メインログ | 雑談

GM:PC1:阿嘉橋 コウ
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GM:PC2:麒麟児 恭介
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GM:PC3:雨塚 劉生
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PC紹介

GM:ではさっそく参りましょう!!
GM:突発セッション、舞台は第一地区!!
GM:まずはPC1、阿嘉橋くんから自己紹介!
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウ(あかはし・こう)。星辰館高校1年A組の16歳です。
阿嘉橋コウ:高校では第一生徒会に所属して書記をやっているUGNチルドレンです。食べるのが好き。
阿嘉橋コウ:チルドレンらしく若干ずれており、ほやほやのんびりしていますが、真面目なので任務はちゃんとやるよ。
阿嘉橋コウ:サラマンダー/キュマイラで、《先陣の火》で即走って至近範囲RC攻撃をたたき込むのが唯一の技!
GM:ほやほやっ子が加速して殴るの
GM:かっこいいよね。。。
阿嘉橋コウ:以前はHP消費が必要でしたが、最近省エネ構成に切り替えています。
阿嘉橋コウ:ミドルもコネはあるのでがんばります!
阿嘉橋コウ:以上!
GM:いえあ!よろしくお願いします!
GM:では続いてPC2!麒麟児くんへ!!
麒麟児 恭介:麒麟児 恭介(きりんじ・きょうすけ)。星辰館高校1年生のイリーガル!
麒麟児 恭介:実は大N市卓ではしんごろさんの夏休み宿題卓に続いて二度目の登場となります!
麒麟児 恭介:その卓ではコウくんと一緒にジャーム退治をしました。今回も一緒に頑張るぞー!
麒麟児 恭介:おんなじ苗字の麒麟児さんがトリッキーな妨害バフ型なのに対して、こっちはすごくシンプルなカラテ特化構成です。
麒麟児 恭介:キュマイラ/バロールで、近寄って、ぶん殴って、勝つ!ただそれだけ。
麒麟児 恭介:コウくんとは正反対に<フルパワーアタック>で火力をめちゃくちゃ盛れる代わりに行動値が0になります。
麒麟児 恭介:キュマイラだけどバロールとの組み合わせで社会が2もある!コネも込で噂話ならそこそこ振れるので、ミドルも頑張りたいですね。
麒麟児 恭介:以上、よろしくお願いします!
GM:おーらい!よろしくお願いします!
GM:では次!
GM:PC3!雨塚さん自己紹介どうぞ!
雨塚 劉生:雨塚・劉生(あめづか りゅうせい)。大N市で活動するUGNイリーガルでございます。
雨塚 劉生:雨塚流という独自の流派を作り、自らは師範を名乗って活動ながらUGNから個人の依頼まで色々と引き受けて回っている32歳のおじさん!
雨塚 劉生:恋多き性格でもあり、かつては一目惚れした女を追ってFH入りし、エージェントを務めていた過去もあったりなかったり
雨塚 劉生:性能としては至って普通のピュアソラ白兵! 活性の霧を全体にばらまきながら自身も複数体するやや支援寄りの性能
雨塚 劉生:ミドルはピュアソラらしく社会の暴力で乗り切りたいと思います!
雨塚 劉生:以上! よろしくお願いします!
GM:いえっさ!
GM:お願いいたします!
GM:というメンバーでさっそく参ります!

OP:1

GM:まずはPC1、2合同!
GM:OP浸蝕どうぞ!
GM:阿嘉橋くん&麒麟児さん!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:36->40)
麒麟児 恭介:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+6[6] → 39

GM:---
GM:第一地区・裏通り
GM:---
GM:まずは阿嘉橋くんの視点から。
GM:君はチルドレンとしての任務に従い
GM:現在あるオーヴァード犯罪者を追っている。
”運送屋”:「ハァッ!ハァッ!」
”運送屋”:「しつっけえな!このガキ!!」
阿嘉橋コウ:少し場違いな制服姿の小柄な男子がその後を追う。
”運送屋”:わたわたとバランス崩しながら、君の10数メートル先を走っている。
GM:男は”運送屋”と呼ばれる窃盗犯で
GM:つい先日、とある事件で君が対峙した相手でもある。
”運送屋”:「クッソ……!」
”運送屋”:「俺は!あくまで!ただの!コソ泥!だろーが!!」
”運送屋”:「もっと凶悪犯とかを探しやがれ!」
”運送屋”:ぶんぶん道端のゴミ袋とかを投げてくる
阿嘉橋コウ:「わわ」慌てながらも避ける!
阿嘉橋コウ:「だから、止まってくれれば」意外にも体力と速度はある。
阿嘉橋コウ:「そんなに酷いことは、しませんってばー!」
”運送屋”:「そう言って騙すんだろーが!油断も隙もねえ!」
阿嘉橋コウ:「引き渡してからは、それは、上の人の判断ですから!」この機にダッシュ!
”運送屋”:「なあにが上の……っ!」
”運送屋”:目の前に壁!行き止まり!
”運送屋”:「ち……しょーがねー」
”運送屋”:目を閉じ、壁に手を添えると
”運送屋”:ずずず ず ず
”運送屋”:空間が歪み、黒い穴が開く
”運送屋”:この能力で……君は何度も逃亡を許している
”運送屋”:……『今日までは』。
阿嘉橋コウ:《炎の理》手のひらに炎を生じさせる!
阿嘉橋コウ:「行かせないっ!」手を振り抜く。
阿嘉橋コウ:炎は手のひらから離れ、”運送屋”に襲いかかる!
”運送屋”:「おおっと!」
”運送屋”:スウェーバックで炎をよける!
”運送屋”:髪先をちりちりと焦がすが
”運送屋”:「怖い怖い……へへ」
”運送屋”:「あばよ!!」
”運送屋”:勝ち名乗りとともにゲートが完成!
”運送屋”:踏み出そうとする!
麒麟児 恭介:ゲートに飛び込む前に、“運送屋”の動きがぴたりと止まる。
阿嘉橋コウ:「……!」目を細める。
”運送屋”:「!?」
麒麟児 恭介:足を一歩踏み出した状態で、一切の身動きを取ることができない。なぜか?
麒麟児 恭介:「避ける、と思ったぜ」
麒麟児 恭介:「見慣れた攻撃だ。いつも通りに仕掛ければ……そう動くと思ったぜ!コソ泥野郎!」
麒麟児 恭介:麒麟児恭介がその首根っこを、まるで猫の襟元を掴むかのような気軽な力でつまみ上げているからだ。
”運送屋”:「ぐがっ……!」
”運送屋”:軽々と持ち上げられる!
麒麟児 恭介:傍から見れば、簡単に首根っこを抑えているように見えるが、実際には凄まじい力で押さえつけられている。
阿嘉橋コウ:「行かせないって言いました」にっこり笑う。
阿嘉橋コウ:「僕じゃなくて、麒麟児くんが行かせないんですよー」
麒麟児 恭介:「よし、上手くいったな!阿嘉橋!」にぃっ、と笑みを浮かべて。「そんじゃ、大人しくお縄に付きな、っと!」
麒麟児 恭介:手加減して、“運送屋”を阿嘉橋の方へ放り投げる。
阿嘉橋コウ:「やったね!」どさりと受け取り、しっかりと身を押さえる。
”運送屋”:「が……ぐ……ちくしょう」
”運送屋”:がっちり押さえつけられながら、苦しげに咳をする。
GM:そこで、君はちょっとだけ思い出すかもしれない
GM:”運送屋”:「結局今回の取引は無理そうだな。ま、その分と言っちゃ何だがサービスだ」
GM:”運送屋”:「悪いな、一応代金分は仕事したいんでね」
GM:前回の事件のとき
GM:この男は、共犯者の少女をわざわざ引き返して助けようとしていた。
GM:敵と敵の馴れ合い。チルドレンにとってはどう思うことでもない記憶だが
GM:そんなことも、ふと頭に浮かぶかもしれない。
阿嘉橋コウ:「……えーと」少し考える。
阿嘉橋コウ:「今日は、おひとりですか?」
阿嘉橋コウ:関節は軽く極めているが、痛むほどではないだろう。
”運送屋”:「……あ?」
”運送屋”:緩まった拘束に、疑うように眉根を寄せる。
阿嘉橋コウ:「前のあの子とかみたいに……そういう一緒にいる人はいないのかなあって」
”運送屋”:「ああ、あのガキか」
”運送屋”:「どっか行っちまったよ。仕事が終わって、それっきりだ」
”運送屋”:「口を割らせようったって無駄だぜ」
”運送屋”:「マジで知らねーんだから」
阿嘉橋コウ:「……そっか。お仕事って言ってましたもんね」
”運送屋”:「ダラダラつるむのは」
”運送屋”:「プロのすることじゃねーんだ。ま、今日で年貢の納め時だろうけどな……くそっ」
阿嘉橋コウ:「うーん」麒麟児くんの方を見る。「そうなのかなあ」
阿嘉橋コウ:「僕ひとりだったら、”運送屋”さんのことまた逃がしちゃってたと思うんですよね」
阿嘉橋コウ:「一緒だったからこうやって捕まえられたし……ね、麒麟児くん」
”運送屋”:「?」
”運送屋”:「……ち」
”運送屋”:二人を交互に見て
”運送屋”:「言うじゃねえか、お前。トロそうな顔して」
阿嘉橋コウ:「え、僕何か変なこと言いました……? 言った?」こちらも二人を見る。
阿嘉橋コウ:「えっと、だから、一緒になんかやるのもわりとその、いいかなって……」
”運送屋”:「わかったよ!何度も言わなくても!……変なやつだなー、お前」
阿嘉橋コウ:「それ、よく言われるんですよね……なんでだろ」
麒麟児 恭介:「いいヤツなんだよ、こいつは」
阿嘉橋コウ:「……」麒麟児くんに。「ありがと!」
”運送屋”:観念したように唇の端を上げる
”運送屋”:「俺の負けか。しょうがねえな。こんなのよ」
GM:運送屋を立ち上がらせ
GM:君たちは支部へと向かうべく歩き出す。
GM:そして待機の移送車に向けて路地裏を出ようとしたとき
GM: ぞ  わ  !!
GM:全身に怖気が走るような感覚を味わう。
GM:……強烈なワーディング反応!!
麒麟児 恭介:「!」
阿嘉橋コウ:「!」
”運送屋”:「!?おいなんだよコレ!」
麒麟児 恭介:「阿嘉橋!敵が来るぜ!しかもこれは……この“ワーディング”の反応は!」
麒麟児 恭介:かなり凶悪なヤツだ。肌を突き刺すような敵意でわかる、瞬時に警戒の構えを取る。
???:からん からん
???:前方から、歩いてくる影がある。
阿嘉橋コウ:「……あの人……?」警戒しながら。
???:足元には高下駄。着流し姿の青年だ。
???:その目つきは細く吊り上がって、どこか狐を思わせる。
???:「やあやあ若人」
???:「まさか三人も集うておるとは。選り取り見取り」
???:舌なめずり。その片手には
???:どす黒く輝く刀を握っている。
阿嘉橋コウ:(……これは)気圧されそうになりながら。(まずい)
阿嘉橋コウ:“運送屋”さんをぐっと後ろに引く。
麒麟児 恭介:「オッサンは下がってなよ」“運送屋”を庇うように立って。
麒麟児 恭介:「あいつは、さっきみたいなじゃれあいで済ますつもりはなさそうだからな」
???:「血気に逸っておるな。主」
???:「……いいではないか。実に素敵だ」
???:「その命、いかに甘いか」
???:「舐ってくれようぞ」
阿嘉橋コウ:(一気に飛び込んで……そんな隙があるかな……でも、間合いはあっちが長いし、“運送屋”さんも守らないと)ぐるぐる考える。
???:とっ
???:軟質の物体が軽く跳ねるような音。
???:……次の瞬間には、既に
???:麒麟児の死角から首筋に刃が向かっている!
阿嘉橋コウ:「麒麟児くん!」
麒麟児 恭介:「ッ!うおおおっ!」
GM:二人同時に対応に入る……しかし
GM:急所を躱すには、一拍遅い!!
麒麟児 恭介:「ぐうっ!」
???:ザスッ!!
???:深々と、突き立てる
???:「……なんと」
”運送屋”:「が」
”運送屋”:身を挺して、二人を抱えるように背中で刃を受けている。
麒麟児 恭介:「な……」
阿嘉橋コウ:「う」目を見開く。「“運送屋”さん……?」
???:「……歯牙に飛び込むとは」
???:「はは!愉快!望み通り主から食ろうてやろう!」
???:ずずずずずずず
???:突き立てられた刃が禍々しくゆがむ!
”運送屋”:「う……おおおおおお!!!」
”運送屋”:血反吐を吐きつつ
”運送屋”:足元にゲートを展開。
”運送屋”:君たち二人を抱えて、闇に消える。
阿嘉橋コウ:「!」そのまま謎の人物に躍り掛かろうとする。
阿嘉橋コウ:そのままゲートへ。
麒麟児 恭介:同じく、加速した拳を剣士に叩き込もうとするが、“ゲート”によって強制的に転移。
GM:飛びかかろうとした瞬間
GM:足元の感覚がなくなり
GM:暗闇に落ちる。そして……。
GM:---
GM:第一地区・笹雪川
GM:---
GM:ビ シュッ
GM:君たちは川のほとりに転移される。
”運送屋”:「……ぐ」
”運送屋”:どさり。
”運送屋”:血だまりに倒れこむ。
麒麟児 恭介:「おい、オッサン!大丈夫か!」
麒麟児 恭介:血だまりに沈み込む“運送屋”を抱えて。
阿嘉橋コウ:「”運送屋”さん!」
阿嘉橋コウ:「ええと、まず……支部に連絡を」顔を青くしながらも早急に対処。
”運送屋”:「……ごちゃごちゃ騒ぐんじゃねーよちくしょー……がは」
阿嘉橋コウ:「傷、大丈夫ですか……!」
”運送屋”:「大丈夫じゃねーよ。俺はひ弱な”運送屋”……だってのに」
”運送屋”:「……ああ……タダ働きなんて……初めてだ」
”運送屋”:血が止まらない。目を閉じ、そのまま動かなくなる。
阿嘉橋コウ:「……え」
阿嘉橋コウ:身体を軽く揺する。
GM:『…………アル・ニヤト!現在位置を!』
GM:『合流位置近くで不審なワーディング反応!』
GM:『現在位置を乞う!どうぞ!』
GM:無線からの声だけが
GM:君たちの元に響き続けていた。
GM:---
GM:OP終了。
GM:ロイス取得が可能です!
阿嘉橋コウ:麒麟児くんに○信頼/隔意で取得します。
阿嘉橋コウ:あと”運送屋”さんに感服/○悔悟で……取ろう!
麒麟児 恭介:阿嘉橋くんに○友情/不安で取得。
麒麟児 恭介:“運送屋”には同じく感服/○悔悟で。
阿嘉橋コウ:以上です。
麒麟児 恭介:こちらも以上。

OP:2

GM:では次!
GM:雨塚さんのOPに参りましょう!浸蝕どうぞ!
雨塚 劉生:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+5[5] → 36

GM:---
GM:第一支部・地下拘留室
GM:---
GM:強化ガラス製の殺風景な檻の中。
GM:君がここ数日目にしているのは、この狭い風景だけだ。
GM:……君はこれまでに、フリーランスとしてこの町の様々な組織に手を貸してきた。
GM:のらりくらりと、どこに属することもなく、ただ身に付けた技を振るい、食い扶持を得てきたが
GM:数日前、その日々は突然に終わりを告げた。
GM:過去君がFHエージェントとして作戦に加担していた経歴が、UGNにバレてしまったのだった。
GM:FHを抜けた後はUGNにも協力してきた身であるため、ひとまずの拘留処分となっており
GM:監禁状態にはあるものの、三食紅茶付き。比較的悪い待遇は受けていない。
GM:が、先のことなど何も分からないのが、この業界の常だ。
GM:というわけで
GM:君は一人で暇を持て余している!
GM:どんな風に過ごしていますか!
雨塚 劉生:和服のままゴロゴロと床に転がり、自堕落な時間を送っている
雨塚 劉生:「いやー困った困った」そんなことを言いながらも全くそうは見えない
雨塚 劉生:先のことを何も考えていないかのように気ままな時間を過ごしている。
三芳孝一:「……とてもそうは見えないが」
三芳孝一:気が付けばガラス戸の向こう。一人の男が立っている。
三芳孝一:三芳孝一。君を拘留した、この支部のエージェントだ。
雨塚 劉生:「おや、いらしてたのかい」声の主に向かって振り返る
三芳孝一:「ああ。少し話があってな」
三芳孝一:施錠を外し、牢の中へ。
雨塚 劉生:「どうしたんだ? この前頼んだタバコを許可してくれるって話か?」
三芳孝一:「何度も言うが、うちは館内全面禁煙だ」
三芳孝一:「そうではなくて……雨塚」
三芳孝一:「ます言っておくと、我々は君の危険性を測りかねている」
雨塚 劉生:「へえ、危険性とな」
三芳孝一:「FHに戻る気があるのかないのか、現在彼らとの関係はどうなっているのか」
三芳孝一:「我々の、敵なのか味方なのか」
三芳孝一:淡々と言い。君をじっと見据えている。
雨塚 劉生:「……なるほどね、そういう話か」
雨塚 劉生:「言っておくが、俺はもうFHに戻る気なんぞ無いよ」
三芳孝一:「理由を聞いても、かまわないか?」
三芳孝一:「ならなぜそもそも彼らに与していた?」
雨塚 劉生:「……俺がFH入りしたのは愛のためだった、って言ったら信じるかい?」
三芳孝一:「愛」
三芳孝一:キョトーンとした顔
雨塚 劉生:「俺はとあるFHセルのセルリーダーに一目惚れした。だからセルに入ってまでその女を追いかけた」
雨塚 劉生:「戻る気が無いのは、その女の消息が分からないからだ」
三芳孝一:「行方が知れれば戻るのかというのを置いておいても」
三芳孝一:「その一目惚れの結果」
三芳孝一:「反社会勢力に与して、いつ追われる身になるかわからなくなるというのは」
三芳孝一:「……すまない。俺には理解不能だ」
雨塚 劉生:「いいさ気にするな。俺も理解されようと思っちゃいない。こんなろくでなしの阿呆がどれだけいるのかって話だ」
三芳孝一:「……だが、君が嘘を言っているようにも思えない」
三芳孝一:「ハッキリ言って、ウチの上層部は臭いものには蓋志向でな」
三芳孝一:「遅かれ早かれ、君は危険因子として処分される事になるだろう」
雨塚 劉生:「ああ、よく知ってるとも。どんな組織だろうが変わらんだろうさ」
三芳孝一:「ああ、どこもおそらく似たようなものだ」
三芳孝一:「ただ……それに反対する者が、一人だけいる」
雨塚 劉生:「……ほう、意外だな」
三芳孝一:「驚くだろう。私もそうだった」
三芳孝一:「反対しているのは、うちの支部長だ」
雨塚 劉生:「あの兄さんかい? ははは。そりゃあ変わり者がいたもんだ」
三芳孝一:「変わり者、全くその通り……組織人としては無茶だ」
三芳孝一:苦笑しているが、どこか満足げに。
雨塚 劉生:「で、俺に何をして欲しい」
三芳孝一:「話が早いな。助かる」
三芳孝一:「個人的に君を信用するかはともかく、俺は彼の味方をしたい。つまり」
三芳孝一:「言葉よりも、その無実。行動と実績で示してもらいたい」
三芳孝一:「君を外に出す。手柄さえ立てれば、あとは俺と支部長でどうにかする。ということだ」
雨塚 劉生:「ははは。実にお前達UGNらしい。その話、請け負った」
三芳孝一:「……交渉は成立だな。そして」
三芳孝一:「ここから重要な話がもう一つ」
三芳孝一:手元に一枚の写真を出す。
三芳孝一:「この顔に見覚えは?」
GM:……そこに映っているのは
GM:一人の青年の姿だ
GM:監視カメラを拡大したものらしく、画像は荒いが
GM:どことなく、見覚えのある容姿をしている。
雨塚 劉生:「……」写真を受け取り、凝視する
GM:……その姿は、君が毎朝見る鏡の中の姿にそっくりだ。
GM:ただ一点違う部分があるとすれば
GM:明らかに君よりも『若い』。
GM:手には血に濡れた黒い刀を握り
GM:狂気めいた笑みを浮かべている。
雨塚 劉生:「……考えたくはないが」
雨塚 劉生:「こいつは……」手に力が入る
GM:その表情を浮かべる者は、君の記憶の中にいる。
GM:君の師であり、かつて兄弟弟子たちを切り伏せ姿を消した男。
GM:即ち、君の父親だ。
GM:---
GM:ロイス取得が可能です。
雨塚 劉生:一端ロイスは保留
雨塚 劉生:でお願いします

合流

GM:オーケー!では合流シーン!
GM:全員登場!
雨塚 劉生:36
雨塚 劉生:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+9[9] → 45

阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:40->46)
麒麟児 恭介:1D10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 4[4]+39 → 43

GM:---
GM:第一地区・待合室
GM:---
GM:まずは阿嘉橋くん麒麟児くん視点から
GM:クラシックな壁時計のかかった瀟洒な待合室は
GM:沈痛な空気に呑まれている。
GM:回収された君たちは支部に直行。
GM:”運送屋”は集中治療室へと移送されたが、余談を許さない状況だという。
麒麟児 恭介:「……」腕を組み、足を苛立たしげに揺すりながら待合室のソファに腰掛けている。
阿嘉橋コウ:じっと下を見て座っている。
阿嘉橋コウ:「……行かせない、って言ったんだ」ぽつりと呟く。
阿嘉橋コウ:「だから……信じて待つしか、ないよね」深刻な顔はしているが、先ほどより少し声に力は戻っている。
阿嘉橋コウ:ひとまず命はある、それだけでも最悪ではない、とそう思っている。
麒麟児 恭介:「ああ。……そうだな」
麒麟児 恭介:「俺らはいつも通り、俺らにやれることをやろうぜ」
GM:こんこん
GM:ドアをノックし、開く音。
阿嘉橋コウ:ぱっとそちらを見る。
麒麟児 恭介:同じく、ハッとつられるように扉の方を。
三芳孝一:「失礼」
三芳孝一:「……二人とも、怪我はないようだな」
三芳孝一:安堵の表情。
三芳孝一:「……無事でよかった」
阿嘉橋コウ:「三芳さん……。お疲れ様です」ぺこりと礼。
阿嘉橋コウ:「僕らは無事です。えっと、代わりに……」
麒麟児 恭介:「三芳さん!……うす。“運送屋”が……助けてくれたんです。俺らのこと」
麒麟児 恭介:「阿嘉橋の言う通りのヤツでした。R犯罪者にこんなこと言うのも変な話かもしれないけど」
麒麟児 恭介:「情に厚いというか、義理堅いというか……悪い奴じゃない。変な話ですけど」
三芳孝一:「ああ、話は聞いている」
三芳孝一:「なぜ奴がそんな行動を取ったのかは分からないが」
三芳孝一:「少なくとも君たちのせいではない」
三芳孝一:「それだけはハッキリしていることだ」
阿嘉橋コウ:「そ……」そうでしょうか、と言いかけて、首を横に振る。
阿嘉橋コウ:(こんな風にずっと落ち込んでて、何かが出来るわけ、ないじゃないか……!)
阿嘉橋コウ:「あの、僕に何かできることありませんか」三芳さんに詰め寄るように。
阿嘉橋コウ:「“運送屋”さんを助けたり……えっと、直接医療関係のことができるとは、思わないけど……」
三芳孝一:「ああ、その話をしに来たところだ」
阿嘉橋コウ:「えっ」
三芳孝一:「入ってくれ」
GM:促され、入室するのは
GM:無論、雨塚さんだ!
雨塚 劉生:「やあ、こんにちは」カツカツと下駄を鳴らしながら優しげな笑みを浮かべた男性が入って来る
雨塚 劉生:「……女の子はどうやらいないらしい」肩をすくめる
阿嘉橋コウ:「どうも。はじめまして」ぺこりと頭を下げる。
阿嘉橋コウ:「”アル・ニヤト”、阿嘉橋コウです」
麒麟児 恭介:「どーもっス」雨塚さんに軽く会釈したあと、三芳さんに問いかける。
麒麟児 恭介:「新しいエージェントの人っスか?また随分と飄々としてるっつうか」
麒麟児 恭介:「真堂サンとは似て非なるタイプっつー雰囲気ですけど」
三芳孝一:「現在、うち預かりの……やや立場は特殊だが、イリーガル、だな」
三芳孝一:「雨塚という。」
雨塚 劉生:「ご挨拶に預かった。雨塚劉生だ。コードネームは影法師」
麒麟児 恭介:「そうっスか。麒麟児 恭介っス。あ、変わった名前だけど、偽名とかじゃなくてこれが本名す」
GM:君たち二人は
GM:そのにこやかな男の容貌に
GM:どこか、既視感を覚えるかもしれない。
阿嘉橋コウ:はっ、と目を瞬かせる。
阿嘉橋コウ:「あの、あの、あのあの」少し混乱した顔をする。「どこかでお会いしました……?」
雨塚 劉生:「いや、君とは初対面だが……」
雨塚 劉生:「なるほど、こういうことか」一人で納得したように頷く
三芳孝一:「ああ、彼らが『目撃者』だ」
GM:君、雨塚はここに来る道すがら
GM:すでに君とよく似た容貌の男による殺傷事件が起きたことは三芳から聞き及んでいる。
麒麟児 恭介:「三芳さん。このタイミング、それに俺らをそういうふうに紹介するってことは」
麒麟児 恭介:「この男、関係者なんだな?」
三芳孝一:「ああ。雨塚は例の刀の男と個人的な面識を持っている……と、こちらは考えているが、まだ断定は出来ない。何故なら」
三芳孝一:「彼の知る容疑者像が、この事件で起きていることと」
三芳孝一:「一点だけ、噛み合わないからだ」
雨塚 劉生:「そういうことだ」
雨塚 劉生:「今回の事件の容疑者と思われる男――雨塚劉算は私の父だ。」
阿嘉橋コウ:「お父さん……」
麒麟児 恭介:「父親!?」
雨塚 劉生:「ああ。父の『はず』だ。しかし直接対面した君達なら理解出来るだろうが、奴は明らかに若い。若すぎる」
雨塚 劉生:「私が最後に会った時とすら風貌はまるで違う。それが、一点かみ合わない要素ということだ」
三芳孝一:「本来なら、彼の父は齢60を超えた老人のはずだ」
麒麟児 恭介:「相手もオーヴァードだし、ましてや今のこの街じゃ何が起きても不思議じゃない。ないが……」
三芳孝一:「何かからくりがある。そして」
三芳孝一:「奴を追うのであれば、雨塚の同行は必ず何かの役に立つはずだ」
三芳孝一:「……阿嘉橋くん、そして麒麟児くん」
三芳孝一:「引き続き、彼とともに追跡任務を続けてくれるか」
阿嘉橋コウ:「はい」こくりと頷き、即答。
麒麟児 恭介:「正直……今の俺の中には納得のいかない気持ちもある。だが」
麒麟児 恭介:「あんたが信じてるってことは、虹咲支部長が信じてるってことだろ。なら、俺も信じますよ」
麒麟児 恭介:「それに、奴には俺も借りがある。“運送屋”のオッサンにもな。纏めて返さなきゃ、気がすまねえ」
阿嘉橋コウ:「僕、あの時何もできなかった……助けられただけだったんです」
阿嘉橋コウ:「だから、今度はちゃんとやらないと。自分で始末をつけたいです!」
三芳孝一:「2人とも気負いすぎるなよ。いや……」
三芳孝一:「気負ってもいい。だがいつでも立ち止まれるようにはしておいてくれ」
三芳孝一:「俺たちもついている」
三芳孝一:阿嘉橋くんの肩に手を置く。
阿嘉橋コウ:「はい」
阿嘉橋コウ:「ええと、気負いすぎずに、ちょっと気負って、立ち止まれるようにしながら……ええと……」
阿嘉橋コウ:「……がんばります!」
三芳孝一:「ふ」
三芳孝一:「大丈夫だ。君らしくしていれば、きっと」
阿嘉橋コウ:「雨塚さん、よろしくお願いしますね」
阿嘉橋コウ:まだ完全に信頼をしたわけではないけれど、それでもこの人が重要だということはわかる。
雨塚 劉生:「……ずいぶんと立派な子達じゃないか、三芳さん」
三芳孝一:「そう思うのなら」
三芳孝一:「教育上の配慮。どうにか頼むぞ。雨塚」
三芳孝一:ちょっと不安そうな視線。
雨塚 劉生:「努力はしよう。こちらとしても身内が迷惑を掛けた形だ。」
雨塚 劉生:「私――いや、俺としても彼らの力になれるよう最善を尽くそうじゃないか」
雨塚 劉生:「……待っていろ、劉算」ボソリと呟く
GM:---
GM:ロイス、購入が可能!
阿嘉橋コウ:雨塚さんに連帯感/○不信感で取得します。
阿嘉橋コウ:購入はUGNボディアーマーを試しに
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[4,10]+5[5] → 15 → 成功

阿嘉橋コウ:うそ!?
麒麟児 恭介:おお!いい出目!
雨塚 劉生:凄い!
阿嘉橋コウ:なんか買えちゃったので……装備します……
麒麟児 恭介:雨塚さんへのロイスは連帯感/猜疑心○で取得します。
麒麟児 恭介:じゃあこちらもワイヤーウィップの購入を狙います
麒麟児 恭介:2DX=>14
DoubleCross : (2R10[10]>=14) → 9[4,9] → 9 → 失敗

麒麟児 恭介:ですよね!以上
雨塚 劉生:ロイスは三芳さん 信頼○/疎外感
雨塚 劉生:同じくボデマチャレンジ
雨塚 劉生:6dx10+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[3,6,7,7,8,9]+1 → 10

雨塚 劉生:まさかの失敗

ミドル:1

GM:では情報収集へ!
GM:シーンプレイヤーは雨塚さん
GM:他全員登場可能です。
雨塚 劉生:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+10[10] → 55

阿嘉橋コウ:出ます
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:46->52)
麒麟児 恭介:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+6[6] → 49

GM:ではまずは
GM:雨塚さんと劉算氏の因縁について
GM:回想から参りましょう
GM:---
GM:十数年前・市内
GM:霞道一刀流本拠道場、兼
GM:雨塚邸
GM:---
GM:十数年前、君の学生時代。突然にそれは起きた。
GM:君の家は古流剣術の道場であり、メジャーな流派ほど多くはないものの門弟を抱え
GM:道場主である父や兄弟弟子とともに、それなりに不自由ない暮らしを送っていた。
GM:……まだ、君が異能世界など知らないころの記憶。
GM:学校から帰宅した君は、家に漂う奇妙な雰囲気を感じ取り
GM:道場へと向かった。そして……
GM:扉の狭間から、信じられない光景を目にする。
雨塚劉算:「……」
雨塚劉算:白刃を握りしめ、道場の中央に立っている。
雨塚劉算:その周囲には……
GM:夥しい鮮血。無数の死体。
GM:それらは全て、君の慕う兄弟弟子たちの変わり果てた姿だ。
GM:……君はこの光景に、ただ息を呑むだけかもしれないし
GM:道場の中へと飛び出していってしまうかもしれない。
雨塚 劉生:「おや、じ……?」学ラン姿のまま呆然とする。あまりにおぞましき光景。息も出来ず、足が震える
GM:立ち尽くす君。どうやら劉算は気づいてはいない。
GM:そして……。
雨塚劉算:その口が僅かに動いた。
雨塚劉算:『つまらない』
雨塚劉算:と、君にはそう動いたように思えた。
雨塚劉算:刃を鞘に納め、反対側の出口から道場を後にする。
雨塚 劉生:「……待てよ親父!!」
雨塚劉算:「!」
雨塚劉算:声をかけられ、振り返る。
雨塚劉算:「劉生、帰っておったか」
雨塚 劉生:「おい……どういうことだよこれ」声が震える
雨塚劉算:「……見ての通りだ。劉生、俺はな」
雨塚劉算:「斬ることにしたのだ。俺にまとわるしがらみを」
雨塚 劉生:「何言ってんだよ……?」
雨塚劉算:「……お前には、理解できまい」
雨塚 劉生:「ああ、理解できねえよ!どうしちまったんだよ!」
雨塚劉算:「こやつらの師としてあろうとしてきた」
雨塚劉算:死体を見下ろす
雨塚劉算:「お前の」
雨塚劉算:腕を上げ、指さす
雨塚劉算:「父であろうとしてきた」
雨塚劉算:「それがどれだけ虚しい時間であったか。俺という人間を薄めていくだけの時間」
雨塚劉算:「……退屈で、ああ。ただ苦痛だったよ」
雨塚劉算:淡々と言う。その表情に、君の優しい父として、師としての面影はない。
雨塚 劉生:「……ふざけんな!!」咄嗟に転がっていた木刀を拾う。そして、父に剣先を向ける
雨塚劉算:がきぃ!!
雨塚劉算:鞘のついたまま刀で受ける!
雨塚劉算:「俺が何をふざけている?」
雨塚劉算:「言ってみろ。劉生」
雨塚劉算:至近距離で、睨みあう
雨塚 劉生:「正気に戻れよ親父……!!」
雨塚 劉生:「みんなアンタのことを慕ってただろうが!! みんなアンタの剣を目指してただろうが!!」
雨塚劉算:「……!」
雨塚劉算:目を見開く。
雨塚劉算:「馬鹿が……!」
雨塚劉算:ドスッ!!
雨塚劉算:激しく蹴り飛ばす!!
雨塚 劉生:そのまま吹き飛ばされる。立ち上がれない
雨塚劉算:「それが苦痛だというのだ!俺の剣は、お前たち凡夫に与えられるようなものではない!!」
雨塚劉算:「最初から……気付いておけば……!」
雨塚 劉生:「アンタ……そんな風に俺達のこと思ってたのかよ……」涙混じりの嗚咽。ただ、ひたすらに苦しい
雨塚劉算:「……ああ、そうだ」
雨塚劉算:「俺とて老いは恐ろしい……故に」
雨塚劉算:「お前たちに血や技を伝え、それで満足しようともした」
雨塚劉算:「無駄だったがな。とても見るに堪えない結果だった。お前たちは、一人残らず」
雨塚劉算:「『俺』にはなれなかった」
雨塚劉算:「……だがただ一つ」
雨塚劉算:「最期に褒めてやろう。劉生」
雨塚劉算:くずおれた君の頬に、刃の切っ先が伝う。
雨塚劉算:痛みとともに血がにじむ。
雨塚劉算:「よくぞ出てきてくれた」
雨塚劉算:「……探す手間が、省けるからな」
雨塚劉算:ざ しゅ っ !!
GM:深々と、袈裟懸けに切り裂かれる。
GM:君の全身を、熱さと痛みが支配する。
雨塚 劉生:「……!!」言葉が出ない。ただ思考が痛みに支配され、この苦しみから逃れようとのたうち回る
雨塚劉算:「醜い……醜いな……」
雨塚 劉生:「たす……けて」絞り出すような声。それもこの場においては虚空に消えるのみ
雨塚劉算:「……」
雨塚劉算:冷淡に見下ろし
雨塚劉算:ただ足音は遠ざかっていった。
GM:……刃は心臓には届いていなかった。
GM:何時間、血だまりと屍体の中でもがき続けたのか
GM:やがて……君の中には
GM:痛みとは違う、別の熱さが宿った。
GM:それが、レネゲイドの力だった。
GM:---
GM:情報収集に移ります。
GM:情報:UGN 裏社会
GM:難易度:9
GM:プライズ:0/9
GM:ということで各自レッツトライ!
麒麟児 恭介:UGNかー!参ったな……阿嘉橋くんと雨塚さんに任せるしかない!
麒麟児 恭介:2DX=>9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 1[1,1] → 1 → ファンブル

麒麟児 恭介:あっはっははは!無理!!!!!
雨塚 劉生:技能無いので素振り!!
雨塚 劉生:6dx10
DoubleCross : (6R10[10]) → 7[2,3,3,5,5,7] → 7

雨塚 劉生:今回出目が死んでる……
阿嘉橋コウ:コネがある!
阿嘉橋コウ:4dx+1=>9 コネあり
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 7[2,4,4,7]+1 → 8 → 失敗

阿嘉橋コウ:うそお
阿嘉橋コウ:財産点使います! 1使用して9!
阿嘉橋コウ:買い物はもう済んだし!
雨塚 劉生:ヒュー!
GM:12個でクリティカルでないのは、なかなかだな!
GM:ではプライズは1/9!
GM:9じゃちょっと多いな…8にしとこ
GM:1/8で,最初の情報を開示します。
GM:---
GM:雨塚劉算について
GM:十数年前、市内で大量殺傷事件を起こした人物であり、雨塚劉生の実の父。
GM:現場にレネゲイドの痕跡が残されており、オーヴァードに覚醒していたと思われる。同機は現在に至るまで不明。
GM:……つまり、先ほどの回想がPCたちに共有された、ということになります。
GM:以上!
GM:---
GM:第一支部・ブリーフィングルーム
GM:---
GM:君たちは情報班から提供された古い資料。そして『当事者』の証言から
GM:雨塚劉算という男のかつての凶行を知った。
三芳孝一:「……惨い話だな」
三芳孝一:「そしてここにも、血の因縁、か」
三芳孝一:顔をしかめて、呟く。
麒麟児 恭介:「俺がまだチビの時に、そんな事が……」拳を握り締める。
雨塚 劉生:「ははは。オーヴァードにはよくある話だろうさ」
阿嘉橋コウ:じっと得た情報を反芻する。父親にはピンと来ないが……信頼していた人間の突然の凶行を想像する。
阿嘉橋コウ:「……つらいなあ」ぽつりと。
雨塚 劉生:「おや、何か思うところがあるのか少年」
阿嘉橋コウ:「えっと、僕この間学校で起こった事件で……先生と戦う羽目になっちゃって」
阿嘉橋コウ:「その時のことを、ちょっと思い出しました」
雨塚 劉生:「そうかそうか」
雨塚 劉生:「……随分と昔の話だからな。記憶としては鮮明であっても何も感慨も感情も沸かなくなってしまっていてね」
麒麟児 恭介:そういうものなのか?自分の友人、あるいは兄弟同然に親しい仲間が殺され、自分自身も信頼していた親から裏切られた。
麒麟児 恭介:もっと、怒ってしかるべきではないか、と思うが……。
麒麟児 恭介:「…………」というような疑問やら何やらを込めた複雑そうな顔。
阿嘉橋コウ:「そういうものなんですか」目をぱちぱちさせる。
阿嘉橋コウ:雨塚さんの顔をじっと見る。衝撃とか、裏切られた悲しみとか、苦しみとか。そういうのも、全部薄れてしまうのだろうか。
雨塚 劉生:「……昔は、この怒りと悲しみを忘れないようにしようと思っていた。だが、時間が経つにつれてそれは薄れていってしまった」
雨塚 劉生:「どうしてもその方が楽だからな。俺は逃げてしまったんだ」
阿嘉橋コウ:「防御反応とかそういうやつかな……」ぶつぶつ。
三芳孝一:「……起こった事実に対してどう受け止めるかは」
三芳孝一:「当事者次第だ。それでいい。……今はまだ、な」
麒麟児 恭介:「雨塚さん。あんたが今、父親に対して恨みや怒りの感情を抱いてない、というのはわかった。」
麒麟児 恭介:「一方で敵対しない理由がないってのもな」
三芳孝一:「現実問題として、劉算は再びこの町に姿を現し、人に刃を振るっている」
三芳孝一:「止めなくてはならない。雨塚」
麒麟児 恭介:「ああ。これからの追跡。三芳さんの言うように、確実にあの男と戦うことになるぜ」
麒麟児 恭介:「俺は腸煮えくり返ってるからよお。そうなった時は、あいつの顔面に思いっきり拳を叩き込む」
阿嘉橋コウ:「……僕も、きっとそうします」
阿嘉橋コウ:「お仕事だし、"運送屋"さんのこともあるし。何より……あの人、危険だと思いました」
阿嘉橋コウ:あんな風に躊躇いなくこちらを斬りに来るような人間を、野放しにしてはいけない。
雨塚 劉生:「構わないとも。身内の恥というのもあるが、そういう狂ったジャームを斬るのが俺の仕事だ。躊躇することはない」
雨塚 劉生:「それとも、俺が肉親を前にしたら剣を手放すような男に見えるかね?」
麒麟児 恭介:「実の父親がジャームになったって割に冷静なその態度からは、全然そうは見えないっスね。」
麒麟児 恭介:「……正直、取り乱してくれた方がちょっとは信頼できるんだけど」
阿嘉橋コウ:「僕は雨塚さんのことをよく知らないので、わからないです」真顔で。
阿嘉橋コウ:「だから、いろいろと知りたいと思います」
阿嘉橋コウ:今、ひとつこの人のことがわかった。まだ謎もたくさんある。
雨塚 劉生:「俺はろくでなしの屑だからな。是非とも俺という人間をこれから見極めていってくれたまえ。俺も君達を信頼しよう」
雨塚 劉生:――幼い頃、あの事件が起きる随分と前の頃だ
雨塚 劉生:夜中目が覚めた俺は何を考えたのかこっそりと道場を覗いた。そこには一人刀を振るう父の姿があった
雨塚 劉生:僅かな光の中、ただ愚直に剣を振るう男。その剣筋を何よりも美しいと俺は思ってしまった
雨塚 劉生:故に俺は剣を捨てられない。才能が無くともあの輝きを忘れられなかった。ただ、それだけの話だ
GM:---
GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能。
麒麟児 恭介:ロイス保留。枠が……あと一個しかない……!
麒麟児 恭介:購入は引き続きワイヤーウィップ
麒麟児 恭介:2DX=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 7[5,7] → 7 → 失敗

麒麟児 恭介:ざ、財産点でも届かない出目……!以上!
阿嘉橋コウ:ロイスは保留!
阿嘉橋コウ:じゃあワイヤーウィップをこちらでも。
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[5,6] → 6 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめ!
雨塚 劉生:阿嘉橋コウ 憧憬○/隔意
雨塚 劉生:ではこちらもワイヤーウィップを
雨塚 劉生:6dx=>12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 9[2,2,3,7,9,9] → 9 → 失敗

雨塚 劉生:ダメ! 以上!

ミドル:2

GM:では次のシーン!
GM:引き続き情報収集!
GM
情報:UGN 裏社会
難易度:9
プライズ:1/8

雨塚 劉生:出ます!
雨塚 劉生:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+4[4] → 59

麒麟児 恭介:サクサク行きましょう!サクサク行く目が出るといいなあ!
麒麟児 恭介:49+1D10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+4[4] → 53

阿嘉橋コウ:さくさく!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:52->53)
GM:ではれっつトライ!
雨塚 劉生:6dx=>9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 8[1,1,2,4,4,8] → 8 → 失敗

麒麟児 恭介:2DX=>9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 7[1,7] → 7 → 失敗

麒麟児 恭介:ぜんっぜん回らないwwww
阿嘉橋コウ:4dx+1=>9 情報:UGN コネあり
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[4,4,8,8]+1 → 9 → 成功

阿嘉橋コウ:やった
雨塚 劉生:おおー!
麒麟児 恭介:おおー!ちなみに財産点ってあります?
阿嘉橋コウ:もうゼロですね!<財産点
GM:全然回らないね!?
GM:前のシーンから24個振って回らないのは逆にすごい
GM:ではともかくコウくんが情報ゲット!
GM:がんばるチルドレン!
阿嘉橋コウ:わーい
GM:プライズ:2/8
GM:ここは情報開示がないので
GM:フリートークのコーナーと行きましょうか
GM:話の途中だがワイバーンだ!
GM:軽くお話ししたいコンビがいればどうぞ!
GM:---
GM:第一支部・廊下
GM:---
GM:資料を紐解いていた君たちだったが、現在は昼時
GM:休憩のために、廊下に出ている。
阿嘉橋コウ:「お疲れ様ー」横の麒麟児くんに。
麒麟児 恭介:「おーい、阿嘉橋」ほらよ、と自販機で買った飲料を軽く投げ渡す。
阿嘉橋コウ:「わ」どうにか受け取る。「ありがと!」
麒麟児 恭介:「おう、お疲れ」ふー、と息を吐いて。「しかし雨塚劉算の野郎、あれっきりまったく姿を現さねえな」
阿嘉橋コウ:「探しに行かないとなのかなあー」ペットボトルの中身をこくこく飲む。
阿嘉橋コウ:「これ以上被害が出ないといいんだけど……」
麒麟児 恭介:「ああ。……そうならないように、早いとこ見つけ出してのしちまおうぜ。俺らが奴を止めるんだ」
阿嘉橋コウ:「……」きゅっと蓋を閉める。「あのさ、麒麟児くん」
麒麟児 恭介:「うん?なんだよ?」
阿嘉橋コウ:「うーんと、さっきのこと。麒麟児くんは結構、雨塚さんを……警戒してたよね?」こくりと頷きながら。
麒麟児 恭介:「……ああ」
阿嘉橋コウ:「わりと怪しいなあーとか思ってる、のかなって」
麒麟児 恭介:「どうにも、この状況で呼ばれたことといい。三芳さんのあの反応、それにあのオッサン自身の煙に巻くような態度といい。ちょっとな」
阿嘉橋コウ:「僕は、せっかくの味方だから、できれば信用したいなあと思ってるんだけど……」言葉を選びながら。
麒麟児 恭介:「俺も敵ではない、と思うけどよ。同時に、信用していいのかどうかは限りなく灰色だ……と思ってる。正直なとこ」
阿嘉橋コウ:「……そっか」少し俯いて。「そっか。うん」
阿嘉橋コウ:「安心した」
阿嘉橋コウ:「麒麟児くんがそうやっていてくれるなら」
阿嘉橋コウ:「もし僕が間違えてても、悪いことにはならないと思うんだ」
麒麟児 恭介:「阿嘉橋……」
阿嘉橋コウ:「せっかく組んでるんだから、分担するのがいいと思うんだ」ほにゃりと笑う。
阿嘉橋コウ:「一緒にやったら、"運送屋"さんも捕まえられたしねえ」
麒麟児 恭介:「ったく。できれば、間違ってるのは俺の方であって欲しいけどよ」
阿嘉橋コウ:「どっちでも大丈夫なように動くのがプロなんだって先生に教わった」
阿嘉橋コウ:「あ、先生っていうのはさっきの先生ではなくて、ずっと前に亡くなってて……えっと」
阿嘉橋コウ:「教官の先生の話ね!」
麒麟児 恭介:「ああ。訓練生だった時の先生な」
阿嘉橋コウ:「そうそうそう」こくこくと頷く。
阿嘉橋コウ:「僕はプロになれてるかちょっとわかんないけど……」
阿嘉橋コウ:「麒麟児くんと一緒なら、きっと平気だね」穏やかに笑う。
麒麟児 恭介:「いいんじゃねえか。無理にそうなろう、なんて気張らなくても」
麒麟児 恭介:「UGNは基本チームだろ。できるやつがやればいいんだよ、そーいうのは」
麒麟児 恭介:「お前にはお前にしかできねえことがあるんだから」
阿嘉橋コウ:「僕にしかできないこと……」首を捻る。
阿嘉橋コウ:「あ、ライターがなくても火はつけられるよ!」
麒麟児 恭介:「いや、そういうことじゃなくてだな……」これがこいつの良さではあるのだが。と困ったような笑みを浮かべて。
GM:---
GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能です。
麒麟児 恭介:阿嘉橋くんには既にロイスをとっている……!
麒麟児 恭介:ので、ワイヤーウィップをまたも狙う!
麒麟児 恭介:2DX=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 8[4,8] → 8 → 失敗

麒麟児 恭介:だめだ!
麒麟児 恭介:以上!
阿嘉橋コウ:同じく! ロイスは保留です。
阿嘉橋コウ:ワイヤーウィップ試します。
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[5,10]+9[9] → 19 → 成功

阿嘉橋コウ:うお
麒麟児 恭介:回った!
雨塚 劉生:おおー
阿嘉橋コウ:麒麟児くんにあげます!
麒麟児 恭介:ありがとうございますー!受け取って装備します!
GM:雨塚さんもどぞどぞー
雨塚 劉生:ではボデマチャレンジ
雨塚 劉生:6dx>=12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 10[3,3,5,5,7,10]+7[7] → 17 → 成功

雨塚 劉生:やった! 装備します

ミドル:3

GM:オーライ!では次!
GM:まだまだ続くよ情報収集!
GM
情報:UGN/裏社会
GM:難易度:9
GM:プライズ:2/8

GM:シーンプレイヤーは麒麟児くん!他全員登場可能!
雨塚 劉生:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+5[5] → 64

麒麟児 恭介:1D10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 3[3]+53 → 56

阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:53->55)
GM:レッツトライ!
麒麟児 恭介:2DX=>9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[8,9] → 9 → 成功

麒麟児 恭介:やった!最低保証はこれで出たぞ!
麒麟児 恭介:とりあえずお二方の出目を見て動ければ
雨塚 劉生:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 10[6,8,8,9,9,10,10]+9[2,9] → 19 → 成功

阿嘉橋コウ:4dx+1=>9 情報:UGN コネあり
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 9[1,4,5,9]+1 → 10 → 成功

阿嘉橋コウ:おお!
麒麟児 恭介:よしよし!サイコロもあったまってきた!
GM:キターッ
GM:財産等後乗せはございますか?
雨塚 劉生:財産点無しです……
GM:ではプライズ2!
GM:4/8
GM:折り返しまでやってまいりました。情報開示!
GM:---
GM:【”運送屋”の現在の容態について】
GM:雨塚劉算の刀傷により重傷を負い、現在も目が覚めていない。
GM:特筆すべき点は、肉体再生力をはじめとするレネゲイドの力が極めて弱まった状態にあり
GM:或いは、それが劉算の能力に関わる事なのかもしれない。
GM:---
GM:第四地区・大型病院
GM:---
GM:君たちは運送屋の状態の確認と、彼の手傷から手掛かりをえるべく
GM:搬送された第四支部傘下の病院へとやってきていた。
医療エージェント:「状況は、よくありませんね」
医療エージェント:首を振る
麒麟児 恭介:「おいおいおい」
麒麟児 恭介:「オーヴァードだろ?確かにあの時受けた攻撃は相当深い傷だったが……そこまでか?」
医療エージェント:「リザレクトが殆ど機能していないですから。なんとか命は繋いでいますが」
医療エージェント:「……あと数日持つかどうか……」
阿嘉橋コウ:「リザレクトが……?」
麒麟児 恭介:「それって一体どういうことです?」
医療エージェント:「ええ、体内のレネゲイドが極端な鎮静状態にあり」
医療エージェント:「その原因は不明です」
阿嘉橋コウ:ぞっとする。あの時麒麟児くんが斬られていれば……。
医療エージェント:「ウロボロスやソラリス能力者による症状に一部そうした事例がありますが」
医療エージェント:「……今のところはなんとも」
麒麟児 恭介:「ソラリスの使う毒みたいなものか、エグザイルの細胞侵蝕か?」
麒麟児 恭介:「いずれにしても、ここでも解析できない未知の能力っつーのは……不気味な状況だな」
雨塚 劉生:「恐らく劉算の能力だろうな」
阿嘉橋コウ:「心当たり、あったりしますか?」雨塚さんに。
GM:劉算の能力については、雨塚さん自身に心当たりはない。
GM:状況からの推察があるのみだ。
雨塚 劉生:「……いや、俺からは何とも。シンドロームすら検討つかんよ。すまないな」
医療エージェント:「ひとつ、お聞きしたいのは」
医療エージェント:「お2人は彼とどのような関係です?」
医療エージェント:「能力を使った軽犯罪者と聞いていますが……」
阿嘉橋コウ:「え、えっと、"運送屋"さんは、僕らで捕まえようとして……」
阿嘉橋コウ:「捕まえたんですけど、その後。助けてくれたんです」
麒麟児 恭介:「別に、そこまで親しい間柄じゃねえよ。ただ、捕まえようとしてた相手で……」ぐ、と拳を握り締めて。
麒麟児 恭介:「命を助けられた。あの時このおっさんが動いてくれなきゃ、俺も阿嘉橋もやられてたかも知れねえ」
医療エージェント:「……そうですか」
阿嘉橋コウ:「そう」こくりと頷く。「なんでそんなことをしてくれたのかはわからないですけど」
阿嘉橋コウ:「だから、知りたいです。元気になってもらって、ちゃんとお話をしたいって思います」
医療エージェント:「……」
医療エージェント:「分かりました。こちらも手を尽くしましょう」
医療エージェント:「皆さんは事件の解決を」
阿嘉橋コウ:「お願いします!」大きく頭を下げる。
麒麟児 恭介:こくり、と頷く。
GM:---
GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能です。
麒麟児 恭介:ロイスは保留!ボディアーマー、いちおう狙っておこう!
麒麟児 恭介:2DX=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[6,9] → 9 → 失敗

麒麟児 恭介:うーーーん、財産点は使用パス!以上!
阿嘉橋コウ:ロイスは保留!
阿嘉橋コウ:じゃあボディアーマーを
阿嘉橋コウ:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[3,6] → 6 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめー。以上!
雨塚 劉生:ロイス保留。ではこちらがボデマチャレンジ
雨塚 劉生:7dx+1>=12
DoubleCross : (7R10+1[10]>=12) → 10[3,3,4,7,8,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

阿嘉橋コウ:さすが
麒麟児 恭介:さすが唯一の高社会人!
雨塚 劉生:では麒麟児くんにあげましょう
麒麟児 恭介:やったー!もらえるものはバステ以外ありがたくもらっちゃうぜー!

ミドル:4

GM:では次のシーンへ!情報収集も佳境!
GM:シーンプレイヤーは阿嘉橋くん!他全員登場可能!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:55->58)
阿嘉橋コウ:上がらない……!
雨塚 劉生:64+1d10
DoubleCross : (64+1D10) → 64+3[3] → 67

麒麟児 恭介:56+1D10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+9[9] → 65

麒麟児 恭介:よし、DB1段階目!
GM
情報:UGN/裏社会
GM:難易度:9
GM:プライズ:4/8

GM:レッツトライ!
雨塚 劉生:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 8[2,3,7,7,8,8,8] → 8 → 失敗

麒麟児 恭介:3DX=>9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 8[5,7,8] → 8 → 失敗

麒麟児 恭介:うっそー!
阿嘉橋コウ:4dx+1=>9 情報:UGN コネあり
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 9[3,4,6,9]+1 → 10 → 成功

阿嘉橋コウ:やった
麒麟児 恭介:よしよし、順調に+2!
雨塚 劉生:流石チルドレン!!
GM:コウくーん!!
GM:では見事手掛かりを掴んだ!
GM:プライズ:6/8
GM:---
GM:【レネゲイド鎮静能力について】
GM:この数年間、雨塚劉算は国内各地を転々とし荒事稼業で生計を立てていたらしい。
GM:様々な裏社会の要人が彼の取引先だったようだ。
GM:しかし、”運送屋”の症状のように、相手のレネゲイドを鎮静するというような能力の持ち主であったとは誰からも証言されていない。
GM:……君は思い出すかもしれない。
GM:君たちが劉算と遭遇した時、その手の刀が禍々しい黒い輝きを放っていたことに。
GM:---
GM:第一地区・高架下
GM:---
情報屋:「へへ……毎度あり」
情報屋:「話した通り、俺の知る限りでは、そいつは劉算の能力じゃあねえよ」
情報屋:「自力で新しく身に着けられるようなもんでもないと思うね」
情報屋:せむしの情報屋は、君たちを見上げている。
阿嘉橋コウ:「ありがとうございましたー」ぺこりとお辞儀をする。
雨塚 劉生:「ああ、良い仕事だった」
阿嘉橋コウ:「でも、そしたらどういうことなんだろう?」首を傾げる。
阿嘉橋コウ:じっと考える。思い出す。あの襲撃の時を。
麒麟児 恭介:「レネゲイドの阻害は劉算本人の能力じゃねえ。そして第四支部でも解析できない未知の現象……となると……」
麒麟児 恭介:同じく考え込む。
阿嘉橋コウ:あの、禍々しい空気は……。
阿嘉橋コウ:「麒麟児くん」袖を引っ張る。「あの刀、なんだか変じゃなかった……?」
麒麟児 恭介:「……!まさか!」ハッ!とした様子で阿嘉橋くんと顔を見合わせる。
阿嘉橋コウ:「やっぱり変だよね」
麒麟児 恭介:「異様な現象の正体は雨塚劉算の能力じゃなく」ドス黒く輝きを放つ、禍々しい刃を思い出す。
麒麟児 恭介:「やつの得物の方か!あの刀がこの不気味な現象の原因……!そういうことか!?」
雨塚 劉生:「なるほど、奴は何かしらのEXレネゲイドを手にしていたか」
阿嘉橋コウ:こくりと頷く。
阿嘉橋コウ:「そしたら、刀のことを調べた方がいいのかも……」
雨塚 劉生:「……」黙って考え込む
GM:---
GM:シーン終了。ロイス&購入が可能です。
麒麟児 恭介:ロイス保留!購入は狙ってみるだけアームドスーツ!
麒麟児 恭介:3DX=>15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 8[2,4,8] → 8 → 失敗

麒麟児 恭介:ダメ!失敗!
麒麟児 恭介:以上で!
雨塚 劉生:応急キット!
雨塚 劉生:7dx+1>=8
DoubleCross : (7R10+1[10]>=8) → 8[1,1,3,4,5,5,8]+1 → 9 → 成功

雨塚 劉生:そのまま所持!
阿嘉橋コウ:うーん、ロイスは保留で
阿嘉橋コウ:アルティメイド服を狙うだけ狙ってみよう
阿嘉橋コウ:2dx=>20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 3[1,3] → 3 → 失敗

阿嘉橋コウ:はい!

ミドル:5

GM:では次のシーンへ!
GM:ゴールなるか!情報収集!
GM:シーンは引き続きコウくん!
GM:他全員登場可能!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:58->65)
阿嘉橋コウ:あがった
雨塚 劉生:決めるぜ!
雨塚 劉生:67+1d10
DoubleCross : (67+1D10) → 67+5[5] → 72

麒麟児 恭介:よーし、どんどん行きましょう!ここで決めてやるぜー!
麒麟児 恭介:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+4[4] → 69

GM
情報:UGN/裏社会
GM:難易度:9
GM:プライズ:6/8

GM:カマン!
麒麟児 恭介:3DX=>9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 9[1,6,9] → 9 → 成功

雨塚 劉生:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 8[1,1,2,2,2,5,8] → 8 → 失敗

阿嘉橋コウ:5dx+1=>9 情報:UGN コネあり
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[4,5,7,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

阿嘉橋コウ:うお
麒麟児 恭介:やった!
雨塚 劉生:ヒュー!!
阿嘉橋コウ:やったー
GM:ひゃーーっ
GM:では……プライズ、クリア!!
GM:最後に得られる情報は……こちら!
GM:---
GM:第一地区・高架下
GM:---
三芳孝一:『対象はレネゲイドアイテムを所持している可能性あり……か』
三芳孝一:電話の先で唸る
三芳孝一:『だが、強い力を持つ道具というのは』
三芳孝一:『それだけ脚が付きやすいということにもなる』
三芳孝一:『……こちらにその筋に詳しいアテがある』
三芳孝一:『所在がそちらの現在地とも近い。直接向かって欲しい。先方への連絡はつけておく』
GM:---
GM:第一地区・骨董品『あじろ屋』
GM:---
GM:君たちは裏通りに立つ小さな骨董屋の店先に立ち
GM:埃っぽい摺りガラスから中を覗き込んでいる。
GM:扉を開くと、ふわりとした香の匂いが鼻をくすぐった。
雨塚 劉生:「へえ……。良い風情じゃないか、この店」
麒麟児 恭介:「なんつーか……確かに、雰囲気あるよなあ」キョロキョロと店内を見回しながら。
阿嘉橋コウ:「なるほどー。こういうのが良い風情っていうんですね」真顔。
網代千之助:「そいつはどうも。嬉しいお言葉で」
網代千之助:蓬髪とした髪に玉飾りをつけた着流しの店主が
網代千之助:奥座敷に胡坐をかいて、煙管を咥えている。
網代千之助:「三芳サンから話は聞いてます。ささ、奥へ奥へ」
阿嘉橋コウ:「失礼しまーす」
阿嘉橋コウ:きょろきょろと店の中を見ながら、言われた通り奥に。
麒麟児 恭介:「うっす、お邪魔しまっす」ペコリ、と軽く頭を下げて。
雨塚 劉生:「邪魔するよ」
GM:……奥座敷に上がると、煎茶と干し柿が君たちの座布団の前に並ぶ。
阿嘉橋コウ:「わあ」ちょっと顔を輝かせる。
網代千之助:「今朝信州から届いたもんだ。アタシのお気に入りでして」
網代千之助:「こいつはそこいらのモンとはわけが違いますぜ」
雨塚 劉生:「中々良い趣味をお持ちだ」そう言いながら一つ干し柿を手に取る
麒麟児 恭介:「おおー!うまい!」いただきます、と一言添えてからパクリ、と食べて。
阿嘉橋コウ:「いいんですか。ありがとうございます。あっ、えっと、いただきます!」干し柿をいただく。
網代千之助:「いいんですいいんです。子供が遠慮するもんじゃねえや」
網代千之助:「何より、自分の好きなものを人に喜んでもらうってえのは」
網代千之助:「相手が大人も子供もなく、嬉しいもんでね」
阿嘉橋コウ:「わー、美味しいー。甘いけど飴とかとは違いますね-」もちゃもちゃ。
阿嘉橋コウ:ものすごく幸せそうな顔をしている。
網代千之助:「そう喜ばれちゃあ甲斐があるねえ。ささ、もそっとどうだい」
網代千之助:けらけらとしている。
雨塚 劉生:「良いねえ。貴方のような歳の取り方を俺もしたいものだ」
GM:と、しばし君たちは甘味に舌鼓を打ち。
GM:ひとときのリラックス。
麒麟児 恭介:「ご馳走様でした!」パシッ、と手を合わせて。
阿嘉橋コウ:「ふはー」お茶を飲んで一息。
網代千之助:「……さて」
網代千之助:「本題、雨塚劉算の持ってる刀についてだ」
雨塚 劉生:「ああ、それが聞きたかった」
阿嘉橋コウ:顔を引き締める。
麒麟児 恭介:こちらも気を引き締めてかかる。
網代千之助:「アタシの方で調べはついてるが、こいつはえらい厄物だね」
麒麟児 恭介:「ああ。……まともな代物じゃない、ってのは対峙したときの感覚でなんとなくわかるけど、そんなにヤバい物なのか?」
網代千之助:「……”頬白村正”ってえ刀がこの町にありましてね」
網代千之助:「人の生き血をすする化け物刀だ。第五地区の方で、つい最近UGNサンが回収なすったと聞いてるが」
網代千之助:「そいつには『写し』があったのさ」
阿嘉橋コウ:「写し……」
網代千之助:「”黒色鼠狼”」
網代千之助:「そういう銘だ。こいつは生き血を啜る代わり」
網代千之助:「人の精気を吸うって話らしい」
麒麟児 恭介:「人の精気を啜る妖刀……もしかしてって感じだが」
網代千之助:「ええ。アタシたちにとっちゃ、レネゲイドの力。そう言い換えてもいいね」
麒麟児 恭介:「“運送屋”のあの状態。それに齢60歳のじじいのはずの雨塚劉算のあの異様な若さはそういうわけか!」
阿嘉橋コウ:「吸われちゃったの……?」
網代千之助:「吸い取った力を自分の肉体の賦活なんかに充ててるとすりゃ」
網代千之助:「説明はつくってもんだ」
雨塚 劉生:「なるほどな、あの症状はそれが原因か」
麒麟児 恭介:「そう考えるのが自然だろうな。……なんとか吸い取られた力を奪い返す方法があるといいが」
網代千之助:「さて問題は、だ」
網代千之助:「劉算の手に黒色鼠狼がある限り、そこから蓄えた精気が供給され続ける」
網代千之助:「それがどれだけの量になるかは分らんが……まともに切り結んでちゃあ気が遠くもなる」
網代千之助:「本体を狙っちゃあいけませんぜ」
網代千之助:「刀を奪うんです。いいですかい」
阿嘉橋コウ:「刀を」ごくりと唾を飲む。
網代千之助:「逆に言えばそれさえ出来りゃあ、倒せるはずです」
網代千之助:「……アタシに分かるのは、こんなとこだ」
網代千之助:「上手くいくのを、祈ってますぜ」
雨塚 劉生:「……十分だ。感謝する」
阿嘉橋コウ:「ありがとうございます」ぺこりと頭を下げる。
麒麟児 恭介:「ありがとうございます!」こちらも頭を下げる。
GM:prrrrr
GM:君の懐の通信端末が鳴る。
GM:新着メッセージだ。
三芳孝一:『支部の追跡班が雨塚劉算を確認した』
三芳孝一:『至急ポイントに向かってくれ』
阿嘉橋コウ:「!」画面を確認する。「劉算さんが見つかったって」
阿嘉橋コウ:二人にポイントを共有しましょう。
雨塚 劉生:「ようやっと……だな」
麒麟児 恭介:「行くぜ、阿嘉橋!……それに、雨塚サンも!これ以上あの野郎に好き勝手させるわけにはいかねえ!」
阿嘉橋コウ:「うん!」ぐっと手を握り締め、こくこくと頷く。
雨塚 劉生:「ああ、叩き斬ってやろうじゃないか」
GM:君たちは立ち上がり、座敷を後にする。
GM:すると。
網代千之助:「待ちな」
網代千之助:最後尾の雨塚さんを呼び止める。。
雨塚 劉生:「俺のことかい?」そう言って振り返る
網代千之助:「ええ。アンタ、雨塚劉生だろう」
雨塚 劉生:「……ああそうだ」
網代千之助:「……そうかい」
網代千之助:「アタシもね、まあ手遊び程度のもんだが、剣を振るんでさ」
網代千之助:「霞道一刀流道場」
網代千之助:「あそこに、アタシの友達もいた」
網代千之助:僅かに俯く。
雨塚 劉生:「……!!」その言葉に強く反応する
網代千之助:「……いいやつだったよ」
網代千之助:「何もアンタに恨み言を言おうってんじゃあねえ。そんな筋合いはアタシにないからね」
網代千之助:「言われる筋合いも、アンタにねえ」
雨塚 劉生:「そうかい。俺はてっきり言われる思って覚悟してたんだが」
網代千之助:「あの日のことをどう思ってアンタが生きてきたか。それを考えれば」
網代千之助:「蚊帳の外のアタシが何を言っても、そいつは野暮の無神経ってもんだ」
網代千之助:「ただね、雨塚サン。アタシが思うのは」
網代千之助:「アンタは、怒っていいんです」
網代千之助:「何年経とうと、何十年経とうと。仕方なかったなんて思わなくていいんです」
網代千之助:「自分の気持ちに向き合う、これが最後のチャンスだ」
網代千之助:「大人ぶってるのも、勿体ねえと思いますがね」
網代千之助:「……こいつも野暮かね。こりゃ失敬」
雨塚 劉生:「……ははは。あの子達にも似たようなことを言われたよ」
網代千之助:「ええ。どうにも近頃、」
網代千之助:「若者の無鉄砲ばっかり目につくもんで。当てられちまう」
網代千之助:苦笑し、ガシガシと頭をかく。
雨塚 劉生:「そう……だな。気持ちは分かるよ。心配になるが、どうにも心を動かされちまう」
網代千之助:「だったら。そう感じなさるなら」
網代千之助:「雨塚サンもアタシもまだ、老け込んじゃいないって事だ」
網代千之助:「アンタとは美味い酒が飲めそうだ。無事に帰ってきてくださいよ」
雨塚 劉生:「……ああ、とっておきの酒を持ってこようじゃないか。きっと貴方も気に入るだろう」
雨塚 劉生:「じゃあ、そろそろ失礼するぜ」背を向ける
雨塚 劉生:「雨塚劉算は俺が斬る」
網代千之助:「ええ。行ってらっしゃい」
網代千之助:「……雨塚、いえ、劉生サン」
GM:---
GM:シーン終了。ロイスと最後の購入が可能です。
阿嘉橋コウ:ロイスは保留。
阿嘉橋コウ:購入はうーん、応急手当キット
阿嘉橋コウ:3dx=>8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 4[1,4,4] → 4 → 失敗

阿嘉橋コウ:まじか 以上!
麒麟児 恭介:ロイス保留。購入は……いちおう応急手当キット!
麒麟児 恭介:3DX=>8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 8[2,8,8] → 8 → 成功

麒麟児 恭介:成功!確保
雨塚 劉生:網代千之助 感服○/隔意 でお願いします
雨塚 劉生:ではブルゲチャレンジ
雨塚 劉生:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,2,4,5,6,10,10]+9[6,9]+1 → 20

雨塚 劉生:えっマジで
阿嘉橋コウ:すごい
雨塚 劉生:そのまま所持!

クライマックス

GM:オーライ!ではクライマックスへ!
GM:あ、ここでジェネシフトもオッケーですよ!
GM:無ければ全員登場ダイスどうぞ!
雨塚 劉生:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+10[10] → 82

雨塚 劉生:うーんジェネシフトは大丈夫です
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:65->70)
阿嘉橋コウ:こちらもいいかな
麒麟児 恭介:69+1D10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+6[6] → 75

麒麟児 恭介:うーん、衝動判定入れるといい感じかな?ナシで!
GM:---
GM:第一地区・広場
GM:---
GM:地区のシンボルであるクラシックな時計塔が聳える広場。
GM:UGNの人払いによって人気のない静寂の中
GM:一人の男が立っている。
雨塚劉算:「ほう、ほうほう」
雨塚劉算:柄まで黒い刀を腰に差し、足元は高下駄。
雨塚劉算:笑みを浮かべるその容貌は
雨塚劉算:もはや青年ではなく、少年のそれだ。
雨塚劉算:「なんぞ。誰がやってくるかと思っていれば」
雨塚劉算:「まさかまさかよのう。劉生、お前とは」
雨塚 劉生:「ああ、久しぶりだな親父」
雨塚劉算:「ああ、息子よ。よもや生きておったとは」
雨塚劉算:「笑ったものかなこれは。ふふはははは」
雨塚 劉生:「念願の若さが手に入った気分はどうだ。気持ち良いか」
雨塚劉算:「……は」
雨塚劉算:「無論だとも!こんなに素晴らしい喜悦に満ちた心持は、これまでにない!!」
雨塚劉算:「老いだ、全ては老いが問題だった」
雨塚劉算:「技を受け継がせようなど、血を残そうなど」
雨塚劉算:「そもそもが間違いだったのだ……儂自身が」
雨塚劉算:「永遠になればよい」
雨塚劉算:にったりと笑う。
雨塚劉算:「……それで」
雨塚劉算:「何をしにきた、愚息よ」
雨塚 劉生:「へえ、そうかい」ゆったりとした動作で剣を抜き、それを向ける
雨塚劉算:「?」
雨塚劉算:一瞬、きょとんとした表情を浮かべて
雨塚劉算:「はは!は!!」
雨塚劉算:「怨念返しか!どこまでも薄っぺらなものよな!」
雨塚劉算:「儂としては、ああ……お前たちを許してやってもいいと思っているのだが」
雨塚劉算:「その弱さも、醜さも」
雨塚劉算:「永遠となった身からすれば、羽虫の羽色ほどの興味もない」
雨塚劉算:「刃を納めれば、許してやるぞ。のう。劉生」
雨塚 劉生:「そうだな、一つだけ忠告しておこうか」
雨塚 劉生:「……アンタ、弱くなったぜ劉算」
雨塚劉算:「何?」
雨塚劉算:眉をひそめる。
雨塚 劉生:「もう一度言うぜ。アンタは弱くなった。昔の方が数百倍は強い」
雨塚劉算:「戯けめ、何をほざく」
雨塚劉算:「この若々しい肉体。無尽蔵の力」
雨塚劉算:黒い刀を掲げる。
雨塚劉算:「貴様の知る老いさらばえた儂に、何が劣ろうものか!!はは!!」
雨塚 劉生:「……もう、俺は逃げない」
雨塚 劉生:「麒麟児、阿嘉橋。君らに教えられたことには感謝しなくちゃなるまいな」
麒麟児 恭介:「雨塚劉算……!」怒りと嫌悪の滲んだ声で、その名を呟く。視線は真っ直ぐ、醜悪な老怪を睨み据えて。
麒麟児 恭介:「叩き砕いてやるぜ」
麒麟児 恭介:「ご自慢の刀と一緒に、お前のドス黒い血で汚れた両腕も。覚悟するんだな」
雨塚劉算:「あの時……逃げ延びた餓鬼どもか」
阿嘉橋コウ:「そうです」
阿嘉橋コウ:「"運送屋"さんのおかげで助かったから。だから、もう一度戻ってきました」
阿嘉橋コウ:口に飴玉を放り込む。がり、と噛み砕く。
阿嘉橋コウ:「今度は僕らがあの人を助ける番だと思うから」
阿嘉橋コウ:歯を噛み締めて、普段見せない怒りの顔になる。
麒麟児 恭介:ゆっくりと歩み寄る。駆け出せば、拳が届く距離。
麒麟児 恭介:「これからもう二度と」
麒麟児 恭介:「箸より重たいものは持てない身体にしてやるぜ」
雨塚劉算:「ほざけ。餓鬼ども」
雨塚劉算:一瞥、歓喜の笑み。
雨塚劉算:「重畳よな。馳走がそちらからやってくるとは」
雨塚劉算:「然様な浅はかな情で向かってくるとは。重畳、重畳!」
雨塚劉算:「最早憐れむ気持ちも失せる。悉く、荼毘に付して食ろうてやるとしよう」
雨塚劉算:しゃら。黒い刃が鞘走る。
雨塚劉算:「……行くぞ。羽虫」
GM:ずおっ!!
GM:凶悪なワーディングが、刀から展開される!
GM:衝動判定、難易度9!
阿嘉橋コウ:2dx+1=>9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 10[10,10]+8[4,8]+1 → 19 → 成功

阿嘉橋コウ:うわ
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+7(2d10->4,3)した(侵蝕:70->77)
麒麟児 恭介:3DX+2=>9
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 9[6,7,9]+2 → 11 → 成功

麒麟児 恭介:成功!
麒麟児 恭介:75+2D10
DoubleCross : (75+2D10) → 75+4[1,3] → 79

雨塚 劉生:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[3,4,9,9] → 9 → 成功

雨塚 劉生:82+2d10
DoubleCross : (82+2D10) → 82+8[6,2] → 90

GM:マップは以下!
GM
黒色鼠狼、”逢魔時”雨塚劉算
10m
PC

GM:黒色鼠狼の行動値は12、雨塚劉算の行動値は8です
麒麟児 恭介:速い!
雨塚 劉生:はっはやい……
GM:1R目セットアップから!
”黒色鼠狼”:異形への変貌
”黒色鼠狼”:浸蝕ダイスの数を二倍に。
”逢魔時”雨塚劉算:なし
麒麟児 恭介:1R目は……フルパワーで殴れない!ので宣言なし!
阿嘉橋コウ:《先陣の火》。ラウンド間行動値+10で15に。侵蝕2上昇。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+2した(侵蝕:77->79)
雨塚 劉生:タブレット+多重生成+活性の霧
雨塚 劉生:自分とコウくんに攻撃力+15
阿嘉橋コウ:いただきます!
GM:ではまず行動値15!阿嘉橋くんから!
GM:メインプロセスどうぞ!
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:マイナーで敵二体に接敵します。
阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ『空焦がす火柱』。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》。
阿嘉橋コウ:対象は範囲(選択)でエネミー二体とも。侵蝕8上昇。
阿嘉橋コウ:9dx8+11
DoubleCross : (9R10+11[8]) → 10[2,5,5,6,7,7,7,10,10]+10[5,10]+6[6]+11 → 37

”逢魔時”雨塚劉算:回った!こちらはガード!
”黒色鼠狼”:そして回避!
”黒色鼠狼”:原初の緑:切り払い
”黒色鼠狼”:12dx+4
DoubleCross : (12R10+4[10]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,9,10,10,10,10]+8[4,6,6,8]+4 → 22

”黒色鼠狼”:おのれ!
”黒色鼠狼”:ダメージどうぞ!
阿嘉橋コウ:4d10+15 装甲有効
DoubleCross : (4D10+15) → 30[9,4,10,7]+15 → 45

阿嘉橋コウ:よっしゃ
阿嘉橋コウ:あっ、バフがさらに乗ってました
雨塚 劉生:それに活性の霧分もだぜ!
阿嘉橋コウ:+15で60ですね。感謝!
”逢魔時”雨塚劉算:本体は《超人的弱点》によりダメージを軽減
”逢魔時”雨塚劉算:40と装甲値軽減する
”黒色鼠狼”:こっちはでっけえダメージを受ける!
阿嘉橋コウ:血中に流し込まれたたった一滴の蠍の毒が、体内を巡る。
阿嘉橋コウ:一瞬、焦がれるような気持ちで駆け出す。
”逢魔時”雨塚劉算:「!」
”逢魔時”雨塚劉算:刀を腰だめに構える
阿嘉橋コウ:あの時。学校で教師となっていたFHエージェントと戦った時。
阿嘉橋コウ:傍には仲間がいて……中にひとりの金髪のイリーガルの少女がいた。
阿嘉橋コウ:彼女は、ずっと戦いながら、話をしていた。目の前の敵をわかろうとしていた。
阿嘉橋コウ:(……僕は、それがずっと、いいなって……姫はすごいなって、そう思って)
阿嘉橋コウ:だから、知りたい。助けてくれた"運送屋"さんの気持ちも、雨塚さんの気持ちも、ちゃんと知りたい。
阿嘉橋コウ:自分も、人とたくさん話をしたい。劉算の前で一瞬だけ立ち止まる。
阿嘉橋コウ:でも、それは。
阿嘉橋コウ:「あなたとじゃない!」腕を振る。大きく紅い火柱が上がる。
”逢魔時”雨塚劉算:「ぐっ……がぁあああ!!」
”逢魔時”雨塚劉算:火柱に全身を焼かれる!しかし
”逢魔時”雨塚劉算:「効かぬ!効かぬ!」
”逢魔時”雨塚劉算:ぐおん!!
”逢魔時”雨塚劉算:炎さえ漆黒の刃が切り払い、かき消す!
”逢魔時”雨塚劉算:「見るがいい。ははは」
”逢魔時”雨塚劉算:ずず ずずずずず
”逢魔時”雨塚劉算:炎に焼かれた傷が、瞬時に塞がっていく。
阿嘉橋コウ:「……!」やっぱり、網代さんの言葉は本当だった、と思う。
麒麟児 恭介:「なるほどな。あの骨董屋の店主が言ってたまずは刀をどうにかしないと勝ち目なしってのは、こういうことか!」
”黒色鼠狼”:しかし、確かに
”黒色鼠狼”:ぎしり。
”黒色鼠狼”:その瞬間刃が軋んだのを、君は見た。
阿嘉橋コウ:「……効いてる」呟き、叫ぶ。
阿嘉橋コウ:「やっぱり刀だ、刀を狙って!」
麒麟児 恭介:「ああ。やるぜ!阿嘉橋!」
麒麟児 恭介:「俺らで一緒に、こいつを倒すぞ!」
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+8した(侵蝕:79->87)
GM:そして敵の手番!
”黒色鼠狼”:マイナーでオリジン:レジェンド
”黒色鼠狼”:メジャーでコンセ+トランキリティ+タブレット+多重精製+能力強奪
”黒色鼠狼”:全員に攻撃!命中した場合ダメージはないが
”黒色鼠狼”:コンセントレイトをそれぞれ使用不可とさせていただく!!
阿嘉橋コウ:うわーっ
”黒色鼠狼”:16dx7+12
DoubleCross : (16R10+12[7]) → 10[2,2,3,3,4,5,5,5,6,6,6,7,8,9,9,10]+10[3,4,7,8,10]+10[3,8,9]+10[7,10]+10[3,8]+10[8]+10[8]+10[8]+10[7]+10[7]+1[1]+12 → 113

”黒色鼠狼”:nanikore
”黒色鼠狼”:対応どうぞ!
麒麟児 恭介:幸い、暴走はしていない!ドッジできる!
麒麟児 恭介:5DX=>113
DoubleCross : (5R10[10]>=113) → 10[1,2,3,6,10]+1[1] → 11 → 失敗

麒麟児 恭介:ぶん回ってもダメ!
阿嘉橋コウ:ドッジするしかない
阿嘉橋コウ:7dx+1=>113
DoubleCross : (7R10+1[10]>=113) → 10[1,3,5,7,7,9,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめ!
雨塚 劉生:ドッジ!!
雨塚 劉生:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[3,5] → 5

雨塚 劉生:だめ!
”逢魔時”雨塚劉算:ずああああっ!!
”逢魔時”雨塚劉算:黒い刃を一振りする。ただそれだけで
”逢魔時”雨塚劉算:君たちのレネゲイドは乱され、急速に全身が脱力、衰弱していくのを感じるだろう。
”黒色鼠狼”:黒い刃は、輝きを増していく。
麒麟児 恭介:「こ……れは!」戦闘の意志に応え、漲っていたレネゲイドの力がブレるような、目眩や脱力に似た奇妙な集中力の拡散。
阿嘉橋コウ:(力が抜ける……)ぐっと足で地面を踏みしめる。まだ倒れてはいられない!
雨塚 劉生:「……下らない小細工だ」
雨塚 劉生:脱力は隠せない。だが決して屈しない
”逢魔時”雨塚劉算:「はは、強がりよるわ!」
”逢魔時”雨塚劉算:「分かっておるだろうに。貴様たちでは、何者にもなることは出来ない」
”逢魔時”雨塚劉算:「永遠なる者にはほど遠い!」
”逢魔時”雨塚劉算:「……しかしその生には意味がある!」
”逢魔時”雨塚劉算:「儂の糧となり、永遠の礎となれ!」
麒麟児 恭介:「人殺しが趣味のクズ野郎が!薄汚いなまくら刀振り回して、勝手な口ばかり叩いてるんじゃねえぞ!」
GM:そのまま行動値8、劉算の手番。
”逢魔時”雨塚劉算:マイナーで聖剣の王者起動。メジャーでコンセントレイト+アドレナリン+タブレット+多重精製
”逢魔時”雨塚劉算:全員に攻撃!
”逢魔時”雨塚劉算:14dx5+8
DoubleCross : (14R10+8[5]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,3,3,6,7,8,9,10,10]+10[1,4,7,8,8,9]+10[1,4,5,8]+10[7,10]+10[2,9]+10[8]+10[10]+4[4]+8 → 92

麒麟児 恭介:うおおおお!ドッジするしかねえ!
麒麟児 恭介:5DX=>92
DoubleCross : (5R10[10]>=92) → 10[2,3,4,4,10]+6[6] → 16 → 失敗

麒麟児 恭介:だめ!
阿嘉橋コウ:ドッジをするしかないのでします
阿嘉橋コウ:7dx+1=>92
DoubleCross : (7R10+1[10]>=92) → 8[1,4,5,6,6,6,8]+1 → 9 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめ
雨塚 劉生:ドッジ!
雨塚 劉生:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[8,10]+3[3]+1 → 14

雨塚 劉生:当然無理!
”逢魔時”雨塚劉算:10d10+24
DoubleCross : (10D10+24) → 58[9,8,1,3,5,9,10,5,5,3]+24 → 82

”逢魔時”雨塚劉算:諸々有効!
雨塚 劉生:死! リザレクト!
雨塚 劉生:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+9[9] → 107

阿嘉橋コウ:倒れて《リザレクト》します。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:87->97)
阿嘉橋コウ:うわ HP10で復活!
麒麟児 恭介:装甲値8点引いて74点ダメージです!無理!
麒麟児 恭介:リザレクト!
麒麟児 恭介:1D10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 6[6]+79 → 85

”逢魔時”雨塚劉算:黒く輝きを増す刃を、再び鞘に納め……
”逢魔時”雨塚劉算:「かあッ!!」
”逢魔時”雨塚劉算:ズア ッ!!
”逢魔時”雨塚劉算:振りぬく!不可視無数の斬撃が、空間を満たす如く
”逢魔時”雨塚劉算:君たちを引き裂き、すりつぶす!
麒麟児 恭介:「うおおッ!こ……これは!」
麒麟児 恭介:回避を試みるが、胸が横一文字に裂かれ、血が噴き出す!
麒麟児 恭介:(刃の軌道が……いや!ざ、斬撃が!伸びて……襲ってきやがった!)
阿嘉橋コウ:避けられない。袈裟懸けに大きく斬られ、地面に転がり……また起き上がる。
雨塚 劉生:全身が傷つけられる。だが、決して倒れない
”黒色鼠狼”:君たちの四肢の力は抜け、刃は輝きを増していく……。
”逢魔時”雨塚劉算:「この刃の輝きを見よ。儂こそが永遠なのだ」
”逢魔時”雨塚劉算:「贄に過ぎぬ貴様らごときが、立ち塞がる事の罪深さを知れ!!」
阿嘉橋コウ:「永遠……」小さく首を振る。(そんなはずがない。刀を……壊さなくちゃ)
雨塚 劉生:「それがアンタの剣か」
”逢魔時”雨塚劉算:「ああ。ああそうとも我が息子!」
”逢魔時”雨塚劉算:「俺の剣だ」
”逢魔時”雨塚劉算:「これが俺の剣!誰もがひれ伏す俺の力だとも!!」
雨塚 劉生:「……汚いな。見るに堪えない醜さだ」
”逢魔時”雨塚劉算:「……何?」
雨塚 劉生:「そんなもののために兄弟子達は犠牲になったのか」
”逢魔時”雨塚劉算:「犠牲ではない」
”逢魔時”雨塚劉算:「儂の糧として、今も生きているとも」
”逢魔時”雨塚劉算:にやりと、邪気に満ちた笑みを浮かべる
雨塚 劉生:「……こんなに怒りを感じたのは久しぶりだ。殺してやるぜ親父――いや、汚らしいジャームが」
GM:続いて行動値6
GM:麒麟児さんの手番!
麒麟児 恭介:マイナーで戦闘移動。現在のエンゲージを5mだけ進んで、元いたエンゲージとエネミー側のエンゲージの中間で止まる。
麒麟児 恭介:メジャー行動の前にロイスを雨塚劉算に感服/侮蔑○で取得し、タイタス昇華。
麒麟児 恭介:不利な効果の打ち消しで、<コンセントレイト>の使用不可を削除します。
GM:オーケー!処理問題なしです!
麒麟児 恭介:メジャーで<C:キュマイラ>+<獣の力>+<瞬速の刃>。
麒麟児 恭介:対象はもちろん妖刀・”黒色鼠狼”!
麒麟児 恭介:8DX7+2
DoubleCross : (8R10+2[7]) → 10[4,4,4,5,6,9,9,10]+10[1,6,8]+10[7]+6[6]+2 → 38

麒麟児 恭介:よしッ!回った!
”黒色鼠狼”:原初の緑:切り払い
”黒色鼠狼”:12dx+4
DoubleCross : (12R10+4[10]) → 10[1,1,3,3,4,5,6,6,7,9,10,10]+10[7,10]+7[7]+4 → 31

麒麟児 恭介:あ、あぶない!しかし命中したぜ!
”黒色鼠狼”:おのれーっ!
”黒色鼠狼”:ダメージどうぞ!
麒麟児 恭介:4D10+14+10
DoubleCross : (4D10+14+10) → 19[10,7,1,1]+14+10 → 43

麒麟児 恭介:43点ダメージ!装甲・ガード値は有効
麒麟児 恭介:もろもろ有効です
”黒色鼠狼”:うおおおお
”黒色鼠狼”:HP0に…しかし
”黒色鼠狼”:《蘇生復活》!食いしばる!
麒麟児 恭介:ゆっくりと歩み寄る。あと数歩踏み出せば、拳の届く距離。
麒麟児 恭介:しかし、必殺の拳の間合いに入る数歩手前で、恭介は立ち止まる。手には、先の攻撃で破砕された石畳の欠片。
麒麟児 恭介:ググググググググ………!
麒麟児 恭介:指で拳の内側に押さえ込んだ石ころに、力を込める。
麒麟児 恭介:バシュッ!
麒麟児 恭介:構えると同時、射出音と共に、超重力を帯びて加速した弾丸が放たれる。
麒麟児 恭介:狙いはアーティファクト・”黒色鼠狼”!
”逢魔時”雨塚劉算:「!」
”逢魔時”雨塚劉算:バキンッ!!
”逢魔時”雨塚劉算:刃先を狙われ、直撃する!
麒麟児 恭介:「雨塚劉算。もう一度言うぞ。覚悟するんだな」
麒麟児 恭介:闘志を秘めた青い瞳が、打ち倒すべき敵を見据える。
麒麟児 恭介:「俺たちがきっちりとやっつけてやる」
”逢魔時”雨塚劉算:「餓鬼が……」
”逢魔時”雨塚劉算:「何を粋がっている。こんな小細工で……!」
”黒色鼠狼”:び しり
”黒色鼠狼”:蜘蛛の巣のように、刃にヒビが走る!
”逢魔時”雨塚劉算:「何ッ!?」
GM:そして行動値4!
GM:雨塚さんの手番!
雨塚 劉生:マイナーで高速振動ブレード使用
雨塚 劉生:このとき固定ロイスの親父殿をタイタス昇華。不利効果の打ち消し
雨塚 劉生:そしてメジャーでコンセントレイト+アドレナリン+タブレット+多重生成 
雨塚 劉生:11dx7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[1,1,1,1,3,3,7,8,9,9,9]+10[1,4,7,8,10]+6[1,4,6]+2 → 28

”逢魔時”雨塚劉算:ガード!
”黒色鼠狼”:そして回避!原初切り払い!
”黒色鼠狼”:参ります
”黒色鼠狼”:12dx+4
DoubleCross : (12R10+4[10]) → 9[1,2,2,4,4,5,6,7,7,8,8,9]+4 → 13

”黒色鼠狼”:ぐわーーーっ!!
”黒色鼠狼”:さっきのが…出ていれば!
雨塚 劉生:よっし!!
雨塚 劉生:3d10+12+15
DoubleCross : (3D10+12+15) → 11[1,2,8]+12+15 → 38

雨塚 劉生:ガード装甲諸々有効!
”黒色鼠狼”:残りHPは1……刀は破壊され
”逢魔時”雨塚劉算:この時点から、超人的弱点Ⅰ・Ⅱが解除!
”逢魔時”雨塚劉算:ダメージが通ります!
麒麟児 恭介:やったー!
雨塚 劉生:ヒュー!!
阿嘉橋コウ:うおー
雨塚 劉生:刀を構え、地を踏みしめる。そして、加速する
雨塚 劉生:今回だけは、小細工など必要無い。ただただ真っ直ぐ剣を振り下ろす。己の最速の一撃を体現する
”逢魔時”雨塚劉算:ガ キィン!!
”逢魔時”雨塚劉算:正面から受け止める。刃と刃がぶつかり合う。
”逢魔時”雨塚劉算:あの日。あの時と同じ、至近距離。
”逢魔時”雨塚劉算:「やはり……」
”逢魔時”雨塚劉算:「……鈍いな!」
”逢魔時”雨塚劉算:勝利の確信に、笑う。
雨塚 劉生:「……鈍いのはお前だ!!」更に力を加え、押し込める。
雨塚 劉生:劉算は気づかない。己の狙いが『刀そのもの』であることに
”逢魔時”雨塚劉算:「な……ッ!」
”逢魔時”雨塚劉算:受け太刀は確かだった。しかしそれは、自分の身を守るためのもの。
”逢魔時”雨塚劉算:――剣士としての本能故に。
”黒色鼠狼”:ぎしっ びしっ!!
”黒色鼠狼”:刃に刃が食い込み
”黒色鼠狼”:そして……
”黒色鼠狼”:ばぎんっ!!
”逢魔時”雨塚劉算:「が……は……!!」
”逢魔時”雨塚劉算:黒色鼠狼が砕け散るとともに、深々と切り裂かれ、よろめく!
雨塚 劉生:「これでテメエの夢はお仕舞いだ」
雨塚 劉生:繋げるように剣を翻し、全力で切り上げる。劉算――魔道に堕ちた男の胸を深く切り裂く
”逢魔時”雨塚劉算:「……」
”逢魔時”雨塚劉算:「な……にを……」
”逢魔時”雨塚劉算:「何を、してくれた」
雨塚 劉生:「何もしてねえよ。お前を滅ぼしたのはお前の驕りだ」
”逢魔時”雨塚劉算:「貴様ァ……!!」
”逢魔時”雨塚劉算:「お前ごときが、儂の、俺の、永遠を……!!」
雨塚 劉生:「――だから言ったんだ。雨塚劉算は弱くなったとな」
”逢魔時”雨塚劉算:「黙れ!そんなはずは、俺は……!」
”逢魔時”雨塚劉算:「全てを捨てたんだぞ!何もかもを!」
”逢魔時”雨塚劉算:「あの家も、暮らしも、お前のことも、捨ててやった!」
”逢魔時”雨塚劉算:「……なのに何故……俺が弱くなるはずが……!」
”逢魔時”雨塚劉算:少年の顔がゆがむ。
”逢魔時”雨塚劉算:怒りの奥に、恐れの色が差す。
GM:クリンナップを省略。
GM:2R目セットアップへ
”逢魔時”雨塚劉算:なし
阿嘉橋コウ:なし
麒麟児 恭介:やることはとっくに決まってるぜ。《フルパワーアタック》。侵蝕+4し、92→96に。
麒麟児 恭介:行動値が0で固定され、攻撃力+15(現段階)。
雨塚 劉生:活性の霧+タブレット+多重生成 全員に攻撃力+15。ドッジダイス+2個
麒麟児 恭介:やった!ありがたく頂きます
阿嘉橋コウ:いただきます!
雨塚 劉生:浸食125
GM:行動値手番は8
GM:雨塚劉生の手番へ
”逢魔時”雨塚劉算:マイナーなし、メジャーでコンセ+アドレナリン+タブレット+多重精製
”逢魔時”雨塚劉算:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,5,6,6,7,9,10,10]+10[1,1,8,10]+10[3,7]+4[4]+5 → 39

”逢魔時”雨塚劉算:全員に攻撃!
雨塚 劉生:ガード!
麒麟児 恭介:同じくガード!
阿嘉橋コウ:ドッジします。
阿嘉橋コウ:5dx+1=>39
DoubleCross : (5R10+1[10]>=39) → 8[1,3,4,5,8]+1 → 9 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめ
”逢魔時”雨塚劉算:4d10+24
DoubleCross : (4D10+24) → 22[5,5,8,4]+24 → 46

”逢魔時”雨塚劉算:諸々有効!
雨塚 劉生:即死で麒麟児くんに 信頼○/隔意 で取ってタイタス昇華
阿嘉橋コウ:だめ! 倒れてから《リザレクト》します。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:97->107)
阿嘉橋コウ:あがる!
阿嘉橋コウ:HP10で復活。
麒麟児 恭介:リザレクト。
麒麟児 恭介:96+1D10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+9[9] → 105

”逢魔時”雨塚劉算:「はあああああああッ!!」
”逢魔時”雨塚劉算:ざしゅっ!!
”逢魔時”雨塚劉算:回転し、折れた刃を振りぬく!
”逢魔時”雨塚劉算:波紋のように全方位を切り裂く!
麒麟児 恭介:「ッ!」迫り来る斬撃に対して拳を打ち付け、剣戟を逸らす!
麒麟児 恭介:「ぐうっ!」数度攻撃を弾くが、それでも堕ちた達人の刃は確実に、恭介の肉体を切り裂く!
阿嘉橋コウ:再度ざくりと切り裂かれる。避けられない。だが……何度でも立ち上がる!
阿嘉橋コウ:「痛くない。大丈夫……」ぶつぶつと呟く。「僕の火より、ずっとましだ」
”逢魔時”雨塚劉算:「……お前などに」
雨塚 劉生:刀で受け止めるが受けきらず。全身が刻まれ、ダメージが蓄積する。だが、決して倒れてやるものか
”逢魔時”雨塚劉算:「お前たちなどに……価値があってはならんのだ……!」
”逢魔時”雨塚劉算:「お前たちが、強いのなら……お前たちが素晴らしいものならば……」
”逢魔時”雨塚劉算:「……捨てた……俺はッ……!」
”逢魔時”雨塚劉算:折れた刃を握りしめ、対峙する。
雨塚 劉生:「……もう、ここに残ってるのは妄執に囚われたジャームだけだ」
雨塚 劉生:「阿嘉橋、麒麟児。……どうか、奴を解放してやってくれ」
阿嘉橋コウ:「……はい!」しっかりと頷く。
麒麟児 恭介:こちらも確りと頷いてみせる。
GM:続いて行動値5。阿嘉橋くんの手番へ。
阿嘉橋コウ:マイナーなし。
阿嘉橋コウ:雨塚劉算に感服/○憐憫でロイスを取得し、タイタス昇華。不利な効果を全て打ち消します。
阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ『空焦がす火柱』。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》。
阿嘉橋コウ:対象は雨塚劉算。侵蝕8上昇。
阿嘉橋コウ:判定!
阿嘉橋コウ:11dx7+11
DoubleCross : (11R10+11[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,5,5,7,8,9]+10[3,4,10]+10[7]+4[4]+11 → 45

阿嘉橋コウ:よしよし
”逢魔時”雨塚劉算:回避!
”逢魔時”雨塚劉算:8dx+3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 9[1,2,4,6,6,7,9,9]+3 → 12

”逢魔時”雨塚劉算:ダメージを!
阿嘉橋コウ:5d10+18+18
DoubleCross : (5D10+18+18) → 27[2,3,9,8,5]+18+18 → 63

阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕を+8した(侵蝕:107->115)
麒麟児 恭介:いいダメージ!
”逢魔時”雨塚劉算:ひえっ
”逢魔時”雨塚劉算:倒れます……戦闘不能!!
阿嘉橋コウ:やったー!
麒麟児 恭介:やったー!
雨塚 劉生:やったー!!
”逢魔時”雨塚劉算:復活もなし!君たちの…勝利だ!
阿嘉橋コウ:うおー
阿嘉橋コウ:(価値、ってなんだろう)出血で少し朦朧とする頭で考える。
阿嘉橋コウ:(麒麟児くんは、僕にしかできないことがあるって言ってた……)ゆっくりと、腕をかざす。
阿嘉橋コウ:(それが何かは、よくわからないけど)麒麟児くん。雨塚さん。"運送屋"さん。三芳さん。網代さん。虹咲支部長。
阿嘉橋コウ:それから、これまで会ってきた、そう多くもない人たち。
”逢魔時”雨塚劉算:「――ッあああああっ!!」
”逢魔時”雨塚劉算:突進!折れた刃を振り上げる!
阿嘉橋コウ:刃ももう、怖くはない。
阿嘉橋コウ:だって。
阿嘉橋コウ:炎が吹き上がる。焼き焦がすように、火柱が上がる。
阿嘉橋コウ:「だって、僕は……ひとりじゃなかったから」
”逢魔時”雨塚劉算:「……が」
”逢魔時”雨塚劉算:「ぐ……ああ……」
”逢魔時”雨塚劉算:炎の中で、少年の姿で焼かれていく。
阿嘉橋コウ:「あなたは独りを選んだけど」火の粉に目を細める。「僕は、『みんな』に価値を求めたい」
”逢魔時”雨塚劉算:「俺が……滅びれば……全てが……無に……」
”逢魔時”雨塚劉算:「永遠を……永遠を……手に入れなければ」
雨塚 劉生:「そんなことは無いよ、親父」優しく語りかける
”逢魔時”雨塚劉算:燃え上がる炭と化し
”逢魔時”雨塚劉算:よろめきながら、君……
”逢魔時”雨塚劉算:雨塚劉生へと近づく。
”逢魔時”雨塚劉算:「永遠を」
”逢魔時”雨塚劉算:「劉……生…………」
”逢魔時”雨塚劉算:焼け落ちつつある腕を上げて、折れた黒い刃を手渡そうとする。
雨塚 劉生:剣を振るい、刃を弾き飛ばす
雨塚 劉生:「あの時見た剣の輝きを俺は忘れない」
雨塚劉算:「…………。」
雨塚劉算:腕を下ろし
雨塚劉算:頷くように、頭を下げて
雨塚劉算:膝を付き、燃え落ちた。
雨塚 劉生:「……さようならだ、親父」
GM:やがて灰だけが残り
GM:それも一陣の風に吹かれて、消えた。

バックトラック

GM:バックトラックへ!
GM:Eロイスなどなし!すぶりどうぞ!
麒麟児 恭介:素振りで行かせていただきます!残りロイス5個!
麒麟児 恭介:105-5d10
DoubleCross : (105-5D10) → 105-33[1,9,7,6,10] → 72

麒麟児 恭介:72点!
雨塚 劉生:倍振りでいかせて頂きます。ロイスは5個
雨塚 劉生:125-10d10
DoubleCross : (125-10D10) → 125-44[6,1,5,6,2,8,7,1,4,4] → 81

阿嘉橋コウ:一応2倍でいきます。5個!
阿嘉橋コウ:115-10d10
DoubleCross : (115-10D10) → 115-50[1,1,6,7,10,7,6,7,4,1] → 65

阿嘉橋コウ:ぜんぜんへいき
GM:ではめでたく全員生還!!
GM:いつもの5点にシナリオ5点、浸蝕経験で
GM:2倍ぶりの阿嘉橋くん雨塚さんは13!麒麟児くんは15!
GMお疲れ様でしたー!

ED:1

GM:---
GM:UGN・N市第一地区
GM:第一支部
GM:ロビー
GM:---
GM:事件から数日後。
GM:君は拘束を解かれ、UGN支部の玄関口に立っていた。
三芳孝一:「支部での厳重保護観察付き……という名目だが」
三芳孝一:「こちらとしても、そう深く干渉するつもりはない」
三芳孝一:「よく手を貸してくれた。これで改めて自由の身だ」
雨塚 劉生:「いやー有り難いね。本当に釈放されるとは思っても無かった」
三芳孝一:「約束は守る人だからな。うちのリーダーは」
三芳孝一:「それが組織以外を利することになっても……あるいは、盾としての自分に絶対の自負を持っているからとも言えるが」
三芳孝一:「平等な人だよ、あらゆる意味で」
雨塚 劉生:「どうやらそうらしい。ここの支部は実に恵まれている」
三芳孝一:「どうかな。あんまり平等で気苦労を背負うこともあるが……そうだな、うん」
三芳孝一:「満足して働ける場所だ」
三芳孝一:安らかに少し笑って
三芳孝一:「……出来ることなら、俺は」
三芳孝一:「お前と刃を交えるような未来が、来なければいいなと思っているよ」
雨塚 劉生:「ああ。俺もアンタ達とは戦いたくはないな」
雨塚 劉生:「アンタ達の実力は嫌というほど知っている」
三芳孝一:「……そうか」
三芳孝一:「なら、一つ提案なんだが」
雨塚 劉生:「聞こうじゃないか」
三芳孝一:「UGN(うち)に来る気はないか?雨塚」
雨塚 劉生:「……意外なお誘いだな。まさか俺のような人間が誘われるとは」
三芳孝一:「言ったろう、平等な人だと」
三芳孝一:「それに……ここだけの話、うちの支部は少々先代の支部長とのごたつきがあって」
三芳孝一:「今現在、お世辞にも統率が盤石とは言い難い」
三芳孝一:「つまり、そうしたしがらみのない人材を常に求めてる」
三芳孝一:「お前の技には、部下も学ぶところが多いだろう」
三芳孝一:「そういうわけで、こちらの事情は気にするな」
雨塚 劉生:「なるほどな……」少し考え込むような仕草。
雨塚 劉生:「一つ、聞きたいことがある」
三芳孝一:「後は、お前次第だ」
三芳孝一:「ああ、聞いてくれ。なんだ」
雨塚 劉生:「――崩落戦」
雨塚 劉生:「その時の資料を探している。UGNに入ったら閲覧は可能か」真剣な表情
三芳孝一:「……」
三芳孝一:「四年前のテロについては、組織内でも一部タブー視される部分があったが」
三芳孝一:「第四支部を中心にした上への働きかけで情報の開示が進んでいる。そういう意味ではタイミングはいいのかもしれない」
三芳孝一:「……だが」
三芳孝一:「こちらも聞きたい。何を知りたいんだ」
雨塚 劉生:「昔、俺が参加していたセルとそのセルリーダーについて」
雨塚 劉生:「前にも言っただろう。俺は今でも一人の女を捜している」
三芳孝一:「……」
三芳孝一:「本気だったんだな」
三芳孝一:マジかよ、という表情。
雨塚 劉生:「愛してたからな。笑いたければ笑え」
三芳孝一:「笑うつもりはないが……俺には測りかねる動機だ」
三芳孝一:「見つけたら、やはり」
三芳孝一:「もう一度FHに戻るのか?」
雨塚 劉生:「いや、むしろ逆だ。その女を殺す」
三芳孝一:「……」
三芳孝一:「本気か?」
三芳孝一:マジかよ、という顔。
雨塚 劉生:「あの女とそれに連なる全てを始末する。それが俺に出来る責任の取り方だ」
三芳孝一:「なるほど、過去に対する責任。それは」
三芳孝一:「俺にも、理解できるかもしれない」
三芳孝一:「わかった。とはいえやはり俺には想定を超えた問いかけだ。良いとも悪いとも言い難い」
三芳孝一:「……だから」
三芳孝一:支部の奥を指し示す
三芳孝一:「会っていくか。うちのリーダーに」
雨塚 劉生:「……ああ、是非とも」そう言って歩き出す
三芳孝一:「ひとつ聞いておきたいのは」
三芳孝一:「……紅茶は好きか?」
雨塚 劉生:「大好物だ」
三芳孝一:「ならいい。きっと彼も喜ぶ」
三芳孝一:軽く笑って、並んで歩き出す。
雨塚 劉生:――かつて、一人の女に惚れた。強く美しい女だ。
雨塚 劉生:今でもあの女を愛している。その体を抱きしめたいと強く思う。
雨塚 劉生:だからそこ殺す。あの日、親父に斬られた時に一度死に、あの美しい女と相打ちになった時にもう一度死んだ
雨塚 劉生:三度目の人生だ。今まで自由に生きた分、そろそろ責任を取る頃合いだろう。
雨塚 劉生:――親父よ、この剣、あと少しだけ借りさせて頂こう
GM:---
GM:ED終了!お疲れ様でしたー!
雨塚 劉生:ありがとうございましたー!

ED:2

GM:---
GM:第四地区・大型病院
GM:---
GM:事件は幕を閉じ、アーティファクト”黒色鼠狼”は破壊された。
GM:その結果、レネゲイドの力は元の持ち主たちに戻り
GM:治療中だった”運送屋”は、すんでのところでリザレクトが間に合ったという。
GM:意識を取り戻した彼は、君たちに面会を求めているらしい。
GM:学校帰りの夕方前、君たちは彼の病室までやってきたのだった。
”運送屋”:「……よぉ、来たかガキども」
阿嘉橋コウ:「お邪魔します?」そっと病室に入る。
麒麟児 恭介:「よお!“運送屋”のオッサン。その様子じゃ、すっかり元気になったみたいだな!」
”運送屋”:「こうして見ると、本当ただのガキだな。こんな奴らに俺様が後れを取っちまうとは」
”運送屋”:「”運送屋”の名折れだぜ。つくづくよぉ」
阿嘉橋コウ:「二人いましたからねえ」元気そうな様子ににこにこしている。
”運送屋”:「あの刀のやつも」
”運送屋”:「お前ら2人で探し当てたのか?」
阿嘉橋コウ:「ううん」と首を振り。「いろんな人が助けてくれました」
阿嘉橋コウ:「雨塚さんはずっと一緒だったし、三芳さんも、網代さんも……」と指を折りながら。
”運送屋”:「いっぱいいんなあ……」
”運送屋”:「敵わねえわけだよ。大したもんだ」
阿嘉橋コウ:「そうなんですよ」真面目な顔で。「人数は多い方がいろんなことが分担できます」
阿嘉橋コウ:「ねー、麒麟児くん」
麒麟児 恭介:「できることをできるやつがやるのがUGNだからな。……って、イリーガルの俺が威張んのも変な話だけど」
”運送屋”:「……一人でいるのはな、気楽なんだよ」
”運送屋”:「その気楽さに甘えてると、気が付きゃこうなっちまうぜ」
”運送屋”:「せいぜい気をつけろよ、お前らもよっ」
阿嘉橋コウ:目をぱちぱちとさせる。
阿嘉橋コウ:「”運送屋”さんは、じゃあ、どうして僕らを助けてくれたんですか?」
阿嘉橋コウ:それは事件の間、ずっと聞きたかったことだ。
”運送屋”:「……そりゃあ、お前」
”運送屋”:「あー……」
阿嘉橋コウ:じっと相手の顔を見ている。
”運送屋”:「俺も考えてたんだけどな」
”運送屋”:気まずそうに
”運送屋”:「よくわかんねえよ。ただ、まあ、強いて言うなら」
”運送屋”:「俺はフツーのコソ泥でいたかっただけなんだよ。多分な」
阿嘉橋コウ:「フツーの……」
”運送屋”:「ああいう、ガキとかが仕事回りで怪我すんのも『アリ』にしちまったら」
”運送屋”:「俺のフツーがあそこで崩れちまう、と、多分、そう思ったんだが……」
”運送屋”:「いや、これ、あそこで出ていくのもフツーじゃねえな!そもそもあの刀の奴は俺の仕事関係ねえし!」
”運送屋”:「やっぱわかんねーよ!なんでしくじっちまったかなあ……!」
”運送屋”:ボスっと背中をベッドに預けて天井をあおぐ
阿嘉橋コウ:その言葉を聞いてじっと考え込む。
麒麟児 恭介:「アンタ、立派な大人なんだな」
”運送屋”:「……はー?」
麒麟児 恭介:「盗みで生計立ててるのは何一つ褒められたことじゃないが」
麒麟児 恭介:「でもよ。あそこでそうやって考えて、実際に動いて見せた。」
麒麟児 恭介:「いくらオーヴァードだって言っても、そう簡単にやれることじゃねえだろ」
阿嘉橋コウ:こくりと頷く。
”運送屋”:「なんだよ」
”運送屋”:「ガキのくせによ、お前らだってそうやって自分で色々考えて動いてるじゃねーか」
”運送屋”:「そっくち返すぜ。そう簡単にやれることじゃねえよ」
”運送屋”:「……」
”運送屋”:すっと頭を下げる。
”運送屋”:「アンタらのお陰で助かった。礼を言う」
阿嘉橋コウ:「……あの」少し慌てた顔で。「あの、えっと……そうだなあ」
麒麟児 恭介:「よせよ。それを言い出したら、最初に助けられたのは俺たちの方なんだ」
麒麟児 恭介:「だから、余計な貸し借りはナシだぜ」
”運送屋”:「どうせなら俺は」
”運送屋”:「貸し作って、何とか逃がして欲しかったけどな!」
阿嘉橋コウ:「それは無理ですよう」
”運送屋”:「ケチんじゃねーよ!な!今からでもなんとかなんねえか?」
”運送屋”:「お願い!お願い!おーねがい!!」
阿嘉橋コウ:「……報告書は少し頑張って書きますけど、ズルはだめ!」
麒麟児 恭介:「それを言うならこっちもよお、恩を感じて大人しくUGNに捕まって欲しいとこっスけどねえ!」
”運送屋”:「ぐ……ああいえばこういうガキどもめ」
”運送屋”:「ま、しゃーねーか……こいつも年貢の納め時だ」
”運送屋”:「どこに送られるかはわかんねーけど、それなりにやってくからよ」
”運送屋”:「俺なりのフツーでな」
”運送屋”:にっと笑って。
阿嘉橋コウ:「”運送屋”さん。あの……さっき、一人は気楽って言ってましたよね」
”運送屋”:「ん?ああ、まあな」
”運送屋”:「それがなんだよ」
阿嘉橋コウ:「僕の昔の先生は、崩落戦の時に人を庇って亡くなりました」
阿嘉橋コウ:「でも、今も僕と一緒にいてくれるんだそうです」心臓の辺りをとんと叩く。
”運送屋”:「……」
阿嘉橋コウ:「それを教えてくれたのが、姫で……”運送屋”さんと最初に会った時にいた子」
阿嘉橋コウ:「それで今回麒麟児くんと追っかけて、”運送屋”さんに助けられて……また助けて」
阿嘉橋コウ:「だから、全部繋がっているんだなあって思いました」
阿嘉橋コウ:「一人と思っても、わりといろんな人が傍にいるんですよ」
阿嘉橋コウ:「僕らもいます」にっこりと笑う。
阿嘉橋コウ:雨塚さんのお父さんは、それを全部自分で斬ってしまったけど。
阿嘉橋コウ:「だから、またお話しましょうね」
阿嘉橋コウ:「”運送屋”さんのフツーの中に、ちょっとだけ僕らがいられたら嬉しいなって思います」
”運送屋”:「……」
”運送屋”:「ち。わかったよ……ああ。」
”運送屋”:「仲良くなりゃあ。次は見逃してもらえるかもな」
”運送屋”:「そいつに期待する」
”運送屋”:「……よろしくな、あー」
”運送屋”:「名前は?」
阿嘉橋コウ:「"アル・ニヤト"阿嘉橋コウです」
麒麟児 恭介:「ま、元気でやんなよ」微笑み返して。「……その調子じゃ、心配する必要はなさそうだけど」
阿嘉橋コウ:「あっ、でも、また何かしたら手加減はしませんよ!」
阿嘉橋コウ:「ねー、麒麟児くん!」
麒麟児 恭介:「そうそう。そこはきっちり区別つける男っスよ。俺らは!」
”運送屋”:「んだとぉ!じゃあバレねーようにやる!どんな手段でも返り咲く!」
”運送屋”:「俺はこの町の”運送屋”だぜ」
”運送屋”:「ってことで」
”運送屋”:「……また会おうな。阿嘉橋、麒麟児。二人とも」
阿嘉橋コウ:「はい」
GM:……君たちは病室を後にして
GM:病院の廊下を歩いていく。
麒麟児 恭介:「いやあ、一時はどうなることかと思ったが」
麒麟児 恭介:「“運送屋”のやつ、すっかり本調子って感じだったし。これでようやく一安心ってとこだな」
阿嘉橋コウ:「良かったねえー」明るい顔になって、とことこと歩いている。
阿嘉橋コウ:「窃盗はどうにかやめてほしいんだけどな……」
麒麟児 恭介:「まったくだ」苦笑いを浮かべて。
麒麟児 恭介:「……さっき、一人が気楽って話をしてたけど」
麒麟児 恭介:「あの雨塚劉算ってやつも、きっとそうだったんだろうな」戦いの際、刀を折られた剣鬼の慟哭を思い出して。
阿嘉橋コウ:「……うん」頷く。「人まで斬っちゃうのは酷いと思うけど……」
阿嘉橋コウ:「でも、雨塚さん……息子さんは生きてたから。一人にはなれなかったね」
阿嘉橋コウ:やっぱり、いろいろなことは繋がって……いつか、返ってくるのかもしれない。
麒麟児 恭介:「ああ」
麒麟児 恭介:「あの雨塚劉算。俺にとっては倒すべき敵だったが」
麒麟児 恭介:「あの人にとっちゃきっと、尊敬すべき父親だったんだろうな。最後まで」
麒麟児 恭介:あるいは最後のあの瞬間。アーティファクトが失われたことで、そうだった頃の父親が、ほんの少しだけでも戻ってきたのかもしれない。
阿嘉橋コウ:「忘れられないもんね。そういうのって」亡くなった先生のことを思い出しながら。
阿嘉橋コウ:「ね、途中で麒麟児くんと、雨塚さんを信用するとか、しないとか話をしたでしょ」
麒麟児 恭介:「ん?ああ、そういやそんな話もしたっけな。……そういや俺、結局あの人のこと疑ったまんまで別れちまったし」
麒麟児 恭介:「そこんとこちょっと罪悪感あるぜ」
阿嘉橋コウ:「あれ多分、どっちが正解とかそういうのは特になかったのかなあって、今思うんだ」
阿嘉橋コウ:「僕らが信用してもしなくても、雨塚さんはお父さんを倒しに行ったと思う」
阿嘉橋コウ:「でも、僕らがそこに一緒にいられたのは、きっと良かったんじゃないかなって」
阿嘉橋コウ:「だから、えっと、悪いなって思うことはないと思うんだけど」少し考える。
阿嘉橋コウ:「雨塚さんは元気だから、これからお話したければできるし。うん。やっぱり良かった」
阿嘉橋コウ:こくこくと一人で首を縦に振る。
麒麟児 恭介:「そうだな。暫くはこの街にいるって話だし、そのうちまた顔合わせることもある、か」
麒麟児 恭介:その言葉に、こちらも笑顔で頷いて返す。
阿嘉橋コウ:「やっぱりさ、麒麟児くん。一緒になんかやるのって、いいね!」顔を見上げ、にっと笑顔を作る。
阿嘉橋コウ:全ての人、全ての場合で話せばわかるとか、そうは思わない。
阿嘉橋コウ:雨塚さんの父親は救えなかった。ジャームはどうしようもない。
阿嘉橋コウ:(それでも、近くにいる人とは、ずっと一緒に、話を続けていたいなあ)そう思った。
麒麟児 恭介:「さて!せっかく第四地区まで来たんだしよ、ちょっと茶でも飲んで帰ろうぜ!」
阿嘉橋コウ:「あっ、お茶ということはお菓子も食べられる!」ぱっと顔を輝かせる。
麒麟児 恭介:「この間、このあたりに意外と美味いケーキ屋があるって話を聞いたんだよ」
阿嘉橋コウ:「ケーキ! すごい! 食べる!」
GM:足音は並んで、遠ざかっていく。
GM:---
GM:ED終了!!
GM:いやー
GM:奇麗なおしまい!
GM:お疲れ様でしたー!
麒麟児 恭介:お疲れ様でしたー!楽しかった!
阿嘉橋コウ:お疲れ様でしたー!
雨塚 劉生:お疲れ様でした!!