『ポータラカより来るもの』


メインログ | 雑談

キャラクターシート

PC1:蓮原ミコトキャラシート
PC2:芦屋法乍キャラシート
PC3:EOWキャラシート

GM:というわけで始めて行きましょう。
GM:大N市!水着回!
芦屋法乍:うおっしゃああああ
GM:まずは自己紹介!
GM:の前にトレーラーだ
GM:■トレーラー

古来から海は異界への入り口とされる。
大祓の祝詞によれば海の底には根の国があるとされ、
古事記、日本書紀などによれば海の彼方には常世の国があるという。

常世の国が実際に何であるかは想像の余地がある。
不老長寿や豊穣をもたらす理想郷とも、死後の世界とも神の居所ともいわれる。
つまり、解釈が”重なっている”のだ。

ゆえに海に関する民話には事欠かない。
海から財宝の乗った船が流れ着く話。
あるいは君たちも一度は耳にしたであろう、
海で死んだ人間が恨みを持った幽霊として還ってくる話。
生と死、繁栄と終焉が入り混じる場所。
それが海という場所だ。

興味があればN市の香子海岸に行ってみるといい。
そこにも…興味深い話が伝わっていたはずだよ。

―星辰館大学 民俗学客員教授
 服部石燕の授業より

GM:―――――――
GM:自己紹介
GM:PC1:蓮原ミコトくん!
蓮原ミコト:あいさー!
蓮原ミコト:天には星! 地には人! そして海にはドクターフィッシュ!
蓮原ミコト:巻き込まれ型メガネ男子イリーガル、蓮原ミコトです!
蓮原ミコト:キュマイラ/バロール/ノイマンで
蓮原ミコト:無数のドクターフィッシュ型の魔眼で対象の弱点を走査し、対単体の反撃・RCを得意とします
蓮原ミコト:あと全くシナジーのないカバーリングエフェクトも持っています
GM:主人公の特権!カバーリング!
蓮原ミコト:フラグ乱立型!
蓮原ミコト:浮ついた噂はないが、尊敬と恋愛の間くらいの先輩エージェントが遠方いるという話もある。
蓮原ミコト:今回は水着回ということで
蓮原ミコト:存分にメガネを光らせたり落としたりしたいと思います
蓮原ミコト:お願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では次はPC2:芦屋法乍くん
芦屋法乍:エイシャア!
芦屋法乍:ちゃらんぽらん高校生の芦屋くんです!主人公の横でぎゃーすか言ってるポンコツクラスメイト枠!
芦屋法乍:ペルソナで言うと魔術師!テッテレー
芦屋法乍:非モテ仲間としてやってきた同級生たちが次々にモテ期を迎えており、もはや何もかも信じられないといった様相。
芦屋法乍:みんな死ぬしかないじゃない!!
芦屋法乍:能力はこちらもキュマイラ!ミノウミウシという生き物の因子を持ち、奇妙な生態「捕食転嫁」によって敵の能力をコピーするぞ!
GM:ひとりぼっちはさびしいもんな…
芦屋法乍:性能としては相手のエフェクトコピーを2枚持っており、状況に合わせて色んなことが出来たり出来なかったりする。
芦屋法乍:蓮原くんは……俺に黙って女の子とイチャついたりしないよね……?
芦屋法乍:以上!!
GM:蓮原くんがそんなダブルクロスなわけないだろ!!!
GM:よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウトはこちら
GM:■ハンドアウト
・PC1、PC2:蓮原ミコト、芦屋法乍
シナリオロイス:任意
君たちは星辰館高校の臨海学校のため、
大N市の海水浴場:香子海岸に来ていた。
君たちが学友と共に海を楽しんでいると、あるものが岸に流れ着くのをを目にする。
それは卵のような球体の物質であった。
球体の物質は内側から孵化したかのように割れ、
中から出た得体の知れない生物が一鳴きしたかと思うと、
すぐに口と思しき場所から粘性の液体を零して動かなくなった。
君たちは言いようのない不安を胸に感じた。

芦屋法乍:明らかにSAN値減少案件
芦屋法乍:こわい
GM:というわけでひと夏の思い出を作ってください
GM:では次、PC3のEOWちゃん
EOW:はい
EOW:「ごきげんよう。誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
EOW:「ああ、確かに長いね。なのでえっちゃんとでもえの字とでも。シンプルで認識しやすい呼称を、ボクとしてはお勧めするよ」
EOW:ウロボロスシンドロームがまだ正確に把握されていなかった頃に生まれた、レジェンド型に類されるレネゲイドビーイング。見た目はようじょ。
EOW:正体不明のシンドロームに対する漠然とした不安に、当時の混沌とした情勢がスパイスされ、
EOW:素敵な終末論と「この未知のレネゲイドが旧世界を滅ぼし新たな世をもたらしてくれる!」的なリセット願望少々から生まれた
EOW:――のではないかと本人は推測しています。
EOW:残念ながらそんな終末は訪れなかったため、本人としては物騒な力を振るうことよりも、他のRBと同じ様に好奇と探求の徒として活動中。
EOW:スペック的にはサイレンを用いたシーンアタックと、オリジン:レジェンドで無理やり達成値を高めた無業の影で情報を収集したり買い物をしたりできます。
EOW:シンドロームはウロボロス(ピュア)
EOW:ロイス関係は――
EOW:Dロイス №04【対抗種】
EOW:突然の覚醒【都築京香@■感心/□食傷」
EOW:旅【真堂啓介@■尊敬/□脅威】
EOW:――を所持しています。
EOW:見学でお会いしたりログを拝見させて頂いたりなどをしておりますが、皆様とは初めて遊ばせて頂く形となりますので、改めましてよろしくお願いいたします。
GM:よろしくお願いします!
GM:というわけでハンドアウトはこちら
GM:■ハンドアウト
・PC3:end of world
シナリオロイス:逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳
君はUGNに協力しているレネゲイドビーイングだ。
君は賢者の石の鉱床の発見のため、
海や海底を探索するUGN合同チームに参加していた。
といっても、君は有事の際の戦闘要員として海岸に待機する身であり、
第12支部より同行した守柄保奈美や、
傭兵兼呪術師兼神父兼牧師兼神主兼僧侶である怪しい男、
逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳とともに海岸で思い思いに過ごしている。
そうしていると、海岸に何かが打ち上げられているのを発見する。
それはきらびやかな鉱石の入った飾り箱だ。
しかし、ただの石ではない。レネゲイドの残滓を君は感じるかもしれない。
君は報告のため、この海岸にいるオーヴァードを招集することにした。

EOW:はい、了解です。安国寺さんがチームリーダーみたいな感じでしょうか?
GM:逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳は協力者みたいな感じです。
GM:チームのリーダーは支部長クラスがやっている感じですね。
EOW:はい、了解しました。ありがとうございます。
GM:ではこれでOPを始めていきましょうか。
GM:よろしくお願いします!
EOW:はい、お願いいたします。
芦屋法乍:いえーい!
蓮原ミコト:やるぜやるぜ
GM:―――――――
GM:OP1:EOW
GM:登場侵蝕をお願いします。
EOW:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 2[2]+38 → 40

GM:―――――――
GM:時は数日前に遡る……。
GM:―――――――
GM:第12支部
GM:―――――――
GM:七原鹿島神社。
GM:EOWと第12支部のエージェントである守柄保奈美は、
GM:第8支部長、卜部巽と相対していた。
守柄保奈美:「え、ええと……。」お茶を出してEOWの隣に座る
守柄保奈美:「どうしよう、どんな用事なのかなー…?」
守柄保奈美:EOWの耳に囁く
EOW:「そうだね、とりあえず」
EOW:「"ウォークライ”卜部巽でよかったよね? はじめまして」ぺこり、と挨拶を。
EOW:「一応名乗らせてもらおうかな。end of world 呼びにくければえっちゃんとでもえの字とでも」
卜部巽:「うん、初めまして。えっちゃんと保奈美ちゃんだね」
卜部巽:「早速だけど」出された茶を一息に飲み干して「本題に入ろっか」
EOW:「うん、そうしてもらえると、守柄保奈美が萎縮しなくてすむね、助かるよ」
卜部巽:「君たちを海水浴に招待したい。」
EOW:「………………」淹れてもらったお茶を一口呑んで
守柄保奈美:「かいすいよく?」首を傾げる「UGNにそんな福利厚生があったなんて…聞いたことないけど……」
EOW:「キミがそうした傾向の持ち主であるとは聞いているけれども、おそらく本題はそうではないのだよね?」
EOW:「ボクは聡い方ではないからね、ストレートに話してもらえるほうが助かるかな」
卜部巽:頷く「そう。……もうすでにUGNの人員には通達が行ってると思うけど、」
卜部巽:「UGN大N市はこの街に眠る遺物(アーティファクト)と、”鉱床”の捜索に乗り出した。」
卜部巽:「当然各支部は四方八方探し回っているが、どの支部のものでもない場所がある。」
EOW:「なるほど、それが――」
卜部巽:「海だ。」
EOW:お茶の残りを美味しく頂いて。
EOW:「察するに、成果が見られない地域を一旦保留し、何かしら有益な情報を得た海に対して合同調査を行う。そんなところかな?」
卜部巽:「捜索の手を広げてるだけ。どの支部も調査に着手して日が浅い。」
卜部巽:「色んな事件も起こっているようだしね…。」
卜部巽:「それで、各支部から動ける人員を出せるか探しているところさ。」
卜部巽:「あ、真堂さんには許可取ってるよ。」
EOW:「なるほど。守柄保奈美だけじゃなくて、ボクにも声がかかった理由がわかったよ。本格的に人手が不足していると言うことだね?」
卜部巽:「そんなところ。」
EOW:「それならば、善意の協力者でありたいと考えているボクとしては、協力せざるをえないね」
EOW:「こんな非力なレネゲイドビーイングの助力でよければ、喜んで”海水浴”にお呼ばれさせて頂くよ」
守柄保奈美:「うん、そういうことなら私も行こうかな。」
卜部巽:「おっ、ありがたい!」
卜部巽:「君たちには調査要員が海洋を探索している間、地上に残ってトラブルを処理してもらう。」
卜部巽:「ま、有事の際に動いてもらえばいいから、それまでは好きに過ごしてもらえればいいよ。」
卜部巽:「水着着るとか……水着着るとか!」
EOW:「なるほど、至れり尽くせりだね。ならば調査の無事を望む意味でも、ボクらがのんびりできるよう祈らせてもらうよ」
守柄保奈美:「なんで二回言ったのかな…?」
EOW:「おそらく大事なことだからじゃないかな?」<二回
卜部巽:「場所は香子海岸ね。じゃ、ビーチで待ってる!」
GM:―――――――
GM:シナリオロイス…はまだ出てないか…
GM:ロイス取得等あればどうぞ!
EOW:とりあえず今のところはなしです
GM:では次に行きましょう!
GM:―――――――
GM:OP2:蓮原ミコト、芦屋法乍
GM:登場侵蝕をどうぞ
蓮原ミコト:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 8[8]+32 → 40

芦屋法乍:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 10[10]+36 → 46

GM:―――――――
GM:香子海岸
GM:―――――――
GM:一面の青い海と青い空。そして潮の匂い。
GM:バスから降りた星辰館高校の生徒たちは、夏を全身で感じるだろう。
GM:君たちはこの香子海岸に臨海学校に来ていた。
GM:生徒たちがぞろぞろと駐車場から海水浴場に移動し、先生の号令を受ける。
蓮原ミコト:「すごいなあ……なんていうか、海って感じだ」
蓮原ミコト:額に手をかざし海岸を見ている。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:いつもならテンション高くウザ絡みしてくるようなところだが
芦屋法乍:バスに乗り込んで以降、沈痛な面持ちで無言を貫いている。
蓮原ミコト:「……あえて無視してたけど、どうした芦屋」
芦屋法乍:「いや……聞いてくれるかミコトくん。それがな……」
竜宮彩香:「淡水魚には辛いかしら、魚屋?」蓮原くんの隣で微笑むのは
竜宮彩香:最近星辰館高校に転入した女子高生、竜宮彩香だ。
芦屋法乍:「……?」
芦屋法乍:顔を上げて、蓮原くんと竜宮さんの姿を確認、固まる。
芦屋法乍:その表情には怒り、絶望。そして……。
蓮原ミコト:「竜宮さん。学校でその呼び方やめてくださいよ」
蓮原ミコト:「僕の実家は魚屋じゃないですし、あと俺のは水空陸全用型なので大丈夫です」
竜宮彩香:「いやよ。」そして背伸びして君の耳元に囁く
竜宮彩香:「名前を呼ぶのはみんながいない時だけ。」
竜宮彩香:「………ごめんなさいね。じゃないと、恥ずかしいから。」
蓮原ミコト:「――っ」吐息を感じ、咄嗟に離れるように顔を傾ける。
蓮原ミコト:「っりゅ、竜宮さんこそ! こういうの退屈じゃないんですか!」
竜宮彩香:「……ま、来るつもりはなかったのだけれど。」
竜宮彩香:「気になることもあるし、」ミコトの胸に指を置く
竜宮彩香:「あなたで退屈はしのげるから。」
蓮原ミコト:距離が近い!緊張しながら 「玩具ですか僕は」
竜宮彩香:「玩具にされたいならそうするけど?」
竜宮彩香:胸に置いた指がつつ、と肋骨を通り、首筋まで。
蓮原ミコト:「え、遠慮しておきます……。使い方、粗そうですし」
蓮原ミコト:細い手首を押しのけるように、竜宮さんの手を退かします。
GM:と、ここで先生の声が聞こえてくる。
蓮原ミコト:「ほ、ほら! 先生の話が始まりましたよ!」
要先生:「あー。お疲れ様、みんな。体調の悪い子はいないかな?」
要先生:「うーん、じゃあ今から17:00まで自習にしよう。何かあったら先生に言ってね。解散!」
蓮原ミコト:「短っ!!!!!」
蓮原ミコト:「そして雑な!!! え! 課外学習とかはないんですか先生!?」
要先生:「水泳の課外学習だよ。」にこりと笑う「あとは、まあ…社会勉強?」
要先生:「そんなわけで楽しんでね!」
GM:生徒はそれぞれ海水浴場の更衣室に移動したり、バスの中から荷物を出したりし始める。
蓮原ミコト:「鞄の中に缶ビールが見えるのは気のせいですか先生ーっ!」
要先生:「アッハッハ。気のせい気のせい。」
要先生:そっとカバンからはみ出た缶ビールを隠して歩き出す。
蓮原ミコト:「相変わらずフリーダムだな…この学校…!」がくりと肩を落とす。
竜宮彩香:「……じゃ、私も着替えてくるわ。」
蓮原ミコト:「着替え……って」
竜宮彩香:「水着。当然でしょ?」
竜宮彩香:「、制服でいると暑いのよ。」
竜宮彩香:「………覗きたい?」
蓮原ミコト:「そんっ」 裏返る 「るわけない…でしょう!」
蓮原ミコト:「お早めにどうぞ! 僕はこう……生態系とか……見てきますから!」
竜宮彩香:「よかった。覗きたいって言ったら切り身にしてたところよ?」
竜宮彩香:にこっと笑って「じゃあね。待ってるから。」ミコトに手を振り去っていく
蓮原ミコト:「い、いってらっしゃい…」疲れた様子
蓮原ミコト:「はあ……竜宮さん、完全に僕のこと起き上がりこぼしか何かかと思ってるな……」
GM:この場に取り残されるのは…蓮原ミコトと、
GM:先ほどから無言を貫いている、海には似つかわしくない黒いオーラを放つ芦屋法乍だけである。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:ミコトくんの視線の先
芦屋法乍:海岸のポールの一つに腰を下ろして
芦屋法乍:頬に手の甲を当てた不自然なポーズで座り込んでいる。
蓮原ミコト:「……ああ、ごめん。それでどうしたんだ。」
蓮原ミコト:「地獄の門みたいになってるぞ?」
芦屋法乍:「プッ!ハハハハハハハハハハッ!いいね!その表現ッ!グッドッ!」
芦屋法乍:ザスッ ザスッ
芦屋法乍:片腕を曲げたまま、重心を傾けて歩いてくる
芦屋法乍:「……フゥウウ~~~~~~」
蓮原ミコト:「お、おい芦屋……」不穏なものを感じて一歩下がる。
芦屋法乍:ド ド ド ドド ドド
芦屋法乍:その瞳に光は無く、どす黒い色に染まっている
芦屋法乍:「蓮原くんさァ、これは『世間話』なんだけど」
芦屋法乍:「『スポーツが出来る』ヤツがモテるのはよくわかる……わかるよな……『運動神経がイイ』っつーのは目を引くからな」
芦屋法乍:「『勉強が出来る』ヤツがモテるのもスゲーわかる……『将来性』ってモンがあるからよォ~~~~ッ」
芦屋法乍:「だがッ!」
芦屋法乍:「どっちでもないただニコニコしてるヤツがモテるってのはッ!」
芦屋法乍:「どおいう理由だァアアアアアアアア~ッ!!?」
芦屋法乍:「ボゲーーーーーーーーーッ!!!!!!」
芦屋法乍:空中クロスチョップ!!喉元に飛びかかる!!
蓮原ミコト:「う、うるっさいな!誰がモテてるんだよ誰がッ!」 両腕をクロスさせて受け止める!
蓮原ミコト:「そしてさらっと友達をやめたくなるようなことを言うなお前っ!」
芦屋法乍:「黙れ~~っ!人生を辞めさせてやるッ!!第三の裏切り者の小僧がァーーーッ!!」
芦屋法乍:「うわーん!うわーん!!」
芦屋法乍:「テメーどういう理由で仲良くなったんだよ!あの」
芦屋法乍:「星辰館女神十二天王!『絶対零度』の竜宮彩香だぞ!!」
蓮原ミコト:「またお前そういうの続けてたのかよ!」
蓮原ミコト:「よくないだろそういうの! 女子を、こう、ランク付けするの!」
芦屋法乍:「はァ~~~~ッ」
芦屋法乍:「出た出た出ましたよそういう生存者バイアス的物言いが!」
蓮原ミコト:「……というか、別に絶対零度ってわけじゃないだろ? 竜宮さん」
蓮原ミコト:「遊ばれてるだけだよ」
芦屋法乍:「も、もういい……この話は一旦忘れよう……」
芦屋法乍:「俺がこの右腕に眠る『殺意の鬼』を封じられている内にな……」
蓮原ミコト:「まあ同意だ。不毛だからな」
芦屋法乍:「前向きな話をするぞ蓮原」
芦屋法乍:肩にポンと手を置く。
蓮原ミコト:「自由行動だろ? 何するかな……孤児院に貝でも持って帰るかな……」
芦屋法乍:「ちっがーう!!」
芦屋法乍:「貝殻拾いは後でいいだろ!?もういくらでも拾ってやるから!山のようにかき集めてやるわ!!」
芦屋法乍:「今やるべきことはなんだ!?今しか出来ないことが俺たちにはあるだろうが!!」
蓮原ミコト:「ああ、やっぱり生態系は見ておきたいよな」
蓮原ミコト:「ホラ、手製の水中メガネ持ってきたんだよ。作るの小学生以来だったな~」
蓮原ミコト:バケツの底をくりぬいてラップ張った奴です
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「神よ」
芦屋法乍:げっそりしています
芦屋法乍:「……ナンッパだろうが!!」
芦屋法乍:「カナ先の適当具合からいってこの状況は読めていた」
芦屋法乍:「そして我が校の平均女子レベルの高さ!」
芦屋法乍:「学年全員がこぞって水着ではしゃぎだすこの時が」
芦屋法乍:「俺たち男子にとって千載一遇のアバンチュールチャンスだという事を……わかれよッ!」
蓮原ミコト:「学校の女子狙う気かよ。戻っても学校続くっての忘れてないか?」
芦屋法乍:「いつもはツレないあの子と夏の陽気につられてああなってこうなって」
芦屋法乍:「むしろそこにロマンがあるんだろうが~~ッ」
芦屋法乍:「いいか、俺がこないだまとめサイトで知った金言を教えてやる」
芦屋法乍:「『夏は女を大胆にする』」
蓮原ミコト:「BANされろ」
蓮原ミコト:「でも、そうか。アバンチュール……」
蓮原ミコト:> 竜宮彩香:「水着。当然でしょ?」
蓮原ミコト:「…………いやいやいやいや」 振り払う。
蓮原ミコト:「僕には先輩がいるんだ。先輩が……」
蓮原ミコト:「つか、それならそれで、いっつも盛り上がってるメンツはどうしたよ芦屋」
芦屋法乍:「天城はどうせ綾瀬さんと一緒だし」
芦屋法乍:「姫都は……ああそうだよ!!」
芦屋法乍:「キレ散らかしすぎてすっかり忘れてたわ!俺は今日そもそも最初からキレてたんだよな!」
芦屋法乍:「姫都はあいつ、シケ込みやがった!!」
蓮原ミコト:「シケ……?」
芦屋法乍:「それもあの星辰館女神十二天王、『幽幻』の羽鳥七海とだぞッ!」
芦屋法乍:「以前からの目撃情報に加えて、今日2人が来てないのがその動かぬ証拠だろうが~~~ッ!」
蓮原ミコト:「羽鳥七海……ああ、事情とかで保健室登校してる人だっけ」
芦屋法乍:「巨乳の彼女だけに飽き足らず!あの人類悪!!」
蓮原ミコト:「姫都くん」
蓮原ミコト:「見た目そんな感じじゃないのにな……以外だよなアレ」
芦屋法乍:「そこが奴の巧妙なところだ」
芦屋法乍:「あのヘナヘナスマイルに捕まったが最後……羽鳥さんはあんなことやこんなことを」
芦屋法乍:「んんんんんn!!!!!許”ざん!!!!」
蓮原ミコト:「発展が早い」
蓮原ミコト:(なんとなく、同業のような気もするんだよな……姫都くん)
蓮原ミコト:(だって普通に暮らしてて髪が原色の子と知り合う場面、ないだろうし)
芦屋法乍:「大邪神姫都を抹殺する計画は我々の使命として長いプロセスで考えていく」
芦屋法乍:「まあお前も同類だということは明らかになったわけだが」
芦屋法乍:「俺は心が広い、というかむしろ」
芦屋法乍:「姫都という絶対悪の存在により、竜宮彩香の件は水に流そう」
芦屋法乍:「水に流すというか積極的に記憶から消しておきたい」
蓮原ミコト:「よく分からないけど、許された」
蓮原ミコト:「……まあ、海岸散策だけなら付きあうよ」
蓮原ミコト:「今のお前、放っておくと銀髪褐色になって周囲からエネルギードレインし始めそうだし」
芦屋法乍:「そう言ってくれると思ってたぜ……心の友……」
芦屋法乍:「俺たちで一夏の情熱を、手に入れてやろうじゃねえか!!ヒウィゴーッ!」
芦屋法乍:ぴょいんぴょいん飛び跳ねながら更衣室へ。
蓮原ミコト:「芦屋、そもそもお前……」 なんか月影さんとよく話しているのを見る気がするのだが
蓮原ミコト:「……まあいいか」
蓮原ミコト:ついていこう。ヤブヘビそうだ。
GM:―――――――
GM:シナリオロイス!ミコちんは竜宮さん、芦屋くんはミコちんに取ろうか。
GM:保留でもいいよ!
芦屋法乍:取得!
芦屋法乍:クラスメイト/蓮原ミコト/友情○/漆黒の殺意/ロイス
蓮原ミコト:新クラスメイト/竜宮彩香/信頼:○/脅威/ロイス
蓮原ミコト:以上だ!
GM:―――――――
GM:OP3
GM:全員登場です。登場侵蝕をどうぞ。
EOW:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43

芦屋法乍:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 9[9]+46 → 55

蓮原ミコト:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 8[8]+40 → 48

芦屋法乍:めちゃくちゃ侵蝕が上がっていく
GM:―――――――
GM:香子海岸
GM:―――――――
GM:海水浴場には臨海学校に来た生徒だけではなく一般客も多く来ている。
GM:家族連れか、子供を波打ち際で遊ばせる男女。
GM:少し沖に入ったところでは海水浴を楽しむ若者たち。
GM:そして、
卜部巽:「よく来てくれたねー、二人とも。」
GM:世界の裏側で一般の人間を護る者たちも、ここにいる。
卜部巽:黒いビキニの上に、シースルーのブラウスを羽織っている。
卜部巽:下はホットパンツだ。
EOW:「お招きありがとう。でいいのかな、今のところは?」
EOW:こちらはどこから入手したのか白いスク水姿です。
卜部巽:「…………。」
卜部巽:隣にいるエージェント、茶川と肩を組みひそひそと
EOW:「?」
卜部巽:「なあ、すごいなアレ。白スクだぜ。白スク。」
茶川閂:「支部長……」膝まであるダボついた海パンにアロハシャツ、そして額にかけたサングラス。軽薄な男を装っている。
卜部巽:「ただで見ていいのかなコレ。」
茶川閂:「さぁ……」
卜部巽:「に比べてこっちは…見てるだけで暑そうだな。」
EOW:「適した衣装だと思ったのだけれどもね。問題があったかな?」
EOW:指でくいっと布地を伸ばしたりして確認。
安国寺永鳳:EOWの隣には、古びた道士服の上に無数の札を張り付けた怪しい男が。
安国寺永鳳:この任務の為に雇われた傭兵、”フィランドラー”安国寺永鳳である。
茶川閂:「安国寺さん。あー、ちょいと目立ち過ぎじゃねえか?」
安国寺永鳳:「ははは!なに、泳ぐわけではないから問題もあるまいよ。」
茶川閂:「ですよね! いや、すんません。どうも今日は学生の臨海学校と被ってるみたいで。すげー目立つと思いますよ……一応ね、一応」
安国寺永鳳:「それに札は必要なものだ。有事の際はな。」
茶川閂:「ははあ、それ自体が道具なんですね」
EOW:「備えは必要だね。とりあえず挨拶はしておいた方がいいかな。end of world。えっちゃんとでもえの字とでも」>安国寺さんにぺこりと
安国寺永鳳:「これはどうも。小生は逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳。”フィランドラー”の方が通りがいいかね?」
EOW:「よろしく。そちらに異存がなければ名前で呼ばせてもらおうかな、安国寺永鳳」
安国寺永鳳:「よろしく、えの字殿。」頭を下げると、ミノムシのような無数の札が揺れる。
守柄保奈美:「安国寺さーん!」そこへ走ってくるのは札を手にした守柄だ。
守柄保奈美:ワンピースタイプのオレンジ色の水着。
守柄保奈美:「頼まれていた追加分を……はぁ、はぁ……疲れた。」
守柄保奈美:さらに安国寺の装束にぺたぺたと札を張り付けていく。
安国寺永鳳:「これは忝い!」
EOW:「とりあえず悪目立ちと同じくらいに、水分補給には気を使った方がよさそうだね」<さらに追加
EOW:「さて、一応のところキミが指揮をする立場になるのだよね、卜部巽。ボクらはとりあえずどうすればいいのかな?」
卜部巽:「前も言った通り待機だ。自由に過ごしててくれ。」
卜部巽:「今第4支部を中心にした技術班が海を調査している」
卜部巽:「そこで動きがあったら呼ぶからここへ集まってくれ。」
EOW:「なるほど、『海の事は漁師に問え』というやつだね。なら調査はそちらに任せて、ボクらは鋭気を養っておくのが正しそうだ」
卜部巽:「そうそう。適度に気を抜いてね?」
守柄保奈美:「うーん、じゃあ。」EOWに目を向けて
守柄保奈美:「泳ぎに行く?」
EOW:「そうだね。とりあえずまずは海に触れてみたいかな? 泳げるかどうかは、それから判断させてもらうとするよ」
守柄保奈美:「分かった!じゃあいこっか!」
守柄保奈美:EOWの手を握って歩き出す
EOW:手を引かれて、ゆっくりと砂浜を歩き出し――
EOW:「――なるほど、こうも熱くなるのだね、夏の砂浜と言うものは」
EOW:足元の熱に心地よさを感じながら、海辺の方へと。
茶川閂:「卜部さん……よく我慢しましたね……」遠ざかる二人を見ながら。
卜部巽:「だって、我慢しなかったらお前が怒るもん。」茶川の肩に手を置き、背中に寄りかかる
GM:いつものように服越しではない。素肌が背中にぴったりと張り付く。
茶川閂:「当たり前でしょ」むずがるように脱出しようとしながら。「あ、これも怒る方向でいきます。暑いんで」
卜部巽:「えー」ぷくっと頬を膨らませる
茶川閂:「子供か」
茶川閂:(そういうことにさせてくれ、頼むから。勘弁してくれよ……)
卜部巽:「しょうがねえな。」徐に立ち上がり
卜部巽:茶川の隣でホットパンツに手を掛ける。
茶川閂:「???」
茶川閂:驚きのあまり硬直している。アタックチャンス!
卜部巽:ボタンを外し、ファスナーを下ろしそのままするすると脱いでいく。
卜部巽:そして足元にホットパンツが落ちる。
茶川閂:「泳ぐんすか?」 なるべくそちらを見ないようにしながら。
卜部巽:羽織ってたブラウスも脱ぐ。衣擦れの音が茶川の耳をくすぐる。
卜部巽:「泳ぐからオイル塗れよ。」
茶川閂:「……」気まずげにサングラスをかけたり外したりしている。
茶川閂:「……は?」
卜部巽:「は?じゃねーよ。背中は手が届かねーじゃん。」
茶川閂:「そうですか」
茶川閂:「え? マジ? オイル?? 俺が???」
茶川閂:「……勘弁してくださいよ、ホントに。ダメです。恥ずかしいので」
卜部巽:「私は別に触られてもいいんだけどなー?」
卜部巽:パラソルの下にうつ伏せに寝転がる。
茶川閂:「いじめないでくださいよ」横に座る。
茶川閂:「……気を使ってくれて、ありがとうございます。わざわざこういう任務に連れ出してくれて」
卜部巽:「………泳ぎたかっただけだよ。あと、」
卜部巽:「水着の女の子が見たかっただけ。」
卜部巽:にっと微笑む
茶川閂:「はは。ナンパは仕事が終わってからにしてくださいね」つられて笑う。
卜部巽:「でもオイル塗ってくんないし」
卜部巽:体を起こし、茶川の隣で膝を抱える
卜部巽:「お前と一緒に海眺めてよ。」
卜部巽:茶川の方と、卜部の肩がこつんとぶつかる
卜部巽:「こんくらいはいいよな?」
茶川閂:(弱い男だ、俺は……)
茶川閂:どちらともつかぬうめき声をあげ、
茶川閂:されるがままにしているだろう。
GM:―――――――
GM:海の家
GM:―――――――
芦屋法乍:「ハイというわけで海の家にやって参りました」
蓮原ミコト:「何の解説?」
芦屋法乍:「こまけーことはイイんだよ」
芦屋法乍:「腹が減っては戦は出来ぬ!作戦会議とするにしても、まずは焼きそば食おうぜ」
蓮原ミコト:「まあ賛成。バス移動、なんか妙に腹減るよね」
芦屋法乍:「だろ?……えーーっと、何があんだ?」
芦屋法乍:「すいませーん!店員サーン」
店員:「はーい」
店員:店名がでかでかと入ったTシャツに前掛けをした、白い肌と白い髪の店員が奥から出てくる。
店員:薄手のシャツの下と前掛けの後ろからは、ライトグリーンのビキニタイプの水着が覗いている。
店員:「お待たせしました……って、あら」
雨品みみね:「法乍くんじゃない。ふふ、しばらくぶりね」
芦屋法乍:「うおっ!見ろよあの店員さん!超美人……って」
芦屋法乍:「雨品さんじゃねーか」
蓮原ミコト:「え、知り合い?」 
芦屋法乍:「雨品さんな。近所のファミレスでバイトしてんだけど……何やってんのこんなとこで」
雨品みみね:「いつもの仕事よ、仕事。この髪も、街中よりは自然……でも、ないか」あはは、と笑う。
雨品みみね:「……なんか、前と同じパターンなんだけど」
雨品みみね:「変な事、起きたりしない?」ひそひそと。
芦屋法乍:「ははは!ンなこと心配しすぎでしょ~」
芦屋法乍:「あんなこと二度や三度もあるわけねーですって」
雨品みみね:「それもそっか。うん、ちょっと気にしすぎてたわね」
雨品みみね:「そっちの子は、お友達?」
芦屋法乍:「そ。おんなじクラスのヤツ。蓮原ミコト」
蓮原ミコト:「よ、よろしくお願いします」
蓮原ミコト:明らかに年上の美人だ。やや緊張している。
雨品みみね:「蓮原……ミコトくん、ね。雨品みみねよ。よろしくね」にっこり。
芦屋法乍:「俺と同じくモテない仲間……だったんですけど」
芦屋法乍:「聞いてくれよ雨品さん!この男と来たら!この男と来たら!!」
雨品みみね:「どうかしたの…?」
蓮原ミコト:がし、と
蓮原ミコト:アイアンクローを芦屋くんに向けます
蓮原ミコト:肉体1だが、的確にこめかみを狙っている。容赦がない。
芦屋法乍:「うぐえーーーーっ!!ギブギブ!!急に何事!?」
蓮原ミコト:「お前、どの口でモテないがどうのと言ってんだよ? あ?」
芦屋法乍:「!?」
雨品みみね:「ちょ、ちょっと!?」
雨品みみね:「あの、お店で喧嘩は困るんだけど…」
蓮原ミコト:「大丈夫です、じゃれあいなんで」 にっこりと笑う
蓮原ミコト:「あ、焼きそば二つ。ミックスで」
芦屋法乍:「ふぁい……」
雨品みみね:「そ、それならいいんだけど…」
雨品みみね:「(かわいい顔して、結構こわいのかしら…)」
雨品みみね:「ええと、焼きそば二つね…こほん。こちらでお召し上がりになりますか?」
雨品みみね:気を取り直して、営業スマイルだ。
蓮原ミコト:「芦屋。こんな白髪美人と知り合ってる奴が、お前な……」呆れたように溜息をついて手を離す。
芦屋法乍:「アホか!そういうのじゃねえってキッカケさえ掴めてねえわ!バカヤロー!」
芦屋法乍:「そうだったらいいのになァ~~~~ッ」
蓮原ミコト:「はいはいダブルクロスダブルクロス。どうする、持ってく?」
芦屋法乍:「いいよ、ここで食う」
芦屋法乍:「野郎2人で焼きそばぶら下げてウロウロしてもしょーがねーだろ」
雨品みみね:「それでは、奥の方へどうぞ」
GM:店内はまだ空いている時間のようだ。
GM:座って食べても問題ないだろう。
芦屋法乍:席につき、焼きそばをもぐもぐ
芦屋法乍:「まー、なんつーか、ごくフツーの焼きそばに海の家という地形のバフ効果が乗るんだよな」
芦屋法乍:「しかしどこから攻める?阿形ギャル軍団か、それとも霧里見不思議ちゃんチームか」
GM:二人が案内された隣の席に、
GM:見覚えのある少女が座っている。
志奈乃鹿折:「……」無言でイカ焼きそばを頬張っている
志奈乃鹿折:レースフリルをあしらったシンプルな白のビキニ。髪は高い位置でまとめてポニーテールだ。
芦屋法乍:「!!」
芦屋法乍:隣の席の少女に気付く!
蓮原ミコト:「(すごい夢中で食ってる)」
みゃの:「やべー。まじうめー」キャピキャピしていそうな生徒と、
ジャッキー:「あ゛~~~、塩化ナトリウムが効く」ずぞぞぞぞ!!! ぼんやりしてそうな少女も同席している。
志奈乃鹿折:「隠し味のイカスミが効いてるわね」もっちゃもっちゃ
芦屋法乍:「ま、まさかッ!」
芦屋法乍:「星辰館女神十二天王の1人ッ!『無垢』の志奈乃……!!」
芦屋法乍:「いきなりこんな大物に出くわすとはな…」
芦屋法乍:「俺たちは幸先がいいぜ……蓮原!」
蓮原ミコト:「どういう幸先だよ!」
みゃの:「げっ! エロ芦屋! またなんかきもいこと言ってる!!」
芦屋法乍:「うっせー!人の話を横から聞き耳立ててんじゃねー!」
芦屋法乍:「てめーら取り巻きは海でイルカさんとでも遊んでろや!」
蓮原ミコト:「お前の声がでかすぎんだよ! あ、すいませんここ良いです?」
蓮原ミコト:机を移動しようとしたのだが、空きスペースがないのだ。
ジャッキー:「スリッピングアウェー」す、ときみたちのために席を詰めてくれる。
蓮原ミコト:「ども、有難うございます」
志奈乃鹿折:「……?」みゃのの声でようやく隣の二人に気付く
芦屋法乍:「や!志奈乃さんっ」びしっ
芦屋法乍:「こんなギャーギャーうるさい連中はほっといて俺達とぉ~」
みゃの:「こんにゃろ! かおりんに近づいちゃダメ! あーしわすれてないかんね!」
みゃの:「こいつ、一年のころにオナクラだったんだけど、体育祭のクラシャツを白で注文しようと世論を誘導したんだよ!? マジありえなくない!?」
みゃの:「ちょー危険人物だから! かおりんに近づけるなんてありえないし!!」ふしゃー! と威嚇している。
芦屋法乍:「な!?何その話!?」
芦屋法乍:「ちょっとまって、俺女子界隈でそんな扱いなの!?」
芦屋法乍:普通にショックを受けている。
みゃの:「いや、別にいちいちあんたの悪口で盛り上がったりしないけど……」
芦屋法乍:「余計に残酷だわ!話題性すらねーのかよ!!」
芦屋法乍:ガシャアアッ ガクッ
芦屋法乍:膝から崩れ落ちている。
みゃの:「あはは」けらけら笑っている。言うほど仲が悪いわけではないようだ。
蓮原ミコト:「デリケートかよ」
蓮原ミコト:「何食べてます?」 とジャッキーさんに。
ジャッキー:「タピオカ」
ジャッキー:タピオカと……焼きそば! あまりにも悪い食べ合わせだ。
蓮原ミコト:「炭水化物と炭水化物だ……」
芦屋法乍:「やってない……俺は無実だ……弁護士を呼んでくれ」
志奈乃鹿折:「ええと、……大丈夫よ。みゃの、ジャッキー」
志奈乃鹿折:「芦屋くんはよくお弁当のおかずを分けてくれるから」
芦屋法乍:「ジ、志奈乃ザン゛」
芦屋法乍:「いつにも増して天使に見えるぜ……!!」
蓮原ミコト:(あ、意外にフレンドリー)
蓮原ミコト:(見た目クールだけど、なんていうか、放っておけない感じだな……志奈乃さん)
蓮原ミコト:「というか芦屋ってやっぱり言うほど独身じゃないよな」
蓮原ミコト:女子と弁当交換て。
芦屋法乍:「からあげクン500億個買ってやるからオレたちと遊びに行こう!なっ!!」
芦屋法乍:「こんなタピオカ狂いの奴らと一緒にいたら将来がホンジャマカだぞ!!」
志奈乃鹿折:「500億もいらないけど」首をかしげる
ジャッキー:「筆頭株主かなにか?」
志奈乃鹿折:「この後ってどうする予定だったかしら?」隣のみゃのに
みゃの:「マジ泳ぐんですけど! マジ泳ぎ!」
みゃの:「なんかねー、ここからめっちゃ泳ぐとちょーきれいな無人島につくんだって! ヤバくない!?グーグルにも見つかってないの!」
みゃの:「絶対いけるって!」
ジャッキー:「些細なことが気になってしまうのが、私の悪い癖」
志奈乃鹿折:「泳ぐ……いいわね」この日のために義肢の防水と人工皮膚改造は完璧だ
志奈乃鹿折:「魚……見れるかしら、群泳するやつ」
蓮原ミコト:(目がわくわくしてる)
みゃの:「ちょー見えるっしょ! 海だから実質グレートバリアリーフだし!」
ジャッキー:「しかも食べられるかもしれない」
蓮原ミコト:「食べるのはまずいと思うよ……。」
ジャッキー:「まずいかもしれないし、うまいかもしれない……蓮原くんは詳しい?」
蓮原ミコト:「人よりは詳しいつもりだけど」
蓮原ミコト:「毒のない魚の方が少ないから、辞めた方がいいよ」
ジャッキー:「ちぇー」
ジャッキー:「殺すのは最後にしてやる」
蓮原ミコト:「いきなり殺害宣言が入った!」
みゃの:「ジャッキーまた変な語録だけで会話してる! 他意はないから!」
芦屋法乍:「ちぇ……泳ぎね。わーったよ」
芦屋法乍:「せーぜークラゲに気をつけろよ」
志奈乃鹿折:「ええ、ありがとう」焼きそばを食べ終える
志奈乃鹿折:「行きましょうか、みゃの、ジャッキー」海の家を出ていく
蓮原ミコト:「じゃあね」と、やや心配そうな目線をしながら送り出す
みゃの:「うん! いこ、かおりん!」
みゃの:べー、と芦屋くんにあっかんべをしながら駆け出す。
志奈乃鹿折:「芦屋くん、蓮原くん」
志奈乃鹿折:「……またね」手を振って出ていく
蓮原ミコト:「え? あ、ああ、また」
芦屋法乍:「おう。じゃーな」
芦屋法乍:志奈乃さんたちに手を振って送り出し
芦屋法乍:こちらも焼きそばの続きを食べる
芦屋法乍:「もすもす、んぐ。」
蓮原ミコト:「泳げる範囲ってことは、ま、目に見えるような危ない魚はいないんだろう」
芦屋法乍:「サメが出たらどうにかしてやれよ。お魚博士」
蓮原ミコト:「最近のサメ、飛んだりするからな」
芦屋法乍:「……にしても」
芦屋法乍:「いい子だよな~志奈乃さん」
蓮原ミコト:「なんというか、独特のリズムがある子だね」
蓮原ミコト:(出ていく時、足音なかったな……)
芦屋法乍:「騙されたりとかされなきゃいいけど。あの見た目だし」
蓮原ミコト:「友達がしっかり見張ってくれてるみたいだし、良いんじゃない?」
芦屋法乍:「まあな。」
蓮原ミコト:「そして買収しようとしてたお前が言うな」
芦屋法乍:「それはそれ!これはこれ!俺の買収は清らかな買収なの!」
芦屋法乍:「食ったら次行くぞ!次!」
蓮原ミコト:「はいはい。僕はそろそろ海に行きたいんだけど」
芦屋法乍:「お魚さんとは今度友達になれ!」
芦屋法乍:「俺がアバンチュールを成し得た暁には」
芦屋法乍:「N湾アクアパレスの年間フリーパスおごってやる!」
蓮原ミコト:「マジかよお前」
芦屋法乍:「俺は約束は守る男……オラ行くぞ!」
蓮原ミコト:「訓練途中ペンギンショーの招待チケットも入ってるのか」
芦屋法乍:「公式サイトで見ろ!!」
蓮原ミコト:「はいはい」  と、大人しくついていこう
蓮原ミコト:女の子はともかく、知らない人と話すのは楽しい。
GM:再び夏の太陽が二人を照り付ける。
芦屋法乍:「さーって……まずはどこから」
芦屋法乍:浜辺を見渡していると
???:がさっ がさごそっ
???:足元の砂が盛り上がり
???:バサ アッ!
芦屋法乍:「ん?」
???:巨大なフナムシが現れる!!
芦屋法乍:「ンォオオオオオアッ!!?」
芦屋法乍:「な、なにこれなにこれ!?デカッ!!?」
蓮原ミコト:「――――――これは!?」
蓮原ミコト:「動物界節足動物門甲殻綱等脚目中略フナムシ!!」
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『……』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):チキチキチキ
SS-Ⅱ(アクアタイプ):触覚を揺らめかせている。
蓮原ミコト:「なんだこの大きさ!!!」 キラキラキラキラ
芦屋法乍:「えええ……気持ち悪」
芦屋法乍:「なんかワサワサしてるし……触んなよ蓮原」
芦屋法乍:「バッチィぞ」
蓮原ミコト:「馬っ鹿! これだけ大きいと逆に格好良いだろ!」
SS-Ⅱ(アクアタイプ):ウィーン ウィーン
SS-Ⅱ(アクアタイプ):ガリィッ!!
SS-Ⅱ(アクアタイプ):芦屋くんの親指に噛み付く。
芦屋法乍:「アアアアアアーッ!!!??」
芦屋法乍:アメリカンカートゥーンばりに飛び上がっている。
蓮原ミコト:「おお…その体躯。この一帯の海のヌシとお見受けします」
蓮原ミコト:「どうか怒りをお鎮め下さい。そいつはバカだが食べても美味しくないです」
SS-Ⅱ(アクアタイプ):ウィン ウィーン
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『……♡』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):蓮原くんの足元にはすり寄っている。
蓮原ミコト:「なんて可愛らしい……どこか金属を思わせる外殻……」
芦屋法乍:「てめぇこのクソ甲殻類……ふーっ、ふーっ」
芦屋法乍:親指を吹いている
???:「……すいませ~ん!」
???:そこに、女の声。
芦屋法乍:「んあ?」
蓮原ミコト:「ん?」
???:そちらを見ると、小走りで近付いてくる人影。
???:長身で色素の薄い、ぞっとするような美女だ。
???:日差しのためか、つばの広い帽子を被り、
???:暗色の水着は布面積としてはむしろ広いはずだが、あちこちに穴の開いたデザインのせいで異様に過激に見える。
芦屋法乍:「!!」
芦屋法乍:その色香によろめく!
白南風白蘭:「すいません~、大丈夫でしたか~?」
白南風白蘭:困ったように眉を八の字に下げる。
蓮原ミコト:「うお……え、うん? ハイ、大丈夫です」
白南風白蘭:「すいません、その子、私のペットみたいなもので~」
蓮原ミコト:「ペット? この子が?」
白南風白蘭:「お怪我とか、ございませんか~?」
蓮原ミコト:「大丈夫です。ああ、だから人に慣れてるのか……」
芦屋法乍:サッ!
芦屋法乍:秒速で巨大フナムシを持ち上げ、差し出す。
芦屋法乍:「とっても、かわいいペットちゃんですね」
芦屋法乍:「お姉さんには、見劣りします……がっ!」
芦屋法乍:サラァッ
芦屋法乍:前髪をサラぁっとさせている
蓮原ミコト:(めちゃくちゃ軽蔑した目で芦屋を横目で見る)
白南風白蘭:「まあ! そんな……!」
白南風白蘭:わざとらしく頬を赤らめる。
白南風白蘭:「ありがとうございま……あ! 血が出てるじゃないですか~!」
白南風白蘭:芦谷君の親指を見て。
芦屋法乍:「いいんですよいいんですよ!フナちゃんのせいでは全く無いんで!」
芦屋法乍:「むしろ、逆に!?」
芦屋法乍:「これくらいの怪我でお姉さんに心配してもらえたなんて」
芦屋法乍:「幸運を噛み締めておりますが?!」
蓮原ミコト:(別の生き物を見るような眼で芦屋を見ている)
白南風白蘭:「もう、そんなこと言って……! ちょっと待っててくださいね……」
白南風白蘭:救急用具一式を取り出して、てきぱきと消毒と絆創膏を。
白南風白蘭:勿論自然とぎゅっと手を握られるし、
白南風白蘭:やたらと大きな胸が眼前に来ることになる。
芦屋法乍:「おあああっ!!?」
芦屋法乍:「オーマイゴッド……………」
芦屋法乍:眼の前に広がる天上の景色に感動の涙さえ浮かべている。
芦屋法乍:(蓮原、ありがとう)
芦屋法乍:(お前の生物オタクっぷりとあのキモい虫のおかげで……俺は)
芦屋法乍:(『天国』へと『到達』したぞッ!)
白南風白蘭:「はい、これで大丈夫ですよ~」
白南風白蘭:「本当にごめんなさい! 許してくださいね……?」
白南風白蘭:上目遣いで芦屋君を見る。
芦屋法乍:「時は加速する……………」
芦屋法乍:よくわからないことを口走っている。
蓮原ミコト:(どうして芦屋はそんなに恥を晒すんだ 何のために剣士になったんだ という顔で見ている)
蓮原ミコト:「このフナムシくんが大きいのは、そういう種類なんですか?」
白南風白蘭:「ええ、生まれつき……? というか……自然とこうなった……? というか……」
白南風白蘭:適当に言葉を濁らせる。
白南風白蘭:「そんな感じです!」
白南風白蘭:「……今日は、お二人なんですか?」
白南風白蘭:「他にお連れの方は?」
蓮原ミコト:「そんな感じなんですか。……はい、二人で散策してます」
芦屋法乍:「!」
芦屋法乍:「ああ!はい!男やもめで寂しくしてるんですよこれが!!」
白南風白蘭:「あらあら、そうなんですか~……」
芦屋法乍:「それで、よ、よかったら……お姉さん……」
芦屋法乍:「お、俺、俺達と、俺……」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:固まる
芦屋法乍:「はすはら」
芦屋法乍:小声で
芦屋法乍:「…………お前が言って」
芦屋法乍:顔が赤い
芦屋法乍:「遊びに行きませんか、って、ホラ、言えって」
芦屋法乍:ひそひそひそ
蓮原ミコト:「肝心なとこヘタレか!どうして芦屋はそんなに恥を晒すんだ!?(小声)」
芦屋法乍:「うるせえよ!経験値が!経験値が足りねえの!!」
芦屋法乍:「お前は慣れてんだろ!竜宮さんとイケイケなんだろ!」
蓮原ミコト:「いや、だけどな……この子は気になるけど……けど何だろう」
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『……』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『やめといた方がいいわよ』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『頭からバリバリいかれても、知らないから』
蓮原ミコト:「!?」
芦屋法乍:「は?」
白南風白蘭:「…………」
白南風白蘭:無言でフナムシを手に取り、
白南風白蘭:バスケットボールめいてドリブルする。
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『ふぎゃーーーーーっ!!?』
蓮原ミコト:「!?!?」
芦屋法乍:「い、今しゃべってなかったです?」
白南風白蘭:「あら? 何か聞こえましたか?」
白南風白蘭:「気のせいじゃないですかね~~?」
白南風白蘭:にっこりと微笑む。
白南風白蘭:「あの~、私、ここには『お友達』になってくれる方を探しに来たんですよ~」
白南風白蘭:「でも、なかなか上手く行かなくて……困ってしまって……」
白南風白蘭:ドリブルを続けながら。
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『こ…このカマキリ女……カマッ……』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『あとで泣かす!!』
蓮原ミコト:「ストーップ!」 
蓮原ミコト:ドリブルされる下側に滑りこむ。
蓮原ミコト:SS‐Ⅱちゃんをキャッチ!
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『うう……クソカマキリ~!』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):ミコトくんの腕の中でぐったりしている。
蓮原ミコト:「大丈夫?」
芦屋法乍:「…………」
芦屋法乍:巨大フナムシが喋っている。
芦屋法乍:そしてそれが水着の美女にドリブルされている。
芦屋法乍:しかし、目前の受け入れがたい光景について芦屋法乍は思った。
芦屋法乍:――どうでもいいか!おっぱいがある!!
白南風白蘭:「あの、こんなことを言うのは、少し恥ずかしいのですが……」
芦屋法乍:「ハイハイハイ!なんですか!!お姉さん!!」
白南風白蘭:もじもじしてみせて、
白南風白蘭:「もしよろしければ……私と少しだけ、遊んでいただけませんか……?」
白南風白蘭:囁くように言う。
芦屋法乍:「!!」
芦屋法乍:「えっ、えっ、あの」
芦屋法乍:「それ、それってあの」
芦屋法乍:「逆、ナン……」
白南風白蘭:「ふふ」少しだけ目を開けて微笑みかける。
白南風白蘭:「お時間、あります?」
芦屋法乍:「あっあっ、あっ、ありま、ありまふ」
蓮原ミコト:「(芦屋。気持ちは分かるがやめろ。絶対に。なんかやばいって)」
蓮原ミコト:「(俺だってそりゃこの子の話もっと詳しく聞きたいけどさあ)」
蓮原ミコト:小声で囁きかけます
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:スッと、蓮原くんの方へと向き直り
芦屋法乍:爽やかな笑顔。
芦屋法乍:「蓮原、俺がまとめサイトで見つけたもう1つの名言を教えてやる」
芦屋法乍:「どう死ぬかじゃない」
芦屋法乍:「どう生きるかなんだ」
蓮原ミコト:「どう死ぬかの話だろ、これ」
芦屋法乍:「……祖国を頼む」
芦屋法乍:もはや振り返らない!白南風さんに連れられるまま一直線!!
蓮原ミコト:「骨は拾っておいてやるよ……」
蓮原ミコト:「あとついでに戻って来れたらこの子の餌とか聞いておいて―――――」
白南風白蘭:「じゃあ、ここは人が多いですし、もっと空いてる方に行きましょうか~」
芦屋法乍:「空いてる……方!!?」
白南風白蘭:「あ、あちらの岩場の陰とかどうでしょう~?」
芦屋法乍:「いわかげ!!??」
芦屋法乍:「お、お姉さん」
芦屋法乍:「俺……ちょっと泣いてもいいですか……?」
芦屋法乍:感極まっている
白南風白蘭:「あらあら……」
蓮原ミコト:「どうして芦屋はそんなに恥をさらすんだ」
芦屋法乍:「行きます!!行きますよ!!岩陰に!!」
芦屋法乍:「俺は住みますよ!岩陰に!!」
芦屋法乍:「2人で最高のマイホームを建築しましょう!」
白南風白蘭:「まあ! うふふ! それじゃあ早速……」
蓮原ミコト:「君は普段どこに住んでるの?」 フナムシくんに
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『わたしぃ、まずはミコトのことが知りたいな~♡』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):わさわさしている。
蓮原ミコト:「もはや喋れることを隠そうともしない」
GM:と、そこへ
GM:砂を踏みしめながら一人の男が現れる。
GM:夏の砂浜だというのに、黒のインナーに白衣を羽織った線の細い男だ。
住良木菫:「二人とも、そこまでだよ。」
芦屋法乍:「ほえ?」
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『ちぇ、うるさいのが来た』
白南風白蘭:「あ」ぴたりと足を止める。
白南風白蘭:「……住良木さん」
住良木菫:「こんにちは、ごめんね話の途中で。」蓮原くんと芦屋くんに
蓮原ミコト:「え? ああ、はあ……」
芦屋法乍:「アッハイ」
芦屋法乍:「あの、えーっと」
芦屋法乍:「お姉さんたちとどういうご関係で……?」
蓮原ミコト:「この人と子の、ご友人の方ですか?」
住良木菫:「………ああ、どう言うべきかな。」
住良木菫:「上司が一番正しい形容だね。」
芦屋法乍:「上司ぃ?」
蓮原ミコト:(喋る巨大フナムシ。危なそうな美人のお姉さん。で、上司)
蓮原ミコト:(絶対そういう案件だこれ)
蓮原ミコト:「お二人も、ここにはお仕事で?」
住良木菫:「うん。趣味も兼ねてね。ここはきれいな虫が多い。」
白南風白蘭:「…………」ぷい、とそっぽを向く。
白南風白蘭:薄っぺらい微笑を貼りつけたまま、芦谷くんの肩を掴み背中に隠れる。
芦屋法乍:「!!」
芦屋法乍:(行ける……まだ『勝算』があるッ!)
芦屋法乍:「いやー、お仕事って言っても、アレ」
芦屋法乍:「息抜きも必要なんじゃねーかな!ほら、働き方改革とか、なーんつって」
芦屋法乍:「ね!お姉さん!」
白南風白蘭:「そうです!」
白南風白蘭:「なんですか、住良木さん!」
白南風白蘭:「私、いま、取込み中なんですが!」背中に隠れたまま。
芦屋法乍:「イエス取り込み!取り込ませてください!」
蓮原ミコト:「芦屋。諦めろ。引き下がりなさい」
芦屋法乍:「いやだーーーーっ!!泣くぞテメーっ!!」
住良木菫:「ここに来た目的を忘れてもらっては困るよ、白南風さん。」
白南風白蘭:「…………?」
白南風白蘭:「…………」
白南風白蘭:「…………あ」
白南風白蘭:完全に忘れていたという顔。
白南風白蘭:「勿論ですよ~」
白南風白蘭:「今、そのお話をお聞きしようとしていたところですから」
白南風白蘭:「そうですよね!」
白南風白蘭:芦谷くんに顔を合わせる。
芦屋法乍:「はっ?へ?」
芦屋法乍:「そ、そうです!そうです?」
白南風白蘭:「ちょっとお伺いしたいのですが~」
白南風白蘭:芦屋くんと蓮原くん、二人に向けて。
白南風白蘭:「この辺で何か、変わった石……のようなものを見たことはありませんか~?」
蓮原ミコト:「石ですか? 見てませんけど」
白南風白蘭:「うーん、石というか、宝石、でしょうか?」
白南風白蘭:「基本は真っ赤な色で……あ、最近は青いものもあるとか……? 噂程度ですが」
芦屋法乍:「いや、別に……赤い石も青い石も、見てねえよな?」
蓮原ミコト:「だったら全くないです。いや、まあ」
蓮原ミコト:「僕らもまだ来たばっかりなんで、参考になるかは分かりませんが」
住良木菫:「やはり、そうそう表出しているものではないね。」
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『無駄足っぽぉ~い』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):いつの間にか住良木さんの肩にわさわさ登っている。
白南風白蘭:「すぐ見つかると思ったんですけどねえ」
白南風白蘭:「はやく支部に帰りたいんですが~」
芦屋法乍:(支部……)
蓮原ミコト:(ん、確定だな。てことは、あの子はEXレネゲイドか……ちょっと残念)
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『そうよ!こんな所じゃお肌が焼けちゃう~~~!』
白南風白蘭:「サンオイル、塗りましょうか?」
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『いいの?たまには役に立つじゃない』
蓮原ミコト:「何か、危なかったりします?」
蓮原ミコト:「僕たち、今、臨海学校できてるんですが」
芦屋法乍:「オイ」
芦屋法乍:「いいよ蓮原、余計な事言うなって」
蓮原ミコト:「芦屋、お前な……男の人が来た途端にやる気を失くすなよ……」
芦屋法乍:「そりゃ無くすわ!しかもアバンチュール未遂も俺の勘違いだったっぽいし!」
芦屋法乍:「とてもつらい……」
白南風白蘭:SSちゃんにベタベタとオリーブオイルを塗りたくりながら、
白南風白蘭:「臨海学校? あ、星辰館高校ですか?」
蓮原ミコト:「はい。」
芦屋法乍:「一応そっすね。OGとか?」
白南風白蘭:「あ、いえ。それじゃあ天城くんの知り合いなのかな……」ぽつりと呟くが、
白南風白蘭:芦屋くんの耳にははっきり聞こえる。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「天城のやつも帰ったら取り調べるぞ!!」
蓮原ミコト:「何だよ急に!?」
芦屋法乍:「あらゆる手段で情報を吐かせるのどぅあ~~~!!」
白南風白蘭:「危ないと言えば危ないものですが、今すぐどうこうというものではありませんよ~」
白南風白蘭:「ご心配なさらず!」
白南風白蘭:「臨海学校、楽しんでくださいね~」
蓮原ミコト:「はい。ありがとうございます」
芦屋法乍:「はぁ~~い!!」
芦屋法乍:手をぶんぶん振っている
住良木菫:「うん。楽しんでね。」
住良木菫:「”アンサーシェイド”、それに”ソフトデバイス”。」
蓮原ミコト:「!」
芦屋法乍:「……!」
芦屋法乍:「ちぇ。お気遣いどーも」
蓮原ミコト:「どうも。そちらも、お気をつけて」
蓮原ミコト:邪魔をするのもよくない。早足で去りましょう。
住良木菫:にこりと感情の見えぬ微笑を向け、去っていく。
白南風白蘭:にこやかに手を振って別れる。
芦屋法乍:「はぁーあ」
芦屋法乍:脱力したようにため息
芦屋法乍:「蓮原、次行こうぜ」
蓮原ミコト:「……そうだな。まあ、そう上手くは行かないもんだよ」
芦屋法乍:「あ、と」
芦屋法乍:「余計な事は聞くなよ。俺にも、あの人らにも」
芦屋法乍:「めんどくせ~からな」
蓮原ミコト:「分かってるよ」
芦屋法乍:「さっすが心の友、気が合うぜ」
芦屋法乍:へらっと笑って肩を叩き、砂浜を歩き出す
芦屋法乍:(蓮原もかよ、つーか)
芦屋法乍:(……何人いるんだ?この学校に)
蓮原ミコト:(ふう。ま、気だけは多少張っておくかな)
GM:―――――――
住良木菫:「白南風さん。」歩きながら問いかける。
白南風白蘭:「なんでしょう?」既に陽光でいい匂いがしつつあるSSちゃんを抱えながら。
住良木菫:「ここはどうだい?」海を眺めながら
白南風白蘭:「そうですねえ……」
住良木菫:「本来の君の生息域ではないが、何か心境の変化はあったかな。」
白南風白蘭:「いえ、私、実は割とよく海には来るんですよ」
白南風白蘭:「色々と、人脈構築に都合がよいもので」
住良木菫:「それは意外だね。」
白南風白蘭:「ええ。この海岸だけでなく、海外のプライベートビーチなんかにも、何度か行きましたよ~」
白南風白蘭:「でも、その上であえてお答えするなら」
住良木菫:「君は意外とアクティブな性格なのかな。」
白南風白蘭:「あら、そう見えませんか?」皮肉っぽい笑み。先ほどは決して見せなかった表情。
白南風白蘭:「……海は、好きですよ」
白南風白蘭:「海の波音はリラックス効果があるそうですしね~」
白南風白蘭:「海水浴はストレス解消に効果的だそうですよ~」
住良木菫:「なるほど。君が好みそうな条件だ。」
白南風白蘭:「でしょう?」砂浜を素足でぺたぺたと歩く。
白南風白蘭:だが残される足跡は、何か人ではない異様な形だ。
住良木菫:「……しかし、意外だった。」
住良木菫:「もっと内向的なのかと思っていたよ。君は日馬さんといつも一緒にいるから。」
白南風白蘭:「……それは……」少し言葉を詰まらせて、
住良木菫:「波長や生態が合うのかな、と。」
白南風白蘭:「……私も引きこもりの研究マニアと? もう、やめてくださいよ~」
白南風白蘭:「……あの人、放っておけませんから」
白南風白蘭:「ほら、生活力も皆無ですし?」
白南風白蘭:「私がいないとお風呂もろくに入らないんですから。信じられます?」
白南風白蘭:どこか自慢げに話す。
白南風白蘭:「……だから、傍にいてあげないと」
白南風白蘭:「……それだけですよ」
住良木菫:「君は日馬さんの生態をよく解剖しているようだね。」
白南風白蘭:「解剖……?」
白南風白蘭:「変わった表現を使うんですね」
住良木菫:「変わっているかな?……そんな自覚はないんだけど。」
白南風白蘭:「第四支部(うち)にいるのは、みんな一般から逸脱した人ばかりじゃないですか」
白南風白蘭:「自覚、なかったんですか?」くすりと笑う。
住良木菫:「そうなのかな。でも、」
住良木菫:「みんなきれいだからいいんじゃない?僕が見たところ。」
白南風白蘭:「……きれい、ですか。それ」
白南風白蘭:「日馬支部長にも同じようなこと言われましたよ」
白南風白蘭:「……ていうか、あの人」
白南風白蘭:「誰にでも調子のいいこと言ってるんでしょうけど……」呆れたように言う。
住良木菫:「そうかなあ。僕は言われたことないけど。」
白南風白蘭:「………………」
白南風白蘭:少し黙り込んで、
白南風白蘭:「あ、そう、どうでしょうか? お仕事の進捗の方は」
白南風白蘭:誤魔化すように話題を変える。
住良木菫:「うん。そうだね。今のところは何も見つかっていない。」
住良木菫:「翌日、また探索範囲を広げるよ。」
白南風白蘭:「……そうですか……」
白南風白蘭:「だいたい、どうして私たちまでこんな肉体労働を……」
白南風白蘭:ぶつくさ文句を言う。はやく支部に帰りたいのだ。
住良木菫:「あ、そうだ。忘れていた。日馬さんに頼まれてたんだ。」
住良木菫:白南風さんに携帯電話を渡す。
白南風白蘭:「……?」
白南風白蘭:「何か連絡事項でも?」
住良木菫:「日馬さんが君の水着姿が見たいから」
住良木菫:「写真を撮って送ってくれって。」
白南風白蘭:「…………」
白南風白蘭:自分の派手な水着をちらりと見て、
白南風白蘭:砂浜に立ち尽くす。
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『……』
SS-Ⅱ(アクアタイプ):『色ボケカマキリ』
白南風白蘭:顔を真っ赤にした白南風により、砂浜でNBAを思わせるドリブルが始まった。
GM:―――――――
GM:一方その頃……
守柄保奈美:「えっちゃん、海どう?」
GM:EOWは守柄保奈美と波打ち際を歩いていた。
GM:押し寄せる波が足を濡らし、またさっと引いていく。
EOW:「そうだね、なんと表現したらいいかは悩むところだけど」素足になって、波打ち際でぴたりと立ち止まり。
EOW:足元の砂が、すーっと引かれていく感触。
EOW:「『これ』はなかなか興味深いね。現象的には単なる物理の法則なのだろうけど、感覚的には斬新だよ」
守柄保奈美:「斬新かあ……。」
EOW:「身体にまとわりつく粘度の高い潮風や、肌を焼く紫外線もね。少し場所を変えただけで、まったく別の環境になるから興味深い」
EOW:「守柄保奈美はどうだい。ボクと違って、海は初めてではないのだよね?」
守柄保奈美:「ふーん……。すごいね。そんな風に深く分析したことはないや。」
守柄保奈美:「私は好きだよ!海!」
EOW:「それは何よりだね。シンプルにそう応えられる、守柄保奈美の方がすごいと思うよ、ボクは」
守柄保奈美:波打ち際をぱたぱたと走り、少し海に足を踏み込む
EOW:「……それにしても、ずいぶん学生が多いみたいだね。なにかのイベントでもあったのかな?」
EOW:楽しんで情報を得てたがゆえに、海水浴客の偏りに気づけた、的な。
守柄保奈美:「今日は臨海学校があるんだって。」
守柄保奈美:「星辰館高校の。」
EOW:「なるほど、道理だね」どこかで聞いた校名だなと思案したため、守柄さんから視線を外してしまう。
守柄保奈美:浜辺に目線を向けたEOWに軽く水を掛ける。
EOW:ぱしゃっ!
EOW:「!」
EOW:敵意など当然ないため、思いっきり顔に浴びてしまい、呆ける。
EOW:ちろり――と小さな舌で海水を舐めて。
守柄保奈美:「あっ!辛いよそれ!」
EOW:「……そうみたいだね、うん。でも大量に嚥下しなければね」
EOW:塩の辛さを楽しんでから――
EOW:「ところで今の行為は、何かのコミュニケーションなのかな、守柄保奈美?」
EOW:にっこりと、微笑みを向けて。
守柄保奈美:「うん。水を掛け合って遊ぶの!」
EOW:「ではお返しをしないといけないね――」
EOW:無業の影使って大量の海水を浴びせてみてもいいでしょうか?w
GM:いいよ!判定だ!
GM:侵蝕率を増やしたくなければ
GM:普通に肉体で判定するといい!
EOW:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,5,7,10]+4[4] → 14

EOW:侵食率4+で47に
EOW:ずぞぞぞと、海中にあった影が大量の海水を持ち上げて――
EOW:大波となって守柄さんに直撃します。
守柄保奈美:「ひゃー!」
守柄保奈美:「ごぼごぼ…ぷはっ…!」
守柄保奈美:「こら!エフェクトはだめ!」
EOW:「なら、やり方を教えてもらえるかな?」<水かけ遊びの
守柄保奈美:「うーん、作法とかやり方とかはないんだけど…」
守柄保奈美:「こう、手に水を掬って…えいっ!って」
GM:EOWのふともも辺りに軽く水がかかる
EOW:真剣に模倣「こうかな?」
EOW:守柄さんには届かず、手前でぴちょん と
守柄保奈美:「えへへ…えいっ!」ぱしゃ、と胴辺りに
EOW:あっちにぴちょん、そっちにぴちょん、一方的に浴びせられてます。
EOW:「うん、なかなかこれは難しいね」
守柄保奈美:「うーん、もうちょっと寄ってみたら届くよ!」
EOW:「なるほど、確かにね」と、足を踏み出そうとして――
EOW:――コツン
EOW:「?」
EOW:足先に、なにやら硬いモノがぶつかる感触が。
EOW:さほど大きなものではなさそうですので、しゃがみ込み、拾い上げます。<なにか
EOW:「守柄保奈美の持ち物かな、これは?」
GM:それは宝石で飾り付けられた箱だ。西洋、東洋ともつかない独特のデザインをした豪奢な箱である。
守柄保奈美:「え…?」
守柄保奈美:「違うよ。何これ、宝石箱…?」
EOW:ざぶざぶと波をかきわけ、そちらに近づいて箱を見せる。
守柄保奈美:「うーん、何でこんなところにこんなのがあるんだろう…。」
EOW:「うん、そうした類のようだね。そんなに長い間水に使っていたような形跡は無いから、誰かが落としたのではないかと推測したのだけれども……」
EOW:周囲を確認、誰か他に落としていそうな人は――
芦屋法乍:「うおっ!すっげ!!」
芦屋法乍:「ナマコだぜほら!ヤバくね!?」
EOW:――居た。
芦屋法乍:なんやかんや楽しんでいる
芦屋法乍:「そっちなんかいたか~?蓮原~!」
EOW:2名ほど。
蓮原ミコト:「ウミウシとアメフラシの違いを知ってるか?」
芦屋法乍:「おお言ってみろよ」
蓮原ミコト:「だいたい大きさだ」
芦屋法乍:「マジで?」
芦屋法乍:「知らなかったそんなの……」
蓮原ミコト:「分類とか食性も違うんだけどな……」
EOW:ではざぶざぶと波をかきわけ、そちらの方に歩み寄って――
蓮原ミコト:「ん?」 手製の水中メガネから顔を上げる
芦屋法乍:「あ?なんだよちびっ子かよ」
芦屋法乍:「また逆ナンかと思ったのによ~」
EOW:「うん、そうだね。キミらと比較すれば確かに小さいね、ボクは」
EOW:「キミたちの落とし物かな、これは?」
EOW:「あちらの方に落ちていてね。さほど海水の侵食も見られないようだから、とりあえず近くにいた君たちに確認をと考えてね」
蓮原ミコト:「確かに、随分高級そうだね」
芦屋法乍:「何だソレ?箱?知らねーけど」
蓮原ミコト:「僕も知らない。普通に、漂流物じゃないかい」
守柄保奈美:「お父さんやお母さんやお友達のでもない?」
芦屋法乍:「おおちびっ子2号」
守柄保奈美:「ちびっこじゃないよ!大人なんだから。」
芦屋法乍:「あー、ハイハイ。キッチリしてんなあ最近のちびっ子は。」
芦屋法乍:「なんか……監視員さんとかに渡せばいいんじゃねーの?どうする蓮原」
芦屋法乍:「なんか案内してやるべ?監視所的なトコ」
蓮原ミコト:流暢に話す子供だなあ、と思いながら。
蓮原ミコト:「まあ、落し物担当場所に届けるくらいはしてもいいんじゃない?」
芦屋法乍:「あいよ。じゃーそうするか」
芦屋法乍:「ほら、ちびっ子ども。お兄さんたちについてこい」
EOW:「それは助かるね。ボクらはまだ来たばかりだから不案内でね」
守柄保奈美:「ちびっこじゃないったら。私は歴とした成人女性で…うわっ!?」
芦屋法乍:「はいはいわかったわかった。小学校じゃ高学年だなそりゃ」
GM:といったところで
GM:ザァーーーーーーー………
GM:と波が君たちの足元に流れ込む
EOW:「おや?」
GM:ゴロゴロゴロ………
GM:君たちの足元に、新たな漂流物が現れる。
GM:それは球状の生物の卵のような物体だ。
GM:紺色と紫色がマーブル状に混じり合い、表面に模様を形作っている。
芦屋法乍:「うおっ、おいコレ」
蓮原ミコト:「っと。なんだなんだ」
蓮原ミコト:「また何か目新しい感じのが来たな…」
EOW:「卵……に見えるね?」
EOW:「危険色になるのかな、この色模様は」
蓮原ミコト:「卵の色では警戒色には含まれないだろう」
守柄保奈美:「でも、見た目がすごい不気味だよぉ……」
芦屋法乍:「なんか見たことねーけど、何生物だよ」
芦屋法乍:「ほら、さかなクン、解説解説」
蓮原ミコト:「わからない、けど……いや、そうか!未知の生物の卵!」
芦屋法乍:「マジかよ!ええッ!?」
蓮原ミコト:「海洋生物の論文に…いや、手っ取り早くSNSに上げて有識者から意見を乞うべき…?」
芦屋法乍:「なんだよソレぇ!?俺ら大金持ちか!?……いや」
芦屋法乍:「そこまでだ、止まれさかなクン」
蓮原ミコト:「どうしたんだよ、芦屋……」
芦屋法乍:「さっさとこの箱だかなんだか届けに行くぞ」
芦屋法乍:「余計な事に、手は出さねーの」
芦屋法乍:さっきであったUGNらしき人物たちのことを思い出している
EOW:「……うん、トラブルに巻き込まれないためには、非常に重要な姿勢だね」
芦屋法乍:「そりゃどーも、物のわかるちびっ子で助かるぜ。アイス買ってやるよ」
GM:と君たちが議論していると、物体の表面にヒビが入る。
EOW:「だけれども、少し遅かったみだいよ、キミ?」
蓮原ミコト:「ん?」
蓮原ミコト:卵の変化に気付く。「うわ」
芦屋法乍:「うおっ!?オイオイオイオイ」
守柄保奈美:「ヒビ入ってる…何か生まれるのかな…?」
蓮原ミコト:それとなく、EOWさんと守柄さんを庇う位置に立とう
芦屋法乍:こっちも一歩前に
EOW:こちらは観察継続。なにかあったらすぐ対応できるようには。
GM:ビキ ビキビキビキ……
GM:ヒビが頭頂部から底部まで駆け抜けていき、物体が真っ二つに割れる。
GM:バキッ
GM:中から現れたのは…
GM:蟲のような生物。4対の脚が蠢き、長い胴が波のうねりのように蠕動する。
GM:しかし、特異なのはその頭部が人間の唇のような形状をしている事。
GM:ガチガチと歯を打ち鳴らす。その口の奥に、舌まで備えているのが見て取れるかもしれない。
蓮原ミコト:「…………っ!」
芦屋法乍:「なっ!?なんだこいつ!?」
EOW:「あまり尋常なモノとは思えないね」
芦屋法乍:「冷静に解説してんじゃねーよ!向こう行ってろちびっ子!」
芦屋法乍:「なんか……普通じゃねえだろ!」
蓮原ミコト:「下がって!」
蓮原ミコト:ミコトを中心に、水面下に、小魚の影が揺らめきはじめる。
EOW:「厚意はありがたく受け取らせてもらうけれどもね、キミらも下がった方がいいとは、ボクは思う――」
EOW:(言いかけたところで、ミコトのエフェクトを確認したとゆー感じで
EOW:とりあえず敵対的な行動などはありますか<虫のような生物
GM:ありません。ただそこで痙攣したのち、
謎の生物:「!%#!#!"ーーッ!!」
謎の生物:と一鳴きして、ごぼりと得体の知れない粘性の液体を吐き出し
謎の生物:やがて動かなくなります。
芦屋法乍:「……死んだ?」
EOW:「少なくとも、動きは止まったようだね」
蓮原ミコト:周囲の影が消える。「……何だ、今の」
守柄保奈美:「これは…もしかしなくても……。」
守柄保奈美:「R事案……かな?」EOWに耳打ちする
EOW:「断定するには早いかもしれないけれどもね、可能性としては高いと思うよ」
EOW:おっと、海水で粘液など流れてしまうのはちょっとアレですので、傍らの影法師で適当な人間を作成。粘液と死体(?)を確保させておきたく。
芦屋法乍:「蓮原」
芦屋法乍:「なんかちびっ子チームぶつぶつ言ってるけど……」
蓮原ミコト:「さっきの人たち……か? それとも別の事案……?」
芦屋法乍:「……だよな」
EOW:ずぞぞっと、海面から人型の影が立ち上がって――
EOW:「――それにどうやら、彼らも"普通”ではないようだね」
芦屋法乍:「うおっ!?」
守柄保奈美:「えっ……?」
守柄保奈美:芦屋くんと蓮原くんに向き直り
蓮原ミコト:「……あー。ただの魚群に見えるようにしてたんだけど」
芦屋法乍:「アホ~~~」
EOW:「ボクはレネゲイドから生じた存在だからね。少しばかり、敏感なのさ」
守柄保奈美:「あの、君たちUGNって知ってる?私はエージェントの守柄保奈美っていうんだけど。」
守柄保奈美:「今の件でちょっとだけついてきてもらいたいんだけど…いいかな?」
芦屋法乍:「……ハイハイご存知ですよ」
芦屋法乍:「つーか今さっきも会ったし」
蓮原ミコト:「イリーガル、《アンサーシェイド》です」
EOW:「改めまして。ボクはend of world。言いづらければえっちゃんとでもえの字とでも」
EOW:「キミの方も名前を教えてもらえるかな。残念だけれども、ちょっと退くのが遅かったみたいだよ?」
芦屋法乍:「『光るものすべて金ならず』」
芦屋法乍:「なーんつって……くそ」
芦屋法乍:「芦屋だよ。芦屋法乍」
芦屋法乍:お手上げポーズ
蓮原ミコト:「……あ、ホラ、よかったね芦屋」
蓮原ミコト:「今度こそ、まともそうな女性から誘われたじゃん」
芦屋法乍:「二人とも、歳がもう5歳ありゃあな!」
守柄保奈美:「………23。」
蓮原ミコト:「え?」
芦屋法乍:「はい?」
守柄保奈美:「私、23歳!大人!」
芦屋法乍:「……そ」
芦屋法乍:「そりゃ失礼」
蓮原ミコト:「レネゲイドの影響で成長が止まってるとか、そういうのではなく?」
芦屋法乍:「言い方ァ!」
守柄保奈美:「ちゃんと成長してる!」薄い胸を張って
蓮原ミコト:「ごめんなさい」
芦屋法乍:「まー、いいや……」
芦屋法乍:「とりあえず海から上がろうぜ」
芦屋法乍:「ナマコもどっかいっちまった」
蓮原ミコト:「ちゃんと海のものは海に返しなさい」
EOW:「これは持ち帰らないといけないけれどもね」<死骸と箱を影法師に持たせて
守柄保奈美:「うん。いこっか。おねーさんが連れてってあげる。」
守柄保奈美:ぷくりと頬を膨らませながら芦屋くんと蓮原君の手を引く。
蓮原ミコト:釈然としない表情をしながら、大人しく連れて行かれましょう。
GM:―――――――
GM:ロイスのみ可能!
蓮原ミコト:友達/芦屋法乍/共感:○/不信/ロイス
芦屋法乍:逆ナン/白南風白蘭/エロス○/タナトス/ロイス
芦屋法乍:以上!
蓮原ミコト:韻を踏むな!w
EOW:とっさにかばっていただけたので【蓮原ミコト@□誠意/無関心】をば
EOW:以上です
GM:では次回は月曜14時から!よろしくお願いします!
GM:今日はこれにて終了。お疲れさまでした
蓮原ミコト:お願いします~
EOW:了解しました<月曜14時
芦屋法乍:いえっさー!お疲れ様です!
GM:―――――――
GM:合流シーン
GM:全員登場
蓮原ミコト:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 6[6]+48 → 54

EOW:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 7[7]+47 → 54

芦屋法乍:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 1[1]+55 → 56

GM:―――――――
GM:香子海岸
GM:仮設調査本部
GM:―――――――
GM:君たちは謎の漂流物を報告するために、
GM:UGNの人員が詰めている調査本部にやってきた。
GM:調査本部と言っても、仮設のテントといくつかの機材があるだけだ。
芦屋法乍:しらけた表情でそれを見ている
卜部巽:「………で、これが流れ着いたんだって?」
卜部巽:折り畳みテーブルの上に置かれた飾り箱を指さす。
安国寺永鳳:「うはは!流木にしては些か豪華すぎる装丁だな!」
GM:君たちの前にいるのは長身の黒髪の女と、
GM:道士服の上に札をミノムシのように無数に張り付けた怪しい小男だ。
EOW:「うん、よくわからない卵と共にね」
EOW:「そちらは孵化直後に行動を停止したのは報告のとおりだよ」
蓮原ミコト:「明らかに、普通の生き物ではなかったと思います」
蓮原ミコト:「初めまして、《アンサーシェイド》の蓮原です」
EOW:「そしてこの二人も近くにね。こちらはおそらく偶然だとは思うけれども」
EOW:挨拶するミコトくんとしらけた表情の芦屋くんを示して。
芦屋法乍:「そ、ただのグーゼングーゼン」
芦屋法乍:「何ノリ気になってんだ蓮原」
芦屋法乍:「事情聴取ってのが終わったら、さっさと戻んぞ」
蓮原ミコト:「戻るって……あんなの見て放っておけないだろ」
蓮原ミコト:「お前もイリーガルなんだろ、芦屋。何か出来る事があるなら、手伝わないと」
芦屋法乍:「お前な蓮原」
芦屋法乍:呆れ顔。
守柄保奈美:「ううーん……。」時折、こうしてUGNに非協力的なイリーガルもいる。
守柄保奈美:というより、平穏を乱されたくないと考えるイリーガルの方がほとんどだろう。
EOW:「キミも経験があるようだから、知っているとは思うけれども」
EOW:「非協力的な立場の方が、より拘束時間は長くなると思うよ、ボクは」
芦屋法乍:「別に非協力的ってわけじゃねーだろ。分かってる事は話してんだから」
EOW:「それはすまなかったね。ボクとしてはこちらの彼のように接する方が、早く帰りたいと言うキミの願いが叶うと思ったものだから」
芦屋法乍:「お気遣いは間に合ってるぜ。意志は表明しとくタイプだからな、俺は。」
EOW:「そうだね、口にしないとほとんどの場合考えは伝わらないからね。正しいことだと思うよ」
芦屋法乍:「ご理解いただけで光栄の至り。つーか口の減らねえちびっ子だな。お利口さんで結構だこと……」
芦屋法乍:「おさかな博士がUMAにはしゃぐのは分かるけど、ナンパの続きはどうすんだよ、蓮原」
蓮原ミコト:「ナンパって、そんなこと言ってる場合じゃ……」ふと気付く。自分の基準で話していた。
芦屋法乍:「言ってる場合だろ。俺らただの学生さんだぞ」
芦屋法乍:「超能力だのなんだの言って、その辺すぐシッチャカメッチャカにするやつが多すぎるって、マジで」
蓮原ミコト:「もしかして、芦屋は実際の力がないタイプなのか?」 
芦屋法乍:「……ごそーぞーにお任せで」
芦屋法乍:「つーか逆に」
芦屋法乍:「力があったら世界の平和を守んなきゃいけねーのかよ」
EOW:「力に責任が伴う訳ではないからね、まったくもって正論だ」
芦屋法乍:「だろ。賢いぜちびっこ!」
芦屋法乍:「うまい棒買ってやる」
卜部巽:「……ま、そっちの方が”フツー”か。」
EOW:「ただ得てして大きな力を伴ったものは、行動をしなかったことで力に見合った後悔をすることが多いのも一つの事実だろうけれどもね」
蓮原ミコト:「…………考えたことがなかったな」口元に手をあてる。
芦屋法乍:「いや考えろよそこは!お前マジで天然ボーイか!?」
蓮原ミコト:「僕は、先輩に憧れてイリーガルやってたようなものだから」
蓮原ミコト:「ただ……そうだな、『守る側に回れる自分』でいたいんだよ」
芦屋法乍:「……」
蓮原ミコト:「いや、芦屋がそれならいいんだ。ワーディングやリザレクトに耐えられるくらいのオーヴァードの方が多いんだしな、本当は」
蓮原ミコト:「戻って、それとなく注意してくれていればいい。できれば、竜宮さんに一言言っておいてほしいけど」
芦屋法乍:「……はぁ~あ」
芦屋法乍:「嫌んなるぜ、マジで」
芦屋法乍:「支部長だかなんだかの超イケてるお姉さん」
卜部巽:「?」
芦屋法乍:「俺とこいつでお手伝わせていただけないでしょうか。その、卵みてーななんだかの件」
芦屋法乍:「賑やかしくらいにはなると思うんで」
蓮原ミコト:「……芦屋」 顔を綻ばせる。
芦屋法乍:「ほっこりすんな!」
芦屋法乍:「俺はあのローライズすぎるホットパンツを眺めときたいだけだってえの!!」
蓮原ミコト:「そういうことを本人を前に言うな!」
EOW:「実力の程は判らないけれども」
EOW:「ボクや守柄保奈美を一般人と判じ、とっさの対応をふたりとも取れていたからね。ボクとしても、彼らがこの件に協力してくれると、助けになるのではと判断しているよ」
卜部巽:「……」にっと笑顔を浮かべ
卜部巽:「イヤっつっても来てくれるか。気に入ったぜ、そういうの。」
卜部巽:芦屋くんと肩を組む
芦屋法乍:「おゥ!?」
卜部巽:「よし!分かった!だけど無理はすんなよ。」
卜部巽:張りのある素肌と体温、女の香りが芦屋を刺激する。
芦屋法乍:「や」
芦屋法乍:「役得……!」
芦屋法乍:ほにゃ~~っと鼻の下を伸ばしている
芦屋法乍:「支部長!この芦屋、地獄の底までついていきますぜ!ついていかせてください!!」
芦屋法乍:ずびし!敬礼。
蓮原ミコト:「掌返し!」
卜部巽:「無理すんなっつってんだろ。」額を指で弾く
芦屋法乍:「あだ!」
EOW:「欲望に素直なことは、人の美徳であると思うよ」
EOW:「もちろん節度を守らなければ、社会から排されるだろうけれどもね」
蓮原ミコト:「えっちゃんさん、目線の位置がすごいんだけど、もしかして君もすごい年上だったりする?」
EOW:「生じてからこの外見ではあるけれどもね。キミよりは歳下なのは確実だと思うよ」
蓮原ミコト:「生じるって……そっか、そういう。」
卜部巽:「まずは箱と卵、そして謎の生物の分析だ。これは分析班の第4のやつらに回す。」
卜部巽:「君たちは海岸に他の者が流れ着いてないか、他に異変がないかを探してもらいたい。」
芦屋法乍:「アイアイサーー!!」
芦屋法乍:びしっ!
蓮原ミコト:「分かりました。」
卜部巽:「頼んだぜ。」ぽんぽんと芦屋の背中を叩き、身体を離す。
芦屋法乍:「そうと決まりゃ、オラ行くぞ蓮原!」
芦屋法乍:手をぐいぐい引く
蓮原ミコト:「おいこら、当てもなくどこ行くつもりだ!」
芦屋法乍:「アテなんかいいからとにかく海辺を駆けずり回ってローライズ支部長サマのお気に召すブツをお探しするんだろうが~~っ!」
芦屋法乍:そして、少しUGNの一段と距離を取り、耳打ち
芦屋法乍:「あのな蓮原」
芦屋法乍:「お前が怪我でもしたら。その竜宮さんが嫌がんだろーが」
芦屋法乍:「そういうこと、ちょっとは気にしろ」
芦屋法乍:いつになくマジトーンだ
蓮原ミコト:「……」目を丸くした後
蓮原ミコト:「そういうの女子相手にもっと出してきゃいいのに」
芦屋法乍:「うるせ~よ!余計なお世話ジャイ!!」
守柄保奈美:「……やっぱ男の子ってオトナな体の方が好きなのかな?」えっちゃんに
守柄保奈美:自分の身体を見下ろして、胸辺りに手を当てている
EOW:「人それぞれではないかな? ボクみたいな身体つきが好きな存在もいるだろうし」
EOW:「さて、とりあえずボクと守柄保奈美は彼らの協力を仰ぎ、手綱を引き、守ればいいのかな、卜部巽?」ぐいぐい行ってしまった二人に目をやりながら。
卜部巽:「うん。その辺りは君と、安国寺さんに任せようか。」
安国寺永鳳:「相分かった。期待に応えて見せまする。」
EOW:「では引き続きよろしく、フランシスコ安国寺永鳳」
GM:―――――――
GM:ロイス&購入!
蓮原ミコト:ロイスはまだなし。
蓮原ミコト:購入はどうしようかなあ こいつ特に使うものがないからな
芦屋法乍:ロイス!卜部さんに!
蓮原ミコト:ボディアーマーにしよう
蓮原ミコト:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 10[9,10]+10[10]+5[5]+4 → 29

GM:!?
蓮原ミコト:どんだけ欲しいの
GM:ボディアーマーゲット!すごい!
蓮原ミコト:じゃあボディアーマー相当のパーカー水着を着てます
EOW:芦屋くんにロイスを 敬意○/不安 にて
芦屋法乍:ナマ足魅惑のマーメイド○/ゴマカシ効かない薄着の曲線/ロイス
蓮原ミコト:芦屋くん、そのロイス今後タイタス化していけるの?
芦屋法乍:あ、えっちゃんにも!
EOW:念の為ブルーゲイルほしいのでオリ:レジェ起動で無業の影 侵食率+7
芦屋法乍:ちびっこ/EOW/庇護○/嫌気/ロイス
芦屋法乍:以上!
EOW:4dx+12>=20
DoubleCross : (4R10+12[10]>=20) → 9[3,7,8,9]+12 → 21 → 成功

芦屋法乍:あ、あとボデマ
EOW:侵食率61に ロイス処理、購入終了です。
芦屋法乍:1dx+3
DoubleCross : (1R10+3[10]) → 5[5]+3 → 8

芦屋法乍:無理!以上!
GM:では次のシーン!
GM:―――――――
GM:ミドル1
GM:シーンプレイヤーはミコトくん。
GM:他全員登場可能です。
芦屋法乍:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+4[4] → 60

蓮原ミコト:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 5[5]+54 → 59

EOW:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 6[6]+61 → 67

蓮原ミコト:調子いいな…
GM:―――――――
GM:では情報収集はプライズ方式でやっていきます。
GM:プライズ判定
プライズポイント 0/10
技能 情報:UGN、噂話、学問
難易度9
最大達成値30

GM:ではまず判定から!ふるってご参加ください
芦屋法乍:いくぜいくぜ
蓮原ミコト:噂話しか振れないな
蓮原ミコト:ボーナスもない
芦屋法乍:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[3,4] → 4

蓮原ミコト:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 4[4,4]+3 → 7

芦屋法乍:ダメダメww
GM:き、君たち…
蓮原ミコト:ナンパ失敗しまくってるじゃん
芦屋法乍:えっちゃーーーん
GM:えっちゃん!助けてくれ!
EOW:あー、オリレジェ&無業の影 侵食率+7にて
芦屋法乍:ヒエッ
EOW:5dx+12
DoubleCross : (5R10+12[10]) → 8[1,3,6,7,8]+12 → 20

芦屋法乍:perfect body.
GM:強すぎる
蓮原ミコト:あ、そうか…・
蓮原ミコト:レジェンドは「精神を使った判定」に掛かるから、無行の影と組み合わせると
EOW:いいところに<ぴったり20
蓮原ミコト:全部の判定に+できるんだ…
GM:そうなのだ…これぞウロボロスレネビの恐ろしいところ…
芦屋法乍:これがレネビの『暴』
蓮原ミコト:えっちゃーん
GM:では進行値は+3ですね。
GM:情報はこちら!
GM:■香子海岸の漂着物
漂着物はいずれもレネゲイドの残滓が感じられる物体であった。
卵から産まれた生物もAオーヴァードまたはレネゲイドビーイングと考えられる。
しかし、この生物には生存に必要な器官が全く存在せず、
”特殊な波長で声を上げる”ことしか出来ないという。

GM:―――――――
GM:香子海岸
GM:―――――――
GM:君たちは再び海岸を歩いている。
GM:海水浴場から少し離れた岩場。
GM:ここは人気もなく、遠く離れた喧騒と波の音しか聞こえてこないだろう。
芦屋法乍:「ダメだわ、全然見つかんねー」
蓮原ミコト:「ないね……いやホイホイあっても困るけどさ」
EOW:「流石に多量に流れ着いていたら、もっと大きな騒ぎになっているだろうからね」
芦屋法乍:「ヒトデしかいねー。これ何ヒトデ?」
蓮原ミコト:「それはクモヒトデだ。厳密にはヒトデじゃない」
芦屋法乍:「知らなかったそんなの」
蓮原ミコト:「海に入れるとすごい速度で泳いでくるぞ」
芦屋法乍:「つーかちびっ子も一緒かよ」
芦屋法乍:「あんま深いとこまで行くなよ。足つかなくなっても知らねーからな」
蓮原ミコト:「えっちゃんさんは何か見つけました?」
EOW:「そうだね、今の所はなにも。かな。調査班からは何かわかれば連絡をもらえるようにしてあるけれどもね――おや?」
EOW:携帯に情報を着信。先の情報をゲットしました。
安国寺永鳳:「ほほう。なるほど興味深い。」君たちの頭上から声がする。
安国寺永鳳:崖の側面に立っている安国寺だ。
蓮原ミコト:「うわっ!」
芦屋法乍:「うわっ!?何だソレ!?どーなってんの!?」
芦屋法乍:「つーか、さっきから気になってたけど」
芦屋法乍:「オッサンは……何?」
芦屋法乍:「画面に置いとくだけで存在感が凄まじすぎるんだけど」
蓮原ミコト:「暑くないんですか」
芦屋法乍:「重いだろどう考えても」
安国寺永鳳:「ははは!なに、そう珍しくはないだろう。」するすると、歩いて地上に降りてくる。
安国寺永鳳:「小生は逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳。傭兵兼占い師兼牧師兼坊主といったところかな。」
芦屋法乍:「なるほど」
芦屋法乍:「傭兵兼占い師兼牧師兼坊主の逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳さんね」
蓮原ミコト:「わからん」
芦屋法乍:「ぜんぜんわからん」
EOW:「なら傭兵兼占い師兼牧師兼坊主の逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳であると認識するしかないね」
芦屋法乍:「哲学的なちびっ子ね、キミ……」
安国寺永鳳:「要は便利屋よ。有事は力を貸すことも出来るし、葬式を上げられる。」
EOW:「ともあれちょうどよかったよフランシスコ安国寺永鳳。先程調査班から情報が寄せられてね。キミにも伝えさせてもらうよ」
EOW:かくかくしかじかで三人と香子海岸の漂着物に関する情報を共有します
安国寺永鳳:「飾り箱の意匠を見るに、千年は前の物だろう。」
芦屋法乍:「そん なに」
蓮原ミコト:「千年……にしては古びてはいないですよね」
安国寺永鳳:「それと同時に流れ着いた謎の生物か…。いやはや、興味深い。」
芦屋法乍:「波長、ねえ」
芦屋法乍:「そういやなんか聞いたことあるわ。イルカの……なんとか言う」
GM:と、ここで
守柄保奈美:「……おーーい!なんか流れ着いてますよ!」
守柄保奈美:遠くから守柄の声がする。
蓮原ミコト:「守柄さんの声だ。はーい、今行きます」
芦屋法乍:「へいへーい」
EOW:「どうにも多くが流れ着く海岸だね、ここは」
GM:君たちが声の元へ駆けつけると、守柄の足元に流木のようなものが落ちている。
GM:木の表面に赤漆らしき塗装。そして別の木片は船か何かの一部のように見える。
芦屋法乍:「木、か?それにしちゃなんか……」
守柄保奈美:「ただの流木だと思ったんだけど…何かの一部?かな?って」
蓮原ミコト:「これ、沖の方を見た方がいいんじゃないですかね」
安国寺永鳳:「………。」
安国寺永鳳:ぬっと4人をかき分けて木の破片を見つめる。
EOW:「なにか心当たりがあるのかな、フランシスコ安国寺永鳳?」
蓮原ミコト:「何なんですか?」
安国寺永鳳:「……なるほどなるほど。これは、小生の領分であるな。」
安国寺永鳳:「これは渡海船の一部だ。」
芦屋法乍:「ト、何?」
安国寺永鳳:「”渡海”と言っても別に大陸や別の島に渡るためのものではない。」
安国寺永鳳:「別の”世界”。南方の海の果てにあるという”補陀落”に至るための船だ。」
蓮原ミコト:「……?」
芦屋法乍:「わかる?」
蓮原ミコト:「さっぱりだ」
EOW:「捨身行のひとつ……だったかな、確か?」
安国寺永鳳:「よくご存じで!」
安国寺永鳳:「捨身の行、船に行者を閉じ込め海に流すというものだな。」
EOW:「一般的なことぐらいしか理解はしていないけれどもね。だけれどもこの地域に、そうした信仰があったと言うことかな?」
安国寺永鳳:「そう。不帰の船が時を経て還って来た。」
安国寺永鳳:「それと同時に現れた怪生物。」
安国寺永鳳:「この異変の根幹を探るには、この地に伝わる信仰を紐解かねばならぬやもしれんな。」
芦屋法乍:「おお」
芦屋法乍:「正直、割とワクワクする響き」
蓮原ミコト:「この地…って」
蓮原ミコト:「何かあるんですか、この場所に」
安国寺永鳳:「ハハハ!さぁて、蛇が出るか鬼が出るか。」
安国寺永鳳:「それとも、救いの神か。」
EOW:「少なくとも、推測の手がかりにはなりそうだね。ありがとう、フランシスコ安国寺永鳳」
芦屋法乍:「救いの神、ね」
芦屋法乍:「そんなモンがいたら……」
芦屋法乍:しばし考えて
芦屋法乍:「他にもなんかないか探そうぜ」
蓮原ミコト:「とにかく、大事にならないようにしたいね……」
蓮原ミコト:ぼんやりしたコメントしか出来ない!
GM:―――――――
GM:ロイス&購入!
芦屋法乍:ボデマ!
芦屋法乍:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 6[5,6]+3 → 9

芦屋法乍:むり!以上!
EOW:ロイスは残り1つのため保留。装備はぼでまを
蓮原ミコト:えっちゃんにロイスで
EOW:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[2,9] → 9 → 失敗

EOW:失敗です
蓮原ミコト:同行者/EOW/敬意:○/不安/ロイス 
蓮原ミコト:買うものは何かな?
蓮原ミコト:アームドスーツ あるならほしい
蓮原ミコト:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 6[5,6]+4 → 10

蓮原ミコト:駄目でした
GM:かなしい
GM:―――――――
GM:ミドル2
GM:シーンプレイヤーはミコトくん
GM:他全員登場可能
蓮原ミコト:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 1[1]+59 → 60

芦屋法乍:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 5[5]+60 → 65

蓮原ミコト:お前なんだその落ち着き!?
蓮原ミコト:やっぱり海の生き物なのか!?」
芦屋法乍:モチベーションを得たので目が据わっている
EOW:ちょいと上がりすぎたので、一旦保留。プライズが厳しそうであればその時に登場判定をさせて頂けますと。
芦屋法乍:えっちゃんの姐御の出る幕じゃありやせんぜ!!
芦屋法乍:俺たちだけで片付けてやろうともさーー!
GM:了解!
蓮原ミコト:やるぜやるぜ
GM:―――――――
GM:プライズ判定
プライズポイント 3/10
技能 情報:UGN、噂話、学問
難易度9
最大達成値30

芦屋法乍:参ります!
芦屋法乍:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[3,3] → 3

芦屋法乍:クソザコ!!!
GM:芦屋くん……
蓮原ミコト:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 10[1,3,10]+9[9]+3 → 22

EOW:おおっ!
芦屋法乍:!?
GM:だ、大爆発!
蓮原ミコト:ウオーッ
蓮原ミコト:めっちゃ噂話したぞーっ!
EOW:さすが海の生き物
芦屋法乍:お前がナンバーワンだ!!
GM:ではポイントは6/10ですね。すごいペースだ。
GM:情報はこちら
GM:■香子海岸の伝説
1300年ほど前、この地には”常世虫”を崇める人々がいた。
非時香菓(橘)を住処とする虫は常世という楽園の生物に違いない。
この常世虫を崇めれば貧しいものは富み、老いた者は若返るであろう。
そうして喜捨を受け取り信者を増やしていったが、
信仰しても富を得られず財を失う人が続出したため、
教祖が豪族:秦河勝に討たれ、信仰も終息したという。
この地域の人々は富を求めるためより具体的な手段、
つまり船を常世に送ることを目論んでいたという。

蓮原ミコト:すごい噂を聞いてしまった
GM:では頑なそうな老人の昔話を聞いてしまったという風にしましょう。
蓮原ミコト:海の上ですっごいばーちゃんの話を聞いてきたのだ
GM:―――――――
芦屋法乍:「よーするに」
芦屋法乍:「異世界転生でチートしたかったわけだ」
蓮原ミコト:「つ、疲れたな……」
地元の老婆:「人間の身で神の楽園に行こうなど…驕りでしかなかったのじゃ……」
地元の老婆:「だから常世虫を崇める人間はみな死に、やがて忘れ去られた…。」
地元の老婆:「今はもうわしのようなばばしか知る者はおらんじゃろう…。」
芦屋法乍:「ばーちゃんありがとな。これで自由研究も捗るぜ」
地元の老婆:「勉強熱心な若者に会えてうれしかったわい…それじゃあの…。」
地元の老婆:老婆は満足そうに海の家を出て行った。
蓮原ミコト:「お前、割とああいうおばあさん得意だよな」
芦屋法乍:「俺はあらゆる女性を尊敬してんだよ」
芦屋法乍:「伝承は分かったけど、何の手がかりになるんだかはサッパリだな」
蓮原ミコト:「エゲつない印象だけは似てるな、さっきの卵とさ」
芦屋法乍:「とにかくさっさと安国寺のオッサンに知らせて……」
安国寺永鳳:「”常世虫”か。」ちゅー、とメロンソーダをストローで飲んでいる。
芦屋法乍:「うわっ!急に出てくんな!?」
安国寺永鳳:「ハハハ!お主は反応が面白くてな!」
安国寺永鳳:「つい驚かしてしまう。いやすまぬな。」
芦屋法乍:「いやいいけどさ別に……何その茶目っ気」
蓮原ミコト:(この人、何歳くらいなんだ…?)
芦屋法乍:「んで、なんか心当たりとかあんの?」
安国寺永鳳:「常世信仰は確かにあった。その老婆の話もおおむね合っている。が、」
安国寺永鳳:「常世を求めて船を出すというのは初耳だ。」
安国寺永鳳:「伝説の変遷か。あるいは、伝説の続きか……。」
蓮原ミコト:「さっき流れてきた船の欠片が関係するんですかね」
芦屋法乍:「その船だか虫だかがどういうわけでいま出てくんのか」
芦屋法乍:「次はそこんとこって話だよな」
GM:と、ここで
安国寺永鳳:「………む?」道士服の間から携帯電話を取り出し、画面を見る。
安国寺永鳳:「ハハハ、分析班からだ。」
安国寺永鳳:「”箱が開いた”。」
芦屋法乍:「おおっ、それって結構進展じゃね?」
芦屋法乍:「中身はどうだったんだよ?」
安国寺永鳳:「さてな。詳しくは現地で話すとある。」
蓮原ミコト:「戻れば良いんですね」
芦屋法乍:「箱の中身はなんじゃろな~っと」
安国寺永鳳:「緊急性もない呼び出しだ。どうやらパンドラではなかったらしい。」
安国寺永鳳:「片隅に希望が残っているかも、疑問だが…。」
GM:―――――――
GM:ロイス&購入!
蓮原ミコト:アームドスーツ!
蓮原ミコト:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[5,9,10]+7[7]+4 → 21

GM:回すなア!
蓮原ミコト:だから何なのお前
EOW:出てませんのでどちらも無しで。常世虫の情報は安国寺さん経由で共有させて頂いたということで大丈夫でしょうか?
EOW:おお、すごい<21
芦屋法乍:ぼでま!
芦屋法乍:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 1[1,1]+3 → 4 → ファンブル

芦屋法乍:wwww
蓮原ミコト:www
EOW:(笑)
GM:次のシーンの冒頭で共有という感じです
芦屋法乍:おのれ蓮原!!!
蓮原ミコト:久々に見た、ファンブル
GM:芦屋!!!
蓮原ミコト:芦屋くんにボディーアーマー挙げます
EOW:了解しました<情報共有
蓮原ミコト:俺はたまに白兵をするのでな!
芦屋法乍:やったー!
芦屋法乍:ありがとう我が友!
芦屋法乍:装備!
GM:では次のシーン
GM:―――――――
GM:ミドル3
GM:シーンプレイヤーは芦屋くん
GM:他全員登場可能!
芦屋法乍:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+1[1] → 62

芦屋法乍:めっちゃ落ち着いてる
EOW:74+1d10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+8[8] → 82

GM:ヒエー!
蓮原ミコト:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 5[5]+60 → 65

芦屋法乍:えっちゃーーーーん
GM:―――――――
蓮原ミコト:カバーエフェクトがあるから…
GM:プライズ判定
プライズポイント 6/10
技能 情報:UGN、噂話、学問
難易度9
最大達成値30

芦屋法乍:いくぞおらっ
GM:えっちゃんのために頑張れ!
芦屋法乍:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[2,4] → 4

GM:芦屋!!!
芦屋法乍:wwww
蓮原ミコト:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 7[4,5,7]+3 → 10

芦屋法乍:クソザコすぎる
蓮原ミコト:ギリギリ
GM:二桁!いいね!
蓮原ミコト:いや、次で終わる感じだ
EOW:さて、どうしましょう。出てしまってますので思い切ってこちらも20くらいの達成値を狙ってみましょうか?
芦屋法乍:いや、恐らく次で何とかなるので
蓮原ミコト:いや、残りが2ですからね
芦屋法乍:ここはのんびりおしゃべりしましょう
EOW:なるほど、では素で
EOW:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 2[1,2,2]+1 → 3

GM:えっちゃーん!
芦屋法乍:えっちゃんも気が抜けてきている
GM:でもミコちんが頑張ってくれたのでポイント+2だ!
EOW:ありがたや(?人?)
GM:情報はこちら。
GM:あ、というか
芦屋法乍:ドクターフィッシュ情報力
GM:そのままシーン内で描写しましょう。
芦屋法乍:わあい
EOW:了解しました
GM:―――――――
GM:調査本部
GM:―――――――
GM:テントの下の折り畳みテーブルの上には、
GM:口を開けた飾り箱と、中身である紙片が並べられている。
守柄保奈美:「何かなこれ…?」
芦屋法乍:「紙、か?」
EOW:「年代に相応しく、クラシックな記録媒体だね」
卜部巽:「宝の地図、って訳でもなさそうだ。」
卜部巽:「住良木さんも首傾げてたぜ。」
GM:紙に描かれているのは、異様な生物の図画だ。
EOW:「何かの画のようだね」
蓮原ミコト:「なんだこれ……文章はついてないんですか?」
卜部巽:「書いてあるんだけど…読める人間がな。」
芦屋法乍:「安国寺のオッサンは?」
安国寺永鳳:「解読に時間がいるな。文字の劣化が激しい。」
安国寺永鳳:「それに解読するにはまず”あたり”を付けねばなるまい。」
安国寺永鳳:「これが何のために、何を描いたものか…。」
GM:異様な生物の図画、そしてその隅に走り書きのように書かれた文字。
GM:蓮原は気づくかもしれない。この図画は何かの”生物図鑑”ではないだろうか。
蓮原ミコト:「また生き物か」
蓮原ミコト:「……何か、解説本みたいですね」
芦屋法乍:「知っているのか蓮原!?」
蓮原ミコト:「何キャラだよ」
蓮原ミコト:「いや、大昔の妖怪本の挿絵とか、こんな感じじゃないですか」
EOW:「直感や感性は大事だよ、特に未知のものへの解析にあたる時にはね」
安国寺永鳳:「解説本、か………む」紙片をめくる手を止める。
GM:安国寺が握る紙片には先ほど海岸に打ち上げられた異様な生物によく似た図画がある。
芦屋法乍:「これ、さっきのヤツだよな、多分」
芦屋法乍:「って事は……誰が描いたんだ?これ」
芦屋法乍:「そいつがあの卵も流したのか?」
蓮原ミコト:「要素が足りないように思います」
安国寺永鳳:「………。」
安国寺永鳳:突然、安国寺が紙片にぐっと顔を近づける。
安国寺永鳳:「………………人間の血だ。」
安国寺永鳳:「これは途中から人間の血で書かれている。」
蓮原ミコト:「血っ」
芦屋法乍:「オイオイオイ」
EOW:「途中から……という事は、制作の意図や趣味的な理由ではなさそうだね」
安国寺永鳳:「塗料が足りなくなった。そして、塗料を調達できる場所ではなかった。」
安国寺永鳳:「というところかな。」
EOW:「そうまでしてでも、残さなくていけなかったと言うことだね、この情報は」
芦屋法乍:「あー、勘違いのメンヘラ現代アートってセンは?」
EOW:「なら最初から血で描かれていると思うよ」
芦屋法乍:「おっしゃる通りで……」
蓮原ミコト:「怪談みたいな話しだな…」
GM:紙片をめくる。
GM:異様な生物の図画。でっぷりと太った身体から手が無数に生えているもの。
GM:頭部がない人間のような二足歩行のもの。
EOW:「他に何か気になるところもあるのかな?」<紙片をめくっている安国寺さんに
安国寺永鳳:「……塗料の色が、変わってきた。」
GM:未知の生物を描く筆の色が、赤から薄紫へ。
GM:それまでは精彩に描かれていた筆致も、徐々に歪んでくる。
EOW:「それは『血』ではなくなったと言うことかな? それとも『血が血ではなくなった』?」
GM:未知の生物を描く筆の色が、薄紫から極彩の混色へ。
GM:これは君たちが先ほど見た生物の体液だ。
GM:そして、最後の紙片には
GM:目。
GM:目。目。目。目。目。
GM:無数の目が紙片いっぱいに描かれている。
EOW:「なかなかに刺激の強い画だね、これは」表情を変えずいつもと同じ微笑みをたたえたまま。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:ごくり、と生唾を飲む
芦屋法乍:「やっぱ、現代アートってことになりません……?」
安国寺永鳳:「こんな遺物を作り出せる現代人がいるなら紹介してもらいたいものだ。」
蓮原ミコト:「……こういうの耐性ないんだよね……」
蓮原ミコト:腰が引けている。
守柄保奈美:「……。」ごくりと生唾を飲む
卜部巽:「で、問題は。」
卜部巽:「これが実際に流れ着いたこと、だな?」
卜部巽:図画の生物を指で示す。
EOW:「少なくとも、想像などではない証左だね。無論、想像が現実になった可能性もある訳だけれども」
EOW:<そうした能力の持ち主が居る可能性は知っていると言うことで。
蓮原ミコト:「芦屋、ホラーとかパニック映画とか見てるっけ?」
芦屋法乍:「別に映画ファンじゃねーけど」
芦屋法乍:「そういう流れに入っちまってるって事は」
芦屋法乍:「嫌でも分かるわ。チクショー」
蓮原ミコト:「サメの方がまだ有難いな」
蓮原ミコト:軽口を叩きながら、小さく肩を震わせた。
GM:異変を知らぬ海岸はいまだ喧騒に包まれている。
GM:海の向こうから、厚い雲が流れてきていた。
GM:―――――――
GM:ロイス&購入!
蓮原ミコト:流れが来ている!ブルーゲイル!
蓮原ミコト:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[3,9,10]+6[6]+4 → 20

EOW:おお!
蓮原ミコト:マジで着てて笑う
GM:すごいな君!?
EOW:3dx=>12 ボデマ購入
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 9[6,7,9] → 9 → 失敗

EOW:失敗です
蓮原ミコト:じゃあブルーゲイル相当のブルーハワイかき氷を
芦屋法乍:こっちは応急手当相当のいちご味
芦屋法乍:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 6[4,6]+3 → 9

芦屋法乍:あまーい
GM:では次!
GM:―――――――
GM:ミドル4
GM:シーンプレイヤーは芦屋くんです。
GM:他全員登場可能!
芦屋法乍:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+1[1] → 63

芦屋法乍:!?
芦屋法乍:全く上がらない……
蓮原ミコト:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 1[1]+65 → 66

EOW:1d10+82 ミドルラストなので出ておきます
DoubleCross : (1D10+82) → 6[6]+82 → 88

蓮原ミコト:……
蓮原ミコト:なんなんだお前ら
EOW:日常に有り続けようと言う高校生組の意志の強さを感じますw
芦屋法乍:日常スタイルすぎる
GM:―――――――
GM:プライズ判定
プライズポイント 8/10
技能 情報:UGN、噂話、学問
難易度9
最大達成値30

蓮原ミコト:任せろー(バリバリ)
GM:さああと2ポイント!頑張れ!
芦屋法乍:ふる!前に!
芦屋法乍:ジェネシフト!
芦屋法乍:62+4d10
DoubleCross : (62+4D10) → 62+26[10,6,8,2] → 88

芦屋法乍:たかまったー
蓮原ミコト:!?
芦屋法乍:で、振る!
GM:高まってる…
芦屋法乍:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[5,6,6] → 6

芦屋法乍:www
GM:芦屋くん…
EOW:(笑)
芦屋法乍:最後まで全くダメ!!
蓮原ミコト:はい…ジェネシフトします…
EOW:こ、小宇宙が燃えたことだけは伝わりましたw
蓮原ミコト:66+3d10
DoubleCross : (66+3D10) → 66+9[4,2,3] → 75

蓮原ミコト:だめじゃん
蓮原ミコト:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 9[2,2,9]+3 → 12

GM:超えた!
蓮原ミコト:ウオオオオ!俺は駄目じゃない!
芦屋法乍:俺の屍を超えてゆけ…
GM:プライズポイントは10/10!
EOW:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[4,7,10]+8[8]+1 → 19

GM:クリアだ!
芦屋法乍:ヤッターー!
GM:えっちゃんが強すぎる…
EOW:ばんざーい
GM:では情報だ。
GM:■異界の生物
紙片に描かれていたのは異界から外界に根差すために作られた生物たちである。
この紙片の著者…渡海船に乗った常世虫の信仰者は漂流の末”常世”にたどり着いた。
”常世”の生物を持ち帰り、現世に根を張らせるために生態を記録していたが、
やがて自身が常世の生物に変じてしまう。
しかし、なおも帰還を諦めない信仰者は千数百年の時を経て、
この地に起きた異変をきっかけに現世と接続する。
卵の中に入っていた生物は、”流れ着き、生まれた場所を特殊な波長で伝達する”生物。
その場所を目指し渡海船は帰って来るだろう。

芦屋法乍:「マジかよ!って事は」
芦屋法乍:「ここにいるとやべーじゃねーか!」
EOW:「確かにここは最初の地になるだろうね。だけれども、ここだけで済むとも思えないな」
蓮原ミコト:「異界から戻ってきた信仰者……ってのは」
蓮原ミコト:「友好的である可能性はある?」
安国寺永鳳:「………どうかね。」
EOW:「人類に危険なウイルスなどの類だとしたら、それが友好的であることに意味は無いのではないかな?」
EOW:「敵対的であれば、心情的な負担は減るかもしれないけれどもね。それを排するにあたって」
蓮原ミコト:「そうですよね……というか」
蓮原ミコト:「流れついた生物を見る限り、本体もロクなものじゃないのは分かるよ」
芦屋法乍:「そもそもこんなひと目に付くトコにあんな化物がワンサカ来たら」
芦屋法乍:「その時点で大パニックになんだろ」
安国寺永鳳:「あれは、異界からもたらされる外来種だ。」
安国寺永鳳:「在来種にどのような影響を与えるか……。」
安国寺永鳳:「………いくつかの文言は解読できた。」
安国寺永鳳:「この生物は繁殖…悪く言えば侵略に特化した種だ。」
安国寺永鳳:「最初に流れ着いた一体は土に反応して鳴き声を上げ、後から来る”本隊”に場所を知らせる。」
安国寺永鳳:「”本隊”はその場所を橋頭保として増殖と拡散を繰り返す。」
EOW:「常世神の例えが言い得て妙だね。『益することなく、損害は甚大』、伝承の類が史実であることはよくあることなのだろうけど」
蓮原ミコト:「そもそも、異界って何なんですか」
蓮原ミコト:苦い顔で。「そんな怪物がいる世界が、こんなあっさり……」
卜部巽:「………。」思い当たる節がある。戸上というイリーガルが見た別位相の世界。
EOW:「うん、ボクもそうした存在にあたるのは初めてだけれどもね」
EOW:「居るのだから、仕方ない。あるのであれば、そう対応せざるをえない」
芦屋法乍:「つーか、んなこと今更だろ、蓮原」
芦屋法乍:「お前、能力手に入れるまで」
芦屋法乍:「今みたいな状況に自分が立ってるって想像してたか?」
芦屋法乍:「何が起きても不思議じゃねーよ」
蓮原ミコト:「そりゃ、そうだけどさ。僕が……」
蓮原ミコト:「……いや。そうだな。よくない。ビビってるな。この僕が」
EOW:「うん、思考を停止するのはよくないと思うけれどもね。それでも今は逡巡するときではないと思うよ、蓮原ミコト」
芦屋法乍:「それにわけわかんねーことでも、こんだけ専門家が揃ってりゃどうにかなんだろ」
芦屋法乍:「『暗闇はなく、無知があるのみ。』……なーんつってな」
蓮原ミコト:「芦屋は度胸が据わってるのか据わってないのかわっかんないなあ」
芦屋法乍:「こっちの台詞だわ!」
芦屋法乍:「飛び込んだのはオメーだよ。ったく」
EOW:「前向きなのは好ましいね、芦屋法乍。確かに何も知らぬままではなく、知った上で当たれるのならば、選択肢を増やせるからね」
芦屋法乍:「お褒めにあずかりどうも。アンタはちびっ子らしくもうちょっと慌ててくれ」
EOW:「それで事態が好転するならばね」
蓮原ミコト:「……で、どうするんです。『本体』が来ること自体を妨害するのか」
安国寺永鳳:「来ること自体は防ぎえないだろう。もうすでに座標は送られた。」
蓮原ミコト:「来たところを迎え撃つってことですか?」
安国寺永鳳:「左様。」
卜部巽:「私が聞きたいことは一つだけだ。」
卜部巽:テーブルに手を置く。「そいつは斬れるのか?斬れないのか?」
安国寺永鳳:「死ぬか死なないかで言えば、死ぬ。」
安国寺永鳳:「住良木どのの解剖によれば、あれは確かに生物だと。」
卜部巽:「それだけ聞けりゃ十分だ。」
卜部巽:ホットパンツの上から剣帯を着け、刀を差す。
EOW:「なら指示を仰ごうか、卜部巽。ボスはキミだからね」
卜部巽:「迎え撃つ。切った張ったになる可能性が高いから、希望者だけついてきてくれ。」
卜部巽:「君たちはどうかな?」
卜部巽:じっと三人の目を見る。
EOW:「微力ながら、同行させてもらうよ。ボクはキミたちの”善意の協力者”でありたいと考えているからね」
蓮原ミコト:「……行きます。相手が未知なら、尚更、頭数は多い方がいい」
芦屋法乍:「らしいんで、俺も」
芦屋法乍:「戦闘のドサクサとかに紛れて」
芦屋法乍:「支部長姐さんと蓮原のヤツがいい雰囲気になったりしたら」
芦屋法乍:「ぜってぇ~~~~~ゆるせね~んで、そういうカンジで」
蓮原ミコト:「何がどうなってそうなるんだよ!」
EOW:「可能性としてはゼロではないのではないかな?」
芦屋法乍:「ゼロどころかよぉ……こいつらはマジで油断できねーんだよなホント!」
卜部巽:「ませた事考えやがって。」また肩を組んで耳元に囁く「いい根性してるぜ、スケベ野郎。」
芦屋法乍:「!!」
芦屋法乍:「は、はなじが……っ!」
芦屋法乍:「よぉっしゃああああああああ!!行くぞおおおおお!!!!!」
芦屋法乍:鼻にティッシュを詰めながらガッツポーズ
卜部巽:「……スイッチのわかんねー奴だな。」
安国寺永鳳:「ハハハ!意気軒昂でよろしい!」
蓮原ミコト:「代わりに君が芦屋と良い感じになったらどうだい、もう」
蓮原ミコト:>えっちゃんに
EOW:「それもまた、可能性はゼロではないね」
蓮原ミコト:「フワフワしてるなあ……」
蓮原ミコト:苦笑する。そのうちに、震えは止まっていた。
卜部巽:「よぉし。戦闘要員を集合させろ!分析班は海から撤退!」
卜部巽:「黒船を沈めに行こうじゃねえか。」にっと歯を見せて笑う
GM:―――――――
GM:ロイス&購入!
芦屋法乍:折角だし大盤振る舞いでいこう
EOW:【卜部巽@○信頼/驚異】にて、ロイス枠これで埋まりました。
芦屋法乍:マイナーで千変万化の影!購入の達成値を+6
蓮原ミコト:ロイスはボス用に一枠開けておくぜ
芦屋法乍:で、メジャーで購入判定、原初の紫:援護の風を乗せて
蓮原ミコト:購入もなあ…何を買うか
芦屋法乍:ブルーゲイル!
蓮原ミコト:あ、強化素材で
EOW:4dx=>12 ボデマ
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 7[2,5,7,7] → 7 → 失敗

EOW:ぜんぜん足りない。ロイス処理、購入処理終了です。
蓮原ミコト:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 8[4,7,8]+4 → 12

蓮原ミコト:ハッハッハ…
蓮原ミコト:財産3点使って購入!
蓮原ミコト:パイルバンカーの攻撃力+1だ
EOW:海岸ですしね、素材にはことかかない。
芦屋法乍:6dx+8
DoubleCross : (6R10+8[10]) → 10[1,3,5,8,9,10]+9[9]+8 → 27

GM:ブルーゲイルにだけ真剣になるんじゃない!!!
芦屋法乍:成功!所持しときます
芦屋法乍:シャブをくれ……
GM:―――――――
GM:クライマックス
GM:全員登場!
芦屋法乍:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 1[1]+93 → 94

芦屋法乍:いい感じ
蓮原ミコト:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 5[5]+75 → 80

蓮原ミコト:maa
EOW:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 10[10]+88 → 98

EOW:もりもりと
GM:―――――――
GM:香子海岸
GM:―――――――
GM:君たちは先ほどの、怪生物の流れ着いた岩場に来ていた。
GM:夕方の海はいつにもまして波の音が大きく聞こえる。
GM:これから何かが起こるとは思えないほど静かだ。
EOW:(戦場が海なので再び水着に着替えております
芦屋法乍:「しっかし」
芦屋法乍:「最後までついてくんのな、チビ助」
芦屋法乍:こちらもトランクス水着で岩場に座っている。
EOW:「むしろソレを言うならば、キミも最後まで付き合うのだね、芦屋法乍」
EOW:となりにちょこんと腰掛けてます。見た目だけは本当にただの少女です。
芦屋法乍:「俺は嫌々だっつーの。蓮原のやつが残るっつーから」
芦屋法乍:「しゃーなしだ。しゃーなし。つーか」
芦屋法乍:「そういう喋り方流行ってんのか?近所のファミレスにどっか似たようなチビが……」
芦屋法乍:「YouTuberの影響か?」
EOW:「どうだろうね? 最初はこうした話し方ではなかったような覚えもあるけれどもね。」
EOW:「色々と思索するうちに、自然とこの形になったというところかな?」ふむ、と小首をかしげてそういえばなぜ自分はこうした思考と考え方に至ったのかと
EOW:「まあ、影響を受けているとするならば、彼らやキミたちにの方が大きいと思うけれどもね」
芦屋法乍:「いや別にそんなマジに考えなくても……」
芦屋法乍:「ま、自然体なら、それでいいよな」
EOW:「自然体……」ちょっと意外そうな表情。
EOW:「そう言われたのは初めてだね。うん、これはなかなか興味深い」
芦屋法乍:「……どいつもこいつも」
芦屋法乍:「肩肘張り過ぎなんだよ。意地がどうとか、責任がどうとか」
芦屋法乍:「みんなもうちょっと気楽にやれねえのかな」
芦屋法乍:ぐでーっと岩に背中を付けている
EOW:「さほど多数のケースを見てきた訳ではないけれど」
EOW:「おそらくはキミのように、あるがままを受け入れられる人間の方がめずらしいのだと思うよ?」
EOW:と、述べてから。「?」となり。
EOW:「……いや、キミも全てにおいてあるがままを受け入れている訳ではなかったね」と、思い出したように。
芦屋法乍:「ああ?何が?」
EOW:ぐっと身を乗り出して、岩に寄りかかったその顔を確かめるような位置に。
EOW:「外見や年齢に拘るのは、何かのポリシーなのかな?」
EOW:これまでの芦屋法乍の思考から
EOW:柔軟な思考を持つのになぜそこだけは違うのか、と思い至り。
EOW:善意も悪意もない、純真な好奇。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:その目を覗き込む。既に察しはついている。
芦屋法乍:これまでに雨品みみね達と出会ってきて感じた、人外の気配。
芦屋法乍:それと同じものを、感じ続けている。
芦屋法乍:がしがしと頭をかく。
芦屋法乍:「普通なんだよ。それが」
芦屋法乍:「アンタがどんな数の人間を見てきたか知らねーけど」
芦屋法乍:「中身がなんだろうが、子供の格好してるやつが1人でいるのを見ると」
芦屋法乍:「周りのやつは不安になったり、心配になったりするもんなんだよ」
芦屋法乍:「んで。やっぱお前は見た目通りの子供だ。チビっ子」
芦屋法乍:「子供ってのは」
芦屋法乍:ぐい、と人差し指でEOWの額を押して退かせ
芦屋法乍:体を起こす。
芦屋法乍:「子供扱いされるのを気にしてる奴のことを言う」
EOW:こてん、と後ろに尻もちを。
EOW:「それも初めて言われたね。子供扱いを気にしているように思えるのかい、ボクは?」
芦屋法乍:「気にしてなきゃそういうこと聞かねーんだっつーの」
芦屋法乍:「偉ぶるよりも、周りに甘えた方がいいぜ。これマジ」
EOW:ぱんぱんっとお尻についた乾いた砂を払って、身体を起こす。
EOW:「偉ぶっているつもりはないのだけれどもね。うん、だけれども――」
EOW:「――忠告はありがたく受け取らせてもらうよ、うん。時と場所と人を選んで、そうした選択を行うことをね」
EOW:ちょっとだけいつもと違う微笑みを芦屋くんに返して。
芦屋法乍:「そーなされそーなされ」
芦屋法乍:くしゃくしゃ髪を撫でて、こちらも立ち上がる。
芦屋法乍:「……そろそろか」
EOW:くしゃくしゃっとされて
EOW:「うん、そろそろだね」
GM:日が海に沈む。その瞬間、
GM:潮騒の音が消える。
GM:生物が死に絶えたかのような無音の海を、一隻の船が渡る。
GM:いや、それは船と肉の混合物だ。
GM:幾多もの傷を渡海船の中央に坐す蟲の肉が埋め、
GM:異形の無数の手をオールにして、波をかき分けている。
芦屋法乍:「なん……っだ、ありゃ」
芦屋法乍:双眼鏡を覗きながら呻く
EOW:「なかなかに形容がし難いね、うん」
蓮原ミコト:「自己紹介されてる気分だ」
蓮原ミコト:「『相互理解できません』って。丁寧に」
GM:そして、船は君たちの前にたどり着く。
GM:腐った桃のように甘く、蛆の湧いた肉のように吐き気を催す臭気が漂う。
GM:空母の艦載機のように有翼の蟲が船から飛び立ち辺りを旋回する。
EOW:「だけれども、自分たちの主張は押し通すようだよ」
蓮原ミコト:「自己主張が激しいことこの上ない。嫌いなタイプだ」
蓮原ミコト:「空。まずくないですか」
蓮原ミコト:「流石にこの時間だと人はいませんけど……」
卜部巽:「空か。一応射撃攻撃も出来る人員もいるが間に合うか……」
芦屋法乍:「いきなりフルスロットルかよ。様子見しろ様子見!」
EOW:「そうだね、二重の意味で時間をかけることはあまり得策ではなさそうだね」
GM:空から有翼の蟲が君たちに襲い掛かる。
GM:その時。
GM:空の闇を光芒が切り裂く。
GM:光芒は蟲を飲み込み、その姿をこの世から消し去った。
蓮原ミコト:「! これは……」
芦屋法乍:「今度は何だよぉ!?」
GM:三人の頭上を戦闘ヘリコプターが飛び越す。
GM:ヘリの側面には黄金の剣に絡みつく竜の紋章。
GM:民間警備会社”ラインゴルト”の社章だ。
蓮原ミコト:「……いや、あれ」 
蓮原ミコト:「味方だよ。っていうか…」
竜宮彩香:蓮原は見えるかもしれない。ヘリに君の良く知る顔が乗っていることに。
EOW:「戦闘ヘリのようだね。キミの知り合いかい、蓮原ミコト?」
蓮原ミコト:「知り合いと言えば、そうです。……そりゃ依頼行くか」
竜宮彩香:少女は地上の三人を一瞥し、また敵に向き直った。
蓮原ミコト:「芦屋。ほら。あれ、竜宮さん」
芦屋法乍:「はぁ!?」
芦屋法乍:「竜宮さんって、どういう人なの……?」
芦屋法乍:「俺わかんねえよ……」
蓮原ミコト:「普通の子だよ。軍事なんとか……傭兵会社の社長なんだってさ」
蓮原ミコト:「僕があの人と知り合ったのも、今回と同じような状況だよ」
EOW:「なるほど、普通の定義は人それぞれだからね」
芦屋法乍:「わけわからんけど、とりあえずその話は後で聞く」
芦屋法乍:「オメーを〆んのもあと!とにかくチャンスくせー!」
蓮原ミコト:「そうだな。下手なところは見せられないな……!」
GM:有翼の蟲を竜宮が相手にしている間に船は地上に接弦する。
”常世虫の幼虫”:「{`*{!$!ーーーーッ!!!」
”常世虫の幼虫”:船から多足の蟲が這い出て、君たちの前に。
”常世虫”:渡海船の屋根がバリバリ、と内側から破れ、
”常世虫”:十数個の眼球を持つ頭部が現れる。
EOW:「士気が上がるのは良いことだね、理由はそれぞれに任せるとして」
卜部巽:「助かるな。んじゃこっちに集中するか!」
”常世虫”:眼球が君たちの姿を捉えると、船から無数の手が現れ君たちに狙いを付ける。
”常世虫”:《ワーディング》に似た圧力を感じる。衝動判定!難易度9です!
EOW:7dx+2 衝動判定
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 9[1,2,4,5,6,8,9]+2 → 11

EOW:98+2d10
DoubleCross : (98+2D10) → 98+16[6,10] → 114

EOW:げっふぁ(汗)
芦屋法乍:おっしゃーー!
芦屋法乍:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,4,5,9,9] → 9

芦屋法乍:2d10+94
DoubleCross : (2D10+94) → 8[3,5]+94 → 102

芦屋法乍:成功、侵蝕もまずます!
蓮原ミコト:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,3,4,5,5,7,8] → 8

GM:ミコちん!?
蓮原ミコト:久々に失敗した!
蓮原ミコト:2d10+80
DoubleCross : (2D10+80) → 12[10,2]+80 → 92

GM:ではエンゲージを
GM:(蓮原、芦屋、EOW)?(5m)?(”常世虫”、”幼虫”1~4)
蓮原ミコト:うわっいっぱいいる
芦屋法乍:ひえ~~っ
芦屋法乍:ブルゲ買っててよかった…
GM:ではセットアップに行きましょう。
EOW:ブルゲを起動。このラウンドに限り行動+5 侵食率+5で119です。
芦屋法乍:こちらもブルゲ!行動値は9に!侵蝕は109!
蓮原ミコト:《ターゲットロック》《攻性変色》。 『常世虫』に対するシーン間の攻撃力、+16。
蓮原ミコト:侵蝕は6足して98.あと暴走します
蓮原ミコト:もうしてる
”常世虫”:《フルパワーアタック》白兵攻撃力+15、行動値0
”常世虫の幼虫”:なし
GM:ではイニシアチブに…
”常世虫”:《加速する刻》
芦屋法乍:うげーっ!
EOW:おおっと
蓮原ミコト:やめたまえ
芦屋法乍:ひきょうもの!
”常世虫”:マイナーで《破壊の爪》
”常世虫”:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《異形の祭典》《伸縮腕》《オールレンジ》
蓮原ミコト:腕を伸ばすな! 馬鹿!
芦屋法乍:祭るな!
”常世虫”:13dx7+3
DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,5,5,7,7,8,9,10]+10[2,4,7,7,7]+10[5,6,8]+1[1]+3 → 34

GM:対象はPC全員ね!
芦屋法乍:回避!
芦屋法乍:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[2,3,4,5,6,8,9] → 9

芦屋法乍:無理無理
蓮原ミコト:えっちゃん先に回避して
EOW:7dx7+3 浄玻璃&リフレ 侵食率121に
DoubleCross : (7R10+3[7]) → 10[1,2,2,6,6,10,10]+1[1,1]+3 → 14

EOW:まわらない、ダメでした。
GM:ミコちんは暴走中かな
蓮原ミコト:暴走中ってカバーリング出来ないですよね?
GM:そうですね。カバーできません。
蓮原ミコト:初期ロイス、由美子先生のロイスを切って暴走を解除。
蓮原ミコト:自身ドッジ。
蓮原ミコト:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[7,7,7]+1 → 8

蓮原ミコト:《軍神の守り》でえっちゃんをカバーリングします
”常世虫”:その軍神の守りに《デビルストリング》オートエフェクトを打ち消し
GM:《デビルストリング》に何か挟む人はいるかな?
EOW:ありません
芦屋法乍:なし!
蓮原ミコト:何を挟めと
蓮原ミコト:無駄に侵蝕を上げるだけに終わってしまった
蓮原ミコト:ダメージカモン!
EOW:ダメージをお願いします
GM:ではダメージ
”常世虫”:4d10+25
DoubleCross : (4D10+25) → 21[3,8,3,7]+25 → 46

”常世虫”:装甲有効です。
蓮原ミコト:HPはそんなにない!
芦屋法乍:死!白南風さんのロイスを昇華して復帰!
蓮原ミコト:そんな…!あのグラマラスボディを!
芦屋法乍:幻のおっぱいよ…今こそ力を与えてくれ!
EOW:戦闘不能。プランナーへのロイスを昇華して復帰します。
蓮原ミコト:死ぬ! カバーリングで侵蝕はぴったり100になっていたため
蓮原ミコト:えっちゃんのロイスを昇華して復活します。
”常世虫”:無数の手が土を掻き、船を進ませる。
”常世虫”:船体で体当たりし、君たちを吹き飛ばす!
芦屋法乍:「うっぐああ!?」
芦屋法乍:宙を舞い、岩にぶち当たる。
芦屋法乍:「めちゃくちゃしやがる!この野郎!」
蓮原ミコト:「づっ……!」 為す術なくふっ飛ばされる。
蓮原ミコト:「くそっ……何した! こいつ……!」 咄嗟に、傍のえっちゃんを庇おうとしたが、急に身体の動きが鈍った。
EOW:はねられ、小さな身体が宙を舞います。
EOW:許容できるダメージを超えたため身体が塵化。そして同時に再生構築を始める。
GM:蓮原の身体にはいつの間にか異形の蟲が食らいつき、レネゲイドを蚕食している。
GM:この生物自体はそれほど強くはない。しかし、妨害にはそれで充分だ。
EOW:「どうやら生きた年月をしっかりと経験として蓄積しているようだね。搦手も得意なようだよ」
蓮原ミコト:「は、な、れろ……!」黒い渦が、蟲を振り払う。「えっちゃん! 芦屋! 大丈夫か!」
EOW:「こちらはなんとかね。芦屋法乍はどうだい?」
芦屋法乍:「死ぬほどいてーわ!死ぬわ!」
芦屋法乍:「マジふざけんなよ!つか見た目がグロすぎんだよ!放送倫理に配慮しろや!」
芦屋法乍:ぎゃーぎゃー言ってます
蓮原ミコト:「……元気そうだな。次来るぞ次!」
EOW:「生きてはいるようで安心したよ」
GM:では次、えっちゃん!
EOW:さて、それではマイナーアクションでオリジン:レジェンド起動。侵食率+3で124に
EOW:メジャー サイレンの魔女@原初の赤 を使用します。
EOW:対象は敵全部
GM:どうぞ!
EOW:7r10+17
DoubleCross : (7R10+17[10]) → 6[1,2,2,5,6,6,6]+17 → 23

EOW:ぐ、低い。23です。
”常世虫”:7dx ドッジ
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,1,3,5,5,7,9] → 9

”常世虫の幼虫”:7dx ドッジ1
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,3,4,6,7,8,9] → 9

”常世虫の幼虫”:7dx ドッジ2
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,1,2,4,5,8,9] → 9

”常世虫の幼虫”:7dx ドッジ3
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,1,2,7,8,10,10]+9[3,9] → 19

”常世虫の幼虫”:7dx ドッジ4
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,6,7,7,7,9,10]+2[2] → 12

蓮原ミコト:なかよしか
GM:全弾命中!だが!
”常世虫”:《領域の盾》幼虫4にカバーリングさせます。
EOW:ではダメージを
EOW:5d10+24 装甲無視
DoubleCross : (5D10+24) → 47[9,10,9,9,10]+24 → 71

EOW:?
芦屋法乍:!????
芦屋法乍:こんなダメージダイス初めてみた
蓮原ミコト:すげー出目
EOW:いいとこを見せようとしたんですよきっとw
GM:殺意高すぎない!?
GM:文句なしに全員死ぬよ!
EOW:ではちょっと演出を
EOW:ゆっくりと立ち上がり。
EOW:「さて、空の方にもまだいくらか残っているようだね――」
EOW:空と海と大地に蔓延るそれらを睥睨して――
EOW:「まだまだボクはこの世界で知りたいことがあるからね、大きな変質をもたらすのは遠慮してもらおうかな」
EOW:ただ視界に収め、エフェクトを発生させる。
EOW:それだけで、有機無機、遠近空地の区別なく、敵性存在が塵と化します。
EOW:「それにうん、先程関心を向けるに値する存在が増えたしね、なおのことさ」
EOW:反動で片腕が塵化しかけますが、軽く奮って復活させます。
EOW:HPが9になりました。行動終了です。
GM:では次、芦屋くんのターン
芦屋法乍:「こっちもこっちでよく分かんねーことしてっけど……今だ!」
芦屋法乍:マイナーで千変万化の影!白兵を指定!
芦屋法乍:メジャーでコンセ+シャドースクラッチ+援護の風!卜部さんのロイス切ってC-1!
芦屋法乍:11dx6+5
DoubleCross : (11R10+5[6]) → 10[1,1,1,3,3,3,5,7,8,9,10]+10[1,2,3,10]+3[3]+5 → 28

芦屋法乍:ぐえー!
”常世虫”:7dx ドッジ
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,2,3,4,4,5,8] → 8

”常世虫”:ぐえーー!
芦屋法乍:5d10+8
DoubleCross : (5D10+8) → 37[7,7,7,8,8]+8 → 45

芦屋法乍:うわっ
GM:君たち…殺意がさ…
芦屋法乍:諸々有効!
GM:大ダメージだ!ボロボロになった!
芦屋法乍:ずずずずっ
芦屋法乍:片腕が水晶のように透明化し、内部を葉脈のような文様が走る。
芦屋法乍:髪の一部が2本の触覚めいて逆立つ!
芦屋法乍:「食らいやがれムシキング!」
芦屋法乍:ひゅるっ!
芦屋法乍:巨大虫の首元?にワイヤーをかけ
芦屋法乍:ず ずず ずず
芦屋法乍:腕が灰色に染まる。EOWの攻撃からコピーした、崩壊の力を流し込む!
”常世虫”:眼球が忙しなく回り、痛みにのたうち回る。
芦屋法乍:「蓮原!トドメはやく!これ、なんかわかんねーけど……使ってるとこっちがやべえ!」
EOW:「うん、あまり使いすぎないほうがいいとは思うよ、芦屋法乍。ボクが言うのもどうかとは思うけれど」
芦屋法乍:「ご教授どうも!マジ痛いんですけど!いでででででで!」
蓮原ミコト:「同じ形……いや、芦屋が真似した?」
蓮原ミコト:「また変なエフェクト持ってんな……とにかく」
蓮原ミコト:では私のターン!
GM:ごー!
蓮原ミコト:マイナーで戦闘移動。常世虫のエンゲージに入ります
蓮原ミコト:メジャーで《コンセ:キュマイラ》《魔獣の衝撃》
蓮原ミコト:11dx7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[1,1,3,4,6,7,8,9,9,10,10]+4[1,2,3,4,4,4]+3 → 17

蓮原ミコト:…………。
”常世虫”:ドッジ!
”常世虫”:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,3,8,10,10,10]+9[1,1,9] → 19

”常世虫”:避けれちゃったよ…
芦屋法乍:うぐえええええええ
EOW:おおう
蓮原ミコト:うーーーーん
蓮原ミコト:2か
芦屋法乍:やるのかいやるならば
芦屋法乍:あとは任せろ
蓮原ミコト:よし! 常世虫に敵意:○/隔意でロイスを取って昇華!
蓮原ミコト:17+1d10
DoubleCross : (17+1D10) → 17+4[4] → 21

GM:すげえ!!
GM:流石!
EOW:グッジョブです!
蓮原ミコト:ギリギリなのやめてくんない!?
GM:命中です!ダメージどうぞ!
蓮原ミコト:3d10+29
DoubleCross : (3D10+29) → 21[5,7,9]+29 → 50

芦屋法乍:www
芦屋法乍:殺意デーすぎる
”常世虫”:なんでダメージダイスそんなに高いの君ら!!?
”常世虫”:死ぬが…
EOW:(笑)
”常世虫”:《魔獣の証》復活
芦屋法乍:このやろう!
蓮原ミコト:余計な手間をーっ!
蓮原ミコト:では、泥のような海を掻きわけて、船に接近!
蓮原ミコト:「この距離なら邪魔は出来ないだろう。……眼の多さで、僕に勝てると思うなよ!」
蓮原ミコト:海中から無数の、魚群めいた微細な魔眼が集合!
蓮原ミコト:「抉れ! 僕の、レネゲイド……ッ!」 怯えを噛み殺す。
蓮原ミコト:形ある風の如く、蟲船の底、中心部――竜骨を食い荒らしていく!
”常世虫”:たかが十数個の瞳。群れを成す魚全てを捉えられない!
”常世虫”:「"%`$&#%"'%#ーーーーーーッ!!!」
”常世虫”:裂傷により裂けた肉から悲鳴が上がる。
”常世虫”:渡海船は長き旅を終え沈んだ。
”常世虫”:しかし、異界より迷い来た異物は依然そこにある。
芦屋法乍:「ッ!?」
GM:行動値0、”常世虫”のターン。
”常世虫”:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》。対象は蓮原君。
”常世虫”:13dx7+3
DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,5,5,6,6,8,8,8,9,10]+10[4,8,8,8,10]+10[5,6,7,8]+6[5,6]+3 → 39

蓮原ミコト:なんて命中ダイスだ…こんなもの…こんなもの…!
蓮原ミコト:リアクション放棄して《復讐の刃》します
”常世虫”:最後の《デビルストリング》!《復讐の刃》を打ち消す!
芦屋法乍:うおおおおお
芦屋法乍:原初の白:異世界の因子!
EOW:おお!
芦屋法乍:これは制限エフェクトなので打ち消されない、そしてデビルストリングをコピーし
芦屋法乍:デビルストリングを打ち消し!
”常世虫”:ぐう、どうしようもない。打ち消される。
蓮原ミコト:有難い!ウオーッ! 俺の刃がーーっ!
蓮原ミコト:たのむからファンブルだけはしないでほしい
蓮原ミコト:4dx8-1
DoubleCross : (4R10-1[8]) → 6[1,3,5,6]-1 → 5

GM:えらい!ファンブルしなかった!
GM:ではダメージ出します。
芦屋法乍:よっしゃああ
”常世虫”:4d10+25
DoubleCross : (4D10+25) → 22[2,1,10,9]+25 → 47

蓮原ミコト:そして、保有するパイルバンカーの効果発動! 攻撃力+10!
蓮原ミコト:強化素材とアームドスーツの効果で更に+4!
GM:ヒエエーー!!
EOW:おお、でかい!
蓮原ミコト:1d10+24+16
DoubleCross : (1D10+24+16) → 6[6]+24+16 → 46

芦屋法乍:天晴。
EOW:負けてない!
GM:本当に4以下が出ないね君たちのダイス
”常世虫”:死!《不死不滅》の効果で復活
芦屋法乍:ああああん!!??
安国寺永鳳:シーカー使用。解除条件を看破し、不死不滅解除。
芦屋法乍:おっさーーーん!!
蓮原ミコト:ミイラのおっさーん!
EOW:おお!
”常世虫”:死亡します。
”常世虫”:再び腕が再生し、自らに出来た傷を肉で埋めながら目の前の蓮原に襲い掛かる。
”常世虫”:それはもはや富や栄華を授ける蟲ではなく、理解不能の怪物でしかなかった。
芦屋法乍:「てめーは!おとなしく!」
芦屋法乍:「して……ろッ!!」
芦屋法乍:ばぢばぢばぢばぢ!
芦屋法乍:腕を崩壊させながらも、コピーした力を全開!反撃を抑え込む!
”常世虫”:動きが鈍る。再生しつつあった傷口が再び開き、得体の知れない粘液を垂れ流す。
芦屋法乍:「やれ!蓮原!お前……アレだ!」
芦屋法乍:「生物係だろ!!」
芦屋法乍:よくわからないことを口走りながら、顔を歪める
蓮原ミコト:無数の腕に襲われる。だが、芦屋の補助により、無数の腕の中に、僅かな隙間が見える。
蓮原ミコト:「サンキュー。芦屋! ――良い、仕事、だッ!」
蓮原ミコト:腕に捕まえられながら、ぐあ、と大きく口を開く。
蓮原ミコト:その挙動に合わせ、無数の魔眼は――巨大な肉食魚の頭部めいた形を取る。
蓮原ミコト:「噛み砕けェッ! 僕の、魔眼!」 ざ     くん!
”常世虫”:虫の体躯が、半分になる。
”常世虫”:十数個の眼を持つ頭も、おぞましい腕も
”常世虫”:肉食魚の顎に食いちぎられた。
安国寺永鳳:じゃり じゃり じゃり
安国寺永鳳:数珠を擦る音が海に響く。
安国寺永鳳:「一石二鳥の二虎競食 朝三暮四の五虎将軍」
安国寺永鳳:「六壬神課・天干・地干・八門・九星」手に持つ数珠が「周易上経下経六十四卦」徐々に長くなる。
安国寺永鳳:「千代に八千代に迷いし御霊よ」
安国寺永鳳:長大な数珠が蟲の全身を縛り付け、自由を奪う。
蓮原ミコト:「――――」戻ってくる魔眼と共に吹っ飛びながら、その様子を見る。
安国寺永鳳:「万の数珠に導かれ、十万億土を歩むがいい」
”常世虫”:虫から力が抜け、自壊していく。
安国寺永鳳:「………いやはや、お三方。見事なお点前。」
安国寺永鳳:「葬儀の席まで小生の出番はありませなんだ。」
安国寺永鳳:ぴ っ
安国寺永鳳:数珠が元の長さに戻ると、常世虫は動かぬ肉塊になる。
EOW:「本当にキミが来たことは偶然だったのかな、逍遥道人フランシスコ安国寺永鳳?」
芦屋法乍:「ちっ。オッサンいいとこ持って行きすぎだろ」
芦屋法乍:「……ま」
芦屋法乍:「蓮原ばっかり竜宮さんにいいとこ見せても癪だけどな」
芦屋法乍:「おら、立てるかさかなクン」
芦屋法乍:手を差し伸べつつ
蓮原ミコト:浅瀬に落ちたまま転がっている。
蓮原ミコト:「かなり  きつい」
蓮原ミコト:「……三分待ってくれ。立ち上がるから」傷だらけの身体に、無数の魔眼がまとわりつき、傷を癒している。
芦屋法乍:「一分にしろ」
芦屋法乍:「竜宮さんが見てんぞ」
芦屋法乍:ヘリを見上げつつ
芦屋法乍:どしゃっと腰を下ろす。
EOW:かつて常世虫だった肉塊に視線を投げかけて
EOW:「恐らくキミに悪意はなかったのだろうね、ただ帰りたかっただけ」
EOW:「残念だけれども、それを認めることはできなくてね、できることと言えば――」
EOW:「――この海に、還してあげることくらいだね」
EOW:意識を集中、信仰者を常世虫へと変えたその“因果”を捉え、その肉体ごと消滅させます。
EOW:物理、事象、想念。
EOW:それらをすべて消失させ、巨大な肉塊を一握の塵と化して海面へと還します。
安国寺永鳳:消えゆく肉塊を見つめ、手を合わせる。「南無阿弥陀仏。」
芦屋法乍:「……ちくしょー」
芦屋法乍:海原に散っていく灰を眺めながら、呟く
芦屋法乍:「ナンパは来年だな」
蓮原ミコト:「いや、これは成功じゃないか?」
芦屋法乍:「いやどこがだよ」
蓮原ミコト:魔眼の助けを借りて、消えゆく船を指差した。
蓮原ミコト:「難破船」
芦屋法乍:「……くそ」
芦屋法乍:「ひっぱたいてやりてーけど」
芦屋法乍:「ちょっと面白いじゃねーか」
芦屋法乍:ぼさーっと並んで沈む船を眺め、苦笑い。
蓮原ミコト:「おほめにあずかり……」 同じく、癒えた身体を起こして、並んで笑う。
卜部巽:「おっ、全員生きてるな。」返り血塗れの卜部が歩いてくる。
卜部巽:「すぐに治療班を呼んでやる。帰るぜ!」
GM:潮騒の音が戻ってくる。
GM:―――――――
GM:バックトラック
GM:Eロイスは二つ。《不死不滅》と《愚者の契約》です。
GM:愚者の契約は船の持ち主が常世の生物と契約した証です。
EOW:ふります
EOW:124-2d10
DoubleCross : (124-2D10) → 124-7[5,2] → 117

EOW:117-5d10
DoubleCross : (117-5D10) → 117-41[7,9,8,8,9] → 76

EOW:今日は出目がいいなぁ。生還です
芦屋法乍:ふるー!
芦屋法乍:124-2d10
DoubleCross : (124-2D10) → 124-5[1,4] → 119

芦屋法乍:で、素振り
芦屋法乍:119-5d10
DoubleCross : (119-5D10) → 119-25[6,7,4,4,4] → 94

芦屋法乍:あっぶな!5点!
蓮原ミコト:要らないですね。ククク…ハハハ…ハァーッハッハハ!
蓮原ミコト:三つロイスを切って、残存ロイス三! そして…生還者の効果で更にダイス+3!!
GM:生還者…!
蓮原ミコト:110-6d10
DoubleCross : (110-6D10) → 110-34[10,7,1,4,6,6] → 76

蓮原ミコト:これが『王』の力だ
GM:つよいぜ生還者!
蓮原ミコト:普通のロイスを3倍振りすればいいんじゃないかとかそういうのは禁止だ
EOW:最大侵食率が芦屋くんと同じで、最終侵食率がミコトくんと一緒だw
GM:全員生還!経験点!
GM:まずはシナリオ点の5点。水着美女&幼女と交流したので1点。
GM:Eロイスの2点といつもの5点。
GM:これに侵蝕点を加えてまとめると…
GM:■経験点
森田さん:18点
アスハルさん:18点
MAOさん:18点
GM猫口@:18点

GM:以上
GM:いただきます&お受け取りください!
蓮原ミコト:美女と幼女と交流したらそりゃあ経験点入るよな
EOW:拝領いたします。
芦屋法乍:大量獲得
蓮原ミコト:いただきます! うまい!
芦屋法乍:ありがたくいただきます!テーレッテレー!
GM:ではEDに行きましょう。
GM:―――――――
GM:ED1
GM:―――――――
GM:事件の事後処理も終わり、UGNの調査班も小休止と慰労のため小さな食事会を開いていた。
GM:目的の”鉱床”は発見できなかった。その上不測の事態が発生したため、
GM:当分は調査自体が停止するだろう。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:そんな中辺りを見回し、人を探している。
芦屋法乍:「!」
芦屋法乍:テントに入っていくその人物を見つけ、続いて中へ。
芦屋法乍:「いやー、どもども~お疲れさんで~す」
安国寺永鳳:「ハハハ!海辺で喰らう肉もまた格別!」もぐもぐと皿に取った肉を食べていたが
安国寺永鳳:「おや、芦屋どの。」芦屋を見つけて顔を上げる
芦屋法乍:「アンタ飯食う時も脱がねーのなソレ……」
芦屋法乍:「タレとかこぼれない?」
安国寺永鳳:「ハハハ、心配ご無用!」服の袖からばらりと無数の札が現れる
安国寺永鳳:「替えはいくらでもあるゆえ。」
芦屋法乍:「逆転の発想……!」
安国寺永鳳:「して、芦屋どの。何用かな?」
芦屋法乍:「あー」
芦屋法乍:「俺的にはちょっと、そのアーバンギャルドなファッションについて是非ご指南いただきたく」
芦屋法乍:「とかナントカ」
安国寺永鳳:「嘘だな。」
安国寺永鳳:「お主は神も悪魔も信じない性質であろう。ゆえに」札をゆらゆらと揺らす
安国寺永鳳:「これにもさほど興味を抱いていない。違うか?」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「ち……やっぱアンタすげえよ」
芦屋法乍:観念したように座り込む
芦屋法乍:「じゃあスッパリ要件だけな」
芦屋法乍:「安国寺さん、アンタはUGNの人間じゃないよな」
芦屋法乍:「どこの組織にもついてない。報酬次第でどこにでも味方する。傭兵ってそういうことだろ」
安国寺永鳳:「それは無論。小生は傭兵兼牧師兼神父兼坊主兼占い師である。」
安国寺永鳳:「頼まれれば誰にでも力を貸しに行くし、拝まれればどこへでも経を上げに行くさ。」
芦屋法乍:「だよな。アンタのことはそれだけ分かればいい」
芦屋法乍:「あのさ」
芦屋法乍:「”フィースト”って、分かるか?安国寺さん」
安国寺永鳳:「フィーストセルか。」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:無言で頷く。
安国寺永鳳:「知っているのは名前だけだ。この町で活動するFHのセルであるということ。それ以上は伝わっておらぬ。」
芦屋法乍:「でも耳の届く範囲には、いるわけだよな」
芦屋法乍:「……俺を、そいつらに会わせて欲しい。アンタが、いやアンタじゃなくてもいい」
芦屋法乍:「そういうコネを作れる人間のツテが欲しい。つまり」
芦屋法乍:「アンタと取引したい。金は用意できる」
安国寺永鳳:「芦屋どの。お主は、」
安国寺永鳳:「この平穏な生活を維持したいのか、それを捨ててまで欲しいものがあるのか。」
安国寺永鳳:「どちらだね?」
芦屋法乍:「……どっちでもねえよ」
芦屋法乍:「平穏に生きられるなら、それが一番だけど」
芦屋法乍:「そいつらに会わないと、会って俺の知りたいことを洗いざらい聞かないと」
芦屋法乍:「落ち着いてらんねーんだよ」
芦屋法乍:「今、現在進行系で俺は平穏じゃないってこと」
芦屋法乍:「そういうハナシ」
安国寺永鳳:「……」すっと身に纏うひょうきんな雰囲気が消える。
安国寺永鳳:「なるほど、正しいだろうよ。その好奇心は。」
安国寺永鳳:「だが、」熱のない声で告げる「この世には神も仏もおらぬ。」
安国寺永鳳:「奇跡も救済もない。正しい行いが正しい結果を導くとは限らない。」
安国寺永鳳:「首を突っ込むが最後、お主はいのちを失うか、」
安国寺永鳳:「こころを失う。」胸を指さす。
安国寺永鳳:「超越者の身といえど世界の裏を覗き込むというのは生半な事ではない。」
芦屋法乍:「……なんだよ」
芦屋法乍:軽く笑う。
芦屋法乍:「安国寺さん、アンタ。見かけで勘違いしてたけど」
芦屋法乍:「スゲーまともで、いい人だな」
芦屋法乍:「アテが外れたぜ」
芦屋法乍:目を閉じ、立ち上がる。
安国寺永鳳:「……小生は、責任を負えぬだけだ。」
芦屋法乍:「他人のガキの命とかこころとかに責任を感じるって、いい人だろ」
芦屋法乍:「アンタみたいになりてえよ。俺は」
安国寺永鳳:「”フィースト”、覚えておこう。」
芦屋法乍:「!」
芦屋法乍:諦めてテントから出ていこうとして、振り返る。
安国寺永鳳:「お主のような、”スゲーまともでいい人”の頼みを無下に断るのもまた後味が悪い。」
安国寺永鳳:「機会があれば調べておくさ。」
芦屋法乍:「マジかよ。あー、あー」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「ありがとうございます」
安国寺永鳳:札の向こうの顔に、笑みが浮かんでいるのが分かるかもしれない。
芦屋法乍:ぴし、と折り目正しく礼をする。
芦屋法乍:そしてテントから出て、ふぅと一息。
芦屋法乍:天を仰ぐ。
EOW:「お邪魔だったかな?」
EOW:唐突に声をかける。
芦屋法乍:「うぉあっ!!?」
芦屋法乍:ぴょいんと飛び退く
芦屋法乍:「いきなり出てくるやつばっかりかよ!こんにゃろう!」
EOW:手にはジュースをいれた紙コップ。
芦屋法乍:「別に、邪魔じゃねーけど。つーか」
芦屋法乍:「……聞いてた?」
EOW:「テントに入るところまでは見えていたのだけれどもね。声をかけてよいものかを思案していたんだよ」
EOW:紙コップを渡します。
芦屋法乍:「ならいい。おお?」
芦屋法乍:「何だよこれ、くれんの?せんきゅー」
EOW:で、有無を言わさずそちらのシャツの前をはだけます。
芦屋法乍:「うぉあ!?」
芦屋法乍:突然渡されたジュースを零すまいとして
芦屋法乍:抵抗出来ない!
EOW:しかるのち、じっくりと身体を確認。
EOW:「……うん、特に異常はないようだね」
芦屋法乍:「な、何が『異常はないようだね』、だよ!?」
芦屋法乍:「このセクハラチビ!」
EOW:「あまりコピーして身体によい能力ではないからね、ボクの力は」
EOW:ボタンをはめなおして、シャツを戻します。
EOW:「精神にも異常をきたしてないようだしね、なによりだよ」
芦屋法乍:「……そゆことね」
芦屋法乍:「ちびっ子のくせに心配なんかしてんじゃねー」
芦屋法乍:「生意気なんだよ」
芦屋法乍:ぐびぐびジュースを飲む。
EOW:「他になにか理由が?」
EOW:きょとん、とした表情で。セクハラの概念よくわかりません
芦屋法乍:「ガキはそういうしょーもないいたずらするもんなんだよ」
芦屋法乍:「俺もしてた」
EOW:「なるほど、勉強になるね。まあ、こちらはついでのようなものだったのだけれども」
EOW:と、掌を上にして、差し出します。
芦屋法乍:「……今度はなんだよ」
芦屋法乍:「なんのトラップだ次は」
EOW:「?」と再び小首を傾げます。手は差し出したまま。
EOW:「ごちそうしてくれるのではなかったかな、『アイス』と『うまい棒』を?」
芦屋法乍:「……記憶力いいな、お前」
芦屋法乍:「わーったよ!」
芦屋法乍:「向こうのコンビニまでな。ほら、行くぞ」
EOW:「向けられた好意は、なるべく覚えておくことにしているからね」
芦屋法乍:「んじゃこれも覚えとけちびっ子」
芦屋法乍:「『アイスとうまい棒をおごられたものは、他の誰かにもおごらなければならない』」
EOW:「誰の言葉かな?」
芦屋法乍:「俺の言葉」
EOW:「なるほど、それはしっかりと覚えておくべき格言だね」
芦屋法乍:「ちゃんと記憶しとけよ。そんでちびっ子仲間にでもおごってやれ」
EOW:「ただ残念ながらね」
EOW:「あちらのコンビニでは、売り切れていたのだけれどもね、うん」
芦屋法乍:「マジかよ!猛暑日だったからな」
EOW:「そういう訳なので『貸し』にさせてもらってもいいかな、芦屋法乍?」
EOW:「またの機会に、御馳走に与らせてもらえればと思うよ」
芦屋法乍:「別に、んな大層なもんじゃねーだろ」
EOW:「どうかな? ボクは食べたことがないからね、どちらも」
芦屋法乍:「分かったよ。またどっかで会えば、アイスくらい買ってやる」
EOW:くるり、と振り返り。
EOW:「うん、楽しみだね。とても」表情は芦屋くんからは見えず、口元には笑みを浮かべて。
EOW:芦屋くんとは別方向に立ち去ります。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「おい!」
EOW:「?」と振り返り
芦屋法乍:「……覚えとく。『貸し』な」
芦屋法乍:「でも俺だって別に暇じゃねーから」
芦屋法乍:「そっちで勝手に会いにこいよ。ちびっ子」
芦屋法乍:「アイスくらいなら、いつでも買ってやる」
芦屋法乍:笑いかける。
EOW:「うん、そうさせてもらおうかな」
EOW:「ありがとう、芦屋法乍。本当に、楽しみにさせてもらうよ」
EOW:「それでは、またの機会に――」
EOW:いつもと同じ微笑みで返して、すーっと夜の影に溶け込みます。
芦屋法乍:「……変なやつ」
芦屋法乍:こちらも何度か見返りつつ立ち去っていく。
GM:―――――――
芦屋法乍:浜辺を歩いていく。
芦屋法乍:月はもう登っていて、クラスメイトたちからのメッセージが携帯に何本も入っているが
芦屋法乍:走る気にはならない。
芦屋法乍:ただボサッと、友達のいる宿泊場所の方へと足を進めていく。
芦屋法乍:(俺は今)
芦屋法乍:(どっち側にいるんだ?)
芦屋法乍:そんな事を考えて、ふと立ち止まり。青黒い海原を眺める。
月影 秋古:風のない月夜。
月影 秋古:しずかな波の音に。芦屋くんの視界より少し外れたあたり、水音が混ざります。
芦屋法乍:「……!」
芦屋法乍:音の方へと目を向ける。
月影 秋古:「……芦屋くん?」
芦屋法乍:一気に鼓動が早まる。
芦屋法乍:「月……影……さん」
月影 秋古:月あかりのなかに。シンプルな水着で、濡れたからだで、立っています。
月影 秋古:「なんだか。変なところでばかり会うね」
芦屋法乍:「なっ、何やってんだよ。こんなとこで」
月影 秋古:「泳いでた」
月影 秋古:「昼、苦手なの。日焼けじゃなくて、真っ赤になるから。でも海で泳ぐのは好きでね」
芦屋法乍:「そっちじゃねーって!」
月影 秋古:「?」
月影 秋古:「どっち?」
芦屋法乍:「……来てねーと思ってたのに。探してもいなかったから」
月影 秋古:「だから、昼は苦手なの。プールもだめ。星辰館は屋内でよかったよね」
月影 秋古:手で顔を拭う。
月影 秋古:「芦屋くんこそ、何してるの。こんな時間に」
芦屋法乍:「あ?俺は、アレだよアレ。えーっと」
芦屋法乍:「ナンパ……だよ」
月影 秋古:「不良だ」
月影 秋古:「怒られるよ」
芦屋法乍:「いーんだよ。こういうひと夏のイベントこそ」
芦屋法乍:「思い出作らねーと。つーか、それ言うなら」
芦屋法乍:「月影さんこそ1人で抜け出して来てるじゃねーか」
月影 秋古:「知らなかった? 私も不良なんだ」くすりと笑う。
月影 秋古:「ひとりでやること、あんまりないから。やってなかっただけ」
芦屋法乍:「ははっ」
芦屋法乍:「やっぱ、俺まだまだ月影さんのこと知らねーな」
月影 秋古:「言ってないからね」
月影 秋古:「誰かうまくいった?」
芦屋法乍:「ナンパ?いや、丸っきり全然ダメ。だから」
芦屋法乍:「……これがラストチャンスにする」
芦屋法乍:そう言って
芦屋法乍:制服のまま、ざぶざぶと海に入る。
芦屋法乍:泳ぐ月影さんの傍まで寄って。
月影 秋古:生暖かい、というにはやや冷えた夜の海のむこうに、体温を感じられないしろい膚がある。
月影 秋古:「濡れちゃうよ」
月影 秋古:「遅かったかな」
芦屋法乍:「言うのが遅いんだよ、いっつも」
芦屋法乍:暗い波の間、水中の手をひいて
芦屋法乍:鼻先が触れ合いそうな距離まで。
月影 秋古:「そうだね。ほんとに、いつもそう」
月影 秋古:光のない黒目がちの目に、自分の姿が映っているのがみえるか、というくらいの距離。手をひかれて。
月影 秋古:水で冷えた手は、それでも微かに、たしかに、体温を帯びています。
芦屋法乍:「ヘイ彼女」
芦屋法乍:「俺とご一緒しない?」
月影 秋古:芦屋くんの鼻の下に、濡れたひとさしゆびをあてて。
月影 秋古:「近いよ」
月影 秋古:足がつくふかさ。こしのあたりに、波がいったりきたりする感触。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:冷たく濡れた指が唇の先に触れる。
芦屋法乍:心臓がドキドキしている。勢い任せに、俺、何やってんだ。
月影 秋古:「でも、そうだね。そろそろ、私も帰るところだから」
月影 秋古:「おねがいします。かな」
月影 秋古:笑顔なのかどうなのか、表情の浮かび方が薄いのでよくわからないけれども。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「おねがい、された」
芦屋法乍:今更に頬を赤くして、手をひく。
月影 秋古:「どうしたの?」
月影 秋古:首をかしげる。
芦屋法乍:「なんでもねーから!」
芦屋法乍:顔は見せられない。
月影 秋古:波音に混じって。くすりと、笑う声が聞こえた気がする。
月影 秋古:「芦屋くんてさ」
芦屋法乍:「?」
月影 秋古:「やっぱり、変な人だね」
芦屋法乍:「……まーな」
芦屋法乍:時々くしゃみをしながら、
芦屋法乍:2つの足跡が、浜辺を並んでいく。
月影 秋古:「風邪引いちゃうよ」
月影 秋古:手の中に、少しずつ戻ってくる体温の感覚がある。
芦屋法乍:それを手のひらで感じながら
芦屋法乍:「引かねーって。あったかいから」
芦屋法乍:「……暑いくらいだ」
月影 秋古:「変な人だね」
芦屋法乍:「変なんだよ」
月影 秋古:小さな、笑いの息遣いが確かに聞こえて。芦屋くんの手を、少し強く引き寄せます。
月影 秋古:「行こう。そろそろバレちゃう」
芦屋法乍:「!?」
芦屋法乍:鼓動が一気に跳ね上がる。
芦屋法乍:「マジで……マジで、ほんとに」
芦屋法乍:「分かってやってねえよな!?」
月影 秋古:「?」首を傾げて。
月影 秋古:「何が?」
芦屋法乍:「……なんでもねーよ!」
芦屋法乍:「俺は変な芦屋くんだからな!なんでもねーの!」
月影 秋古:「そうだね」
月影 秋古:「そういうところは、割と……」
月影 秋古:「嫌いじゃないかな」
芦屋法乍:「……っ」
芦屋法乍:あとは手を引かれて、ホテルの明かりの方へと。
芦屋法乍:2人で進んでいく。
GM:―――――――
GM:宿泊所
GM:―――――――
GM:臨海学校の宿泊所。
蓮原ミコト:「はあ―――――ぁ」
GM:生徒に与えられる部屋はシングルベッドが3か4つあり、小さなデスクとソファがあるだけの部屋だが、
GM:ベランダからは海が一望できるロケーションとなっている。
蓮原ミコト:夜中に一人起きだして、ベランダから外を眺めている。
蓮原ミコト:同部屋の友人は、余所の部屋にスニーキングか、昼にはしゃぎすぎて熟睡しているか。
蓮原ミコト:ともかく、起きているのは彼一人である。
GM:その隣のベランダから音がする
蓮原ミコト:ひゅるんひゅるんと、指先の周りで魔眼を回していた。
蓮原ミコト:音がして、慌てて仕舞う。
GM:カラカラと引き戸が空き、黒髪の少女が顔を出す。
蓮原ミコト:「あ、」隣の部屋は誰だったかと思いながら会釈しかけ、
竜宮彩香:「あら。」
竜宮彩香:「まだ起きてたの?」
蓮原ミコト:「……」
蓮原ミコト:「…………竜宮さっ……!」口を抑える。「……女子部屋はもっと遠くだったはずでは」
竜宮彩香:寝間着姿だ。肩の露わなランジェリー。二の腕から手首までを薄手の袖が覆っている。
蓮原ミコト:夜風に乗って、良い香りが流れてきた。風呂あがり、という言葉が脳裏を過る。
蓮原ミコト:「あ、っ、っと……」目線を彷徨わせ、「……今日は、ありがとうございました」
竜宮彩香:「………何のことかしら。」
竜宮彩香:「知らないわ。待ってるって言ったのに私を放置した魚屋のことなんて。」
蓮原ミコト:「え、その。あのジャームとの戦いのことで――」
蓮原ミコト:ぴき、と固まる。
竜宮彩香:「知らないわ。私を置いて、危ないことに首を突っ込もうとするミコトのことなんて。」
竜宮彩香:「………知らないんだから。」
蓮原ミコト:「いや、その、それは……っ」ぐるぐると言い訳が頭を過る。「……すいませんでした」
蓮原ミコト:「……言い訳、とか、聞いて貰えますか」
竜宮彩香:「………必要ない。」
竜宮彩香:「だって、あなたならそうするって知ってるから。」
蓮原ミコト:「それは……有難うございます」
蓮原ミコト:「ただ、色々とあわただしかったのは、本当なんですけど」
蓮原ミコト:「途中からは、……竜宮さんに、気付かれないと良いな、って思っていたんです。実は」
竜宮彩香:「…………。」
竜宮彩香:「どうしてかしら」
蓮原ミコト:「誰も分からない脅威に。誰にも知られずに戦って。倒して、」
蓮原ミコト:「……そして、大切な人たちのいる日常に戻って、何もなかったよって顔をする」
蓮原ミコト:「そういうことが、俺にも出来ないかなって」
竜宮彩香:「あなた本当に、子どもね。」
蓮原ミコト:「ええっ……。でも、それがUGNの理想じゃないですか」
蓮原ミコト:「まあ、実際は。僕はビビるし、芦屋達がいなきゃロクに戦えなかったし、自由時間内に戻れなかったし、竜宮さんは普通に参戦してくれたしで」
竜宮彩香:「傷ついてるのに何でもないよと笑って見せたら、」
竜宮彩香:「その大切な人たちはどう思うか考えたことはある?」
蓮原ミコト:「…………」
蓮原ミコト:「芦屋にも、言われました。それ」
蓮原ミコト:「僕は死に辛いですから、……じゃあ、駄目なんですよね」
竜宮彩香:ふわりと飛び上がり、ベランダの手すりの上に立つ。
蓮原ミコト:「!」
竜宮彩香:そして、
竜宮彩香:た っ
蓮原ミコト:「ちょ、危ないでっ……」
竜宮彩香:ミコトのいるベランダめがけ、跳んでくる。
竜宮彩香:着地。蓮原の目の前、手の届く距離にいる。
蓮原ミコト:「うわっ」 退くか受けるか、迷って、曖昧に両手を広げたポーズのまま固まる。
竜宮彩香:さらに距離を詰め、腕の中にすぽりと収まり
竜宮彩香:耳をミコトの胸に当てる。
蓮原ミコト:「!? ……! !? !???」
竜宮彩香:「びっくりしたでしょ。」
竜宮彩香:「私も同じなの。あなたが危ないと、破裂しそうなくらい心臓が痛くなるの。」
蓮原ミコト:「そりゃ、しまっ」 裏返る 「……」
蓮原ミコト:「それは、……竜宮さんが、優しいから……」
竜宮彩香:「優しい?……違うわ。ただのエゴよ。」
竜宮彩香:「あなたが傷つくのを見たくない。」
竜宮彩香:「あなたに私を見て欲しい。あなたに触れてもらいたい。」
竜宮彩香:「あなたが、欲しい。」
蓮原ミコト:「…………っ」
蓮原ミコト:もう、分からないとは言えなかった。
蓮原ミコト:受け止めたまま、数歩後ずさって、壁に背中をつける。
竜宮彩香:「………止めないなら、」背伸びして顔を近づける。
竜宮彩香:「本当に私の物にするわよ。」
蓮原ミコト:その頬を、すっと掌を挟む。
蓮原ミコト:「…………僕は」 竜宮さんの頬に手を当て、ほんの少し、引き離すように力を込める。
竜宮彩香:「………」
蓮原ミコト:「大事な、人が、います」
竜宮彩香:大人しく引き離される。
蓮原ミコト:「僕が。覚醒したばかりの頃。UGNに”討伐されかけていた”時に」
蓮原ミコト:狼狽の表情はしない。真っ直ぐに、竜宮さんを見据える。
蓮原ミコト:「止めてくれた……エージェントの人が。僕の理想で、目標で、大事な……人」
竜宮彩香:「………そう、なんだ。」いつも浮かべている微笑はもうない。突き放されたような、困惑する少女の顔。
蓮原ミコト:「僕は、……まだ、獣です」
蓮原ミコト:「戦いの中で、ふっと我を忘れる時がある。自分の安全より、敵の憎悪に燃える時がある」
蓮原ミコト:「芦屋や、竜宮さんの言うように……根っこでは、自分のことしか考えていない」
竜宮彩香:「……。」
竜宮彩香:慰めるように蓮原の肩に触れようとするが、思い直して服の袖をそっと撫でる
竜宮彩香:「その目標の人の為に、頑張ってるの?」
蓮原ミコト:「いざという時、僕は貴方を傷つける。……だから、ごめんなさい」
蓮原ミコト:「……はい。あの人は、僕を確実に止めてくれる……綺麗で、眩しくて、目が離せないひと」
竜宮彩香:「………そう。」
竜宮彩香:「素敵な人ね。」
蓮原ミコト:「はい。……でも、」
蓮原ミコト:「貴方も――」 素晴らしい人だ、と言いかけて口を噤む。
竜宮彩香:その口に人差し指を当てる
蓮原ミコト:なんといえば良いのだろう。どうすればいいのだろう。
蓮原ミコト:この人に、こんな表情をさせているのを何とかしたいと思う。
竜宮彩香:「悪い口は閉じておきなさい。」違う
蓮原ミコト:――いざという時でもなんでもなく、今、この人を傷つけているのは自分なのだ。
竜宮彩香:「私はもういいから。あなたは大切な人のことを思いなさい。」
竜宮彩香:違う
竜宮彩香:「それと、そろそろ自傷癖はやめなさい。」違う
竜宮彩香:「見栄えも悪くなるし、見ていて気分がいいものではないわ。」違う
竜宮彩香:違う。違う。違う。
竜宮彩香:本当は、言って欲しい。
竜宮彩香:本当は、言いたい。
蓮原ミコト:「……この期に及んで」
竜宮彩香:『私はいくら傷ついたっていい』
竜宮彩香:『だから、ミコトのものにして』
竜宮彩香:堪え切れない言葉が、涙となって目から零れ落ちた。
蓮原ミコト:ぐ、と。
蓮原ミコト:竜宮さんの頭を後ろから抑えて、自分の肩に押し付ける。
竜宮彩香:「……!」
蓮原ミコト:「僕のための言葉なんて、言わないで下さい。優しい人」
竜宮彩香:「え………」
蓮原ミコト:「僕は、あなたの言葉には答えられないけど」
蓮原ミコト:「涙する少女を泣きやませるのも。……恨み言を引き受けるのも」
蓮原ミコト:「それは……僕の、目標とするものの一つだから」
竜宮彩香:「…………ミコト。」
竜宮彩香:「もう少しだけ傍にいて。」
蓮原ミコト:「恨んで下さい。詰って下さい。我が儘を言ってくれればいい――」
蓮原ミコト:言ってくれればいいのに。
蓮原ミコト:「ありがとう。……貴方にそう言って貰えたことが」
蓮原ミコト:「誇りです。……とても、嬉しい。……酷い奴だな、本当に」
竜宮彩香:「………もっと、我儘を言ってもいいの?」
蓮原ミコト:「え?」
蓮原ミコト:「……いいですよ。だから……」
竜宮彩香:上目遣いにミコトを見つめる。
竜宮彩香:「キスして。」
竜宮彩香:「あなたの好きな場所でいいから。」
蓮原ミコト:「…………ぃ」
蓮原ミコト:「そ、れっ、は…………」
竜宮彩香:「じゃないと、恨み言を言うわ。一晩中。」
竜宮彩香:「絶対離さない。」
蓮原ミコト:「ぅ、…………」別に全然それでもいいのだけれども
蓮原ミコト:でもそういう答えを求めているのではないのだろう彼女は
竜宮彩香:「あなたの胸の中で、ずっと、ずーっと、恨み言を言うの。」
蓮原ミコト:(それはもう普通の人にとってはご褒美ですね)
竜宮彩香:「クラスの人に見られたってお構いなしよ。」
竜宮彩香:「……見せつける?」
蓮原ミコト:「それは…………」
蓮原ミコト:近づく竜宮彩香の、顔や喉や首元、肩を見る。キスする時に部位がどうのという話を聞いたことがある
蓮原ミコト:(いや、そもそもキスした時点でアウトでは……?)
蓮原ミコト:「……………………………………」
蓮原ミコト:そっと、竜宮さんの手を取る。薄手の、長袖のネグリジェ。
蓮原ミコト:その細い指先を、顔の高さまで上げる。
蓮原ミコト:「……あの」 
竜宮彩香:「……?」
蓮原ミコト:「汚れ、残ったらごめんなさい」
蓮原ミコト:少女の長袖の、余っている部分を、竜宮さん自身の唇に押し当てて
蓮原ミコト:その上から、自分の唇を、一瞬だけ当てた。
竜宮彩香:「……汚れを気にするなら、直接すればよかったのに。」指を唇に当てて微笑む
竜宮彩香:「我が儘を聞いてくれてありがとう。ミコト。」
蓮原ミコト:「――――」布越しに感じた体温と感触。たぶん誤感だと言い聞かせる。「――こ。これ、で……」
竜宮彩香:「うん。恨み言はなし。」
蓮原ミコト:耳まで赤くなっている。
竜宮彩香:「……忘れないわ。あなたのキス。」
蓮原ミコト:「…………へぁい」 なんかよくわからない声
竜宮彩香:「優しくて、暖かくて、けれどちょっぴり距離のあるキス。」
竜宮彩香:「私の初めてをもらってくれてありがとう。」
蓮原ミコト:「…………は」
蓮原ミコト:つっかえて。「……僕は死んだ方がいいかな」
竜宮彩香:「だーめ。」
竜宮彩香:「絶対死なせない。あなたの大切な人のためにも、私のエゴのためにもね。」
蓮原ミコト:「思ったより生地が薄くてすごく上質だったので」
蓮原ミコト:「温かさはあったけれど、僕は優しくないから、そこも訂正して下さい……」
蓮原ミコト:ずるずると、横の柵に倒れ込むように顔を背ける。
竜宮彩香:「乱暴にしてもよかったのに。」
蓮原ミコト:「やめてくださいマジで」
蓮原ミコト:「そんなにいうとほんとに僕の魔眼で弱点探しますよ」
蓮原ミコト:(なさそうだけどな…)
竜宮彩香:自分の弱点をミコトの耳に囁く。
蓮原ミコト:「~~~~~っ」
竜宮彩香:「……参考になった?」
蓮原ミコト:「…………なりました」
蓮原ミコト:「『何でも言って下さい』なんて、軽々しく、言うものじゃないって」
竜宮彩香:「一つ大人になったわね。」
蓮原ミコト:「げほっ…………」
竜宮彩香:「今のを実践したかったらいつでも来てね。」
竜宮彩香:「待ってるから。」
竜宮彩香:微笑んで部屋に通じる引き戸を開ける。
蓮原ミコト:ぐったりしながらそれを見送る。消え入るような声で。「……ありがとう」
竜宮彩香:そのまま部屋の中を通ってドアから外へ出る。
蓮原ミコト:頼むから男子部屋から竜宮さんが出て行く所を誰も見ませんように、と祈りながら
蓮原ミコト:「……やっぱり僕は自意識過剰だな」
蓮原ミコト:先輩にしか、僕は止められない、って。
蓮原ミコト:「ないわ。……勝てる気がしない……」
GM:―――――――
GM:全行程終了
GM:お疲れ様でした!
蓮原ミコト:おつ……か……れ……さま……で……
蓮原ミコト:死
EOW:おつかれさまでしたー
蓮原ミコト:た
EOW:いやぁ
EOW:すごかった
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM:―――――――
GM:海岸
GM:―――――――
GM:戦闘の跡が未だ残る砂浜。
安国寺永鳳:異形の生物に穿たれた岩場に腰を掛け低い声で読経している。
安国寺永鳳:潮騒と数珠を擦る音がリズムを取り、歌のように経を紡いでいくが
安国寺永鳳:途中でぴたりと声が止んだ。
安国寺永鳳:背後に現れた男に振り返る。
安国寺永鳳:「……おや。住良木どの。」
安国寺永鳳:「騒々しかったかな?」
住良木菫:「いや。不思議な旋律だったよ。虫の羽音が耳障りの良い歌になったような。」
住良木菫:「……専門家に聞きたいことがあってね。」
安国寺永鳳:「なんなりと。」
住良木菫:「あれはなんなのかな?」
安国寺永鳳:「……あれ、とは?」
住良木菫:「あの虫と、あの虫に組み込まれていた”何か”だよ。」
安国寺永鳳:「曖昧模糊とした推測しか持っておらぬ。」
住良木菫:「構わないよ。」
安国寺永鳳:「あれは”呪”だ。」
安国寺永鳳:「”呪”というのは超自然的な力を用いたシステムだ。非科学的だが不合理なものではない。」
安国寺永鳳:「現代風に言えばプログラムコードというべきか。」
安国寺永鳳:「情報端末が甲骨、札、血、人形、生贄その他諸々に置き換わっただけの話。」
安国寺永鳳:「あれらを例に取れば、海を渡り現世に侵食するという命令に従って」
安国寺永鳳:「ここにやってきたのだろう。」
安国寺永鳳:「この地を選んだことに何らかの理由があるはずだが、」
安国寺永鳳:「心当たりは?」
住良木菫:「多すぎて、とてもじゃないが絞り切れないね。」
安国寺永鳳:「面白い街だ、ここは。」くつくつと笑う
住良木菫:「……あれがどうやって動いていたかは分かったけど、」
住良木菫:「あれは何のためにここに来たの?」
安国寺永鳳:「……さてな。」
安国寺永鳳:「とんと見当がつかぬよ。」
安国寺永鳳:「だが、船というのは齎すものだ。」
安国寺永鳳:「富。疫病。異郷の物、人、書。」
安国寺永鳳:「そして、神。」
安国寺永鳳:「あれを沈めた今となっては、推測するしかないが…。」
住良木菫:「………ありがとう。参考になったよ。」
安国寺永鳳:「………。」
安国寺永鳳:海に向き直り、数珠を擦る。
安国寺永鳳:再び経を紡いでいく。
住良木菫:「………」読経を聞きながら海を見て、
住良木菫:「…きれいだ。」と呟いた
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