:「……!」
”アヌプ”覧堂久:再び、銃口を合わせようとする。
ミチカ:剣を振らない。その余力もない。因果律振動による、後出しの回避は。
ミチカ:代償として、彼女自身の存在の希薄化を促す。
ミチカ:「あたし一人なら、倒せていたのにな」
ミチカ:「だけど、あなたは幸運だ。あなたも、あの弟君も」
ミチカ:「敗北する因果しか残されていないのに。」ごぼりと、口から血を零す。
ミチカ:「敗死する因果だけは、ないんだからさ」
”アヌプ”覧堂久:「何……を」
”アヌプ”覧堂久:その言葉に気を取られて
”アヌプ”覧堂久:一拍、その頭部を貫くタイミングが遅れ
ミチカ:「…………」 薄れ、揺らぐ身体が、その場に倒れた。
”アヌプ”覧堂久:追撃はなく、ただ倒れるミチカを見下ろすだけの形となる。
”アヌプ”覧堂久:「…………」
”アヌプ”覧堂久:「さあ、1人倒したぞ」
”アヌプ”覧堂久:「次はお前たちに、死んでもらう!!」
”アヌプ”覧堂久:再び3人へと向き直る
GM:手番は代永さんに!
代永瑠璃子:あいさ!
代永瑠璃子:マイナーなし!メジャーでさっきと同じコンボです。
代永瑠璃子:アヌプに攻撃!《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》。
代永瑠璃子:侵蝕率8上昇、ちょうど100に。
代永瑠璃子:14dx@7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,5,5,6,6,9,9,10,10]+10[2,5,6,10]+3[3]+2 → 25

代永瑠璃子:ええっ…
”アヌプ”覧堂久:回避!
”アヌプ”覧堂久:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 7[2,4,7,7]+4 → 11

阿久津数馬:よしよし!
代永瑠璃子:よ、よかった!
代永瑠璃子:ダメージ出します。
代永瑠璃子:3d10+12+12
DoubleCross : (3D10+12+12) → 13[7,4,2]+12+12 → 37

代永瑠璃子:まあまあ! 装甲値有効です。
”アヌプ”覧堂久:中々高いのう!
”アヌプ”覧堂久:まだ立ってます!
代永瑠璃子:ヌン!
代永瑠璃子:HP5点消費、HP1で生存。
代永瑠璃子:「死なせるわけにはいかないんだよ、誰も!」アヌプが振り返った時にはもう、接近している。
代永瑠璃子:「あたし達は…あんた達を追い出したいわけじゃないんだって」攻撃を撃つ自分の幻覚を探り、闇雲に辿る。
”アヌプ”覧堂久:「綺麗事を……!」
代永瑠璃子:「うるせえ、こういう事しか言えないんだから」
代永瑠璃子:「押し付けてでもやりきるんだよ!」アッパー!
”アヌプ”覧堂久:がぎん!!
”アヌプ”覧堂久:受けた片腕の義手がひしゃげ、地面を削りながら静止する。
”アヌプ”覧堂久:「だったらどうする!人の命でしか生き長らえられないあいつを」
”アヌプ”覧堂久:「誰がどう救ってやれる!」
”アヌプ”覧堂久:「方法は、他に無い……!味方になってやれるのは、俺だけだ……!」
代永瑠璃子:「そのためにいるのが」
代永瑠璃子:「あんたの目の前の、UGNでしょうよ!」
”アヌプ”覧堂久:「あんなガキに何が出来る!」
”アヌプ”覧堂久:「無力で……ちっぽけな……!」
GM:では続いて行動値5!
GM:紀ノ川くんと阿久津くんの手番!
阿久津数馬:先でいいでしょうか!
紀ノ川兵衛:お先にどうぞ!
阿久津数馬:いただきます!
阿久津数馬:まず、マイナーで戦闘移動。他の人のいるエンゲージに移動します。
阿久津数馬:メジャー、コンボ『ソリューション1』《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《アンプリフィケイション》《零距離射撃》。
阿久津数馬:侵蝕11上昇。アヌプに射撃攻撃。《アンプリフィケイション》は残り1回。
阿久津数馬:判定支援込み!
阿久津数馬:14dx8+2
DoubleCross : (14R10+2[8]) → 10[1,2,3,3,3,3,4,5,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,1,8,9,10]+10[4,5,10]+1[1]+2 → 33

阿久津数馬:なんとか
”アヌプ”覧堂久:きえーっ!回避!
”アヌプ”覧堂久:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[2,8,8,9]+4 → 13

阿久津数馬:あたったーー
代永瑠璃子:よかったー!
阿久津数馬:ダメージいきます
阿久津数馬:4d10+30 装甲有効
DoubleCross : (4D10+30) → 21[4,8,8,1]+30 → 51

紀ノ川兵衛:つ、つよい
代永瑠璃子:おおお
”アヌプ”覧堂久:でっけえダメージ!
”アヌプ”覧堂久:HPは0になるものの…
阿久津数馬:ものの
”アヌプ”覧堂久:魂の錬成!
”アヌプ”覧堂久:HPを回復しつつ蘇生!
ミチカ:こっちは復活ありか!
阿久津数馬:ぬーー
阿久津数馬:阿久津数馬の浸食を+11した(浸食:93->104)
阿久津数馬:通信越しの会話を聞きながら、照準を合わせる。
阿久津数馬:「無力でちっぽけなガキに何ができる、だと……」唇を噛む。
阿久津数馬:「その通りだよ」
阿久津数馬:瞬間、ヘリが接敵。零距離で激しく掃射を開始する……!
”アヌプ”覧堂久:「ぐぅ……あああっ……!」
”アヌプ”覧堂久:激しく撃ち貫かれる。だが…倒れない
阿久津数馬:「アヌプ、こいつは僕の父の遺産だ。支部もある。周りに……周りに人がいて……」
阿久津数馬:「僕は恵まれてる。それは本当だ。認めなきゃいけない。だから、戦える!」
”アヌプ”覧堂久:「そんな借り物だけの甘ったれに……!」
”アヌプ”覧堂久:「負けるものか!俺たちは、誰にも見捨てられて」
”アヌプ”覧堂久:「たった2人で生きてきたんだぞ!!」
阿久津数馬:「うるさいぞバーーーーカ!」
”アヌプ”覧堂久:「っ!?」
阿久津数馬:「お前も僕に借りを作らせてやる!!」
阿久津数馬:「来い! 助けられるとは言わん。だが……力だけは貸してやると言ってるんだよ!!」
阿久津数馬:掃射は既に止んでいる。スピーカーから、幼い少年の声だけが響く。
”アヌプ”覧堂久:「……」
”アヌプ”覧堂久:義手の掌をヘリに向けたまま
”アヌプ”覧堂久:静止する。
阿久津数馬:「……」
”アヌプ”覧堂久:「阿久津数馬」
”アヌプ”覧堂久:「お前の言葉が、真実だとしても」
”アヌプ”覧堂久:「俺たちは……殺しすぎた……」
”アヌプ”覧堂久:再び、青い光が銃口に灯り――
GM:紀ノ川くんの手番!
GM:メインプロセスどうぞ!
紀ノ川兵衛:ウオオーッ
紀ノ川兵衛:マイナーで重圧を解除!
紀ノ川兵衛:メジャーでコンセ+オールレンジ+バリアクラッカー!
紀ノ川兵衛:アヌプを殴ります。ど根性!
紀ノ川兵衛:17dx7+1
DoubleCross : (17R10+1[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,6,7,7,9,9,10]+10[5,6,8,8,9]+10[9,9,10]+10[6,10,10]+10[9,9]+10[2,9]+10[10]+5[5]+1 → 76

阿久津数馬:うおー!
”アヌプ”覧堂久:こういう時に!
”アヌプ”覧堂久:決める男なんだよな!!
”アヌプ”覧堂久:回避してもしょうがない!ガード!
紀ノ川兵衛:ダメージ!
紀ノ川兵衛:8d10+11 ガード・装甲無視
DoubleCross : (8D10+11) → 40[7,4,2,8,9,3,4,3]+11 → 51

”アヌプ”覧堂久:蘇生HPは30…文句なしに陥落です
”アヌプ”覧堂久:クライマックス戦闘…君たちの勝ちだ!!
代永瑠璃子:イエー!
阿久津数馬:うおー!
紀ノ川兵衛:「何が”殺しすぎた”というんだ。つまらぬことを言ってくれる……天目一神!」
紀ノ川兵衛:左の義肢が青い火花を放つ。その掌が”アヌプ”を掴む。
”アヌプ”覧堂久:「紀ノ川……兵衛……!」
紀ノ川兵衛:「発」 ”アヌプ”の義手を握りつぶしながら、ガードも回避も不可能にさせる。右の拳が打ち出される。
”アヌプ”覧堂久:「!!」
紀ノ川兵衛:「撃!」 正拳突き。エグザイルの肉体操作で放たれるそれは、鉄槌の一撃に相当する。吹き飛ばす。
”アヌプ”覧堂久:吹き飛ぶ勢いで”分子転換光波収束投射機構”を根本から引きちぎられながら
”アヌプ”覧堂久:「ぐっ……あああっ!!」
”アヌプ”覧堂久:ど がっ
”アヌプ”覧堂久:倒れた死神鬼の装甲に叩きつけられ
”アヌプ”覧堂久:立ち上がろうとして、力なくもたれ掛かる。
紀ノ川兵衛:「……正真正銘の切り札を使った」 殴った右こぶしが負傷している。
”アヌプ”覧堂久:「ううっ……ぐ。俺は、俺たちは」
”アヌプ”覧堂久:ずるっ どしゃ
紀ノ川兵衛:「……」
”アヌプ”覧堂久:「はぁ……っ!後戻り、なんて……!」
”アヌプ”覧堂久:立ち上がろうとして、崩れ落ちるを繰り返している
紀ノ川兵衛:「馬鹿馬鹿しい!殺した人間の数で未来が決まるなら、俺はとっくに行き先不明だ!」
紀ノ川兵衛:「いい加減にしろ! 少しは幸せになろうとしろ! そんな輩、魔法使いでも助けられんぞ!」
”アヌプ”覧堂久:「!!」
”アヌプ”覧堂久:紀ノ川兵衛。奪取すべきただのサンプルとして見ていた少年の顔を
”アヌプ”覧堂久:ようやく、覗き込む。
紀ノ川兵衛:「少なくとも、俺は貴君を面白ェやつだと思っている」
紀ノ川兵衛:「なんとかしたい。貴君もなんとかしようと思ってくれ、頼むから」
”アヌプ”覧堂久:「……」
紀ノ川兵衛:「頼む」 頭を下げる。
紀ノ川兵衛:浸食率119→127
”アヌプ”覧堂久:その言葉に、ぐったりと項垂れる
”アヌプ”覧堂久:「……これは、勝てないな」
”アヌプ”覧堂久:「……とんでもない兵器(やつ)を」
”アヌプ”覧堂久:「敵に……回した……」
”アヌプ”覧堂久:力なくも、穏やかに笑い、そのまま崩れ落ちる。
GM:――戦闘終了。

バックトラック

GM:バックトラックへ!
GM:特にEロイスとかなし!すぶり!
紀ノ川兵衛:うおおおお!
紀ノ川兵衛:2倍振りします
紀ノ川兵衛:127-12d10
DoubleCross : (127-12D10) → 127-56[1,8,3,6,3,10,1,7,10,4,2,1] → 71

紀ノ川兵衛:セーフ!3点!
代永瑠璃子:ミチカちゃんに初期ロイスぶん分けてあげたい
代永瑠璃子:ロイス6個、一倍振り。
代永瑠璃子:100-6d10
DoubleCross : (100-6D10) → 100-32[9,4,7,3,7,2] → 68

代永瑠璃子:4点!
ミチカ:二倍!
ミチカ:121-8d10
DoubleCross : (121-8D10) → 121-43[2,4,7,1,7,8,8,6] → 78

ミチカ:やっとまともな出目が出た
ミチカ:3てん
阿久津数馬:おお
阿久津数馬:ロイス6個で一倍振りします。
阿久津数馬:104-6d10
DoubleCross : (104-6D10) → 104-33[4,9,3,8,1,8] → 71

阿久津数馬:やったやった! 5点いただきます。
GM:では今回のシナリオは8点!いつもの5点に加えて基礎点13!
GM:侵蝕点を合わせてみなさんに贈呈!お疲れ様でしたー!!
ミチカ:もらった
阿久津数馬:いただきまーす!
代永瑠璃子:もらいまーす!ありがたや!
ミチカ:経験点はおいしいね!
GM:ではEDへ!

ED:紀ノ川兵衛と阿久津数馬

GM:---
GM:第十支部・応接室
GM:---
GM:事件後、覧堂久と覧堂永久、そして死神鬼は市外の施設へと収容され
GM:永久の体質改善の方法を含め、解析を受けることとなった。
GM:抵抗は見られず、2人とも大人しくしているようだ。
GM:そして現在、君たちは支部で
GM:石化状態にあった被害者たちへの回復施術の完了を待っている。
GM:もちろんそれには、阿久津数馬の部下たちや、紀ノ川兵衛の上司・剣宮詩御も含まれている……。
紀ノ川兵衛:「……状況は完了だな。被害を抑えられたのは何よりだ」
紀ノ川兵衛:「街への物理的損壊を除けば」
阿久津数馬:「どうしてうちの地区はこう……壊れやすいんだ……?」首を捻っている。
紀ノ川兵衛:「よ、よくあることなのか?」
阿久津数馬:「どうも派手にやられる傾向にある。まあ、直せば経済は回るだろ」
阿久津数馬:阿久津グループ傘下には建設企業も存在し、協力関係にあるのだ。
紀ノ川兵衛:「都会の街中を戦車が闊歩しているのか、現代は……」
阿久津数馬:「普段からじゃないぞ、さすがに! たまにだ! あとFHの奴らが悪い!」
紀ノ川兵衛:「そう。そこだ!」
紀ノ川兵衛:「俺の私見になるが、この街は仕事に事欠かない環境なのでは?」
阿久津数馬:「ん? ああ。まあ、第十地区に限らず、N市は何かと騒がしいよな」
阿久津数馬:「おかげで傭兵は集まるし、それで今回みたいな事件も起きるし……」
紀ノ川兵衛:「俺もこの区域は非常に交戦率が高いと思う」
紀ノ川兵衛:「そこで、どうだろう。……俺と、剣宮氏をここで雇う気はないか?」
阿久津数馬:「ん」目をぱちぱちさせる。
阿久津数馬:「九州の方はいいのか?」
紀ノ川兵衛:「ああ。今回の件で、俺は確信した」
紀ノ川兵衛:「俺の左腕には……あるいは俺には、未解決の秘密がある」
紀ノ川兵衛:「いまだに謎の機能が多く、ぜんぜん使い方がわからぬし……」
阿久津数馬:「わからないのか……」
阿久津数馬:「それはその……僕としてはお前とその上官がこちらにいてくれるのは、非常に心強い」
阿久津数馬:「こちらとしても、お前に関する秘密には興味がある……すごくある!」
紀ノ川兵衛:「ああ。いまも今朝から謎の黄色ランプが点滅しているが、なにがどういう事態なのかよくわからん」 ひじの辺りをランプがちかちかしている。謎!
阿久津数馬:「うわ、それ大丈夫だよな? 爆発とかしないよな?」
阿久津数馬:椅子をくるっと回転させて、背もたれのところからこわごわ見ている。
紀ノ川兵衛:「た、たぶん……! バッテリー交換系の何かだと思う!だが、この状況はあまりにも不安……!」
阿久津数馬:「こっちまで不安にさせないでくれ!」
紀ノ川兵衛:「ゆえに、俺の腕を生産したこの都市ならば、より詳しい説明書が手に入るのではないかと考えている」
阿久津数馬:「……わかった。お前が希望するなら、支部は……この街はお前たちを受け入れる」無事そうなので椅子を戻す。
紀ノ川兵衛:「ありがとう、阿久津くん。しばらく活躍させてくれるとありがたい。」
紀ノ川兵衛:「……今回の件は」
紀ノ川兵衛:「なんというか、そうだな。俺たちはうまくやったと思わないか」
阿久津数馬:「全くだ。紀ノ川はもちろん、代永もミチカも、十分以上に働いてくれた」
阿久津数馬:「代永の魔法とやらを見られなかったのはちょっと心残りだな。あいつめ。次は見てろよ……!」ぶつぶつ。
紀ノ川兵衛:「魔法か。俺も拝見したいところだった」
紀ノ川兵衛:「本来、攻撃に使うためのものではないだろうし、いや、あるいは……もう使っていたのかもしれない」
阿久津数馬:「そういうものなのか? 僕はもっと派手にドカーンとやるのかと思っていた」
阿久津数馬:「ミチカのやつはなんかすごかったしな……!」幻影の話をしている。
紀ノ川兵衛:「あまり昔話を読まないのか? それとも最近の形なのか? 俺が知っている魔法使いは……」
紀ノ川兵衛:「紙を折りたたむと鬼神が現れたり、錫杖を振るとお湯が沸きだしたりするようなものだ」
阿久津数馬:「おとぎ話系だなー……。子供の頃には読んだが」もう子供じゃないぞという顔!
紀ノ川兵衛:「ミチカ氏の術は、まさにきみが言う通り……念動力と呼ぶにもはばかられる力ではあった」
紀ノ川兵衛:「2人とも、心強い味方には違いない。背中を預けるに足りる」
阿久津数馬:「ミチカの奴もスカウトしたら多人数戦で便利そうなんだよな……っと」椅子から降りる。
阿久津数馬:「そうだ、紀ノ川。僕はまだ今回の件で、終えていないことがあったぞ」
紀ノ川兵衛:「むっ。何かの始末か。手伝えるといいのだが」
阿久津数馬:「お前の指揮権を、お前の上官に返してやらないといけないよな」
紀ノ川兵衛:「……ああ」
阿久津数馬:「それから改めて、うちに来い」
紀ノ川兵衛:「そうだ。そう言ってくれるか」
阿久津数馬:「お前は元々、あの剣宮の秘密兵器なんだろ?」
阿久津数馬:「で、そのまま剣宮が僕の下に就けば、僕は取り得ということだ。ふふん」
紀ノ川兵衛:「気づいてしまったか。なかなか取引が上手いな。……何を隠そう、剣宮氏は」
紀ノ川兵衛:「俺の上官なので、非常に優れた戦略家でもある」 ※個人的な感想です
阿久津数馬:「それは心強いな!」ぱっと顔を輝かせる。
紀ノ川兵衛:「鎧もTPOを弁えて着脱する」
阿久津数馬:「鎧は……うん、ずっと着てるのは大変そうだが」
紀ノ川兵衛:「なんにせよ、招待されたのなら、この紀ノ川兵衛」
紀ノ川兵衛:「貴君の帷幕に参じよう。きっと剣宮氏も同意してくれるはずだ……」
阿久津数馬:「よし、いいぞ。来い、紀ノ川」
阿久津数馬:「ようこそ、僕の第十支部へ、だ!」
GM:そして廊下から
GM:何やらがちゃがちゃとした音が聞こえてくる。
剣宮詩御:『紀ノ川くんーーー!!』
剣宮詩御:『紀ノ川くんは無事かーーーー!!』
紀ノ川兵衛:「……よかった」 大きくため息をつく。
紀ノ川兵衛:「無事か、というのはこちらの台詞なのだが」 苦笑いをして、立ち上がりました。

ED2:代永瑠璃子とミチカ

GM:---
GM:第十地区・ハイツせとぎわ
GM:---
GM:なんの変哲もない古アパートの一室。
GM:ちゃぶ台の上には、缶チューハイや、ちょっと高めのウィスキー、ナッツやらドライフルーツの入ったコンビニ袋が並べられている。
GM:死神鬼に関わる通り魔事件の解決に協力した報酬を受け取った君たちは
GM:仕事の打ち上げも兼ねて宅飲みをすることにしたのだった。
代永瑠璃子:家具の少ない部屋、片付けの終わっていないダンボールが隅に転がっている。
ミチカ:ごく、ごく、と500ミリ缶を開ける「 …………くあー」
代永瑠璃子:「やー!いい飲みっぷりだねえ!仕事の後の一杯はうまいよなー」こっちもビールを開けている。
ミチカ:「今回は、はーどだったからね。あー」
ミチカ:「この一瞬の喉越しがたまらない…」
代永瑠璃子:「ははは、おじさんみたい」
ミチカ:「おばあちゃんだからね。大目に見てほしい」
ミチカ:「ついでにいえば戸籍上の年齢が未成年なのも大目に見てくれ」
代永瑠璃子:「今更!」ケラケラと笑う。「いいじゃん、若く生まれ変わったんだから」
ミチカ:「これがあるから、正式な所属がもてない……」
ミチカ:「第十支部の食堂も、悪くなかったけど」
ミチカ:チーズをつまむ。小さな口で咥え、酒で流し込むように飲み干す。
代永瑠璃子:「支部長は拒否しないと思うけどねえ」
ミチカ:「そうだろうね。でもまあ、もう少し、独りの身でやっておきたいこともある」
代永瑠璃子:「やっておきたいこと?」
ミチカ:「探そうと思うんだ」
ミチカ:「あたしを、知っている人を」
代永瑠璃子:「お」ドライフルーツをつまもうとした手が止まる。
ミチカ:言葉には二つの意味がある。崩落戦の以前、ただの少女だったミチカを知る人。
ミチカ:そして、…あの世界に、同じように飛ばされ、戻ってきた人。
ミチカ:「理論上はさ、いるはずなんだよね。……っていっても、あたしも記憶は曖昧だから」
ミチカ:「会っても、お互い気付かないかもだけどさ」
代永瑠璃子:「でも、探す価値はある」
ミチカ:「そ。……視点狭いのも、まあ、まずいからさー」
ミチカ:「ねえ、アヌプとヴァタはどうなるかな。うまくいくと思うかい?」
代永瑠璃子:「うまくいくよ」
代永瑠璃子:「あたし達がそう信じてあげないと、あの二人がまた二人ぼっちになっちゃう」
ミチカ:「代永は、眩しいね」
ミチカ:「でも、ちょっと心配だな」
代永瑠璃子:「んん?」
ミチカ:「魔法使いだったのは、昔なんだろう」
ミチカ:「前と同じように、全部救おうとしたらさ。足りないことだって、あるんじゃない?」
代永瑠璃子:「……へへ。聞いてよミチカちゃん。あたしが世界を救ったっつーのはね」
代永瑠璃子:「まあ、わるーい親玉を倒すために。一瞬だけ、本当の本当に、世界中の皆を幸せにしたの」
ミチカ:「ほほう」
代永瑠璃子:「よっしゃーって思って、親玉を倒して」
代永瑠璃子:「まあ、それでも結局、犯罪とか復讐とか悲しんだりとか。平気で巻き起こってるっつー」
ミチカ:「世界は続く、これまでと同じように……」
代永瑠璃子:「そしたら、あたしだって、同じように全部救い続けるしかないじゃん」
代永瑠璃子:「そういう訳だよ!」ぐびぐびとビールを飲み干す。
代永瑠璃子:「ビールおかわり!」
ミチカ:「そういうわけかー。たいへんたいへんだ」
ミチカ:缶が空になっているのに気付き、別のものを取る。
ミチカ:「へいおまち」
ミチカ:「まあ、そうだな」
ミチカ:「足りなくなりそうだったら、呼んでくれ」
代永瑠璃子:「ふ。こちらこそ」
代永瑠璃子:「奇跡を起こすのは大得意だからね」
ミチカ:「この宿台と、酒代と、時間代くらいはサービスするからさ。……それに」
ミチカ:「あの少尉殿と話して、気がついたことなんだけど」
代永瑠璃子:「ん?」
ミチカ:「もしかしたら、あたしも、あの世界では」
ミチカ:「正義を胸に、世界とかばんばん救っちゃう、スーパーウルトラ超美人ヒーローだったかもしれない」
代永瑠璃子:「ブッ」
ミチカ:「そうなったら、あたしの方がえらいから」
ミチカ:「代永はあたしにひざまづくことになるのだー」
ミチカ:缶を片手にばしばしと代永さんを叩く。
代永瑠璃子:「ミチカちゃん実は超酔ってるでしょ!?いつから!?」
ミチカ:「酔ってない。あれ、代永の近未来が五分岐くらい見えるな…」
ミチカ:「ソグネ抜いてないのに……」
代永瑠璃子:「そりゃ能力じゃなくてアンタの視界がブレてるだけだ!」
ミチカ:「ふふ」……酔ってるのも、楽しんでるのも分かり辛い表情で、くつくつと笑う。
GM:と、そんな時に
GM:ピンポーンとチャイムが鳴る。
代永瑠璃子:「およ」ドアの方に行こうかな。
ミチカ:「んむ」
代永瑠璃子:「はーい。どなた?」
吉沢龍剣:「よォ、邪魔するぜ」
吉沢龍剣:ドアを開けると、一升瓶片手に立っている。
羊木桃花:「あたしもいるぞー!」
羊木桃花:肩車されている。
代永瑠璃子:「うは!」顔が輝く。
吉沢龍剣:「傭兵狩り、お前らが片付けたんだって?」
ミチカ:「赤子の手を捻るようだったさ」
代永瑠璃子:「ね!そりゃもう」
吉沢龍剣:「おォおォ、普段はだんまりのミチカちゃんが言うじゃねェか」
吉沢龍剣:「ま、その辺りの与太話でも酒の肴にしてやるかと思ってさ」
吉沢龍剣:「手土産がありゃア、文句もねえよな」
吉沢龍剣:にんまり
代永瑠璃子:「ふふ、上がってけ上がってけ!」
吉沢龍剣:「おっしゃ!そんじゃア聞かせてもらうとすっか」
吉沢龍剣:「……魔法使いとそのお供の武勇伝、っての?」
代永瑠璃子:「いやあ、それが残念」
代永瑠璃子:「お姫様を助ける王子様の話だよ」
GM:---
GM:DX3rd Edition
GM:『鉄鬼が哭く夜』
GM:おしまい